話題
ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ
新刊
どこでもアンパンマン ギフトボックス

どこでもアンパンマン ギフトボックス (フレーベル館)

アンパンマンのかわいいギフトボックス!

  • かわいい
  • ギフト

TOP500

アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

  • Line
自己紹介
 
好きなもの
 
ひとこと
 

アダム&デヴさんの声

2321件中 2021 〜 2030件目最初のページ 前の10件 201 202 203 204 205 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 親子でこんなに、違います  投稿日:2009/10/27
ぼうし〈改訂版〉
ぼうし〈改訂版〉 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 田村 隆一 麻生 九美

出版社: 評論社
 「退役軍人って何?」「海賊のようなこの足は?」「老竜騎兵って?」と、質問攻めでなかなか先へ進めなかった4年前。
 
 図書館で再び借りてきて、息子に渡してみました。
 「お、これ読んだよね。前に。」と言いつつ開いて。

 「あ〜、やっとわかった。こういうおちね。」
 
 「気になさらないでよ。ぼうしのことなんか。ね、あなた」と、台所へ来て、この台詞を連呼。
 
 おねえ言葉に飽きた頃、感想を聞くと、
 
 絵が魅力的で細かい。
 端々に楽しい描写。
 色が綺麗で、迫力がある。
 
 ストーリーは、「この年になってやっとわかりました。」との事でした。
 
 こうして、お金持ちが増えていくのかと考えた息子。
 ベニドは、このあとの人生の難題にどうやって対処していくのだろうかと心配した私。
 親子でこんなに、違います。 
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 始めより終わりを忘れたら恐いんだな  投稿日:2009/10/27
まほうのなべ
まほうのなべ 作・絵: ポール・ガルドン
訳: 晴海 耕平

出版社: 童話館出版
 このお話は、随分前に目にしたことがあります。
 母になり、こういう形で再会できるとは、思ってもみませんでした。

 ヨーロッパ(東欧・北欧)中世の頃でしょうか。
 貧農(農奴)の苦しむ時代。
 
 食べるのものも底を尽き、森へ、苺や胡桃を探しに出かけた女の子。
 今日は運悪く、ひとつも見つかりません。
 森で、不思議なおばあさんに出会って、お鍋をもらいます。
 お鍋を使う時の約束の言葉を教えられ、家へ帰った女の子は…。

 オートミールのポリッジの説明をしようとしたら、「あ〜おかゆね。」とあっさり息子。
 
 さて、夢のような鍋を手に入れた母子。
 娘の留守に待ちきれず、おかあさんが調理をしたは良いけれど、ここから先は、「うわ〜〜〜〜〜。」でした。
 オートミールの熱い海の中、喜々としてそれぞれの器ですくい上げ食べている村人の様子に、「良かった」と息子。
 このお鍋ひとつで、村人みんなが救われたんですね。
 
 色彩の数を抑えた絵が、また当時のひもじさを良く伝えていました。

「始めより終わりを忘れたら恐いんだな。」とポツリと息子。

 当時の人々の願望の詰まったようなお話でした。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 言葉をたくさん持っているって、素敵  投稿日:2009/10/27
モーリーのすてきなひ
モーリーのすてきなひ 作: マイケル・ローゼン
絵: チンルン・リー
訳: きたやまようこ

出版社: フレーベル館
 自分が大切にしている大好きな石を友だちに見せようとしていたモーリー。
 『ここから、説明を』という時に、ほかの子の好きなものに、友だちが皆目を奪われ、ひとり静かにぽつん。

 でも、心の中は熱く苦しく、そして傷つきました。
 朝学校へ向かう道すがら、友だちへの説明をあれやこれやしようと思っていたんでしょうに。
 このお気に入りの石が、一日をきっとすてきにしてくれるはずだったのに。

 ライオンよ でてこい。
 の、ページの次はちょっとめくるのが恐くなりました。

 先生が、見ていました。
 先生は、モーリーの気持ちを汲み取ってくれました。
 きっと、モーリーは内気で、こんな「好きなもののお披露目」なんてしたことのない子なのでしょう。
 モーリーの大切なものを、皆にも紹介する場をとても自然に作ってくれました。
 先生の石に対する感情を込めた感想がまた素晴らしい。
 言葉をたくさん持っているって、素敵なことですね。

 個性を潰さない。見落とさない。
 おおらかでありながら繊細な心配りが求められ、難しいですね。
 先生、お疲れ様です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい せっかちな親ですが待ってあげたい  投稿日:2009/10/26
みんながおしゃべりはじめるぞ
みんながおしゃべりはじめるぞ 作・絵: いとう ひろし
出版社: 絵本館
 いとう先生のデビュー作の復刊だそうです。
 
 かくれんぼの まっさいちゅうに、
 ぼくは いしの こえを きいた。

 このページで、夢中になってしまいました。
 子どもの感性のすばらしさ。
 心の耳を大きく開けて、どんなものの声も聞くことができるお年頃。
 
 同じ気持ちで近づけば、みんながおしゃべりしてくれる。
 
 の、一文は「ん〜なかなか哲学的かも」と悪い癖の深読みまでしてしまいました。
 
 このページのこどもたちの同じ気持ちになっているところが、可愛らしくもあり微笑ましくもあります。
 こうやって、無心に耳を傾けていたら、せっかちな親ですが待ってあげたいと思いました。

 時々公園で、作った砂山や、持っている可愛いスコップに語りかけている子を見かけますが、こういう事かもしれませんね。

 残念、私にはもう聞こえないんです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい クリスマスというプレゼントの嵐の前に  投稿日:2009/10/26
くまのコールテンくん
くまのコールテンくん 作: ドン・フリーマン
訳: 松岡 享子

出版社: 偕成社
 『子リスのアール』が、この時期には良いのでしょうが、先に述べてしまいましたので、皆さんに人気のある懐かしいこの絵本の感想を。

 大きなデパートのおもちゃ売り場で、早く誰か来て家に連れっていってくれないかと思っていた、くまのぬいぐるみのコールテンくん。
 一人の女の子が、コールテンくんに目をとめるのですが、はいているズボンのボタンが取れていることを理由に、おかあさんは諦めさせます。
 その夜、コールテンくんは、ボタンをさがしに…。


 買われる前のおもちゃの気持ちを描いていることが珍しいと思いました。
 買う側のこどもたちにとっては、とても魅力的なお話だとおもいます。
 コールテンくんの小さな冒険に、当時の息子は「見つからないね、ボタン」ととても心配そうでした。
 大切にされるコールテンくんのラストは、読者の気持ちをハッピーにしてくれます。
 『初めに抱いた“強く求める気持ち”を忘れずに、全てのものを大切にしなければ』と私自身が思った一冊です。
2・3歳頃から楽しめると思います。
 クリスマスというプレゼントの嵐の前に、読んであげるのも良いかもしれません(笑)。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 絵を楽しんで欲しい  投稿日:2009/10/26
ジーくんとバケツたんけんたい
ジーくんとバケツたんけんたい 作・絵: かげやま まき
出版社: 岩崎書店
 くじら村の郵便局は、ぶたのジーくんの家族が力をあわせやっています。
 み〜んな働き者です。
 3時になると、お母さんは郵便局に来たお客様にお茶やクッキーでおもてなし。
 和やかな郵便局です。
 郵便局の仕事が終わると、ジーくんたち兄弟6人は、バケツ探検隊に変身。
 バケツをかぶって、リュックをしょって、地下のトンネルへ…。

 夕食までが、ジーくんたちの楽しい時間のようです。
 地下をどこまで進のかと思ったらすご〜い。
 村のみんなの家の下、とても楽しそうな探検です。
 
 文が短く、絵を楽しむ絵本ですね。
 上の家の中の様子と下の地下の様子が同時にながめられ、中にはお家の中に入っちゃってる子もいて、おまけに…。

 終盤のページで、3時にクッキーとりんごを振る舞うお母さんの様子に、首をすくめているぶたくんたちが面白かったです。

 日本の方の作風とは思えぬ、アメリカンカントリーっぽい絵に、ジョンデンバーの曲を聴き、憧れていた頃を懐かしく思い出す作品でした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 手間暇かけた一枚一枚に感心  投稿日:2009/10/26
よりみちせんべい
よりみちせんべい 作・絵: 山崎克己
出版社: 農山漁村文化協会(農文協)
 お醤油色の表紙絵に、もうおせんべいの香ばしさが漂ってきそうです。
 せんべい屋さんの前を学校の帰りに通った小学生の男の子。
 店の屋根にボールを放り投げたら、干してたおせんべいがボールと一緒に落ちてきて、おばあちゃん家まで逃げ、色んなおもちを食べて勇気がわいてくるのですが…。
 
 おせんべい屋さんの手間暇かけた一枚一枚に感心。
 一昔前は、家庭でもあったのでしょうね、かき餅作り。
 しんこ餅は初めて知りました。

 最後のページのお母さんのやっていたおせんべいちゃづけが、食べてみたくなりました。

 日本の食文化は、やっぱり深い〜ですね。
 お正月、残ったおもちでやってみようかしら。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 笑っちゃ悪いと思いますが  投稿日:2009/10/26
だぶだぶ
だぶだぶ 作・絵: なかの ひろたか
出版社: 福音館書店
 おさがりは、ジャストフィットなら、あまり抵抗がありませんが、だぶだぶだとね〜、嫌な言葉を一つや二つかけられた経験もあるでしょうね。
 このお話のけんぼうも相当だぶだぶのおさがりを来てのお散歩です。
 笑っちゃ悪いと思いますが、ホント大きすぎ。

 でも、だぶだぶにも良いことがたくさんあるんですね。
 お友だちは増えるし、とてもスリリングな体験はできたし、よかったよかった。

 ここでも、おおかみは痛い目にだけ遭っていますね。
 おおかみさん、大声出して笑ってすみませんでした。
 お大事に。

 表紙を見たとき「ユーレイ」といってちょっと怖がっていた3歳の息子。
 読み終わって、表情豊かなおおかみくんを見直し、笑っていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 名の由来はこうだったんだ〜  投稿日:2009/10/26
ぶんぶくちゃがま
ぶんぶくちゃがま 作: 香山 美子
絵: 篠崎 三朗

出版社: 教育画劇
 私の幼い頃の日本の昔話で最も印象に残っているのが『ぶんぶくちゃがま』です。
 
 母になり、当時3歳の息子に読むためにこの本を選んだのは、私の記憶の中のたぬきに一番近いイメージだったからです。

 踊り好きなたぬきに、皆もてあまし気味な様子が楽しい。
 見せ物小屋のページは、色とりどりののぼりがあがり、ひとひとひとの行列に、「い〜っぱい!」を当時連呼する息子でした。
 たぬきが本領発揮とばかりに、得意げに踊る姿が可愛らしいんです。
 私の記憶では、綱も渡っていたような気もしますが、こちらはこちらで愉快な描写でした。
 
 ぶんぶくの名の由来はこうだったんだ〜と、改めて、息子と読んで再認識しました。
 息子にも思い出に残る日本の昔話の一冊になってくれていると思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 家族のリアクションも面白い  投稿日:2009/10/25
とりかえっこ
とりかえっこ 作: さとう わきこ
絵: 二俣 英五郎

出版社: ポプラ社
 お散歩に出かけたひよこちゃん。
 ねずみさんに会って、鳴き声を取り替えっこ。
 ちゅうちゅう鳴きながら、今度はぶたさんに会って、また…。

 たくさん鳴き声の取り替えっこをして、ピンチに遭遇しても取り替えっこをしていたおかげで、良かった良かったでした。

 見開きいっぱい新しい動物との出会いが描かれていて、取り替えっこした後のみんなの鳴く様子も楽しい。
 それに、ビックリしている家族のリアクションも面白い。

 お子さんと、「次はひよこちゃん誰と会って鳴き声を取り替えっこするのかな〜?」とお話しながら楽しめると思います。
 
 最後のおちに、笑えます。

 登場するキャラクターたちが、柔らかなタッチで描かれていて、ほのぼのとした時間を過ごせます。

 我が家も、楽しんだ一冊です。
参考になりました。 0人

2321件中 2021 〜 2030件目最初のページ 前の10件 201 202 203 204 205 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

出版社おすすめ

  • ライオン
    ライオン
    出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
    美しい絵と素敵な物語の古典絵本! 百獣の王となる完璧などうぶつ「ライオン」が作り出されるまでのお話。

全ページためしよみ
年齢別絵本セット