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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい たくさん同名の絵本は出ていますが…  投稿日:2009/11/12
てぶくろ
てぶくろ 作: (ウクライナ民話)
絵: エウゲーニー・M・ラチョフ
訳: 内田 莉莎子

出版社: 福音館書店
 身を刺すような、空気の冷たさがが伝わってくるウクライナの民話です。
 たくさん同名の絵本は出ていますが、この絵が好きです。
 色使いといい、キャラクターがナチュラルっぽいのもいいです。
 何よりも、てぶくろの中の温かさが伝わってきます。
 次に、やって来るお友だちを受け入れる優しさが、
 お話もお温かくしているんでしょうね。
 
 3歳当時、息子は、夢中でてぶくろのお家に見入っていました。
 最近書店で、並んでいるのを見かけ懐かしくなって開いてみました。
 これからの季節に、ピッタリだと思います。
 小さいお子さんから楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい ぶれない毅然とした女性  投稿日:2009/11/11
パパのカノジョは
パパのカノジョは 作: ジャニス・レヴィ
絵: クリス・モンロー
訳: もん

出版社: 岩崎書店
 「えっ?」と、声が出てしまいました。
 タイトルが、タイトルですから。
 開いて、やっぱり。
 パパの今のカノジョの話。
 
 斜に構えた、主人公の女の子の鋭い視線。
 パパのカノジョの分析とも言える各ページ。
 今までのカノジョたちより、いちばん長続きしている
 と、いうことはこれまでのカノジョたちは、
 この厳しい評価に耐え切れず、消えていったのかしら(笑)?
 
 ところが、途中から評価が変わっていきます。
 なかなか良いカノジョです。
 母をしている私には、耳の痛い事ばかり。
 一本芯が通っていて、ぶれない毅然とした女性です。
 カッコイイです。
 それが、この女の子には伝わっているんだと思います。
 
 パパとカノジョの先行きは、どうなろうとも
 素敵な大人の女性に出会えてよかったですね。
 息子は、「新しいママになるんだろうか?」と一言。
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自信を持っておすすめしたい 来るは来るは、考えられない患者さんたち  投稿日:2009/11/11
はいしゃさんにきたのはだれ?
はいしゃさんにきたのはだれ? 作: トム・バーバー
絵: リン・チャップマン
訳: ひろはたえりこ

出版社: 小峰書店
 表紙絵を見て、動物の歯医者さんのお話かな?と読みました。
 ところが、歯医者に来たのは、人間の男の子サム。
 歯医者が大嫌い。
 魚の水槽があっても、シールをもらえても、パパにご褒美をもらっても。
 とにかく大嫌い。
 診察室に入っても、往生際の悪いこと。
 診察台のしたに隠れて…。

 このお医者さん、なかなかの名医のようで。
 昨日診察に来た患者さんの話を始めます。
 来るは来るは、考えられない患者さんたち。
 症状は様々。
 原因にも笑えます。
 治療もお見事。

 トラの歯に挟まっていたものに大笑い。
 サムも、たくさんの患者さんの話に身を乗り出して、ついには…。
 
 マーガトロイド先生はやっぱり名医です。
 (それにしても、転職可能なお話作りの名人ですね。)
 息子とサムが一緒に、この診察のお話に引き込まれているのが、見ていて楽しかった。
 あのカバの歯は、いったい何なんでしょう?
 ホントに、カバの歯なんでしょうか?
 作り話じゃないのかしら?????
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自信を持っておすすめしたい とてもたくさんで、一斉にかけていくから…  投稿日:2009/11/11
はなをくんくん
はなをくんくん 文: ルース・クラウス
絵: マーク・シーモント
訳: きじま はじめ

出版社: 福音館書店
 季節は冬。
 森の動物たちはみな眠っています。
 優しい表情です。
 大きい動物も、ちいちゃい生き物も。
 静けさが伝わってきます。
 と、はなをくんくん…。

 においのする方にみな雪の上をかけて行く様子が、楽しい。
 とてもたくさんで、一斉にかけていくから、「なにかしら?」と読み手もドキドキしながらページをめくるのが楽しい。

 白黒の世界で、雪景色を良くあらわしていました。
 みんなの動きが、短い言葉でひとつひとつえがかれていて、これもまた楽しい。

 雪の中に春の訪れを見つけて、喜ぶ様子は、私たちと一緒ですね。
 季節は、もうそこまで春でした。
 黄色の使い方が、読み手の心も温かくしてくれます。
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自信を持っておすすめしたい こどもが求めるまで  投稿日:2009/11/11
しゅくだい
しゅくだい 文・絵: いもと ようこ
原案: 宗正 美子

出版社: 岩崎書店
 なんて素敵な宿題でしょう。
 めえこせんせいは、素晴らしい。
 友だちの前ではかっこうをつけていたって、やっぱりこの年頃はまだこんな宿題も必要だと思います。
 親が決めるのではなく、年齢で決めるのでもなく、こどもが求めるまで精神的にもこれは必要なことかもしれません。
 翌朝のみんなの元気な顔のかわいいいこと。
 宿題を全員やって来たんですね。
 忘れられないのは、もぐくんが、出た宿題に大喜びで、急いでお家に戻るページです。
 低学年のお話し会に使ってみたい一冊です。
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自信を持っておすすめしたい “迫力には迫力で”でしょうか  投稿日:2009/11/11
きつねとうさぎ ロシアの昔話
きつねとうさぎ ロシアの昔話 絵: フランチェスカ・ヤールブソワ
構成: ユーリー.ノルシュテイン
訳: こじま ひろこ

出版社: 福音館書店
 きつねはここでも意地悪です。
 うさぎの家を「汚いぼろや」といいながら、奪い、住み着いて…。
 追い出されたうさぎに、事情を聞いて助けてやろうとした森の仲間たちが、みなしっぽをまいてにげるほどの、きつねの怒鳴り返す凄い剣幕。
 「…ひきちぎってやる。…かぜにとびちるさ。」の言葉には迫力ありすぎです。
 5歳の息子は、ちょっと涙目でした。
 “迫力には迫力で”でしょうか。
 おんどりくんカッコイイです。
 服装もカッコイイ。
 歌も勇ましい。
 元気がもりもりわいてきます。
 きつねが逃げるページに、息子は拍手をしていました。
 
 ロシアの昔話を楽しんだ1冊です。
 そういえば、私が小学生だったとき、学校ではうさぎと鶏を飼っていましたね。
 私は、うさぎ係でした。
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自信を持っておすすめしたい カラッとあやまって、ケロッとしてる  投稿日:2009/11/11
となりのせきのますだくん
となりのせきのますだくん 作・絵: 武田 美穂
出版社: ポプラ社
 ますだくんシリーズでは、やはりこれがお薦めです。
 表紙絵の怪獣くんに初め「えっ?」
 扉絵に、 
 あたし きょう がっこうへ いけない きがする
 の、文。
 次ページで、「…きがする」が続きます。
 そして、「…あればいいのに。」に笑いがこみ上げてきます。

 学校に行きたくない、気持ちがよ〜く伝わってきます。
 
 原因がわかって、「いるんだよねぇ〜、ますだくんは。どこにでも。」の私の言葉に、「僕のクラスにはいないよ」と当時小1の息子。
 元気で、声も大きくて、オーバーアクション気味で、何かと世話焼きな子。
 そんな子が隣の席というのは、ちょっと困るかも。
 
 でも、ますだくん、主人公の女の子に興味もあるんじゃないかしら?
 もちろん、女の子はそんな風には思いもよらないでしょうが(笑)。
 次の日、カラッとあやまって、ケロッとしてるところが、子どもらしくてとてもよろしい。
 後ろ姿は、人間に戻ってましたね(笑)。
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自信を持っておすすめしたい “ともだち”を切望していたのは…  投稿日:2009/11/11
ともだちや
ともだちや 作: 内田 麟太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 偕成社
 初めて手にした時、浮き輪に提灯、幟に正月用の花餅。
 この格好のきつねくんが可笑しくって。
 降矢先生の絵だというので、開いてみました。

 なんとも奇妙な商売だなあ〜と思いつつ、キツネは苺が苦手なのかと息子と笑いながら先へ。
 作り笑いのキツネにも、客寄せの呼びかけの言葉にも寂しさが感じられ、この先商売はうまくいくのかと心配していたら、良い出会いがありました。
 楽しそうなトランプの場面で、息子は大爆笑でした。
 オオカミのアップのページにドキリとしながらも、その台詞にジーンとしてしまいました。
 「あしたもきていいの」のキツネの一言に、“ともだち”を切望していたのはキツネだったのだと思いました。

 暗くなっていく帰り道のキツネの後ろ姿が、本当に嬉しそうでした。
 息子は、オオカミがグラスに注いでいた飲み物がなんだったのか、しばらく考えていました(笑)。
 6歳の時の思い出の一冊です。
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自信を持っておすすめしたい “オオカミ封じ込め対策”が笑えます  投稿日:2009/11/09
こわがりハーブ えほんのオオカミにきをつけて
こわがりハーブ えほんのオオカミにきをつけて 作・絵: ローレン・チャイルド
訳: なかがわ ちひろ

出版社: フレーベル館
 『ぜったいたべないからね』のローレン・チャイルドさんの作品です。
 絵本から登場人物が飛び出して来ると思っている男の子ハーブ。
 ある晩、お母さんは絵本をおいたまま電話へ…。

 やって来るんです。
 オオカミが。
 それも二匹も。
 たべられそうです。
 ハーブは必死でオオカミをだまそうと…。

 子どもならではのイマジネーションたっぷりの世界。
 オオカミばかりか、たくさんの絵本から色々な登場人物が飛び出してきて…。
 最後のページのハーブの“オオカミ封じ込め対策”が笑えます。
 
 ユーモアたっぷりのキャラクターたち。 
 描いた後に切り絵として貼っているんでしょうか。
 そんな風に見えます。
 文字に動きを持たせて、そのページの雰囲気が良く伝わってきます。
 作中に出てくるたくさんの“絵本の内容”の解っているお子さんと読むと、その楽しさが倍増すると思います。
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自信を持っておすすめしたい “お勉強”と子どもに構えさせず  投稿日:2009/11/09
こども論語塾
こども論語塾 作: 安岡 定子
出版社: 明治書院
 子ども向けの論語の本を探して3年程たって、書店でやっと出会った本です。
 自分の学齢期には、耳慣れぬ言い回しに面白さを覚えるよりも、窮屈さを感じ、『難解』の呪縛から解放されることの無かった『論語』。
 この年になって、やっと身にしみいるようになってきました。
 素読の魅力も、今になれば理解できるようになりました。
 
 “お勉強”と子どもに構えさせず、素読を楽しんでいます。
 約500章ある中から、短く解りやすい言葉二十章が選ばれています。
 一見開きに、右のページに書き下し文・白文・現代日本語訳、左のページに子供用解説というスタイル。
 
 1日、1ページのペースで読みました。
 今では、好きなページを諳んじられるようになりました。
 リビングに常置し、いつもパラパラ見ています。
 彼のこれからの人生の中で、どこかで立ち止まり『小学生の時に良く意味も理解せず諳んじてたなぁ〜。今ならわかるなぁ〜。』という場面を想像しつつ、二人で遊び感覚で繰り返し読んでいます。

 できれば、もう少し早く(未就学期)に出会いたかった一冊です。
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