新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う 音色が見えました  投稿日:2011/11/26
おんがくねずみ ジェラルディン
おんがくねずみ ジェラルディン 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
この話の中で一番、私が気に入ったところは、ジェラルディンが生まれて初めて音楽を
聞いた時のところで、

 おとはますますはっきりし、ふしがつき、やがてみえない きんとぎんのいとの
 ように くうちゅうをただよった。

と言う箇所です。

“みえないきんとぎんのいとのように”なんて、なんて綺麗な表現でしょう! 
そして、その言葉にぴったりのレオ・レオニの挿絵が、音符のマークなんて安直なものを
使わなくても、その何本かの柔らかい線で音楽だと感じさせられ、更にそのフルートの
音色すら読み手の心の中に聞こえてくるような感じがすごいと思いました。

この話の結末をみて、音楽とは体得するものなんだなと、それを妙に言い当てている
ところが笑えました。とても不思議な話ですが、とても神秘的で、心に残る話でした。
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なかなかよいと思う 自分がないと悩んでいる人に  投稿日:2011/11/25
じぶんだけの いろ
じぶんだけの いろ 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
レオ・レオニの絵本って、読めば読むほど、本当は子供に描いたのではなくて、大人の
為に描いたんじゃないかなと思ってしまいます。ひいては、レオ・レオニ自身が自分の
人生をふりかえっているのでは?と思ってしまいます。この話もそうでした。

この“色”が含んでいる意味は漠然としているのにとても深くて、その1つには、
“個”がありそうですよね。個がなくて、いつも人や状況にあわせてばかりの人は、
本当はこのカメレオンの様に悩んでいるのかもしれませんね。でも、その個がない
ところが、その人の“色”なんですね。それならば、そういう似た人を探せば孤独
じゃない!  なるほど.... 深いですよね。

そして、また、“色”が表している物の中には“帰属するもの”もあるかなと感じます。
レオ・レオニ自身では、やはりユダヤ系(流浪の民)であることが、このような話を
描かせるのではないかと感じてしまうのは、私だけでしょうか..
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なかなかよいと思う 題名に惹きつけられて  投稿日:2011/11/11
でたぞ!かいじゅうでんとう
でたぞ!かいじゅうでんとう 作: 木村 裕一
絵: 飯野 和好

出版社: あかね書房
題名を見た時に、ウチの息子も懐中電灯を“かいじゅうでんとう”と言い間違えていて、
「“かいじゅう”じゃないよ。“かいちゅう”だよ」とつい最近言ったことを思い出し、
思わず手にとってしまいました。

そして、まさに懐中電灯をつけると“怪獣”、それも結構気のいい怪獣が出てくるなんて、
ベタだけれど子供が喜びそうと思い、図書館から借りてきました。読んでみると、予想
通りのくいつきでした。

そして、主人公の男の子のお母さんが指図ばかりで、やり終わっても御礼もねぎらいもない
ことに対する不満。だけど、それをじっと言わずに胸にためている男の子が絵本『おこだて
ませんように』の男の子を大きくしたみたいな感じで、息子にはきっと、そうそう、
「お母さんってこんな感じだよね」と同意しただろうし、私は逆に背筋を正されたような
感じがしました..... ちょっぴり反省です。

きっと、この怪獣は男の子に自信を持たせるために出てきたのかな?
男の子の微妙な気持ちがよく描かれていて、面白い話でした。
是非、読んでみてください。
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なかなかよいと思う ページをめくるたびに楽しい! オチも素敵です。  投稿日:2011/11/09
ハンダのびっくりプレゼント
ハンダのびっくりプレゼント 作・絵: アイリーン・ブラウン
訳: 福本 友美子

出版社: 光村教育図書
息子が学校から借りて帰ってきました。表紙を見た時、え? どうして絵本かなぁ...
と正直思ったのですが、本を開いて納得。

それは、なんと言っても、文章が短い! しかも、内容が、主人公が気付かないうちに
運んでいる物が変わっているという『どうぞのいす』に似た感じの、2歳くらいの子に
も、ページをめくるたびにケラケラ笑える楽しいものだったからです。

息子が読み聞かせてくれました。オチもなかなか素敵です! 
フルーツもとても美味しそうですし、是非、読んでみてください。お薦めです。
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なかなかよいと思う インド旅行に行く前にお薦めです!  投稿日:2011/11/07
おひさまを ほしがった ハヌマン インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より
おひさまを ほしがった ハヌマン  インドの大昔の物語「ラーマーヤナ」より 作・絵: A.ラマチャンドラン
訳: 松居 直

出版社: 福音館書店
インド(ヒンズー教)の神々も日本の八百万の神々に匹敵するほど、
沢山いるので、今から20年以上前にインド・ネパールの放浪の旅に
はまっていた私にとっては、正直なところ、何が何だかさっぱり分り
ませんでした。

でも、この絵本をたまたま手にとって、とてもなつかしい見たことの
ある絵に思わずページをめくりました。まさに、インド現地の配色、
そして図柄でした。そして、やはり絵がインド人によるものだったの
ですね!

あんだけ神様の名前が覚えられなかったダメダメな私でも、サルの顔
をしたハヌマンはその奇抜な発想から覚えましたが、そのハヌマンに
は、こんな秘話があったとは! 分りやすくて、とても親しみが湧きま
した。何十年ぶりに、またザックをしょって旅をしたくなりました。

インド旅行に行く前の予備知識として、そして、インドってどんな
ところなんだろうと思いをはせている人に、とてもお薦めの1冊です。
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なかなかよいと思う 共感  投稿日:2011/11/07
あのね、わたしのたからものはね
あのね、わたしのたからものはね 作: ユードリイ
絵: ルミ
訳: 川合知子

出版社: 偕成社
今、1年生の息子も国語の時間に、「ぼくのたからものは」という発表の時間が
あったそうです。その為か、とても、ストーリーに共感したようでした。
また、息子のクラスメートの中にも、主人公のメアリィ・ジョーみたいに
なかなか話せなかった子がいたみたいで、じっと本の話を聞きながら応援して
いるようでした。

日本人の描いた幼年童話より絵が少なめですが、とても可愛らしい話でした。
是非、読んでみてください。お薦めです。
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ふつうだと思う 放浪の民のジプシー  投稿日:2011/11/07
なんでも見える鏡―ジプシーの昔話
なんでも見える鏡―ジプシーの昔話 再話: フィツォフスキ
画: スズキ コージ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
かくれんぼの好きなお姫様という設定が面白いです。
放浪の民であるジプシーにとって、こんな風に王様になることが
夢だったんでしょうね。そんなことを感じた昔話でした。

また、白雪姫に出てくるような居場所の見える鏡という概念が、
ヨーロッパには昔から流布していたのかな? 興味深いです。
スズキコージさんの独特な絵がよい味を出していると思いました。
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なかなかよいと思う はじめての気持ち  投稿日:2011/10/31
ボリボン
ボリボン 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: みやこうせい

出版社: 福音館書店
壊し屋の男の子ガビが、はじめておもちゃに対して愛おしさを感じる話です。
挿絵に、使用前使用後みたいに対照的に描かれているところが2箇所あり、
とても面白みを出していると思います。
大好きなぬいぐるみが出来て、よかったね、ガビ。
小さなお子さんにお薦めです。
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なかなかよいと思う スカーンと元気な男の子  投稿日:2011/10/31
ぼくはちいさなしょうぼうし
ぼくはちいさなしょうぼうし 作・絵: 福田 岩緒
出版社: 文研出版
福田岩緒さんの“どこまでもスカーンと元気な男の子”の話です。読んでいて、男の子
って可愛いなぁと本当に思ってしまう絵本でした。そして、こちらまで元気がもらえます。

消防団だったおじいちゃんに憧れて、てっちゃんはお母さんの手製の消防団のはっぴを
着て、戦隊モノのヘルメットと長靴を着用。じょうろを片手に持ち、反対側には、ネコに
リードをつけて、今日も、幼稚園から帰ってくると見回りに出かけます。

そのいでたちだけでも、笑えます。本当にこんな子に出くわしたら、思わず噴出してしまい
ますよね。それを誤魔化すのに必死になりそうです(笑)

そして、主人公のてっちゃんは、ちゃんと良い子の約束を守りながら大奮闘するのです。
途中で2度事件が起きるのですが、福田さんは実に上手いなぁ。元気一杯な等身大
の男の子を描かせたら天下一品だなと思います。
とてもお薦めです。特に幼稚園の年中さんから小学校低学年に良いかな。

また、同じ福田さんの作品『おつかいしんかんせん』も、とびっきり元気な男の子
が主人公で、これまた、ゲラゲラ笑えて、男の子って可愛いなと思える本です。
是非、こちらもお薦めです。読んでみて下さい。
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なかなかよいと思う 一種のクリスマスの本としてもお薦めです。  投稿日:2011/10/18
つきよのぼうけん
つきよのぼうけん 作: エインゲルダ・アーディゾーニ
絵: エドワード・アーディゾーニ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
題名と表紙の絵に、なんだかワクワクしそう!と思って、図書館から借りてきました。
正直なところ、一度読み終わった後は、あの手に取った時のワクワク感はなく、
あら?と思ったのですが、何日か経ってもう一度読んでみると、最初に読み取れていな
かった箇所とかを発見して、なかなかよく考えられた話なんだなと気付きました。

前半の汽車にまたがって町を通り抜ける3人のところは、とてもワクワクしました。
そして、最後の女の子との出会いは、さすがクリスマスシーズン。全てのものの上に
恵みがあるということかな?

何度か読むと印象の変わる絵本でした。一度よりも二度、二度よりも三度、読んだ方が
感じることが多い本だなと思います。
参考になりました。 1人

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