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手紙って、いいな。
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投稿日:2019/05/24 |
手紙って、いいですね。
お互い一生懸命に、小さなステキを伝えあおうとしていて、
読む人、聞く人、見る人の心を洗ってくれるような気がします。
水曜日だけ届く手紙です。
返事を重ねるたび、教えてあげたいことがどんどん増えてきて、
最後には溢れるほどのステキが、待っています。
小さな入江と岬の郵便局を舞台に、豊かな四季が彩られます。
うーことうーたの、仲良しぶりがほのぼのと描かれます。
アミイゴ画伯の構成が素晴らしい。
感謝。
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めばえ
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投稿日:2019/05/24 |
未来のミライは、このえほんでは、だあれ?
子どもがはじめて兄になる、姉になるとき、
自分にはわけなどわからない。
親に「お兄ちゃんでしょ」とか「お姉ちゃんでしょ」と言われても。
いつそんな気持ちが湧いて出たものやら、ふしぎ。
そんな小さな、ほぼ記憶に残ってはいないだろう時期の、
子どもの心情を大人が、空想で解説しているように思えてならない。
「くんちゃんは だあれ?」そう語りかけるのは、
誰でもない、誰もわからないのだから。
少なくとも、家庭を考える機会をいただき
感謝。
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シュールで痛快
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投稿日:2019/05/22 |
贅沢な食事家の主人公と
一人の不思議なセールスマンと
おーきなおーきな、普通じゃないそら豆のお話。
おーきなおーきなそら豆をスープにして食べた。
と、足が左だけなんと勝手に、伸びていく、どんどんにょきにょき。
おーい、どこ行くんだー?
森抜け、他所の家のダイニング抜け、橋を渡って街中へ・・・。
( 英語版ですが、「ま、いいっか」の私にも十分楽しめます )
( 巻末にお助け訳文掲載アリ、ご安心ください )
とてもシュールで奇天烈で、お腹を抱えて笑えます。
そら豆嫌いにならないかなぁ、お祈りするばかりです。
感謝。
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鳥のさえずりが、聞こえる。
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投稿日:2019/05/21 |
木々が美しく、生き物が丁寧に描かれています。
人々のくらし、森に包まれ、豊かな自然とともに生きる清々しさが
ページいっぱいに広がります。
小鳥のさえずりが美しい森に、可愛らしい色の巣箱が点々と
散りばめられた光景は目にも楽しく、夢の世界のようです。
糞害で悲惨なほど真白に変貌した森の一角も、
巣箱の力を借りれば、元の美しい姿に戻るのでしょうか。
わかりません、人が自然に介入するのです、慎重は必要でしょう。
全てがこの絵本のようになれば幸いです。
知恵を絞って、森と鳥、虫と木々、人間と環境、みんなが綺麗に
さえずることができれば、いいなぁ。
チチチ(感謝)
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毎日、ありがとうね。
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投稿日:2019/05/21 |
私の叔母は、インスタントやテレビの流行食品をよく言いませんでした。人間は栄養が大事!調理済みなんて問題外だと。でも台所で祖母とよく口論して、料理を途中で放る癖もありました。
祖母の時代、電子レンジや冷蔵庫、炊飯器などあろうはずはなく、毎日毎日、鍋しゃもじ、包丁まな板、お竃さんを大切に、大家族の食卓を淡々と繰り返すだけで精一杯。しかしそれが、知識の大きい叔母の癇に障っていたのでしょう。二人とも、正しいのにね。
爽やかな現代風のイラストの食器やお箸、調理具たち、
中でも年季入りの包丁さんが先頭で繰り広げる、カップ麺らとのいざこざは、まるで私の祖母と叔母の口論を見るようでした。
違っていたのは、便利になって、明るく楽しくお料理できる環境がそこにある一方で、くらしの負担と偏りが別のところに生まれている現実です。カップ麺さん、助けてくれて、ありがとう。
洗い物するだけじゃなく、料理で手伝えるようにならないとなぁ。
包丁さん、手ほどきよろしく。
感謝。
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飛べ、あかい鶴!
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投稿日:2019/05/21 |
表紙の物憂げな少女に誘われ、ページを繰った。
広島平和記念公園の、折鶴を掲げる像のモデルと知る。
中学の修学に訪れ、その目に留めた碑文は、忘れられない。
悲しいはなし、胸がつまる本当にあったはなし。
悲しみが世界をつなぐなど、あってはならないのに、虚しい。
人のいのちの尊厳、抱えきれないほど重いものを、
こんな小さな赤い折り鶴が運ぶなんて、考えるだけで切ない。
赤い紙が、特効薬の包み紙だと知って、また泣いてしまった。
死してまだ希望を届け続ける彼女に、心より敬意を払いたい。
みなさんにも、どうか読んで知っていただきたい。
感謝。
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しゃこうせい
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投稿日:2019/05/21 |
虫あお・あか・き=(いとこ)と、虫クロ=よそ者意地悪のお話。
仲間社会の社交性をどう保つか、仲間会議の結果は・・・。
意地悪は世界共通のウンザリだけれど、
もっと興醒めするのは、一撃天罰の終わりめでたし。
どこか正義の暴力という得体の知れぬモノが、あるらしい。
あのゴーリー画伯がカラー挿絵でご乱心だ。
いやいや、体制然とした世の矛盾に一投する石こそが
このあお・あか・きと、クロなのだろう。
いや・・・、そんなはしたない杓子定規は、失礼だろう。
ゴーリー画伯特別限定カラー絵本、かも知れない。
貴重な遭遇に、感謝。
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カレーで子どもを泣かせるな。
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投稿日:2019/05/21 |
これは泣くよ、子ども。
大好きなカレーにお仕置きを受けるなんて、泣くね。
大好きなのに、カレー地獄トラウマで、泣きます。
「この大バカものがー!!」と、怒鳴るから自業自得になるのです。
地獄の閻魔さまだって、目がないんだよ、カレーにはね。
このカレー地獄、
もし面白いなぁと思えば、好き嫌いお仕置き失敗。
もし怖いよ、うぇーんと泣けば、恫喝のいじめ。
さぁ、あなたはどっち?
美味しいカレーに、感謝、感謝。
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ウロウロの、う。
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投稿日:2019/05/20 |
タイトルは、本の要。
この冴え渡る表紙を創っているのは、翻訳者の卓越だ。
うろん:胡乱。
うさん臭いの「う」、うろつくの「う」である。
舞台じみた登場人物の姿と、時代じみた言葉の掲示。
時は1957年、幕開けから客席に座った気分にさせてくれる。
「うろんな客」をさぁ、とくとご覧あれ、というゴーリーのあの
見世物小屋的性分が淡々と表現されている。
しかしどうもその小屋が、ナゾ解きか?と知れると、笑みが漏れる。
害のない内容だ、けれどどこまでも黒く描き込まれた絵。
その不安定がいつものゴーリーな空気を作り出している。
どうしても自らを省みる・・・、彼の術にはまり込む、
感謝も忘れて。
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翻訳カルタ
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投稿日:2019/05/20 |
「む」がむちゅう、なにもかも、かきとめる。
原本のことば、原本イメージ、そして新しく生みだす「翻訳本」。
均衡はどうやって保っているのかなぁ。
正直、和英併記だからわからなくなった。
これはカルタなの? 少々力み過ぎの感を覚える。
もともと題名「華々しき鼻血」の奇妙な表現に惹かれたが、
奇天烈ゴーリーさん、修飾語で遊ぶなら、
語彙はもっと、気楽であってほしいなぁ、和字共々。
ややこしいシステムが好きな人には、たまらないらしい。
私には、叶わなかった。
降参。
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