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モンポケおふろえほん ピカチュウとあそぼ

モンポケおふろえほん ピカチュウとあそぼ(小学館集英社プロダクション)

ピカチュウといっしょに、おふろであそぼ! ポケモン公式ベビーブランド「モンポケ」から、はじめてのおふろ絵本が登場!

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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あまりおすすめしない ちょっと訳が....  投稿日:2011/12/05
チコときんいろのつばさ
チコときんいろのつばさ 作・絵: レオ・レオニ
訳: さくま ゆみこ

出版社: あすなろ書房
正直に書きます。ずっと話を読んできて、最後のチコの独白

 つばさのいろはかわったけれど、こころのなかはかえられない。
 かんじることや かんがえることは、みんなそれぞれちがうはず。
 おもいでだって 見る夢だってちがうんだもの。

が、まったく意味が分らないので、頭の中が???マークでいっぱいになりました。
そして、何日かその状態で過ごしていたのですが、やっぱり、こなせないので原本を
図書館から借りてみました。そして、その部分はこのように書かれていました。

”Now my wings are black” I thought ”and yet I am not like my friends.
 We are all different. Each for his own memories and his own invisible
 golden dreams.”

これは私の勝手な主観ですが、翻訳者のさくまゆみこさんが言葉を補っているので、
残念ながら、わかりづらくなってしまっていると感じました。

英文を読んで、この話は、見掛けの変化を通して、チコが自分自身とは何かを認識した
話なんだと分って、すっと心に入ってきました。

つまり、みかけが同じであろうと、ひとそれぞれが経験してきたことや、これからの
未来に抱く希望や夢やらが違うのだから、私達は誰も同じではない。自分は自分である
ということを伝えてくれている話だと思いました。

あすなろ書房さんから出版されたこの絵本は、私が図書館で借りた英語の絵本より、
ずっと紙の質がよくて、つるつるしている紙なので、レオ・レオニの絵がとても映えて
見えました。特に、願いを叶えてくれる鳥のページがとても美しくて圧巻でした。

そして、レオ・レオニの作品の中では珍しく? インド的な感じなのも、とても気に
入りました。話としては、とてもよい話だと思います。
その分、他のレオ・レオニの作品もテーマが確かに深すぎてモヤモヤ感が残ることが
ありますが、この作品は、別の意味での分りづらさがとても残念に思えた本でした。
参考になりました。 3人

ふつうだと思う 参加型読み聞かせに向いていますね!  投稿日:2011/12/04
へび のみこんだ なに のみこんだ?
へび のみこんだ なに のみこんだ? 作: tupera tupera
出版社: えほんの杜
3・4歳くらいの子に適した本だなと思いました。
まるで陰当てみたいで、しかも、「XXだからのみこんだ」と理由が
ヒントになっているのが面白いです。

なかでも「うるさいからのみこんだ」のが“にわとり”なのと、
「きもちわるいからのみこんだ」という理由がツボにはまりました。
そして、その正体のタコの色がとてもキレイで、気持ち悪いとの
ギャップが面白いなぁ。
1つ1つの理由がとってもかわいいのが気に入りました。

読者参加型の読み聞かせにとても適していると思います。

それにしても、山をのみこむというより山脈をのみこんで、
最後には太陽とは、とてもスケールが大きくて、このヘビって一体
どんだけ大きいのよ?! と思いました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 本来の子供像  投稿日:2011/12/04
いやいやえん
いやいやえん 作: 中川 李枝子
絵: 大村 百合子

出版社: 福音館書店
かれこれ35年以上昔から実家の本棚にあって、その真っ赤な背表紙と不思議な
題名がとても印象的だった本でした。でも、当時の私は本を読むのが大嫌いと
いうか面倒くさくて、この本を開くことは一度もないまま月日が流れました。

そして、息子が年中になった時に本屋に積まれているこの本を見て、初めて手に
とってみたら、当時の息子と本の中の主人公のしげるがとても共通点があって、
とても惹きつけられ購入しました。当の息子も“しげるちゃん”に首っ丈な状態
でした。

ここまでやりたい放題な男の子って、今はもういなくなってしまった気がします。
今の時代には問題児扱いになってしまうことでしょう。でも、この本の中には
それがこどもなのよという優しいまなざしが感じられ、時にはそういうこどもへ
の戒めもユーモアに描かれているところが、この本の醍醐味だなと思いました。

作者の中川李枝子さんは元保育士で、しげるちゃんのモチーフになった子が実存
すると聞いて、妙に納得した本でした。

ちなみに、私の好きな話は冒頭の「ちゅうりっぷほいくえん」と「やまのぼり」
で、息子は「やまのこぐちゃん」が好きだったそうです。

是非、お子さんに読んであげてください。やっぱり名作です。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 雑踏  投稿日:2011/12/03
きずついたつばさをなおすには
きずついたつばさをなおすには 作・絵: ボブ・グラハム
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
この話は、都会に住んでいて雑踏の冷たさみたいなものを知っている人じゃないと
描けない話だなと思いました。

あまりに磨かれていて、間違ってガラス張りの高層ビルにぶつかって怪我をして落下
してきた鳩に気付く人は雑踏の中にいません。もしくは気付いても立ち止まらないの
かもしれません。そんな中、一番幼いだろうウィルだけが気付くのです。
そして家に連れて帰り、両親と一緒に心のこもった手当てをしてあげ、また発見した
場所に連れていき、空へとかえしてあげる話です。

鳩の話でしたが、都会で傷ついた人の話にも置き換えられると思いました。
文が少ない分、自分で絵を見てストーリーを考えさせられるので、色々な取り方が
出来ることだと思います。

まったくどうでもいいことなんですが、鳩の糞が建物の上や像の肩の上など色々な
ところにしっかりと描かれている細かさやウィッティさにも感心してしまいました。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う スケールの大きい話でした  投稿日:2011/12/01
おおきなかしの木
おおきなかしの木 作: エリザベス・ローズ
絵: ジェラルド・ローズ
訳: ふしみみさを

出版社: 岩波書店
私は何故か木(樹)の絵本が好きなので、この本も図書館で見つけて借りて帰ってきました。
古人の言葉、“大海の水も一滴から”とか“森羅万象、諸行無常”とかそんな言葉を感じ
させられる本でした。

リスが落とした1粒のどんぐりが芽を出して、何年・何十年・何百年もの歳月をかけて成長
していく。その傍らで、色々な生きものの営みがあり、段々と人間にスポットがあてられ、
人間の繁栄や愚行をじっとみつめてきた“かし”。 その“かし”も最後には、落雷で燃え
枯れてしまう...
でも、また、“始まり”が始まるかのように、どんぐりをくわえたリスが登場したところで
終わるこの話に、ただただ悠久の時の流れを感じるばかりでした。

次の何年・何十年・何百年の間にも人間は愚行と繁栄を繰り返してしまうのかな...

ページいっぱいに濃い色で描かれた絵がとても印象的な絵本でした。息子もその不思議な
魅力を感じたようでした。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ギャグのようだけれど  投稿日:2011/12/01
おきゃく、おことわり?
おきゃく、おことわり? 文: ボニー・ベッカー
絵: ケイディ ・マクドナルド ・デントン
訳: 横山 和江

出版社: 岩崎書店
子供は何度も何度もしつこく現れるネズミに大笑いですが、親は、その反面、ちょっと
ドキっとするかもと思いました。

冒頭のページで、
 クマのいえをたずねるものは、だれもいません。
 ながいあいだ おきゃくがこなかったので、クマもおきゃくなんて
 すきじゃないとおもいました。
 それで、げんかんに こんなはりがみをはりました。
 おきゃく おことわり

誰からも振り返られることがことがないと、自分の殻にこもってしまって意固地になって
しまうことって、ありますよね... 特に今の世の中では... ネズミはクマにとっての救世主。
何度も何度も諦めずに、関わりあってくれてよかったね、クマくん!

面白さの中にある作者のメッセージが素敵な絵本でした。
このクマとネズミの仁義なき戦い?がいつまで続くのだろうと、ページをめくるのにドキドキ
する、そんな楽しさのある、本当に読み聞かせに向いている絵本だと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 帰属意識  投稿日:2011/12/01
ペツェッティーノ
ペツェッティーノ 作: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
やっぱり最初に一言、「深い、深すぎる....」

私は、自分で言うのも何なんですが、多分、ラッキーなことに今で言う自己肯定感の高い人
(と言っても何がズバ抜けて出来るとか、容姿がいいとかそういうのは全くないのですが)
みたいで、逆に自分が誰かの部分品だなんて考えたことがなかったので、この本を初めて
読んだ時に声を失ってしまいました。なんで、ペツェッティーノはそんな考えに取り付かれ
れてしまったのだろうかと。

でも、もしかして“部分品”と言う言葉だから違和感を感じたのであって、これを帰属意識と
捉えれば何となく理解できるような気がしました。
働くのが当たり前だった日常から、離職して、そして再就職が上手くいかなかった時、どこかに
属したい!と確かに思いました。
まわりがどんどん結婚していってしまって、自分は恋愛止まりの繰り返し、誰かと結婚できる
のだろうか? と、そう言えば思ったなぁ。 

そんな帰属意識は、たしかに感じたことがあるけれど、じゃあ、レオ・レオニにとっての帰属
意識は何に対してだったのだろう? ・・・・やっぱり、国なのかな? ユダヤ系だからかな?
アメリカに亡命せざるえなかったレオニだからこそ?  そんな考えが浮かんできました。

でも、結局、自分自身が1つの個体であって宇宙である、だから自身(自信)を持てという
ことをメッセージとして教えてくれている本なんだと思いました。
その為に、ペツェッティーノを初めてとして登場するものが全部、色々な色の集合体で輝いて
いるように描かれているのかなと感じました。

正直なところ、深すぎて感想の書きづらい本でした。でも、それがきっとレオ・レオニの魅力
なんだろうと思います。
6歳の息子にも読んであげました。きっと深い意味はとれていないと思うけれど、心のどこかに
なんとなく残って、ペツェッティーノみたいな思いを感じた時に、「そう言えばそんな本を小さ
い時に読んだことがある」と思い出して、この絵本を探し出してくれること願っています。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う たまにはメッセージがないのもいいなぁ。  投稿日:2011/11/30
あそぼうよ
あそぼうよ 作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
レオ・レオニのほかの作品のいくつかにも登場しているネズミたちが、赤ちゃんの読者
の為に登場します。この話の中には、こめれた深〜い意味がないところが安心します(笑)

あ、このかくれんぼのページの草の林はどこかの作品で見たことがあるぞ!とか、
チーズに突進する2匹のねずみのかなり猛烈なダッシュも、ただただ微笑ましいです。

全体的に、布のパターンブックを見ているような感じのする本でした。綺麗な絵本です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う あたたかくて綺麗な絵本でした。  投稿日:2011/11/28
アレクサンダとぜんまいねずみ
アレクサンダとぜんまいねずみ 作・絵: レオ・レオニ
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 好学社
私にとってレオ・レオニの作品は、ストーリーはシンプルなのに、含んでいる意味が
深すぎて、正直なところ、よく熟せないことが多いのですが、この『アレクサンダ
とぜんまいねずみ』ほど、すっと心の中に入ってきて、そして最後に心温まる話は
なかったかもしれません。

本当に陳腐な言い方ですが、いい話だなと思います。
そして、絵本で使われている“柄”がとても素敵なのと、あの印象的な“とかげ”の色
が目を見張ります。“紫色の小石”もとても神秘的で、満月の夜のとかげが願いを
叶えてくれるページがとても素敵でした。ステンドグラスを見ているようでした。
もしかして、あの“とかげ”はあの綺麗な紫色の小石を吸い取ることで、あの素敵な
色を蓄積していったのかな?

自分がアレクサンダだったとしたら、機転が利けば、同じ選択をしたかもしれません。
とかげ、アレクサンダのねがいをかなえてくれて、ありがとう!

こんなちょっと神秘的で心温まる話を、子供に読んであげれてよかったです。
参考になりました。 1人

ふつうだと思う 拾ってみたいな“かいじゅうでんとう”  投稿日:2011/11/28
かいじゅうでんとう
かいじゅうでんとう 作: 木村 裕一
出版社: あかね書房
先に続編にあたるのかな? 『でたぞ! かいじゅうでんとう』を読んで、楽しかった
ので、こちらも図書館で借りてみました。

『でたぞ!』の方では、お母さんや友達にダラ男とレッテルを貼られていた男の子の
内心や活躍が描かれていた話でしたが、こちらは妹思いのお兄ちゃんの話でした。

登場はいつものごとく、いい感じの“かいじゅう”ですが、段々となさけなさがでて
くるところが、いい味を出しています。そして、今回は、本当にかいじゅうでんとう
を拾ったのかな?と、読み終えた後、思った話でした。これは明らかにこの男の子の
成長物語だと思います。

毎回、かいじゅうが出すなぞなぞも結構、おお!と思う問題で、息子も答えを考える
のが楽しいようです。ストーリーも、お兄ちゃんの気持ちに沿った描き方で共感しました。

我が家も一度、拾ってみたいです、この“かいじゅうでんとう”。
さらっと読めるのでお薦めです。
でも、『でたぞ! かいじゅうでんとう』の方から先に読むことをお薦めします。
参考になりました。 1人

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