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ヤキング

ママ・40代・東京都、男の子21歳 女の子15歳

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自己紹介
子どもと一緒に読んだ本の履歴や感想を残したくて登録しました。

私が読んでみたい、読ませたい本と、本人が読みたい本が合致することがあまりないのですが、だからこそ、いろいろな発見があって面白いです。
好きなもの
私 映画 音楽 読書

息子 数字 テレビにもちろん本

娘 かわいい靴に歌を歌うこと、そしてもちろん絵本
ひとこと
小学校で図書ボランティアをしています。
小学生への読み聞かせも新鮮で興味深いです。
絵本ももちろんですが、小学生くらいの子が読む童話や児童書に興味を持っています。
それらのレビューが増えると嬉しいです(もちろん私も読んだら投稿していきます)。
よろしくお願いします。

児童書・幼年童話

公開

ヤキングさんの声

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自信を持っておすすめしたい 地道な努力  投稿日:2014/04/14
花粉症のない未来のために
花粉症のない未来のために 文: 金治直美
出版社: 佼成出版社
数年前に発症した新米花粉症患者の私。
息子の通う小学校でも、既に花粉症の生徒がいます。
著者同様、国民病と言われる前にスギを伐採するなどして何とかできなかったのかと半ば恨みがましく思っていました。

しかし、杉が植えられるようになった理由、杉を伐採していない理由が書かれ、我々の側にも責任があったのだと知りました。
そんな現状を心苦しく思いながらも、花粉を出さない杉を見つけようと根気強く研究を続け、見つかってもそれで良しとせず、建築木材として活用できる無花粉杉を作ろうと更に続ける。
とても志の高く、根気強い人間性に感服しました。

実際任されたら数時間で投げ出す自信のある地味な作業をずっと諦めずに続けてきた研究者たちに敬意。
そして、遺伝子学や植物の生態にも触れられているので、理科が好きな子にぴったりです。
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自信を持っておすすめしたい ブラックジョーク?  投稿日:2014/04/14
くつしたをかくせ!
くつしたをかくせ! 作: 乙一
絵: 羽住都
訳: Lickfold

出版社: 光文社
なぜか戦々恐々と靴下を隠せと言う大人たち。
子どもたちは一生懸命知恵を絞って見つからない場所に靴下を隠します。
でも、不思議。
翌朝、隠した靴下にはプレゼントが・・・

読みながらこの靴下を出してプレゼントを入れて、元に戻すのは大変な作業だ、と思っていたが、サンタさんはまるでマジシャンのようです。
サンタはいるんだ、と素直に思える絵本です。

乙一ファンの私としては、少ない文章の中にも乙一ワールドが広がっていて、別の視点で楽しめました。
特にあとがきと著者略歴が面白いです。

大人も子どもも楽しめる絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 小さい子でも楽しめます  投稿日:2014/04/11
深海の怪物ダイオウイカを追え!
深海の怪物ダイオウイカを追え! 著: 窪寺 恒己
出版社: ポプラ社
写真やイラストが多く、文章の少ないコラム集の様な本です。
普段、あまり本を読まない子や小さい子など、気軽に読みたい子には良いかも。

昔からなんとなく存在を知られ、恐れられてきたダイオウイカ。
なぜ彼らは生きて姿をあらわさないのか。
なぜ、深海に、あんな大きなイカが生息するのか。
生き物の進化と共に、生き残るための工夫なども分かりやすく解説されています。

軽く読めますが、ノンフィクションを期待していたので、私としては少し物足りなかったです。
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自信を持っておすすめしたい 遺伝子学の始まり  投稿日:2014/04/10
グレゴール・メンデル エンドウを育てた修道士
グレゴール・メンデル エンドウを育てた修道士 文: シェリル・バードー
絵: ジョス・A・スミス
訳: 片岡 英子

出版社: BL出版
メンデルの法則でおなじみ、グレゴール・メンデルの絵本です。

お金が無い中で、一生懸命働きながら学校に行ったり、
修道士になっても勉強したり、
親の特徴がどう子どもに遺伝していくのか、不思議に思い、
どうすれば分かるか考え、細部までこだわり、
実験を続けていくメンデルの姿が素晴らしいです。

そしてメンデルの法則、優性遺伝、劣性遺伝について分かりやすく説明されています。

死後、何年もたってようやく認められたメンデル。
遺伝子学の入門に、勉強になる前に学べます。
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自信を持っておすすめしたい おばけ大好き  投稿日:2014/02/07
おばけのゆきだるま
おばけのゆきだるま 作: ジャック・デュケノワ
訳: 大澤 晶

出版社: ほるぷ出版
おばけ好き、雪も好きな娘の最近のヘビーローテーションです。

雪の中で楽しく遊ぶおばけたち。
どんなに寒くっても、みんなで元気に身体を動かすとポッカポかだよね。
そしてみんなで、雪だるまつくり。
ちょっと雪だるまには見えないけれど・・・でも大きな雪だるまはおばけと一緒にスキーがしたい!
雪だるまの願いをかなえてくれる、優しいおばけたちです。

みんなで楽しくスピードに乗ってすべるおばけたちと雪だるま。
でも勢いあまって雪だるまが木に衝突!!
娘も大きく目を開けて、息を呑みます。
でも、その後のかわいらしいシーンで、すぐに笑顔に戻りました。

読み終わるとすぐに、もう一回!とねだられてしまいます。
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なかなかよいと思う 異世界の扉  投稿日:2014/02/04
ロボット魔法部はじめます
ロボット魔法部はじめます 作: 中松まるは
絵: わたなべさちよ

出版社: あかね書房
ゲームとパソコンが大すきな陽太郎が、人間とロボットのダンス競技に出合い、なぜか仲違いをしていたクラスの女子2名とチームを結成。

なんとなく始めて、なんとなく大会に出たら大きな壁にぶつかって、挫折して、でもそれを糧に努力する。
でも報われるわけでもなく、ご都合主義になっていなかったのが、好印象で、そんな3人の姿に感動しました。

挫折を知らない子が多いと言われる昨今、すぐにあきらめるのではなく、それでも努力し、結果が得られなくても、それでもそれをしたからこそ得た何かがあると考えさせられるお話です。
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自信を持っておすすめしたい まじめな二人  投稿日:2014/02/04
講談社青い鳥文庫 ぼくらのサイテーの夏
講談社青い鳥文庫 ぼくらのサイテーの夏 著者: 笹生 陽子
出版社: 講談社
現在の社会の中に少しずつ浮かび上がった歪み。
それを小6の少年がナナメに切り裂く。

最初はいけ好かないやつ、と思っていたのに、お互いのまじめな部分を知り、徐々に距離をつめ、気付けば親友に。
こういった距離の詰め方は、この年代の子どもならでは。
二人が共に抱える家庭の問題はまさに現代的。
そんな中でたくましく成長し、前に進んでいけるきっかけは、お互いの存在。
二人が離れても、友情は今後も続くんだろうな、と素直に思えた。

同年代の子どもにオススメしたい本。
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自信を持っておすすめしたい 魅力的な水族館  投稿日:2014/01/30
サンシャイン水族館 リニューアル大作戦
サンシャイン水族館 リニューアル大作戦 文: 深光富士男
出版社: 佼成出版社
大きな水槽の中にいる魚を見、解説を読み、イルカショーを見る。
水族館と言われるとそのような印象でした。

1年近く休館し、行われたサンシャイン水族館のリニューアル。
どうすればより魅力的に、興味をひきつけ、楽しんでもらえるのか。
それを考えながら試行錯誤した様子や、それにまつわる苦労、色々な出来事。

高層ビルの屋上にあるからこその制約や、それを感じさせないように工夫したり、普段、世話をしているから分かるそれぞれの固体の魅力を最大限見せられるよう、展示を考えたり、生き物に対する愛情が随所に見られ、改めて水族館へ行きたくなりました。
別の視点から水族館を楽しめそうです。
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自信を持っておすすめしたい 燻っている子どもたち  投稿日:2014/01/25
くちびるに歌を
くちびるに歌を 著: 中田 永一
出版社: 小学館
長崎県五島列島のある中学で産休に入る合唱部顧問である音楽教師に代わり、東京から来た同島出身の美人教師が赴任した。

女子しかいなかった合唱部に、美人教師目当てで男子部員が多数入部。
以前からの部員は夏に行われるNHK全国学校音楽コンクールのために練習したいのに、男子はまじめに練習してくれず、イライラ。
実際に課題曲になった「手紙〜拝啓 十五の君へ〜」にちなみ、15歳の少年少女の心のゆれや、更に15年後を考えさせられる内容に、読後感動。

狭い世界で生きている子どもたち。
何気なく毎日を一緒に過ごしている同級生。
でも心の奥底では誰にも言えないパンドラの箱を持っていたりするわけで・・・
更に小さな島で生きている子達はもっと息苦しい世界にいるのではないか。
そんな子どもたちの燻っていて、でも何をすればいいのか分からず、今にも爆発しそうな何かを感じた。

中学生、高校生にお勧め、子どもの本棚に置いておきたい一冊です。
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なかなかよいと思う ウンゲラー・ワールド!  投稿日:2013/10/03
ゼラルダと人喰い鬼
ゼラルダと人喰い鬼 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 田村 隆一 麻生 九美

出版社: 評論社
すてきな3にんぐみで有名なトミー・ウンゲラーの絵本です。
これまたとても風刺の効いたお話で、奥が深いです。
大人が読んでも楽しめます。
でも、そういった絵本とは違い、子どもも充分楽しめるのです。

娘は前半、私の腕にしがみつき怖いもの見たさで聞いていましたが、後半は大盛り上がり。
特にゼラルダの作った料理、七面鳥の丸焼きシンデレラ風が大のお気に入り。
調理した鳥に靴を履かせている絵は面白がって何度も眺めています。

最後もハッピーエンドと思わせて実はよく見ると・・・
大人も子どもも一緒に楽しめる、素敵な絵本です。
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