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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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自信を持っておすすめしたい この不思議さが好き!  投稿日:2011/08/11
ちいさいみどりのはこ
ちいさいみどりのはこ 作・絵: 岡井美穂
出版社: 福音館書店
2年前に息子が幼稚園児だった時に、毎月の配本として幼稚園からもらってきたのが
この絵本との出会いでした。その時はサラっと1回だけ読みきかせをして、さっさと
人手へ渡してしまいました。(今思うに、なんて勿体無いことを!)

ところが不思議なことに、この2週間ぐらい、「ああ。あの絵本が読みたいなぁ。」と...
まるで取り憑かれたように、この絵本のことを思い出して思い出して.... 題名に
「はこ」がついていたこと、そしてそれも緑色の箱であったこと、こどものともの
年中版だったことしか覚えてなく、絵本ナビで探し出して、図書館で借りてきました。

不思議な話なんです。引っ越すことになり、お父さんとスーパーかどこかにダンボールの
箱を貰いに行くんですが、主人公の男の子は、そこにあった緑色の小さな箱に釘付けに
なり、その箱を持って帰ってきます。どうみたって、自分のおもちゃを全部入れることは
出来ないのはわかっていたのですが...

そして困っていると、勝手に箱が動き出し、中に何か入っているのかと思って、引っくり
返して叩いてみると、次々に箱が出てきて、ぼくはおもちゃを全部入れることができて、
めでたしめでたし! 

ところが、引越し屋さんに頼んで運んでもらっている道中、箱がどんどん1つずつ消えて
しまい...  引越し先に着いて、そのことに気付いた男の子はそこいらじゅうを捜すけれど、
小さな緑の箱1つ以外見つけられず、わんわん泣いていると....

という話なんです。正直、絵だってどちらかというと単純で、万人に受けるという感じ
じゃないのに、妙に男の子の表情としぐさに惹きつけられ、感情移入した話でした。

ここちよい不思議さが魅力の絵本です。対象年齢は年中になっていますが、いやいや、
大人でもいいなぁってきっと思いますよ! 息子も、この不思議さが気に入ったようです。
お奨めです。是非読んでみてください。
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ふつうだと思う 運動会  投稿日:2011/08/10
あめがふってよかったね
あめがふってよかったね 作: よしいたかこ
絵: 石倉 ヒロユキ

出版社: 佼成出版社
可愛い話でした。昔は、運動会と言ったら「秋」が定番でしたが、近頃は、5月など春に
運動会をやる学校も増えてきたからでしょうか? そんなところにも時代の移り変わりを
感じてしまいました。

小学校に入って、運動会の練習を一生懸命してきた“けんちゃん”は明日の天気が気に
なります。そして、今、降ってる雨に「あめ、やめ! あめ、ふるな!」と叫ぶと、
「あめ、ふれ! もっとふれ!」の声が戻ってきました。それが、けんちゃんとかたつもりの
“でんでん”との出会いでした。明日は“でんでん”達も運動会だけれど、雨が降らなけ
れば中止になってしまうとのこと。それで、けんちゃんは雨が降ることを祈ってあげます....
という話です。

どちらも運動会が出来てよかったね。そして、子供にとって、運動会って本当はこんな風に
ドキドキするものだったんですね。改めて思いました。
運動会シーズンの読み聞かせにちょうどよい絵本だと思います。
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なかなかよいと思う いい話だなぁ。  投稿日:2011/08/08
モグラくんとセミのこくん
モグラくんとセミのこくん 作・絵: ふくざわゆみこ
出版社: 福音館書店
ウチの息子は、小学生になるまで、あまり昆虫とかになびくことがなく、ま、そういう
男の子もいるかもね...とほうっておいたのですが、とうとうこの夏休みに虫取りに出かけ、
自分の力で蝶を捕獲してから、昆虫に対して少し興味が湧いてきた感じだったので、
この絵本を1ページずつ、交替で読んでみることにしました。

虫取りの時に、セミだけは捕まえないルールにしていました。何年も土の中で、
やっと地上に出てきても1週間と言う短い期間しか生きられないから、好きなだけ
鳴かせてあげようね、と。

その裏づけにもってこいの話で、しかも、本当の友情って何だろうと考えさせられる、
実は奥の深い話だったので、ちょうど、セミの抜け殻をそこいらじゅうに見かけられる
この時期に読んでよかったなって思いました。

話のクライマックスで、本当はモグラくんにもきっと葛藤があったと思うのに、即、
セミくんを地上に連れ出すという行為、格好いいなぁ。親の私はそこに胸を打たれたので、
息子にこのことを聞いてみると、分っているんだか分っていないんだか、あやふやな様子で...。
感想は求めちゃいけないのは分るけれど、おーい!って、ちょっと残念でした。
二人が友達になったことがよかった、と言うのが、彼の感想です。この言葉に深い意味が
あることを祈っています(笑)

低学年の夏の読書感想文とかにもお奨めな絵本(話)だと思います。
是非、読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい なるほどな3人組  投稿日:2011/08/06
紙芝居 おねぼうなじゃがいもさん
紙芝居 おねぼうなじゃがいもさん 作: 村山 籌子
絵: 村山 知義

出版社: 童心社
読み終えると、久し振りに息子から、「もう一度読んで!」とリクエストが入りました。
絵本ナビで紙芝居を探していた時に、題名が面白いので図書館から借りて来てみたのですが
大正解でした!

大根さんが白いわけを話した絵本の「だいこん、にんじん、ごぼう」の三人組の話は
有名ですが、この3人組「たまねぎ、じゃがいも、にんじん」の話は初めて聞いて、
確かにこの3つは、カレーでもシチューでも肉じゃがでもいつでもセットなので、
話に妙に説得力?!があるように感じたし、これまた絵を担当している村山知義さんの絵が
飄々とした話にとってもマッチしていて、笑いを誘います。こういう話、大好きです!

今度、息子のクラスで読み聞かせをするのですが、この紙芝居にしようと思っています。
お勧めです。是非、読んでみて下さい。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 銀婚式の贈り物に  投稿日:2011/08/06
ふっくらふしぎなおくりもの
ふっくらふしぎなおくりもの 作: 佐藤 さとる
絵: 岡本 順

出版社: ポプラ社
大人向けの本だなと思います。昔話の設定になっていますが、時代を超えている
話だと思います。

おばあさんの言う、

「わたしはね、おじいさんと ふたり いっしょに としを とってきて、とても
 しあわせですよ。だから、また わかくなって、もう いちど としを
 とりなおすなんて、 ごめんです」

と言う言葉、そんなことを言われたおじいさんは、本当に幸せ者ですよね。
この言葉は、逆に、作者の佐藤さとるさんが奥さんに贈りたい言葉なんじゃないか?!
なんて勝手に思ってしまいました。

銀婚式や金婚式を迎えた近しい人に、この本をプレゼントすると言うのも素敵かなと
思います。

小さな子供でも十分に、佐藤さとるファンタジーを楽しめる話ですが、本当のよさを
感じられるのは、大人かなと思った本です。

また、おばあさんが川へ洗濯へ、おじいさんが山へしばかりへという設定が、あまりにも
有名な話を連想させられて、そこにも作者:佐藤さとるさんのお茶目さが窺える気がします。

心にぽっと温かさを残してくれた話でした。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 羨ましい!  投稿日:2011/08/02
ふゆじたくのおみせ
ふゆじたくのおみせ 作・絵: ふくざわゆみこ
出版社: 福音館書店
こんな風に誰からか思われてみたいなぁ! が絵本を読み終えてからの最初の感想でした。
心がほっと温かくなる話で、しかも、さらっと読めるのでお奨めです。

ふゆじたくのお店から、おおきなクマさんにもちいさなヤマネさんにもダイレクトメールが
届きました。二人揃って、お店に出かけてみると、そこにはそれぞれにぴったりな服が
売っていて、2匹はお互いに内緒で相手の為にそれを買おうと心に決めて、お代の数だけの
どんぐりを探しに行きます... と言う話です。

ハッピーエンドでよかった! 

普通より若干大きめなサイズの絵本で、全ページを通してどのイラストも晩秋の感じが
とても出ていて素敵でした。ここまでお互いを思いやれる友情って、すごいですよね。
羨ましいなぁ。

たまたま、去年、幼稚園の年長さんのあるクラスがこの話の劇をやっていて、なんとなく
ストーリーを知っていたのですが、実際に絵本を手にとって読んでみて大正解でした。
息子も懐かしそうに読んでいました。

シリーズになっているようなので、この2匹のこれまでのいきさつがとても知りたく
なりました。また図書館で借りて来なくちゃ! 

この話は、題名の通りに、季節的には秋に読むのがベストかもしれません。
是非読んでみてください。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 死の乗り越え方  投稿日:2011/07/31
わすれられないおくりもの
わすれられないおくりもの 作・絵: スーザン・バーレイ
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
親しい者の死の乗り越え方と作者:スーザン・バーレイさんの死生観が描かれている
絵本でした。

実は、この本のことは何度も色々なところでお奨めとして紹介されているにも関わらず、
以前、子供の為に絵本の配本サービスを受けていた時に、そこの代表者が、
「この絵本は子供向けではない」と、強い口調で論じていたのがとても印象に残って
いて、ある意味問題作なのかな?、というイメージがありました。
そして、今回、また息子が先生のお奨めで、学校から借りてきました...

読んでみて、確かに小さな子供向けではないな、と思いました。でも、私の“死”に
対するイメージ −「死んで、からだがなくなっても、心は残る」− と妙にあてはま
る感じなので、読んでいて、すんなりと心の中に入ってくる絵本でした。

まだ年を取っていても両親は健在で、幸いなことに人生の中で、恋愛で惚れた腫れた
以外に愛する者を亡くしたことのない私には、死の乗り越え方を優しく説いてくれて
いるようにも感じました。

でも、お奨めとは書けません。とても繊細なテーマで、やはり受け入れられる・られない
は、その人の感性によるだろうな、と思うからです。でも、私には、心に残った話でした。
参考になりました。 0人

あまりおすすめしない もうちょっと変化があったら....  投稿日:2011/07/31
紙芝居 注文の多い料理店
紙芝居 注文の多い料理店 絵: 北田卓史
脚本: 堀尾 青史

出版社: 童心社
今度、息子のクラスで読み聞かせをすることにり、話が面白い『注文の多い料理店』
はどうだろうと思って、絵本ナビで検索してみると、紙芝居があることを発見。

しかも、大好きな北田卓史さんの絵とのことだったので、早速、図書館で借りてきました。

そして、息子を観客に読み聞かせてみると、息子の表情が変わらないので、あれれ?!
「どうだった?」と聞くと、「つまらなかった」と言う答えが...  どうしてだろうと
思って、今度は絵を見てみると、なるほど、何枚かの絵が殆ど変わらないんです。

それは山猫からの注文を受けて、その注文にしたがっているところなのですが、
これだと確かに面白みがかけてしまっているように思えました。

また、話がちょっと変わっていて、本来、注文は確か字で書いてあったと思うのですが、
山猫が注文を放送するという“現代風”の設定になっているので、絵本の挿絵でみる
ような面白みや迫力にちょっと欠けているかも....

とにかく北田さんのカット絵が大好きな私には残念で堪りませんでした。
参考になりました。 1人

ふつうだと思う “がっこう”とは  投稿日:2011/07/28
くんちゃんのはじめてのがっこう
くんちゃんのはじめてのがっこう 作・絵: ドロシー・マリノ
訳: 間崎 ルリ子

出版社: ペンギン社
息子が公立図書館でのお仕事体験に行って、この本を薦められて借りて帰ってきました。

とても可愛らしい話でした。“がっこうに行く!”と言うだけで、初めての経験だから
お出かけ気分になった“くんちゃん”。でも、着いてみると、ママは帰ってしまいます。
座る席を指定されて、大きな子達が勉強をし始めると、どんどんどんどん小さくなって
いく“くんちゃん”。その恐怖に似たような焦った気持ち、分るような気がします。

この絵本を読んだ時に、昔、超大人気シーズだったNHKの「大草原の家」という
アメリカのドラマを思い出しました。ちょうど、主人公のローラが通った学校が“くんちゃん”
の学校のようなところでしたね。今の日本では、あまり異年齢が一緒に学ぶということは
ありませんが、こういう学校の先生になる人は本当に行き届いた人なんでしょうね。

初めは逃げ出してしまった“くんちゃん”だったけれど、きっとどの子もこうやって
小学校が好きになっていくのでしょうね。微笑ましい話でした。

そして何よりもあとがきに描かれた訳者:間崎ルリ子さんの言葉、

「新しく一年生になる日本の子ども達も、かたちこそちがえ、くんちゃんのような
スムーズなすべり出しができますように、そしてしあわせで豊かな学校生活をおくること
ができますように− 切ない思いでそう念じつつ、教育のあるべき姿を考えつつ、
この本を翻訳しました」

にありがたいと感謝します。小学校に入る前の子に、そして、やはり1年生に是非、
読んでもらいたいと思います。
参考になりました。 0人

ふつうだと思う アッチって優しいんだな  投稿日:2011/07/26
おこさまランチがにげだした
おこさまランチがにげだした 作: 角野 栄子
絵: 佐々木 洋子

出版社: ポプラ社
息子の夏の宿題の1つのファミリー読書で、交互にこの話を音読しました。

アッチはレストランで料理を作るのに大忙し。そんな中に電話がなります。
最初は相手にしていませんが、なんだか可哀相になり、その電話の主の所に
見に出かけると、そこには病気で長い間寝ているたーくんがいました。
そして、ひょうんなことから、アッチはおこさまランチをたーくんに作って
あげることになりました。という話です。

いつもアッチはどちらかというと、とても“お子様”って感じなのですが、
この話の中では、アッチの方がたーくんより大人に感じました。
アッチって優しいんだなぁと、しみじみと思いました。

2日間に分けて、1日10分。私と息子が2:1の割合で読んだのですが、
合計20分で読めました。絵本から童話(物語)への切り替えに、このシリーズ
は本当にお勧めですよ!
参考になりました。 0人

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