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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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自信を持っておすすめしたい 星になった、ABC。  投稿日:2019/05/19
ギャシュリークラムのちびっ子たち
ギャシュリークラムのちびっ子たち 作: エドワード・ゴーリー
絵: 柴田 元幸

出版社: 河出書房新社
 モノクロームの細密ペン画に、引きずり込まれる。
あどけない子どもたち、その後ろに立つ髑髏顔の黒傘男。

 ページに紹介される、たった一人の子ども。
ページに淡々と記される、たった1行の文章。
すべては読み手と聞き手/見る者に、委ねられる。

 ABCブックは世の中への、初めの一歩だが、
これほど聖書を抱き寄せ、胸の鼓動震えるABCはない。
耳を塞ぎたくなる残忍な文章は、グリムやペローにだってある。
だがゴーリーのこれは、あまりに現実社会の不条理そのものだ。

 神さま、AもBもCも、みんなZまで、天使になったんだよね。
アーメン。感謝。
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なかなかよいと思う 不幸な子どもは、だれ?  投稿日:2019/05/19
不幸な子供
不幸な子供 作・絵: エドワード・ゴーリー
訳: 柴田 元幸

出版社: 河出書房新社
 1961年出版の絵本だから、まだ日本に自家用車は多くない。
ただ世間の偏見は相当数、あったように記憶している。
いじめも、今に始まったものではない、この中にすら描かれている。

 ゴーリーの、執拗に描き込まれたイラストレーションの線たちが、
まるで声を押し殺しているように思えて、息苦しくなる。
それで、数行の文字が見かねて助けるのだ。

 不幸な子供は、どうして生まれるのだろう?
大人がいけないのだ、世の中ではない。
倫理の倫は仲間だろ? いつ世の中になったのだろう。

 たくさんの疑問を投げかけられ、ヘトヘトになる。
読んで、見て、考えて、ゴーリーの術にはまってしまった。
今の日本が、透けて見える気がする。
感謝。
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なかなかよいと思う ゲラゲラ笑える  投稿日:2019/05/18
オニのきもだめし
オニのきもだめし 作: 岡田 よしたか
出版社: 小学館
 こりゃぁ落語みたいなお噺だなぁ。
 
 ビビりの赤オニさんたち、夜道で出くわすおばけや妖怪に
腰をぬかしそうになりながら、一言二言ことばを交わす。
「ユウレイどす」「ほれみてみい、こんなんでるやろ!」やら
「まいどぅ、ガイコツだす」「またでた、またでた、でよったがなぁ」やら
「うごいた、うごいたぁ、はかいしが、いごいたでぇ」・・・。
関西人の、この繰り返しのニュアンス、笑えます(クックック)。

 転げるように我が村に戻ったのに、仲間にボソッと言われます、
「だれや、きみたち」・・・?
ヒェーー!!というオチが、そこで待っていましたよ。

 関西弁、やっぱりいいワぁ、面白いワぁ。
岡田師匠、最高ですやん。
感謝でっせ、おおきに。
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自信を持っておすすめしたい Oh  投稿日:2019/05/17
英日CD付2ヶ国語絵本 かさじぞう The March of the Jizo
英日CD付2ヶ国語絵本 かさじぞう The March of the Jizo 作: 中村 とも子 鈴木 小百合
絵: 本多 豊國

出版社: ラボ教育センター
 かさじぞうの英語タイトル、面白いですね。
Oh when the Saints go marching in を思い出しました。
 
 何ともまろやかで、あたたかい日本の方言と、
Oh dear Jizo dear Jizo や so please be patient.
Wood wood wood for sale! や Did I do a bad thing? などなど、
心にスーッと届く英語の表現が、物語をより明快にしてくれます。
 
 じぞう様が歌いながら、Heave hive ho! なんて
プレゼントいっぱい運ぶ、サンタクロースみたいだなぁ。

 しみじみとする日本昔話と、ハッピーメリーなお話と、
二倍にも楽しめる 「かさじぞう」 でした。

感謝、感謝、Jingle jangle jeez-oh my!
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自信を持っておすすめしたい じっと、手を見つめる  投稿日:2019/05/17
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに 作: 新美 南吉
絵: どい かや

出版社: あすなろ書房
 「ほんとうに人間は、いいものかしら」
母きつねの最後の台詞、記憶の奥底から蘇りました。
心に、いつまでも深くつきささっていたようです。

 初めてのおつかいですら、母子の心情はいかばかりか。
ましてや人間と野生の動物との心情など、とてもとてもはかれない。

 小さな子ぎつねの手、母の握らせてくれた本物の銅貨、
律儀で誠実な帽子職人の心もち、子守をやさしく歌う母の声・・・。
何から何まで、幸せな時間が漂う白銀の情景にあって、
母きつねのその言葉は二度、繰り返されるのです。

 小学4年生だったか、子ぎつね役で学芸会に立った私です。
今でもこうやって自分を省みるのは、どうしてなんでしょう、
この作品に触れたからこその、ご褒美でしょうか。

 どい画伯に、ありがとう。
新美南吉先生に改めて、感謝。
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ふつうだと思う 盗みはいかん!  投稿日:2019/05/15
しょくパンにんじゃ
しょくパンにんじゃ 作: 苅田 澄子
絵: モカ子

出版社: PHP研究所
 最後はめでたし、めでたし、だったけれど、
人の、いやパン村のトースターを盗むというはなしは、いかん。
正直に白状したのだろうけれど、本人は殿様で強盗ではない。
そこにその言葉が必要だったのだろうか。

 えほんだからこそ、自由に想像できる。
しょくパンにんじゃは面白い、ステキなキャラクターだ。
だからこそ、言葉の宝の山からもっと、探り出して欲しかったなぁ。

感謝、感謝の、ドロン!
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なかなかよいと思う かるいなー  投稿日:2019/05/15
いちにちじごく
いちにちじごく 作: ふくべ あきひろ
絵: かわしまななえ

出版社: PHP研究所
 鼻くそほじりながら登場かい、おい(失敬な小僧だ)。
ワンデイ・地獄・トライアルツアーの始まり始まり(ぱちぱちぱち)。
かるーくても、地獄ですから、はい、
一日でも十分すぎるくらい、長いと思いますゎ。

 ありゃりゃぁ、人間の業は、ふかーーーーいですなぁ、
ページの前と後の、このギャップといったら
人間のウラ・オモテ、そのまんまじゃぁないですか。

 生まれてから、あの世に旅立つまで、
私たちは誰かにじーーーっと、見られているのです。
そう、おわりがあればそれだけで、極楽、ですゎ。

 六根清浄、感謝、感謝。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う みんなで妄想  投稿日:2019/05/15
おいしそうなしろくま
おいしそうなしろくま 作・絵: 柴田 ケイコ
出版社: PHP研究所
 ごはんに埋もれ、汁に浸し、たまご焼きにくるまれ、シャリに乗る。
まるで瞑想に落ちたお釈迦さまのようだ。

 しろくまくんの妄想なのか、画伯の妄想なのか。
いえいえ、家族みんなで妄想しましょ。
美味しい定番献立ちょっと鼻につくけど、
家族みんなでいただくと、美味しいものねぇ。

 みなさん、いただきます、ありがとう。
感謝。
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ふつうだと思う 大切なものがつまってる  投稿日:2019/05/15
すっぱりめがね
すっぱりめがね 作: 藤村 賢志
出版社: 教育画劇
 「すっぱり」っていう響きがいいなぁ、興味深くて。
何でもそのなかが、スッキリ・スパッと・くっきり見えちゃうメガネ。
子どもの頃の、分解したくなっちゃう癖、ふと思い出してしまった。
一つバラバラにすると、また別のもバラしたくなるんだ。

 急須と湯のみ、面白いねぇ、お茶が入ってるもの。
ラーメンもほら、こぼれないぞ。
どんどん精密な機械を目にするにつれ、
あぁ、大事なところを今、見ているんだなぁって気づく。
家族の住む住まいに、見えるかなぁ、大切なもの。

 興味半分でページを繰り始めたのに、
まんまと藤村画伯の術に、かかってしまったようだ。

 お見事!感謝です。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 困ったなぁ  投稿日:2019/05/15
100円たんけん
100円たんけん 文: 中川 ひろたか
絵: 岡本 よしろう

出版社: くもん出版
 くらしに必要なモノ・コトを、金銭に置き換えて考えることは、
この世の中を生きていく以上避けて通れない、大切な学習です。
100円を天秤の片側に乗せ、もう片側にモノ・コトを置いて、
目に見えない経済のバランスを知る、という知識のはなしです。

 ただ何となく100円、お金基準の探検が切なく思えたのです、
コンビニやスーパーが町中に溢れる世の中、
店主と掛け合って支え合える商店が減りゆく世の中だから。

 悲しいかな、100円玉は食べられません。
100円玉には花、咲きません。
100円玉でどれほどの夢や希望と、交換できるのでしょう。
母に贈るバラ1本、見えない価値の大きなこと。

 感謝。
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