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かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば

かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)

これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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ふつうだと思う 名作なんでしょうが....  投稿日:2011/07/20
エルマーのぼうけん
エルマーのぼうけん 作: ルース・スタイルス・ガネット
絵: ルース・クリスマン・ガネット
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
とうとうこの本を、去年、幼稚園の年長の先生が息子たちに読みきかせをしてくれ、
この名作と呼ばれる本を手にしましたが、正直なところ、私の中では、各章ごとに
事件が起きて、なんだか単にドタバタしているだけのような気がして、みんなが名作だ
というほどその実感が湧きませんでした。これがスリルがあるというものなのかなぁ....

むしろ、第2巻にあたる『エルマーとりゅう』の方が焦点がしぼってあって私は好き
でした。単に、どういう話のつくりが好きかの次元の話なのかもしれませんね。

たしかに子供は飽きずに聞いていましたが、それほど食いついたほどでもありません
でした。なので、本当に名作と呼ばれている物に3つ☆をつけるのは、ちょっと勇気が
必要ですが、なかなかよいとは心に響かなかったので、これにしてみました。
参考になりました。 2人

ふつうだと思う 初めての“死”  投稿日:2011/07/19
かえるくんととりのうた
かえるくんととりのうた 作・絵: マックス・ベルジュイス
訳: 清水 奈緒子

出版社: らんか社
正直、私自身がこの絵本をこなせて(消化できて)いない感があります。
死を扱った話です。今まで、死を見たことない子供にとっては、動かなくなって
しまったことの意味が分らないから、きっと、絵本の中のかえるくんみたいに
誰かに聞きに行くのでしょうね。

今、6歳の息子も全くそういう経験がないので、きっと同じ態度を取ることでしょう。
その点ではとっても納得しているのですが、どうしても、私がこなれることが出来ないのは、
あんなに悲しんで厳かに埋葬したのに、どうして急に、鬼ごっこが出来るのでしょうか? 
きっと私が歳を取りすぎてしまって常識やら慣習やらに縛られているから、モヤモヤ感が
残るのかもしれません。

印象的だったのが、死と言うものを教えてくれた“のうさぎくん”が
「このよのなかにあるものはね、みんな、いつかはしんで、あのよへいくんだよ」
と言いながら天を指していること、そしてみんなが上を見ていることでした。

それと、この絵本のシリーズでは表紙を開いたところのページは通常、風景とかが
多いのに、お花が散らばったように描かれているので、その部分を初めて見た時には、
おや? 珍しいなと、ちょっと違和感を覚えました。その違和感が的中したらしく、
これは手向けた花なんですよね...

暗くなりがちの死を純粋に捉え、そして、こどもの目線からその死から「生きることの
喜び」を学んだところに意義があるのだと思うけれど、やっぱり大人なのかなぁ、
ちょっとしっくり来ませんでした。でも、いい本だと思います。いつかこの本の真意が実感
できたら、評価はきっと4つ☆になると思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ボンったら!  投稿日:2011/07/18
アッチとボンのいないいないグラタン
アッチとボンのいないいないグラタン 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
小さなおばけちゃんシリーズの1冊です。結構あるシリーズの中で、まったく中だるみが
感じられない、とても面白い話でした。

まるで五月病みたいになってしまい、まったく何に対してもやる気がなくなってしまった
アッチが家出をしてしまい、ねこのボンが代わりにコックさんになります。
最初にボンが考えたメニューはとてもじゃないけれど、残飯って感じでかなり引きましたが、
ボンがお客様に出した料理は、とっても美味しそうでした。我が家でもまねして作って
みたいなと思ったほどです。ボンったら、実はこんな才能があったのね! ビックリしました。

6歳の息子も飽きることなく聴いていました。是非、お奨めです。読んでみて下さい。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ぬいぐるみの逆襲  投稿日:2011/07/18
ほげちゃん
ほげちゃん 作: やぎ たみこ
出版社: 偕成社
結構衝撃的な絵本でした。そして、ゲラゲラ笑えました。
ぬいぐるみって本当は、こんな気持ちでいるのかもしれませんね。

たしかに、引きづられたり、踏まれたり、汚されたり、挙句の果てにおならをふっかけ
られたり.... それでいて汚れているから連れて行けないなんて言われたら、
ぬいぐるみにとっては、確かに「許せない!!」かもしれませんよね。妙に納得します。
そして、豹変する“ほげちゃん”が実に面白いです。あんなになるまでストレスを
発散して、すごいことになってしまったのに、全てが猫のせいになっちゃうなんて、
ほげちゃんの役得かも.... そして、猫が可哀相。
でも、何やかんやストレスを感じていても、ほげちゃんもみんなといるのがやっぱり
好きなのね....

絵本屋でママ友にも読んでみてと薦めたところ、最初のお世辞にも可愛いとは言えない
ほげちゃんの表紙からはじまって、ページが進むごとに食いつき始め、そして「ゆるせない」
のページで、超ウケで、噴出していました。

純粋な笑いが欲しい人にお奨めです! 是非、読んでみてください。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい お仕事拝見:車掌さん。  投稿日:2011/07/10
いちばんでんしゃの しゃしょうさん
いちばんでんしゃの しゃしょうさん 作: たけむら せんじ
絵: おおとも やすお

出版社: 福音館書店
絵本コーナーを徘徊していた時に見つけました。息子が幼稚園の時の将来の夢は
山手線の運転士だったので、親の私も影響されてか?! 思わず手に取りました。

作者の竹村宣治さんは元JRの車掌さんで、長年の経験に基づき、車掌さんの
仕事がどんなであるかを、この絵本を通して描いてくれています。
へぇ〜!!という、意外なこととか知らなかったことが結構描かれていて、子鉄には
勿論のこと、普通の子にも親にも興味深いと思います。ちょっとした、職場拝見って
感じの絵本で、お奨めです。

それにしても、始発電車の乗組員は寝坊防止の為にあんな手段をとってるんだ! とか、
駅の発車の音楽は出発時刻40秒前に鳴らすんだ! とか、ちょっとした雑学に
なります。それを、くまくんシリーズの大友康夫さんのソフトタッチの絵で描かれて
いるので、見たからに専門的という印象でないところもよいと思いました。

結局、購入して息子に読ませたところ、時刻を追って描いてあるところが面白い
らしく、とても興味深そうに読んでいました。そして、「この人、また乗車するんだよ」
と本屋で半分までしか立ち読みしていなかった私に、先に全部を読んだ息子が、
一度往復した主人公の車掌さんがまた休憩後に乗ることを教えれくれました。

是非、一度読んでみてください。低学年の夏休みの読書感想文の宿題にもお奨めです。 
参考になりました。 2人

ふつうだと思う 何の日なんだろう?  投稿日:2011/07/06
かえるくんのとくべつな日
かえるくんのとくべつな日 作・絵: マックス・ベルジュイス
訳: 清水 奈緒子

出版社: らんか社
結局は、かえるくんの誕生日なのですが、かえるくん自体がそれを忘れていて、
みんなに聞いて歩き回るけれど、誰も特別な日だなんて言わないので、言いだしっぺの
のうさぎさんに一杯食わされたとまで思い込むかえるくん。家に帰ってみると、そこには
みんながいて、かえるくんの誕生日を祝ってくれましたという話です。

大人だと、とくべつな日だなんて言うと、すぐにピンと来ますが、6歳の息子は、一体
なんだろう?と、かえるくんがどんどん色々な人に聞きに行くのと同じように、
興味津々で食いついてきましたね。誕生日と分って、ほっとしたみたいです。

でも、親の私は、逆に、途中でねずみさんが言う、

 とくべつじゃない日なんて ないからね。みてごらん。世界はうつくしいだろう。
 ぼくらの一日一日は すべて、とくべつな日なんだよ。

と言う言葉の方が心に残り、そして、こっちを作者のベルジュイスは言いたいのでは
ないのかな? と思いました。
それにしても、かえるくんを喜ばそうと口裏を合わせて誰も何も言わない、その結束力がすごいなと思いました。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う こわい夜?  投稿日:2011/07/06
かえるくんのこわい夜
かえるくんのこわい夜 作・絵: マックス・ベルジュイス
訳: 清水 奈緒子

出版社: らんか社
かえるくんシリーズの1冊で、かえるくんが寝ているとベッドの下で何だか音がして
怖くなって、あひるさんの家へ逃げていきます。あひるさんは一笑しながらかえるくんを
受け入れますが、また奇妙な音がして、今度は二人でこぶたさんの家へ逃げ込み...

という話です。読んでみたら、どうってことのない話で、怖い物の招待はまったく
明かされないのですが、どんな時にも受け入れくれる友達がいることの素敵さが
描かれている本でした。本当に、かえるくんの住んでいるところは結束が強いなぁ。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 想像遊び  投稿日:2011/07/05
はひふへ ふうちゃん なにかしら
はひふへ ふうちゃん なにかしら 作・絵: きたがわ めぐみ
出版社: 赤ちゃんとママ社
レビュー募集をしていると知って、全ページ立ち読みで読んだ後、実物も見てみたいと
思って、本屋さんを覗いてみたら、ありました! ちょうど、小さい子にはお手頃な
サイズの本でした。まず、そこに好感が持てました。

残念ながら、もう6歳の息子は、この絵本ではキャッキャすることはありませんでしたが、
3歳頃、こんな風によく想像遊びをしていたなぁと懐かしく思いました。

そうそう、コップは色々なものになっちゃうんですよね。分る、分る。でも、私としては、
たいこの後にも、もっと続けて欲しかったです。電車になっちゃうのが意外でした。
きっと、電車の部分を作らなかったから、どちらかというと女の子向けの絵本になって
しまっていたかもしれないな、と言う憶測と、ストーリー的に最後にお母さんを
持ってくることで安定感を出しているんだろうな、と思うと妥当なのかな?

可愛い絵本でした。色がハッキリしているところも好感が持てました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 水にまつわる言葉  投稿日:2011/07/05
みず ちゃぽん
みず ちゃぽん 作: 新井 洋行
出版社: 童心社
本屋で見かけ、白地に水色の表紙が涼しげだったので、手に取って読んでみました。
水にまつわる擬音語ってこんなにあるんですね。

一粒の水が落ちる音、続けて落ちる音、大量に落ちる音、また落ちた先の状態によって
これまた変わってくる音。

日本に生まれ育って、日本語が母国語の人にとっては、この絵本の絵と音がぴったりくる
ことでしょう。作者:新井洋行さんの空間と水しか描いていない、マックスなシンプルさ
がとても効果的だと思いました。

私の後にも、ベビーカーを押したママさんが手にとって見ていました。やはり惹かれる
ものがあるのでしょうね。対象年齢が0・1歳からというのが頷けます。
こういう絵本のお蔭で日本語らしい擬音語って実体験でなくても習得できるんだなと
思いました。私としては、日本語を勉強している外国人の方にもプレゼントしたいなと
思わされた絵本でした。是非、お手にとってみてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 恵みの雨  投稿日:2011/07/01
もくもくやかん
もくもくやかん 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 講談社
連日30℃を越えて、雨でも降って少しでも涼しくして欲しいと痛感すると、この絵本の
ことをいつもいつも必ず思い出します。

もう何年前になるのでしょうか? この本が新刊として本屋さんに並んでいた時に、
今でもはっきりと覚えているのですが、一番上の棚に表紙が見えるように並べられていて、
あの大きな顔のついた“やかん”だけが表紙に描かれているのが、すごく印象的で、
一体どんな絵本なんだろうと興味津々でした。でもその日は急いでいたので手に取ること
が出来ずに帰宅... でも、どうしても気になって、別の日に、あのやかんの本!と思って、
その本屋にそそくさと出かけて行きました。これが、私がかがくいさんの絵本との出会い
でした。

やかんが一生懸命走っているところから始まること自体が、これまでの絵本とは違う感じで
ん?と懐疑的になり、待っている相手がこれまた不思議なメンツ。そして、準備運動...
あんまりに突飛なかかぐいさんの発想にぐいぐい引き込まれ、もうページをめくるたびに
どんどん噴出しそうになり、でも妙に納得できて、一気にこの絵本のファンになりました。

この節電をしなければならない今年の夏は、きっと、この絵本の中のやかん達はヒーロー
になれることでしょう!! 是非、大活躍してもらいたいものです。 裏表紙の5つの姿が
まるでゴレンジャー(年代が知れますね)とか戦隊モノのヒーローが歩いているように
見えるところも是非、見てください! 猛暑にお奨めの本です。気持ちだけでも涼しく
なりますよ! 是非、読んでみてください。
参考になりました。 0人

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