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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う もうボロボロになってしまった絵本  投稿日:2011/06/03
ピン・ポン・バス
ピン・ポン・バス 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: 偕成社
息子は1〜4歳の頃、バスが大好きでした。1歳半健診での3語の1つが「バス」だった
くらいでしたから!
そんな息子の為に、最初に本屋で見つけたバスの本が『うみへいく ピンポンバス』でした。
そして、その時に『ピンポンバス』と言うこの本があるのを知って、またすぐに買いに行き
ました。我が家では、この『ピンポンバス』は“やまへいく”と勝手に副題をつけていたなぁ!

この絵本で息子が楽しんでいたのは、ページが進むにつれてバスが行き先へと進んでいく中、
殆どのページで、バスがピンポンとバス停に停まって、色々なお客さんが乗ったり下りたり
するところでした。実際のバスと一緒でよかったみたいです。
そして、ピンポンと書かれているところだけを息子に言わせて、ボタンを押すフリをしながら
読んだなぁ。
バスの乗客の中でも色々とストーリーがあって、そこも結構楽しみどころでした。

我が家の『ピンポンバス』は、そんな風に毎日毎日何回も読んでいたのでボロボロになって
しまいました。とても思い出深い本です。
既出の『うみへいく ピンポンバス』もお奨めです。是非、読んでみてください。
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ふつうだと思う おりょりは、たのしいほうがいいもん  投稿日:2011/05/25
ピザパイくんたすけてよ
ピザパイくんたすけてよ 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
小さなおばけシリーズの1冊です。
レストラン ヒバリの屋根裏に住んでいる小さなおばけの男の子アッチは、自分のせいで
お客さんが来なくなったのではないかと心配し、オーナーのなべさんに謝りに行きます。
そして、ひょんなことから料理が得意な自分がコックになると立候補して、お客さんの
呼び込みに行きます。その呼び込みに行ったところが6人兄弟の家でした。
そこで、他のレンストランの方がおいしくて、しかも楽しいと言われ、アッチは思わず、
レストラン ヒバリの料理のおばけピザも楽しいよと言ってしまい、後の祭りに...
レストランに戻ってからずっと考えに考えて(頭を三回、雑巾みたいに絞って考え!)、
夜明け近くに妙案が!  という話です。

今となっては、自分でトッピングしたピザを焼いてもらうのは探せばあると思いますが、
この本が最初に発行された時には斬新なアイディアだったのではないでしょうか。

小さなおばけシリーズで、我が家ではこれが2冊目ですが、やはり読みやすくて
話が楽しくて、幼年童話に移行しようとしている子にとてもお奨めです。

私個人としては、本文最初のページ、
「くいしんぼうの アッチは、てんじょうのあなから おきゃくさんの たべてる ごちそうを
みるのが だいすきです。」
と書いてあるページの、アッチが本当に小さな穴から覗いている絵がとても可愛くて
気に入りました。
このシリーズ、もっともっと読んでみたいと思いました。
みなさんも是非読んでみてください。ハマると思いますよ!
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なかなかよいと思う ぼくは電車の帽子が欲しい!  投稿日:2011/05/22
ミリーのすてきなぼうし
ミリーのすてきなぼうし 作: きたむら さとし
出版社: BL出版
読み終わった感想は「メッセージ性の強い作品だな」。さすがに2010年の課題図書に
なったのが分かるような気がします。これまた息子が先生のお奨めと言って図書室から
借りてきました。

読み始めると、最初に、「ん?『はだかの王様』みたいな話だな」と感じましたが、
最後には、ここまで想像力があふれているミリーってすごいなぁと思いました。

この話でハイセンスだなと思うところは、ミリーが買おうとした羽のついた帽子の値段が
99999円というその滑稽な数字の羅列や、ミリーがお金が全く入っていない財布を見せて、
「このくらいしかないんですが」と言ってしまうところ、そしてその後の店員さんの対応が
実にいいと思いました。そして、何よりもクジャクの帽子のページが圧巻でした。

その場に一緒にいた友人が「この絵本の絵のタッチは外国人が描いたみたいだね」と
言って、確かにと思い、思わず作者:きたむらさとしさんのことを調べてしまいました。
イギリスを拠点にしているんですね。絵にしろ、本に託しているメッセージにしろ、
思わず納得してしまいました。

読み終わった感想を息子に聞くと
「色々な帽子に変わっていくところが面白い。ぼくは電車かポケモンの帽子が欲しい」
だなんて言うものだから、この帽子が実は想像の産物でミリーも他の人も本当は帽子を
かぶっていないことを理解しているんだかどうだか、いまいち分らず、そして、何よりも
私自身が、ミリーが公園で出会った人々の色々の帽子が、それぞれの人が想像した帽子
なのか、それともミリーがその人達にそれぞれ勝手に想像した帽子なのかが判断がつか
ず、最後のメッセージをどう捉えていいのかちょっとモヤモヤとしています。
でも、とても可愛い絵で素敵な話だと思います。是非、読んでみて下さい。
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なかなかよいと思う なんて可愛いんでしょう!  投稿日:2011/05/18
カレーライスはこわいぞ
カレーライスはこわいぞ 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
息子がクラスの女の子のお薦めで図書室から借りてきました。そして、85%くらいを
自力で読み聞かせてくれたのですが、なんて可愛い話でしょう! とても微笑ましい話
でした。薦めてくれた女の子に大感謝です。

おばけのアッチは顔からしても優しすぎて怖いおばけに見られず、ねずみのチとキに馬鹿
にされ悲しくて落ち込んでいたところ、名案を思いつきました。
それは、辛いカレーを食べて怖い顔になること!
本当に毎日毎日どんどん辛くなるカレーを食べ続けて...

という話なのですが、本当に顔が変身していくのが面白いです。
そして、ものすごく辛いカレーの日のページが真っ黄色なのがすごい!
うわ〜、辛そうと笑いながら感じてしまいます。

ページ数は若干ありますが、字がとても大きいので幼年童話へ移行しようとしている
お子さん向きです。そして、話も始終一貫として間延びしたところがなくて、どんどん
面白みがましていく展開なので本当に面白いですよ。お薦めです。是非読んでみて
ください!

息子の借りてきた本はP.3〜5までが抜けていたのがとても残念でしたが(泣)...
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自信を持っておすすめしたい 歯が抜ける話で1番かも!  投稿日:2011/05/12
もうすぐぬけそうぐらぐらのは
もうすぐぬけそうぐらぐらのは 作・絵: ディーシュルマン
訳: 山脇 恭

出版社: フレーベル館
ママ友との待ち合わせで時間つぶしに本屋の絵本コーナーにいた時に目に入った本でした。
ちょうど息子が初めての歯が抜けたばかりだったからでしょうか、読んでみて、
とても惹きつけられて、息子本人にも読ませたいと思って図書館で借りました。

ケイティは前歯がやっとぐらぐらし始めて、とっても嬉しくなりました。
というのも、ケイティ以外はみんなクラスで歯が少なくとも1本は抜けていたから..
とうとう自分も抜けるかと思うと嬉しくて嬉しくて... これでみんなに自慢されなく
てもいいし、とうとう、“はのようせい”があたしのところにもくる!と大喜び。
それで始終、ベロの先でぐらぐらの歯を押したり、手で触ったりして、しまいには血が
出てしまいます。そのまま放っておくように言われ、給食を食べていると、なんと
悲劇が! という話です。

なんだか絵がごちゃごちゃ、ドタバタしていて忙しい絵本だなぁが最初の印象でしたが、
ページが進むごとにとても惹きつけられます。というのも、ケイティの自分だけ
歯が一本も抜けていないという、もう悲しみにも似たような気持ちがとてもよく
伝わってくるし、しかもそれとは反比例して読み手には笑いを誘うように描いて
あるからです。

実はウチの息子も幼稚園の年長さんの時に同じことがありました。同じ場所が抜けた!
と楽しそうに下駄箱で話していたクラスの子に、「邪魔だからどいて!うるさいなぁ!」
って大声で言ったことが... 悔しかったんでしょうね。
親の私は、おいおいおい! そこまで言うか?!って冷や汗でしたが。

そして何と言っても、給食で歯を飲み込んでしまって、もう“はのようせい”が
自分のところに来なくなったと落ち込んだケイティに対する先生の対応が、

これまたすごくいいんです! 

子供の気持ちに寄り添った先生って正にこういう先生なんでしょうね。
そして、ケイティが粘土で歯を作っている間に、他の子達に“はのようせい”の絵を
描かせるなんて、これまたすごい上手いなぁと、作り話ながらとてもよい指導方法に
感心します。最初に本を手に取った時にはよく分からなかったのですが、表紙の内側に
並んでいるたくさんの絵が、彼らの力作の“はのようせい”で、どの子の絵もとても
興味深いです。

最初の印象のごちゃごちゃ・バタバタも、読んでいる間に、子供達の活気という
リアルな学校の空間を表現しているように思えてきて、逆に効果的だと感じました。

そして抜けた歯に関して、日本とは慣習が違いますが、なんだか夢があっていいなぁと
思います。息子には人一倍、ケイティの気持ちが分ったようで、ケイティの度重なる
“この世の終わり”に笑いながら、とても心に残った絵本のようでした。

歯が抜けない!と悩んでいるお子さんに、とてもお奨めです。
そして、歯が抜けたお子さんにもいいかも。
とにかく微笑ましい話です。是非、読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい めろめろ  投稿日:2011/05/05
たまごねえちゃん
たまごねえちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
パパと娘の相思相愛さを絶妙に、またコミカルに描いてあって、やっぱり、
あきやまただしさんの観察眼とシンプル&ストレートさが軽快で、本当に面白い話
でした。惚れ惚れとするほどです。

いますよね、こういうパパ。もう娘にメロメロ。とことん娘のわがままにつきあって
あげて、たまごねえちゃんは幸せものだなぁ。

でも、本当はたまごねえちゃんもパパにメロメロで、殻を突き破ってでもパパの為に
頑張るところが相思相愛で、微笑ましいなぁ。

このパパは、たまごねえちゃんが結婚する時はきっと、ポロポロと泣くことになるん
だろうな....と余計な心配をしています(笑)。

お子さんでも純粋に笑えると思いますが、やっぱりこの話はパパやママが一番理解
できる話かな?と思います。 お薦めですよ! 是非読んでみてください。
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なかなかよいと思う 神様からのプレゼント  投稿日:2011/05/02
ふしぎな ともだち
ふしぎな ともだち 作・絵: サイモン・ジェームズ
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
不思議な話ですが、私はこの話、好きです。

パパと離れて引越しをして、新しい環境にいる“ぼく”だけれど、大丈夫。
だってぼくには見えないけれどボブという友達がいるんだもん。でもある日、
隣りに男の子が引っ越してきて、一晩考えて勇気を出して声を掛けに行ったら、
見えないボブはいなくなってしまったけれど、なんと引っ越してきた子の名前は
ボブだった! という話です。

私の最初の感想は、頑張っている“ぼく”への神様からの素敵な贈り物かな?でした。
この話でいいなぁ〜と思うところは、ぼくが見えないボブの分のシリアルを用意して
牛乳をかけてあげていても、ママは何もとがめていないだろうというところ、
そしてパパからも手紙が届くところです。みんな、頑張っているぼくを陰ながら優しく
見守っているのが感じられます。
だから、やっぱり神様からの御褒美だよという気がしてなりません。
木の人形だったピノキオが本当の男の子になったみたいに!

そして、男の子が勇気を出してお隣の子に声を掛けるところも本当に頑張ったな〜と
思いました。

そういえば、うちの息子も年少の頃、幼稚園に通う道がてら電車ごっこをしていると、
必ず“りすさん”が乗車してきたなぁ....
そして、やはり、いつのまにか“りすさん”は現れなくなったなぁ。

スラスラと読める本なので読んでみてください。男の子のかわいい話です。お奨めです。
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なかなかよいと思う 気になって気になって  投稿日:2011/05/02
とんねる とんねる
とんねる とんねる 文・絵: 岩田 明子
出版社: 大日本図書
とても面白い本でした。

ストーリーはとっても単純なんです。
男の子が体全部を使ってトンネルを作って「とんねる とんねる」と言うと、
次のページで誰かがそのトンネルをくぐるんです。
そして、今度はそのくぐった者がまた「とんねる とんねる」と言ってトンネル
を作ると、他の誰かが次のページでそのトンネルをくぐり...
と続いていき、キリンが出てきたり、そのキリンのトンネルをくぐったのが
モグラで、モグラのトンネルは地下に掘ったトンネルだったので、その穴を
今まで出て来たみんながくぐるのですが、その絵が現実には絶対ありえない
だろうという光景なのに、すごく笑えるんです。
ああ、私もくぐってみたい!

絵本ナビにアクセスするたびに、新刊コーナーの区画?にこの本が紹介されていて、
その題名と絵が気になって気になって、どんな本なんだろうとずっと思っていました。
そして、今日、本屋さんで見つけて思わず読んでしまいました。
まずは微笑ましくて、最後は面白かったです。

1歳から3歳くらい(未就園児)の読み聞かせにちょうどお奨めな絵本だと思いました。
ウケると思います。是非、試してください。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい とてもよい内容でした  投稿日:2011/04/30
チキンマスク やっぱりぼくはぼくでいい
チキンマスク やっぱりぼくはぼくでいい 作・絵: 宇都木美帆
出版社: 汐文社
この春、小学生になった息子が自分で学校の図書室に行って本を借りてくるようになりました。
今までは、私が主に選んだ本を読み聞かせていたので、どんな本を持って帰ってくるのか、
毎日、興味津々。

その3冊目がこの本で、表紙を見せてくれた時に、私とその場にいたママ友は思わず
びっくりして、目を見合わせてしまいました.... というのも、そこには、副題に「やっぱり
ぼくはぼくでいい」、生きかたを考える本って明記してあり、“え? いくらなんでも、
この本を読むには6歳では、まだ早いんじゃない?”と思ったからでした。

しかも、読み聞かせてみると、なんだか主人公のチキンマスクは息子に似ているんです。
勉強はまだやっていないからどうなのか分かりませんが、手先が不器用で図工が下手なところ、
運動神経が鈍いところ、弱っちいところ...
この子はこの本を読み進んで、今、どう思っているんだろうとこちらが心配になった程です。

でも、結局、話は、チキンマスクが憧れの他の子のマスクを全部かぶってみて、最初は何でも
出来て大喜びなのに、段々とその姿は自分でないことに気付き、自分自身の良さを見つける
展開に、親の私はホッと一安心する傍ら、一貫して黙って、でもじっくり聞きながら絵に
見入っていた息子にはきっと心に響く内容だったんだろうなと確信しました。
副題から大人は想像出来ますが、そうです! この本は、自己肯定感を高めることを
教えてくれる本でした!

形式は絵本ですが、漢字がたくさん使われています。その点で、早くても小学2・3年生から
を対象にした本かな?という気がしますが、でも、すべての漢字にルビがふってあるので、
1年生からでも十分に読めると思います。

本の最後のページに作者:宇都木美帆さんが教育学部を卒業されて、本を出版した
当時は現役の小学校の先生であること、そして、作者の一言として、誰一人同じ人はいなく、
どの人も主役であることを伝えたいとありました。このような先生がいることをとても嬉しく思います。

絵がなんだか漫画チックで、マスクをかぶっているところが絵だけを見ているとその印象を
さらに強めているように思いましたが、あえて、“人はマスクをかぶっているようなもの”、
そして、主人公がチキン=臆病者と隠喩していると捉えると、伝えてくれる内容も勿論のこと、
全てが計算されたハイセンスな作品だなと改めて感嘆します。

息子に、どうしてこの本を借りてきたの?と読み終わって聞いたところ、
「(大好きな担任の)先生が大好きでおすすめだって言った本だから」と、とても子供らしい
回答が戻ってきて、ちょっとだけ安心しました(笑)。でも、よい絵本を紹介してくれた
先生に本当に感謝です。

きっと息子は、これからもうちょっと先につまづくことがあるかもしれません。
その日にもう一度、この本のことを思い出して欲しいと思います。

とてもよい内容でした。特に自分に自信がちょっとなくなっちゃったお子さんにお奨めです。
もしかすると、本当は大人にもお奨めかも.... 是非、読んでみてください。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う 言いたいこと、そのものズバリの題名でした  投稿日:2011/04/14
ゆうきをだして!
ゆうきをだして! 原作: くすのき しげのり
文・絵: いもと ようこ

出版社: 佼成出版社
今の時期(入園・入学・進級)にぴったりな話だと思います。
誰だって、慣れ親しんだ場所や友達といつまでもいた方が心地がよいものです。
そして、そこから新しい環境へ踏み出すのには、本当に、心の中での葛藤やら
それに打ち勝つ勇気が必要なものですよね。
それをサラっと、しかもあえて人間ではなくチューリップの球根を主人公に
してあるのがとてもインパクトがあってよかったです。

途中、球根を見守る太陽やら雨などのくりかえしの表現がとても美しくそしてやさしく
響き、本当に心温かにさせてくれました。

新1年生になった息子へプレゼントしたくなった絵本でした。
参考になりました。 0人

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編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

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