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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい こんなものも おふとん かけるんだぁ〜  投稿日:2009/11/21
おふとんかけたら
おふとんかけたら 作・絵: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
 表紙絵を見て、誰がいえいえ、何が眠っているのか???でした。
 みんなおふとんかけて、眠ると面白い寝相です。
 こんなものも おふとん かけるんだぁ〜(笑)。
 と、笑わせられる“かがくいワールド”。
 おまめさんのページで、ポッと気持ちも和やかに。
 表紙絵は、あなただったのね〜と、声が出ました。
 絵本を閉じてもおまけがあって、たっぷり小さいお子さんと楽しめると思います。
 お昼寝の前に読んであげるのも良いかもしれません。

 かがくい先生最後の作品でしょうか?
 とても、残念です。
 きっと、この先も、たくさんのお子さんに愛される作品だと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい このご時世にピッタリな作品かもしれません  投稿日:2009/11/20
ヨセフのだいじなコート
ヨセフのだいじなコート 作・絵: シムズ・タバック
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
 『ハエをのみこんだおばあさん』のシムズ・タバックさんの、2000年コールデコット賞受賞作品です。
 
 子どもの頃に歌ったイディッシュ(Yiddish=アシュケナージ系ユダヤ)語の「オーバーコートをもっていた(I had a little Overcoat)」という歌をベースに作った作品だそうです。
 
 ヨセフの名前も、
 ミュージカル「牛乳屋テヴィエ」のポスターも、
 新聞の記事(バイオリン弾き屋根から落下)も、
 ためになる名言も納得がいきました。
 
 表紙絵のヨセフのコートの穴の空いているところが、触ってみると凹んでいて、子どもは始めから大喜び。
 巻頭にもあるように、水彩絵の具・グワッシュ(ガッシュ)・色鉛筆・インク・コラージュと作者自身が楽しんで遊び心いっぱいに作られています。
 
 お話は、一着のオーバーコートに穴が空き、継ぎ当てをしていましたが、すり切れてジャケットにリフォームを…。そのジャケットもすり切れて…。
 
  「すごい!ここまで大切につかえるんだ。」と我が身を反省の息子と私。
 ひと昔前の日本のお母さんも着物から雑巾まで、と大切に使っていましたね。
 “たくさん持って、たくさん廃棄して”の使い捨ての時代が、リサイクル・リユース・リフォーム・リペアへと変わって(戻って)来ているこのご時世にピッタリな作品かもしれません。
 
 とっても楽しく、隅々まで読みました。
 切り抜き絵になっていたり、繰り返し文になっていますので、小さいお子さんもお話しながら楽しめると思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい とってもお世話になった絵本です  投稿日:2009/11/19
からすのパンやさん
からすのパンやさん 作: かこ さとし
出版社: 偕成社
 とってもお世話になった絵本です。

 いずみがもりに、からすの夫婦がパンやさんをしています。
 子育て真っ最中で、大変です。
 童謡の“ななつのこ”をちょっと思い浮かべ読みました。
 売り物にできないパンをからすのこどもたちがおやつに食べていると…。

 長めの文ですが、内容の楽しさに2歳でもきちんと聞けました。
 たくさん出てくるからすくんを一羽一羽じっくり見つめていました。
 たくさんのパンのページも大好きで、読むたびにきょうりゅうパンが気に入っていました。
 この中で、今の時代ならパンやさんに並んでいるものあるかもしれませんね。

 こどもは、「繰り返しの文」もそうですが、「たくさんのもの」とか、「細かい絵」にも興味を示しますね。
 思い出の大切な一冊です。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい 人と接し学び感じ“ひと”となっていく  投稿日:2009/11/19
よかったなあ、かあちゃん
よかったなあ、かあちゃん 作: 西本 鶏介
絵: 伊藤 秀男

出版社: 講談社
 小学生三人が、出会った認知症の老婦人とその夫。
 
 公園のいつものところで友だちとサッカーをしたかったのに、見知らぬ老夫婦。
 ボールが、転がっていき、「かずや もう おうち かえろ。」とおばあさんに声をかけられ、戸惑うひろき。
 おじいさんに事情を聞き、自分の祖母の最後を思い出すひろき。
 「年をとると、だれでも赤ちゃんに戻るんだよ。」という母親の言葉を思い出します。
 そんな出会いから数日後、いつもの公園をかけ回っているおじいさん。
 おばあさんが入院前にいなくなったとのこと。
 みんなでさがすと…。

 小さな公園で、出会った人の人生。
 小学生の心で受け止め、感じ、おばあさんにかけた言葉。
 優しさが、きちんと育まれている事がうれしくなりました。
 大きくなっていくっていうことは、たくさんの人に出会う事でもあるんですね。
 自分の体験したことのない事に、人と接し学び感じその人を“ひと”としてつくって行くのでしょう。
 
 老いは、皆、通る道。
 「老人を大切にする社会」であって欲しいと思いました。
 
 息子も“新しい出会い”を大切にして欲しいと思いました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 「山でおじいさんに会ったら気をつけよう」  投稿日:2009/11/18
ちょうちんまつり
ちょうちんまつり 作: 唐 亜明
絵: 徐楽楽

出版社: 福音館書店
 教師時代の思い出の一冊です。
 15年前、文化祭で、大型紙芝居シアターを企画した我がクラス。
 紙芝居一枚が、ベニヤ板一枚の大きさでした。
 作品選びを手伝わされました。
 
 中国のお話です。
 ちょうちんまつりを夜にひかえた日、王七は、畑仕事を早めの終えて、薪をさがしに山へ。
 そこに、白いひげを生やした老人二人が碁を打っていて、見物をしている間に、…。
 
 ちょっとした出会いで、100年単位の時間が流れ去り、取り返しのつかない事になった王七に、「長生きしたのだから喜ぶのが当然じゃ。」と老人(仙人かしら?)たちにいわれても、家族との再会と短い人間の生涯を切望する王七の姿に、共感し読みました。
 家族との再会の為、必死な姿の王七に大人でも引き込まれます。
 
 「『過去の窓』から、飛び降りて、先週の定期考査まで戻りたい。」と、笑っていたあのころの生徒たちも、もう30代になっています。
 この絵本を、図書館ででも見つけて、自分のお子さんに読んでやって欲しいなと思いました。
 あの時の、音響入りのナレーションのテープは、まだ持っています。
 
 我が息子は、「こわっ、山でおじいさんに会ったら気をつけよう。」と、真顔で言っていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 文が簡潔で、絵も楽しいものがありました  投稿日:2009/11/18
ハーメルンのふえふき
ハーメルンのふえふき 絵: アンネゲルト・フックスフーバー
訳: 小沢 俊夫

出版社: 偕成社
 いつか息子にと思い、さがしていました。
 文が簡潔で、絵も楽しいものがありました。
 北ドイツの街で約700年前に起こった、130人の子どもが姿を消した伝説です。
 この絵本の原書は、ドイツのバルトスヘブナーが再話しています。
 が、あまりに描写が細かいので、本来の口伝に近づけて、簡潔に語り改められたものだそうです。
 表紙を見るなり、「知ってるよ。読んだ記憶があるけど、しっかり覚えていない。もう一回読んでみるか。」と息子。
 感想は、
 面白い。(ストーリーがつかめたようです)
 絵が好き(やっぱり)
 約束は守らなきゃね。
 それにしても、凄い笛だな〜。
 残りのこどもたちは、どうなったんだろうね。
 でも、土砂に呑み込まれたって話もあるんじゃない?
 
 高学年の一人読みにちょうど良い絵本だと思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 文字が読めることの喜び  投稿日:2009/11/18
ありがとう、フォルカーせんせい
ありがとう、フォルカーせんせい 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 香咲弥須子

出版社: 岩崎書店
 扉絵の女の子が本を小脇にはさんで、無邪気にはにかんでいる表情に温かいものを感じました。
 
 主人公の女の子トリシャ5歳。
 トリシャは、 読む、書く、計算の習得と使用に著しい困難を示す状態のLD(学習障害)でした。
 小学校生活の中で、苦しみ彷徨するトリシャのつぶれてしまいそうなちいちゃな心。
 読んでいてトリシャに気持ちを重ねていました。
 
 ラッキーな出会いであったと思います。
 フォルカー先生は、観察力・共感能力の高い実に繊細な心の持ち主ですね。
 また、きちんとLDを認識し、根気強くトリシャに向き合っています。
 文字が読めることの喜び。
 トリシャの世界が、無限の可能性と共に広がっていくことを思わせるラスト前のページで、泣いてしまいました。

 それにしても、トリシャという人物のベースには、あのおじいちゃんの儀式、おばあちゃんの詩的な星の話など、こよなくトリシャのパーソナリティ ーそのものをあるがままに受け入れ、愛してくれた家族の深い愛がしっかりと根付き育っていた事が解ります。

 エンディングに驚き、二人の再会に感動しました。
 
 息子は、このような障害を抱え悩んでいる子どもの存在を初めて知り、再読していました。
 中・高学年のお話し会で、読んでみたいと思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 楽しい楽しい  投稿日:2009/11/18
ポッチャーン!
ポッチャーン! 作・絵: フィリップ・コランタン
訳: ふしみみさを

出版社: 朔北社
 『おっ、縦開きの洋もの本だ』と思い手に取りました。
 表紙絵のオオカミくんも私好みのキャラでした。
 
 オオカミが、井戸の中に映る月を、チーズと間違え、身を乗り出し井戸へ。
 おまけに、桶まで落ちてきて。
 そこへブタが通りかかり、オオカミは…。

 楽しい楽しい。
 縦開きの意味が解りました。
 桶に乗っかったオオカミが上がっていき、降りてくるブタとすれ違うシーンはドキリとしますが、そこはオオカミ、「絵本の中では、なかなかごちそうにはありつけな〜い」と息子。

 ファッション誌『VOGUE』のイラストレーターだった作者が、目指すところは、朝子どもをコチョコチョくすぐって笑いながら起こすような作品を作る事、だという解説を読んで、とっても納得しました。
 このような明るく笑える作品が私も大好きです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 気持ちの持って行きようがなかった  投稿日:2009/11/18
スズの兵隊
スズの兵隊 作: アンデルセン
絵: マーシャ・ブラウン
訳: 光吉 夏弥

出版社: 岩波書店
 私の思い出の一冊です。
 挿絵が少しの童話本を小学2年のクリスマスの頃に読みました。
 タイトルの“スズ”を“鈴”と思い、読み始め始めの頃は???でしたが、新聞紙の船に乗るあたりでもう夢中でした。
 最後のあっけなさに、悲しくなり、子供心に気持ちの持って行きようがなかった記憶があります。
 数年後、別の方の訳本で『なまり(鉛)の兵隊』を読み、始めの???が蘇り、やっと解決しました。
 息子が生まれ、30余年ぶりに絵本の形でまた出会いました。
 読後のリアクションは、私と似ていました。
 ストーブ(暖炉)の中にポイと投げ込むのは、よちよちの赤ちゃんだった記憶がありますが、なんとも気まぐれな人間に、おもちゃの運命は翻弄され、気の毒でしょうがありません。
 それにしても、兵隊とバレリーナの恋が美しく描かれていて、大人が読むと別な味わいのある作品だと思います。
 クリスマスの時期になると、『くるみわり人形』と共に思い出される一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい  大人の頭休めにも良いかも  投稿日:2009/11/18
だじゃれしょくぶつえん
だじゃれしょくぶつえん 作: 中川 ひろたか
絵: 高畠 純

出版社: 絵本館
 文字通り、だじゃれオンパレードです。
 植物園と言うのも納得。
 お野菜あり〜の、果物に〜お花あり〜の。
 よくもまあ、こんなに思いつくものですね。
 
 しょうぶ(菖蒲)! あ、やめ(菖蒲)
 歯ブラシを口に入れたままのアロエ坊やが、
 アロエ、おかあさん
 おれにくり(栗)、なんにもなす(茄子)
 
 絵が大きな力を発揮しています。
 もう、もう、笑いっぱなし。
 大人の頭休めにも良いかも。
 図書館で見つけました。
 家にも一冊購入しようと思います。
参考になりました。 0人

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