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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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どまどま

ママ・40代・東京都

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どまどまさんの声

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なかなかよいと思う 大好きな車がいっぱい  投稿日:2010/07/21
おたすけこびと
おたすけこびと 文: なかがわ ちひろ
絵: コヨセ・ジュンジ

出版社: 徳間書店
働く車が大好きな息子、目を皿のようにして見入っていました。
教えなくても、「これ、くれーんしゃでしょ!これ、だんぷとらっくでしょ!」と、どんどん発見して、嬉しそうです。

まだ「ケーキを作る」ということがいまいちピンとこない2歳の息子、
卵以外の材料は「お砂!」と言っていました。
でも、オーブンに入れて、ピッとボタンを押して待つ、というのは
電子レンジで毎日目撃済み。
そんなこんなで、大好きな車と小人たちが、とっても美味しそうなものを作っている、というの、なんとなくわかった様子。
でも、もう少し大きくなってから読んだ方が、もっと楽しめたかなー。

絵が本当にかわいい!
働く車の、リアルだけど温かみのある線が、とてもやさしい感じです。
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なかなかよいと思う ひたすらかわいい  投稿日:2010/07/21
おしり
おしり 作: 三浦 太郎
出版社: 講談社
夏になると、おしりが汗でかぶれて、
おむつをはかずにうろうろすることが増える、我が家の息子くん。
そんな息子くんによかろうと思って、図書館で借りてきました。

息子くん、各ページ、なぜか大爆笑。
そして、赤ちゃんのおむつのページでは、
「あれ、おしり、ないよー」と、不思議そう。
次のページに、おむつを取った、ぷりぷりのかわいいおしりが現れて、
「あったー」と大喜びです。

もっと小さい時に読んであげても、きっと親子で楽しめただろうなぁと思います。
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自信を持っておすすめしたい はたらく車好きの子にはたまりません  投稿日:2010/07/17
よいしょ
よいしょ 作・絵: 三浦 太郎
出版社: 偕成社
三浦太郎さんの「はたらくくるま」三部作『よいしょ』『とどくかな』『まかせとけ』ですが、うちの息子は「よいしょ」が一番好きなようです。

工事現場の車が大好きな息子にとって、ダンプカー、ホイールローダー、ブルドーザー、ショベルカーというのは、いつまででも見続けていたい、あこがれの車たち。
1度か2度読んだだけでストーリーを覚え、息子も、車たちと一緒に「よいしょ!」。よっぽど気に入ったのか、「どしゃ」とか「じめん」とか、絵本に出てくる他の言葉もすぐに覚えてしまい、私が読むのに合わせて、いつも一緒に大合唱です。

素敵だなーと思うのは、最後のページが最初のページにつながっているところ。はたらく車たちが力を合わせて働いている感じが伝わってきます。

大人目線で言うと、工事現場の重機(のような重くて荒々しい物)が、こんなにも愛らしいイラストになるのか〜と、三部作のどれを見ても感心します。
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自信を持っておすすめしたい 虫の世界が覗けます  投稿日:2010/07/17
ころちゃんはだんごむし
ころちゃんはだんごむし 作: 高家 博成 仲川 道子
出版社: 童心社
虫に興味を持ち始めてきた息子に、ぴったりの本でした。
読んで以来、だんご虫は息子の「虫・ベストワン」になり、
だんご虫を見つけるたびに、「あ!ころちゃん!」と言っています。

だんご虫のころちゃん、お散歩に行った先で、かまきりに襲われたり、モグラの穴に落ちたりと、スリリングな体験をいっぱいします。セミさんに助けられ、セミさんと一緒に脱皮して、大きくなるころちゃんと兄弟たち。

私はこの本で初めて、「だんご虫が脱皮すること」を知りましたが、高家さん&仲道さんコンビの描く虫の絵本って、どの本も、「リアルな虫の世界」を見せてくれている気がします。いろんな虫がみーんな仲良しという世界も子供の絵本としては素晴らしいのですが、高家さんたちの本の場合、「食べられそうになって逃げる」とか、「蜜のある木を守るために戦う」とか、虫たちの世界の厳しさを垣間見せてくれるのです。

すごいなーと思っていたら、高家さんって、動物園に勤める農学博士さんなんですね。絵本の最後にある虫の紹介文は、大人にとっても、ためになりますよ〜。
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自信を持っておすすめしたい 隅から隅まで楽しめますよ!  投稿日:2010/07/17
ドライブにいこう
ドライブにいこう 作・絵: 間瀬 なおかた
出版社: ひさかたチャイルド
間瀬さん作品は親子共々大のお気に入りで、何冊も読ませてもらっていますが、1冊選べと言われたら、これを選びます。

乗り物と、その乗り物が進んでいく先の風景がとても丁寧に書き込まれています。
「リスがいるね!」「ご飯食べてるね!」など、ページの隅々まで子供と一緒に楽しむことができます。

どの本も構造的な仕掛けがありますが、この本では、ページの上部が空の雲の形に切りこまれており、ページを繰るたびに、空間的な奥行きを再現してくれ、とても立体的。本当に、遠くに見えるあの山までドライブしている!という気分になります。

最後のページの、霧を抜けた先に現れる展望台からの風景が絶品です。
今まで通ってきた道が山の上から小さく見え、子供と一緒にもう一度、来た道をたどっています。

個人的には、この展望台からの景色が、比叡山から見た京都と滋賀の景色を連想させ、とても懐かしい気持ちになります。

また、間瀬さんの他の作品に出てくる車が随所に出てきたりして(そのうち1台はたぶん、間瀬さん本人の車なのでしょうが)、それを探すのも息子の楽しみの一つになっています。
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自信を持っておすすめしたい 最後のページが大好きです  投稿日:2010/07/16
わたしの
わたしの 作: 三浦 太郎
出版社: こぐま社
大きいいす、中くらいのいす、小さいいす。3つ並んだ中から「わたしのどれかな」と見つけていきます。
歯ブラシや靴やお茶碗など、生活の中で慣れ親しんだ物ばかりが出てくることもあるのでしょうが、子供が驚くほどスムーズに絵本の世界に引き込まれ、「どれかな」という問いかけに「(自分の名前)の、コレ!」と自信たっぷりに受け答えするのがとても楽しいです。
子供って、教えていなくても、「自分サイズ」をしっかり認識していることがわかります。

最後にはステキなしかけが。バナナといちごとみかんが並んでいて、「わたしのどれかな?」
さて、みなさんのお子さんは何を選ぶでしょう?
(それまで常に「一番小さいもの」を選んで来ていたうちの子、このページで選んだのは一番大きなバナナでした。「バナナ、好きから!」と言っていました^^)
どれを選んでもいいという、そのわくわくさだけでも楽しいのに、三浦さんが用意してくれた素敵なラストに、我が家では、いつも、「あるある!」と大笑いしつつ、なぜか少しほっとしています。

ただ、いつも、「大中小」の3つが並んでいるので、二人目ちゃんより一人目ちゃんの方が引き込まれやすいかな〜と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 美しい青の世界  投稿日:2010/06/29
パパ、お月さまとって!
パパ、お月さまとって! 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
エリック・カールの本は、どの本も色彩がとても鮮やかですが、この本は青がとても印象的です。そこにちりばめられた黄色い星とのコントラストがとても美しいです。
この本は仕掛け絵本としても優れていて、お月さまへと登る階段の長さや、たどり着いた大きなお月さまの迫力など、大人でもページを繰りながらぐっとひきつけられます。また、月が満ちて欠けるという不思議な現象が、こんなにもすとんと落ちる形でストーリーに織り込まれているというのも、秀逸だと思います。
仕掛け絵本の宿命で、ページはすぐに破れてしまって、セロハンテープだらけになりますが、それはたくさん読んでたくさんページを開いたということでしょう^^
息子は、1歳から2歳にかけて、彼のリクエストでほぼ毎晩寝る前にこの本を読んでいました。いつか息子も、「お月さまとって!」って言うかなぁ。
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自信を持っておすすめしたい 眠りの準備を整える穏やかさ  投稿日:2010/06/29
おやすみなさい おつきさま
おやすみなさい おつきさま 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
訳: せた ていじ

出版社: 評論社
古典的名著と言われている絵本で、息子は、1歳から2歳にかけて、ほぼ毎晩、寝る前にこの本を読んでいました。

ウサギの子供が、眠りに就くまでに、寝室のいろいろなものに「おやすみ」と言っていくというストーリーです。絵は、かわいいというよりは、古典的な感じのするものですが、見れば見るほど発見があります。最初のページでは7時を指していた時計が最後のページでは8時だったり(つまり、寝入るまでに1時間かかったってことなのですね)、窓から見えるお月さまが少しずつ昇っていっていたり。全ページに小さいねずみが描かれていることに気付いたのは息子。隅々までよく見ているんだなと感心します。

時計や、人形のクマや、くしやブラシに「おやすみ」と言いながら、ページごとに部屋は少しずつ暗くなっていきます。読み進めていくうちに、だんだんと、読み手の心にも眠りの準備が整ってくようです。
就寝前の絵本にぜひオススメです。
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自信を持っておすすめしたい 子供の心にしっかりインプットされてます!  投稿日:2010/06/29
もこ もこもこ
もこ もこもこ 作: 谷川 俊太郎
絵: 元永 定正

出版社: 文研出版
「しーん」としていた何にもない平地に、突然「もこ」と隆起が。「もこもこ」と大きくなって、「にょき」ときのこみたいなのも生えてきて。大きくなったら、「ぱく」と食べちゃった!そしてそして…。

「もこ」とか「ぱく」とか「ふんわふんわ」とか、そんな簡単なオノマトペ(擬音・擬態語)だけで書かれた本書。さすが詩人の谷川さん、と思わされます。元永さんの絵も素晴らしく、絵というかデザイン?と思うような簡単な絵なのですが、とてもインパクトがあります。そしてビビッドで、グラデーションのある色彩が子供の心を捉えるようです。
この本で元永さんのファンになった私は、その後、元永さん作・絵の『ころころ』という本も買ってしまいました。

2歳になった息子は、いつのまにかストーリーを覚えていて、ページを繰るより前に、次のページのセリフを言ってしまうくらいです。あるときは、木がたくさん植わったマンションの中庭を上から眺めながら「にょちにょち!」と言っていました(息子は「き」が上手に発音できなくて「ち」になります)。木がたくさん植わっていて、空に伸びている様子が「にょきにょき」だったのですね。子供の感性ってすごいなぁと思いました。また、当時は、この本をめっきり読まなくなっていた頃でしたが、それでもしっかり子供のイメージの中にインプットされていたことにも驚きました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 繰り返しが心地よい  投稿日:2010/06/23
おおきなかぶ ロシアの昔話
おおきなかぶ ロシアの昔話 再話: A・トルストイ
訳: 内田 莉莎子
画: 佐藤 忠良

出版社: 福音館書店
息子が1歳後半だった頃にしょっちゅう読んだ本です。
「猫が犬をひっぱって、犬がまごをひっぱって、まごがおばさんをひっぱて、おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって・・・うんとこしょ、どっこいしょ、それでもかぶは抜けません」という、繰り返しが何度も何度も。
単なる繰り返しじゃん、単にかぶをひっぱってるだけじゃん、と思うのは大人の視点。子供は、この繰り返しに心地よさを感じ、繰り返され、つながっていくストーリーに惹かれるのでしょうね。
ロシアの昔話だそうで、出てくるおじいさん・おばあさんたちも、鼻が高くて、目が青くて。孫と呼ばれるかわいい女の子は頭にスカーフを巻いてブーツをはいていたりして、外国の香りが漂っています。
私は絵も大好きです。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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