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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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自信を持っておすすめしたい たいしたロボットの話  投稿日:2011/08/30
さあゆけ!ロボット
さあゆけ!ロボット 作: 大石 真
絵: 多田 ヒロシ

出版社: 理論社
またすごい話に出会えました! 
絵本を卒業したばかりのお子さんには長すぎるかもしれませんが、これほど、終わりまで
どうなる? どうなる? のドキドキ・ゾクゾク感を持続させられる話って、あまり
ないのではないでしょうか。

話は、たっちゃんちの引越しのトラックに積まれた箱から落ちてしまったロボットが、
たっちゃんを思う気持ちだけで、引越し先も知らないのに、たっちゃんの新しい家へ
行こうとする、まるで忠犬みたいなロボットの冒険譚です。

読んでいるうちに、あまりにストーリーに引き込まれいたので、一体どうやって
話を終わらせるつもりなんだろう?!と大人の私は、このハイペースだと最後は失速
するんじゃないかとかなり懸念していましたが、終わりまでその緊張を引っ張った作者:
大石 真さんの才能に、『さとるのじてんしゃ』に続いて本当に本当に感動しました。

創作童話って本当に面白い! と感じさせてくれる1冊でした。
この本が復刊されたのが納得します。
6歳の息子も、最初は長いなぁ〜なんて言ってたのが、いつのまにかやはり引き込まれ、
最後に「面白かった!」の一言でした。

1年生でも活字に余程慣れていないと難しいかもしれませんが、1章ずつの読み聞かせなら、
幼稚園の年長さんくらいからでも難なく楽しめること、確実です!
是非是非、読んでみてください。とてもお奨めです。
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自信を持っておすすめしたい 完璧な本  投稿日:2011/08/29
さとるのじてんしゃ
さとるのじてんしゃ 作: 大石 真
絵: 北田卓史

出版社: 小峰書店
一体、私って何者?というくらい偉そうな書き方ですが、私の中でこの『さとるのじてんしゃ』
くらい話の構造や起承転結がしっかりしていて、つじつまがあって、主人公の自転車に
乗りたいという気持ちが手に取るように伝わってくる、「完璧な話」はありません。
読み終わった後に、おお〜!と、本当に読み応えのある話でした。

主人公さとるの自転車が欲しい気持ちや、やっと自転車を買ってもらっても、実際には
すぐに乗れなくてくじけそうになるところ、それを乗り越え自転車に乗れるようになると、
実力以上のことをしてしまおうとするところ....

作者:大石真さんは本当に子供の心理(特に男の子)をよく捉えているなぁと感心して
しまいます。そして、さとる君のママのジレンマも手に取るように分ります。いつの時代
にも、母親って心配性なんですよね...

挿絵も大好きな北田卓史さんなので、本当に完璧って感じなのですが、
でも、1つだけ...
いくらなんでも、休みの日は“おじさん”は背広を着てはいないだろう!と(笑)

必ず見開き1ページに1箇所は挿絵があるので、子供にとっては長い話かもしれ
ませんが、1章ずつ読めば、個人的には長さや形態から言って幼年童話と言えばの
『エルマーのぼうけん』に匹敵する楽しさがあると思います。
(私にとっては“それ以上”くらいの評価ですが!) 
とても、話の続きを知りたくなることでしょう!

ただし、本当にちょっと長いので、対象は早くて年長さんくらいからかな?と思います。
お奨めです。是非、是非、読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい 安野光雅ワールド  投稿日:2011/08/20
かげぼうし 新装版
かげぼうし 新装版 作・絵: 安野 光雅
出版社: 冨山房
今日、神奈川近代文学館でこの絵本の原画を見てきました!
(2011年8月6日〜9月25日開催)

もともと、この話を知らなかったので、最初のページに当たる部分を
見た時に、どうして2つの話をページの左右で同時進行させるのか
よく分からず、読みづらいったらありゃしないって思ったのですが、
いやはや、ページが進むごとに右と左のページには橋渡しが出来てきて、
状況がつかめてくると、俄然面白くなりました。

かげぼうしが、かげぼうしの国に冬に戻ってきて、かげぼうしである
練習をする!なんて、なんていう発想でしょう! 
このかげぼうしの方のページは全部、切り絵でした。
陳腐な言葉で恐縮きわまりないですが、こまかい技がすごかったです。

マッチ売りの少女の世界の方では、このかげぼうしの黒の切り絵とは
対照的に、マッチ売りの少女の赤やピンクっぽいコートの色がとても
華やかに見えました。

見張り番の男の人には、マッチ売りの少女がかげぼうしの国の塔から
見えたんでしょうね。ドキドキ感やロマンありのとても面白い話でした。

話の構造がちょっと複雑なので、あまりにも小さいお子さんにはむいて
いないかもしれません。
むしろ、大人の人にとても味わって欲しい安野光雅ワールドでした。
おすすめです!
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ふつうだと思う 白昼夢?! それとも....  投稿日:2011/08/19
きつねのスーパーマーケット
きつねのスーパーマーケット 作: 小沢正
出版社: 金の星社
ある日、みちこはお母さんとスーパーマーケットに買い物に行き、レジが混んでいたので、
ベンチに座って待っていることにしました。すると目の前を、きつねの店員が通り過ぎる
ので、不思議に思って後に付いていくと、不思議な売り場に迷い込み..と言う話です。

みちこが、きつねの説明に対して、この話の対象年齢の1・2年生くらいの子特有の
“いちいち反応”するのが、親にとっては、きつね同様、閉口気味でしたが、きつねが
売っている商品はどれも面白い物ばかりで、我が家も、風をあてれば大きくなる家と
いう品物が是非欲しいものです!

ジャンルは幼年童話になるのかもしれませんが、全ページに西川おさむさんの絵が
描かれていて、また内容が面白いので、スっと読めると思います。
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ふつうだと思う 向学熱心なねずみの話  投稿日:2011/08/16
ぼく字がかけるよ
ぼく字がかけるよ 作: ランデル
絵: ヤング
訳: かわい ともこ

出版社: 偕成社
向学心のあるねずみのジョンの話でした。ジョンは学校の教室に住み着いているねずみ
なのですが、ある日、自分の名前が呼ばれるのを不思議に思い、授業中の教室に姿を
現しました。そこで、自分の名前の綴りを覚え、練習に明け暮れます。そして、ある日、
また授業中に姿を現すと、みつかってしまい.... という話でした。

私は、ねずみが大嫌いなので、いやぁ〜、ありえないだろうという気持ちでいっぱいですが、
手厚くもてなされることになって、よかったね、ジョン!
ねずみが主人公ですが、きっと1年生になって初めて文字を習う子の心境ってこんななの
かもしれませんね。初々しいです。

絵本から、もうちょっと厚くて、字が大きい幼年童話への移行にもってこいの本だと
思います。
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なかなかよいと思う 絵本から何かを学びたいという考えの人には無理。でも..  投稿日:2011/08/15
だるまだ!
だるまだ! 作: 高畠 那生
出版社: 好学社
この絵本の類をナンセンスというのかユーモアというのかよく分かりませんが、
でも、かなりモダンなセンスの絵本で、私自身はすごく笑えたわけではないけれど、
目が釘付けになった絵本でした。

そして、子供にはどうよ? この感覚って分かるものなの?と懸念したのですが、
どうやら、6歳の子にもウケる絵本らしいです! どうして、だるまが上陸してきたか
なんて分らないけれど、理攻めではなく、どんどんどんどん、だるまが溢れてくるのが
純粋に面白いらしい... 不思議な魅力ですね。

絵本から何かを学びたいとか、そういう人には絶対無理な絵本でしょう。でも、何か
意表をつくという感じで、我が家では面白い!という絵本でした。
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ふつうだと思う 原画が見てみたい!  投稿日:2011/08/15
コッコさんのかかし
コッコさんのかかし 作・絵: 片山健
出版社: 福音館書店
いつも思うのですが、作者:片山健さんの絵は本当に独特で、一度でも絵本を読んだ
ことのある人は、作者名を隠されても、次からは一発で分るというほどだと思います。
この『コッコさんのかかし』では、特に油絵で描かれているようで、とても力強さが
感じられ、是非、オリジナルの原画を見てみたいです。

コッコさん達が作った“かかし”を通じて、畑の四季(冬は除く)の移り変わりが
描かれています。畑の作物はとても小さく描かれていても、はっきりと読者には、
あ、これはネギぼうだ! とか、なすだ! トマト!と分る絵がすごいなぁと思います。

また、表紙をめくった次の見開きのページの無数の鳥の影が、かかしの仕事を象徴して
いる感じで面白いです。

台風にも負けずに仕事を全うする、かかし。かかし、強し! 
この頃はあまり見かけられなくなったのがとても残念です。
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ふつうだと思う この男の子は!  投稿日:2011/08/15
きりんいす
きりんいす 作・絵: 岡井美穂
出版社: 福音館書店
お! この男の子は作者:岡井美穂さんの別の絵本『ちいさいみどりのはこ』の男の子
じゃないか!と、それだけで、きっと不思議な話が始まるんだろうなと思いました。

そして、やはり、期待通りにちょっと不思議で、しかし今回はこどもの空想が広がった
という感じで、やっぱり一度読むと不思議と忘れることがないだろうという感じの
話でした。

毎日、おやつをいすに座って食べると椅子が一緒に成長するのが面白いらしく、
最初に大きくなった時に、息子が、あ! 椅子が大きくなった! と。(しかも、
そのおやつが毎日、違うものが出てくるのがステキです! この男のは幸せだな〜。)

椅子が大きくなりすぎて、外に出て、木のフリをしているところや、その木を見て
キリンにみたてるところとか、とても子どもの自由な発想をそのまま表現していて、
もしかして、息子さんが主人公なのかな?と感じました。

この男の子は、不思議な物をみつける眼力があるんでしょうね。
違うバージョンをまた是非、読みたいです。
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なかなかよいと思う 素敵なお父さん  投稿日:2011/08/11
ふとんかいすいよく
ふとんかいすいよく 作: 山下 明生
絵: 渡辺 洋二

出版社: あかね書房
うだる暑さの中、図書館で“かいすいよく”と題名についているから手にとって見て
表紙の絵が気に入ったので借りてきました。

中耳炎で、夏休みに学校が開いてくれているプールにいけない“ぼく(カズぼう)”の為に
半ドン(もう死語かしら?)で仕事から帰ってきたお父さんが、やる気満々、なりきり満々で、
ふとんをプールに見立ててくれて、二人で海水パンツに履き替えて、泳ぎの練習をするという
話です。

ちょっと、センチメンタルなところのあるお父さんですが、ここまで子供の為につくすことが
出来るお父さん、すごいです! 

パパっ子のウチの息子にはとても身近に感じられたようで、ゲラゲラ笑いながら聞いていました。
本当に、二人のなりきりが見物ですよ! 是非、読んでみてください。

ちょうど、絵本から幼年童話に切り替える頃の子にお奨めです。本は厚みがありますが、
字が大きく、毎ページに挿絵があるんで楽しいです。
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なかなかよいと思う 新・天地創造説  投稿日:2011/08/11
あるひ こねこね
あるひ こねこね 作: 高畠 那生
出版社: 好学社
正直、まったく訳が分らない! という出だしなんですが、段々と繰り返される宇宙人達の
活躍に、噴き出しそうになり、そして、なるほど! と言う気になってきます。
この絵本は、一種の新・天地創造説かな?と思いました。こんな考え方も楽しいかも。
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