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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 様々な素敵な側面があることにも気づく  投稿日:2010/02/15
ジェフィのパーティー
ジェフィのパーティー 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ しげお

出版社: 新風舎
 子どもながら大掛かりなパーティーです。
 きちんと招待状を出すジェフィ。
 受け取ったお友だちは、真剣に仮装を考えてます。
 おかあさんに「僕はなんに化けたらいい?」と聞く子に、「あなたが自分で決めるのよ。」という答え。
 『ん〜、さすが〜。こうでなくちゃ自立心は育たないんだな〜。』と、反省の私。
 もし、こんな招待を息子が受けたら、率先して息子にアイディアを押し付けちゃいそう。

 お友だちが、どんな仮装にするかあれやこれや考えているページが楽しい。
 お友だちって、色んな子がいることに、読んでいるこどもたちも気づけそうです。
 それぞれ、可愛らしい仮装でパーティーへやって来たページにワクワクしてしまいました。
 それぞれのパーソナリテイに合った仮装でやって来たのに、ゲームが始まると仮装の効果か、本来のパーソナリテイからかけ離れた行動にでるシーンがまた楽しい。
 ジェフィと一緒に、人には正面だけではなく様々な素敵な側面があることにも気づける作品でした。
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自信を持っておすすめしたい 家の中でやってくれちゃいます  投稿日:2010/02/14
なにしてるの、サム?
なにしてるの、サム? 作・絵: メアリー=ルイーズ・ゲイ
訳: 江國 香織

出版社: 光村教育図書
 “ステラと弟のサム”シリーズ本です。
 いつも外では、グイグイ ステラに引っ張られ気味のサム。
 今回は、家の中でやってくれちゃいます。
 楽しい姉弟の会話と、サムの可愛い活躍。
 ママが出てくるシーンがないのも面白い。

 犬のフレッドが今回はいい味を出していますね。
 サムはやはり研究者向きかも。
 とにかくやってみなくちゃ納得しないタイプかも。
 それに、お口が達者なステラを見事にかわす機転の良さ。

 とにかく幼い姉弟の面白いやりとりを楽しんでください。
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自信を持っておすすめしたい 素敵な場面に立ち会えて良かったですね  投稿日:2010/02/13
水曜日の本屋さん
水曜日の本屋さん 作: シルヴィ・ネーマン
絵: オリヴィエ・タレック
訳: 平岡 敦

出版社: 光村教育図書
 書店で毎週水曜日に会うおじいちゃん。
 椅子に腰掛け、分厚い「マルヌ会戦」関係の本を読んでいる。
 シュリーフェン・プランを阻止させた祖国の戦いぶりへの感動か、はたまた父親(or祖父)も参戦したいたものか、時に涙している様子。
 主人公の女の子は、毎週同じ本を読むおじいちゃんに、『お気に入りなら買えばいいの』にと思うのですが…。
 
 『この本が売れていないように』と毎週願いながら書店に通うおじいちゃんの心境を思うと、『おじいちゃんのこのささやかな楽しみがどうぞ奪われませんように』と、私も祈ってしまいました。

 日本でも、椅子やテーブルを置いている書店もあるようですね。
 果てはカフェに繋がっている書店も都市部ではあるそうですね。
 このお話の書店もゆったりと本を読める空間があって羨ましい。
 クリスマス前には、ボンボンまで振る舞われていてビックリです。
 
 主人公の女の子と、おじいちゃんの心の交流一本のお話しかと思いきや、エンディングに『まぁ〜』とビックリ。
 女の子は、素敵な場面に立ち会えて良かったですね。
 
 おじいちゃんが、あの本を購入する事を躊躇っていた理由のわかるページで、この年齢にならなければ抱かない感情だろうなと、しんみりとした気持ちになりました。
 
 大人の心にもグッとくる、作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい デザートにはビックリ大笑いでした  投稿日:2010/02/12
まめぼうやのリトル・ピー
まめぼうやのリトル・ピー 作: エイミー・クロウス・ローゼンサール
絵: ジェン・カラーチー
訳: 石津 ちひろ

出版社: コンセル
 あかちゃん絵本で、わが家のナンバーワンの『ぷちぷち』のおまめくんを思い出し、手に取りました。
 こちらは、おまめちゃん一家です。
 パパさんおまめは、リトル・ピーと遊んでやるのが上手です。
 でも食育には、厳しそうです。
 食事をきちんと食べないと、デザートはダメ!っていうんです。

 その食事が、キャンディ。
 リトル・ピーはキャンディが大の苦手。
 キャンディが主食なんて、笑ってしまいました。
 んでもって、デザートにはビックリ大笑いでした。
 息子が小さい頃に出会いたかったなァ〜。
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自信を持っておすすめしたい “そのまた心配引き受け人形”を…  投稿日:2010/02/12
びくびくビリー
びくびくビリー 作・絵: アンソニー・ブラウン
訳: 灰島 かり

出版社: 評論社
 一時の憑き物のように、連夜心配事を抱え、くよくよいじいじしていた年頃が私にもありました。
 ビリーのように帽子や靴のことではありませんでしたが(笑)、なにもかも心配になってくるんです。

 グアテマラのこのウォーリー・ドールは、お土産にいただいた事がありますが、土に埋めませんでしたねぇ。
 グアテマラレインボーカラーと言われる所以も納得の鮮やかな色でした。

 お人形さんに、人の思いを託したり願ったり悩みを聞いてもらうなど、海を越えても様々なひとびとの生活の中にあるものですね。

 ビリーをしっかり抱きしめてくれる家族に囲まれているからか、おもいが友だちに及び、友だちにまで作ってあげる優しさに、良いお話しだぁ〜と思いました。
 ところで、ビリーは、『「心配引き受け人形の心配引き受け人形」の“そのまた心配引き受け人形”を作ってあげなくていいの?』と心配をしなくて良かったですね(笑)。
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自信を持っておすすめしたい 生命の躍動感あふれるこの世の誕生話  投稿日:2010/02/11
てんごくの土ようび
てんごくの土ようび   作・絵: ヘルメ・ハイネ
訳: 大島 かおり

出版社: 佑学社
 旧約聖書の『創世記』も、こんな優しい表現ができるなんて、絵本は深いですね。
 とても明るい色調で、なにより神様が今の私たちにも身近なおじいさんのよう。
 息子は、ウフフと笑いながら眺めていました。
 ふむふむ、こうやって世界ができたのかと、こどもたちも受け入れやすそう。
 特に、
 木曜日には太陽と月と星を大空にかけました
 のページが好きです。

 本題は、土ようび。
 タイトルが「土」だけ漢字を用いている意味がわかります。
 これぞ楽園だ〜〜〜〜〜〜!
 って、いうページが終盤続きます。
 憧れてしまうこの空間にわたしも遊びに入っていきたくなりました。

 宗教を学ぼうなんてつもりではなく、この生命の躍動感あふれるこの世の誕生話を楽しむつもりで眺めてみてはいかがでしょうか。

 柔らかく包み込まれるような絵に癒されました。
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自信を持っておすすめしたい 自動販売機の後ろからのカットが…  投稿日:2010/02/11
ぽんたのじどうはんばいき
ぽんたのじどうはんばいき 作: 加藤 ますみ
絵: 水野 二郎

出版社: ひさかたチャイルド
 子どもにとっても、自動販売機と初めて会ったときは、衝撃的な感動があるようです。
 お金を入れると、いろんなものが出てくるんですもの。

 さて、狸のぽんたが、ふもとの村へおりて来て、自動販売機を初めて見て、すっかり気に入ります。
 そこでぽんたは自分でも、箱で自動販売機を作ります。
 すると、お客さんがやって来て、…。

 ぽんたのイアイディアが素敵です。
 お金の変わりに、葉っぱを入れてもらいます。
 葉っぱをいろんなものに変えられるんです。
 自動販売機の後ろからのカットが、読んでいるこどもたちを、ぽんたの気持ちと一緒にしてくれるんですね。
 歯が痛いお客さんには、息子と一緒に困りましたねぇ。
 お友だちの欲しいお客さんには、どうするのかしらと思ったら、ん〜〜〜、こころの中が温かくなりましたよ。

 最後の、自動販売機にかけられた
 こわれました。 もう、なにもでません。
 の、札には笑いました。

 大型判が出たのを図書館で見つけ、これはお話し会で使えそうだな〜
と思いました。
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自信を持っておすすめしたい みんなで入ると「たんぽぽ風呂」みたい  投稿日:2010/02/10
そらまめくんのぼくのいちにち
そらまめくんのぼくのいちにち 作: なかや みわ
出版社: 小学館
 書店で、「あ゛〜〜〜、新しいのが出てる!」と息子。
 当時息子はもう8歳。
 でも、手に取っていました。
 そらまめくんは、前2冊を熟読しましたので。

 さて、ははは図書館で読みました。
 相変わらず、そらまめくんのベッドはふかふかで心地よさそうです。
 干し草のタオルも素敵です。どんぐりコップが可愛い。

 お友だちのおうちも紹介されていて、最後にはそれぞれのおうちの位置関係もわかりました。

 みんなで虹をつかもうとして、こけちゃうところがうけそうですね。
 でも、こうやって虹がつかめるなんて、いいな〜♪

 たんぽぽのベッドは、みんなで入ると「たんぽぽ風呂」みたい(笑)。

 そらまめくんシリーズは、綺麗な緑色はもとより、わたしは暮れていく時間帯の色遣いや、夜の色合いも柔らかくて好きです。
 
 これからも、そらまめくんファンは増えていくんでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい 仕草や表情に心をわしづかみにされて…  投稿日:2010/02/10
こんとあき
こんとあき 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
 おばあちゃんの心のこもった出産前の贈り物。
 ぬいぐるみのキツネこん。
 生まれたてのあきちゃんが、やってくるのを待っていました。
 あきちゃんの成長に寄り添い月日は流れ、あきちゃんはだんだん大きくなりました。
 ところが、こんはだんだん古くなり、…。
 
 素敵な二人の旅行です。
 こんはあきの本当に優しいお兄ちゃんですね。
 駅弁のシーンは、一緒にはらはらどきどき。
 砂丘でのページのあきちゃんの頑張りに拍手です。
 
 とにかく、何度見てもあきちゃんの仕草や表情に心をわしづかみにされてしまいます。
 グラッと揺れる電車の通路でのお顔、
 電車の窓に顔をくっつけ、こんを追いかける視線、
 泣きそうになりうでで目を押さえるシーン、
 お弁当をほおばりながら車掌さんを見上げるお顔、
 おばあちゃんの胸に飛び込む後ろ姿。
 お風呂の中での気持ちよさそうな様子。
 あ〜、どのページもみんな素敵です。

 これからも、こんは仲良しのあきちゃんを見守っていくことでしょう。
  
 扉絵とラストのページの、ぬいぐるみ「こんの型紙」がお洒落です。
 作ってみたくなりますね。
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自信を持っておすすめしたい 仏心にすがり、助けおこされてみれば…  投稿日:2010/02/10
はかまだれ
はかまだれ 作: 舟崎 克彦
絵: 村上 豊

出版社: ひくまの出版
  袴垂は、『今昔物語』に登場している盗賊です。
 実在の人物なのでは、という説話の多い人物です。
 
 この袴垂の晩年を題材にした作品です。
 極悪非道の道に堕ち、果ては奪ったものは使い果たし、子分も千々に立ち去り、小役人どもに単身追われる情けない身の上に。
 捕らわれる直前、絶体絶命の時、仏にすがる言葉をはくと…。

 仏心にすがり、助けおこされてみれば、その顔は我が母。
 大罪人の親ともなれば、生きている間が地獄の苦しみ。
 とうとうと語る母の言葉とこの三十余年を振り返り、袴垂に罪滅ぼしの「人の心」が蘇るあたり、仏の慈悲でしょうか。
 
 ラストの“ひとかかえほどの岩に 寄り添う真新しい岩”という表現に、グッときました。

 高学年のお話し会に使ってみたいと思いました。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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