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おじさんの○○○まで(笑)
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投稿日:2009/11/03 |
小さいお子さんから楽しめるとおもいます。
北風の冷たい季節になってきました。
帽子の欲しいいたずらっ子の北風さんが、公園にやってきて、みんなの帽子をとっちゃいます。
おじさんの○○○まで(笑)。
北風さんの表現が、表紙でご覧になれるようシンプルで可愛らしくわかりやすいんです。
とった帽子を返してくれたはいいんですが…。
エンディングもほのぼのしています。
村上先生の絵が、このお話にピッタリでした。
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タイトルの生きた、ファンタジーの世界
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投稿日:2009/11/03 |
タイトルを見て、こどもたちがきつねの神様に会ったのかな?と思って読みました。
印象からして、女の子向けなのかもと思いましたが、縄跳びを幼稚園の運動会で頑張った後でしたので、息子と一緒に読みました。
おやつを食べながら、公園に縄跳びのなわを忘れてきたことを思い出したりえちゃんは、弟のけんちゃんと公園へ。
木の枝に下げておいたはずが、ありません。
そこへ、こどもたちの楽しそうな笑い声が聞こえてきて…。
縄跳びをするページは、きつねのしっぽやりえちゃんの髪の毛の動きが伝わってきて、読んでいてこちらも楽しかった。
なんとも可愛らしいみんなの表情。
縄跳びに自分の名前を見つけて、事情がわかったりえちゃんの静かな微笑みがとっても愛らしい。
エンディングのりえちゃんの気の利いた優しさに触れ、温かい気持ちになりました。
タイトルの生きた、素晴らしいファンタジーの世界でした。
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メスの生まれる確率はどれくらいだろう?
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投稿日:2009/11/03 |
読書週間のこの時期にと思い、図書館に行きました。
書棚の上に置かれていたこの表紙に、「品切れ・絶版本」のシールが貼られていて、おもわず手に取りました。
1943年初版のアメリカの絵本です。
石版画という事ですが、カラーページの彩色が色鉛筆のような淡い色調で綺麗です。
主人公は、独身のおばさんのようです。
ニワトリを飼い、今日も町へ卵を売りに。
町までの遠い道、退屈しのぎに考え事を。
たまごをうって、ほしいものを てにいれたい、おばさんの ゆめに
ひがつきました。
の一文に吹き出し、一緒になって想像をしていました。
『スゴイスゴイ、これは左うちわだわ。』と、おばさんが奥方様になったページでもう一笑い。
ラストのページで、こんなポジティブなおばさんなら、ポッと夢を実現してしまうかもと思いました。
息子もめんどりを2羽買うところから計算に参加して、ひよこのところで、「メスの生まれる確率はどれくらいだろう?」なんてつぶやいていました。
低学年向けになっていますが、高学年でも楽しめるようです。
お話し会に使ってみたいと思った一冊です。
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協力する二人の姿は可愛らしく純だな〜
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投稿日:2009/11/03 |
『はなをほじほじいいきもち』のダニエラ・クロートさんの作品。
クロコダイルくんとジラフちゃんの恋物語第2作目です。
1作目で、やっと想いを伝えられた、クロコダイルくん。
ジラフちゃんと一緒に暮らしたいと考えて…。
二人で、一生懸命考えて、快適な生活を模索します。
身長差は、生活にこんな問題を引き起こすものなのかと、笑えます。
この恋のためただ直向きに、協力する二人の姿は可愛らしく純だな〜と、思います。
最後のページの二人で作った新居に「へ〜、スゴイな〜。友だちも遊びに来たら、この中に入らなきゃならないの?水着持参だね」と息子は笑っていました。
第三作目は、ないのでしょうか。
見返しの絵もオシャレですね。
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ゆっくりとした時間の流れ
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投稿日:2009/10/31 |
紅葉の綺麗な山道をのどかにバスが昇って行く表紙絵に惹かれ読みました。
鼻先の長い昔のバスです。
一日にへんしか通らないバス。
朝、村から町へ。
夕方、町から村へ。
途中、乗りたい人は手を挙げれば、どこでもバスは止まってくれます。
ある朝いつものように、村から出たバスに、峠にさしかかったところで、男の子が手を挙げ、のってきました。
でも、男の子は、お金を持っていませんでしたが、…。
昭和初期から、二・三十年の頃のことでしょうか。
バスには、切符を切る車掌さんが。
帰りのバスには、明日の結婚式(祝言)のため、つのかくしのお嫁さん、そしてその一行も。
服装ひとつみても、バスの棚に上がっている風呂敷包みの荷物にも、時代を感じてしまいます。
帰りの雪化粧した山の様子も美しい。
雪で動けなくなりそうな山道が、雪かきされていて、読んでいて驚きでした。
最後の、おばあさんへの手紙で、ポッと心が温かくなりました。
今の時代無くしてしまった、ゆっくりとした時間の流れが、人々の心の交流をおおらかに優しくしているように思えました。
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息子も“あそこ”まで行ってきたのだな
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投稿日:2009/10/31 |
科学本なのかなと思って、先に私が読みました。
当時、3歳の息子は鋏とセロハンテープと輪ゴムに夢中で、色々なものをつくっていました。
二人で、おやすみの前に読みました。
あるひ、ぼうやは、わゴムが どのくらい のびるか、ためしてみることに しました。
その のびることのびること。
息子は興奮して、ページをめくる手を急ぎました。
わたしは二度目でしたが、やっぱりどこかでわゴムが切れるのではと心配になりました。
「想像の世界」に息子が引き込まれていくのが、そばで見ていて心地よかった。
息子も“あそこ”まで行ってきたのだなと、読後の笑顔にそう思いました。
絵が、緻密でごまかしのない本物でした。
この精緻さが、こどもたちにリアル感を持たせ、絵本の中にひっぱって行ってくれるのだと思います。
最終ページの、ベッドの周りにあったおもちゃの数々に、息子は指さし解説してくれました。
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懐かしさと淋しさが交錯して
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投稿日:2009/10/31 |
私は紙芝居屋さん終焉期に子ども時代を過ごしました。
テレビ普及時代に育ちましたから、気づかぬうちにその姿を見かけなくなりました。
さて、主人公のおじいさん、もはや紙芝居業を廃業していたようでしたが、思い立ってかつての町へ、自転車に紙芝居とおばあさんの作ってくれた砂糖菓子を載せ…。
町の様変わりに驚きながら、かつての自分の店開きをしていた場所で、独演を…。
懐かしい想いと、時代にのみこまれてしまった淋しい想いが読んでいて交錯し、読後しんみりとしてしまいました。
お話し会で紙芝居の台を使う事もありますが、この大切な「日本の子どもの文化」とも言えるスタイルは、お菓子はありませんが、こういう形でもやはり残して伝えていきたいと、改めて思いました。
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クリスマス前の数日のドキドキワクワク感
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投稿日:2009/10/31 |
仲良し、トゥートとパドルシリーズです。
スコットランの親戚のひいおばあちゃんの、100歳のお誕生日のお祝いに行っているトゥート。
はがきで、パドルに“クリスマスには帰るよ。”の連絡。
パドルは、トゥートが帰るまでにと、いそいそワクワクしながら、クリスマスの準備です。
クリスマス前の数日のドキドキワクワク感が伝わってきます。
トゥートを本当に大切な友人と思っているパドルの様子に、心があったかくなります。
トゥートも、クリスマスに間に合わなくちゃと、吹雪の中必死で帰路を急ぐ様子で、“約束を守ることは大切だ”と教えてくれます。
そして、トゥートが出会い助けてくれたのは…。
ラストまでハラハラしながら読みました。
私もウッドッコック・ポケットでクリスマスを過ごしてみたくなりました。
当時3歳の息子は、表紙絵のツリーのキラキラ光る装飾に、繰り返し触っていました。
懐かしいクリスマスの思い出の一冊です。
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どんな森なんだろう?
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投稿日:2009/10/30 |
懐かしい昔話です。
私にとっても、息子にとっても。
韓国の昔話『とらとほしがき』を読んだとき、この絵本が懐かしくなってもう一度読みました。
7年前、タイトルを見たとき『どんな森なんだろう?』と思い手に取りました。
読み進めていくいうちに、『どんな化け物なんだろう?』と思いました。
そして、正体がわったときには、大笑いでした。
田島先生の絵が大好きです。
一見開きに、色数を押さえ、力強い輪郭で描かれた各場面。
中でも、息子にうけたのが、わら山の中に隠れ、じいさんばあさんの話に、喜んでいるおおかみのシーンです。
ラストのおさるの顔としっぽの話を、4歳当時の息子は「そうなんだ〜」と妙に得心していました。
この日本の楽しい昔話は、我が家の大切な思い出の一冊です。
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緑と青をベースとした色使いにため息が
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投稿日:2009/10/30 |
小学1年のしんのすけくん。
オネショの失敗が多いようです。
夏休みに、一人でおばあちゃんちに泊まりに行ったら、やっぱり失敗。
おばあちゃんに、オネショをしたことを打ち明けると、叱られるどころか、「正直だ」と褒められて。
昔おばあちゃんが、ついた嘘の話を聞いて、しんのすけくんは…。
戦時中、食べ物も薬もない時代に病気で失った弟についた嘘。
とても切ない嘘です。
おばあちゃんの ことばが コトリと 音を たてて、ぼくの こころに おちて きた。
この文に、なんて美しい詩的な表現だろうと思いました。
そして、おばあちゃんが抱えてきた、悲しくどうにもすることができなかった後悔の残っている嘘。
しんのすけくんと同い年の弟への思いが、何十年も変わらず忘れられず、おばちゃんの人生と共に歩いてきた事が伝わってきます。
この、自責の念に耐えられぬような、おばあちゃんを救ったしんのすけくんの行動。
泣けて泣けて、どうしようもありませんでした。
明るめのトーンのページから始まり、緑と青をベースとした色使いにため息が出るほど見とれました。
戦時中のページは、単色に近い押さえ気味の色調で、悲しさが良く伝わってきました。
『なんて、丁寧に描かれた一冊だろう』と、完成度の高い作品への感動の意味でもまた涙が出てきました。
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