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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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自信を持っておすすめしたい 子どもの明るさと植物にはパワーが  投稿日:2009/10/24
リディアのガーデニング
リディアのガーデニング 作: サラ・スチュワート
絵: デイビッド・スモール
訳: 福本友美子

出版社: アスラン書房
 こちらのレビューを見て、図書館でさがし読みました。
 世界恐慌時代のアメリカのお話。

 父親が失職したのか、町でベーカリーをしているジムおじさんに預けられたリディア。

 店の手伝いをしつつ学校にも通わせてもらっているリディア。

 でも、ジムおじさんにはいつも笑顔がありません。

 家にいた頃から、花を育てる楽しさを知っていたリディアは…。


 生活が困窮している状態では、だれも花を飾ったり絵を鑑賞しようなんて思いもおよびません。
 ジムおじさんの不機嫌な顔は、世を憂いてのことと思います。
 
 子どもなりに、親には心配をかけぬよう、おじさんには笑顔を取り戻させようとする様子が、手紙の形をとって読者に伝わってきます。

 一見快活でポジテイブな性格に見えるリディアは、これまで花を愛することをおばあちゃんからおそわり、繊細な心配りを身につけてきたように思われます。

 リディアの秘密の計画が、着々と進みおじさんの家の様子が変わっていくところが、素敵です。

 彼女の存在が、花と共に周囲の人を明るくしていく終盤が読んでいて
心地よかった。

 プラットホームのシーンは、涙ぐんでしまいました。
 オーチス(猫)が、「こういうことになったか」と、見返し(後ろ)を見て、「良かった良かった」と息子。

 子どもの明るさと、育てる人の懸命さを裏切らない植物は、大人の心に灯をよみがえらせるパワーがあるんだと改めて思いました。
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自信を持っておすすめしたい さえらは、いせ先生の分身ですね  投稿日:2009/10/24
大きな木のような人
大きな木のような人 作・絵: いせひでこ
出版社: 講談社
 『ルリユールおじさん』のあとに読みました。

 植物学者と絵を描く事が好きな「さえら」という日本の女の子のひと夏の交流。
 舞台はフランス国立自然史博物館の植物園をモデルにして描かれたそうです。
 「あ〜、『ルリユールおじさん』のソフィーは、植物学者になったんだっけ。」と思い出しつつ読みました。
 樹齢400年のアカシアの木が、こちらにも出てきて美しい。
 登場した植物の多種多様さ。
 その生態をさりげない台詞の中で、読者に興味を起こさせます。

 植物園にスケッチにやってきて、神出鬼没のさえら。
 ときに、庭師を驚かせ困らせ。
 植物学者にひまわりの種をもらい、育てることの喜びを得て…。

 この本で、ソフィーに再会できるとは思いませんでした。
 植物園の描写はいうまでもなく、さえらの動きだけでその表情が見えてくる絵でした。
 かわいらしいしぐさに惹かれ、一緒にひまわりを育て、植物園をかけ回っている錯覚を覚えました。

 “心の中にしっかりと根をおろす”という言葉が印象に残りました。
 エンディングの素敵な冬の植物園の情景が、目に浮かぶようでした。
 
「長生きなんだな〜、ぼくの人生の何倍も生きて、この世の中を見てきたんだ〜、は〜。」とため息ひとつの息子でした。

 この植物学者のモデルとなった方とは、35年来の親交があるそうで
す。
 その草花ひとつひとつのエピソード話に“私の耳も目も鼻も子どものそれになった”という解説を読み、この強烈な好奇心こそがすばらしい作品の源なのだと納得しました。
 そして、さえらは、いせ先生の分身ですね。
 私のお気に入りがまた一冊増えました。
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自信を持っておすすめしたい 真っ直ぐなこころが美しい  投稿日:2009/10/24
トゥートとパドル いちばんすごいプレゼント
トゥートとパドル いちばんすごいプレゼント 作・絵: ホリー・ホビー
訳: 二宮 由紀子

出版社: BL出版
 トゥートとパドルシリーズの中の一冊です。
 季節も10月のお話なので、これにします。

 ブタの仲良し二匹は、いっしょに住んでいます。
 あと数日でトゥートのお誕生日です。
 パドルは、自分にとって“特別な存在”のトゥートへのプレゼントについて、悩みます。
 今までで、“一番すごいプレゼント”をあげたいからです。
 世界中を旅してきたトゥートには、どれもこれも似合わないおのばかりに思え、プレゼント選択にへとへとになるパドルですが…。

 幼い頃のプレゼント選びは、相手を思う一生懸命な気持ちでいっぱいです。
 ただただ、相手を喜ばせたくて、相手にふさわしいものをと、その真っ直ぐなこころが美しいと思います。

 大人になると、選んだ自分のセンスの良さを評価してもらうことにまで心が及んだりなんかして、ちょっとこの二匹とは違いますね(笑)。

 悩むパドルの表情が可愛らしく、紅(黄)葉がきれいな背景に、こころもあったかになります。
 秋のとっても良いお話として読んであげてください。
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自信を持っておすすめしたい 子どものこころのしなやかさに感動  投稿日:2009/10/24
まほうのマフラー
まほうのマフラー 作: あまん きみこ
絵: マイケル・グレイニエツ

出版社: ポプラ社
 これからマフラーも活躍する季節。
 評価の高いこの作品を見つけ読みました。
 
 とむくんはおとうさんのマフラーがお気に入りのよう。
 『へ〜、おとうさんが好きなんだ〜』と、読み進めていったら、こういうことだったのかと、この展開に戸惑いました。

 マフラーは、とむくんに勇気と元気を与えてくれるまさしく魔法のマフラーだったんですね。
 そして、おとうさんそのものだったんだと、思いました。
 
 おかあさんを支える姿や、ベンチの上の子猫のために『お月さんあかるくなあれ』の言葉にも、とむくんが心優しく成長しているのがかいま見えます。
 ひと冬を越え、マフラーがなくても過ごせる季節、春の到来は、とむくんの精神的自立の証だったのでしょうか。

 読後、子どものたくましさ、どんな状況でも生き抜いていくこころのしなやかさに感動しました。
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自信を持っておすすめしたい 想像の自分を思い描くページに笑い  投稿日:2009/10/24
おっぱいいっぱいのみたいな
出版社: 新風舎
 農場に住むひよこくん、散歩をしていると猫がおっぱいを子猫にあげているのを見かけました。
 
ぼくも飲みたいと、猫にいうと
 「…、私のお乳を飲んでギラギラおめめになってもいいのかい?」
 と言われ、それを想像したらこわくなり、「さよなら〜」
 
次に出会ったのは、犬の親子。
 やっぱり断られ…。
 
次々と農場の親子たちに断られ、自分のお母さん(ニワトリ)に懇願し、お母さんのおっぱい探しをしていたら…。
 
とにかく、ひよこくんが可愛い。
 あれこれと、ほかの動物のおっぱいを飲んだら『こうなるんじゃないか?』という想像の自分を思い描くページに笑いっぱなし。
サイドストーリーとして、登場のおおかみくんもラストに笑わせてくれます。
 のどかな農場の風景もどこか可愛らしさがあり、ほのぼのです。
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自信を持っておすすめしたい “色のまぜまぜ遊び”をしました  投稿日:2009/10/23
いろいろへんないろのはじまり
いろいろへんないろのはじまり 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: まきたまつこ

出版社: 冨山房
 幼稚園に入る前から、親子で貼り絵やちぎり絵、お絵かきをして楽しみました。
 クレヨンで物足りなくなってきて、『はやいかな〜?』と思いましたが、水彩セットを与えてみました。
 
 ちょうどその頃読んだ絵本です。
 魔法使いが、色のなかったこの世(灰色の時代)に、色を作るお話。
 青を作り、この世を青一色で塗るのですが…。
 次に黄、赤と作るのですが、一色だけの世界は皆問題が…。

 これを読み、息子と“色のまぜまぜ遊び”をしました。
 コップに色水を何色か作り、コップからコップへ混ぜ合わせ遊びました。
 分量によって、微妙に違う色ができ、二人でキャーキャーでした。
 懐かしい思い出の一冊です。

 2・3歳頃から興味を示すと思います。
 絵を描くことの好きなお子さんへのプレゼントにもしています。
 素敵なお話ですので、お薦めします。
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自信を持っておすすめしたい すご〜、演技?演技なの?すご〜  投稿日:2009/10/23
石をとらえたお役人
石をとらえたお役人 作: チャミジョン
絵: ハンチャンス
訳: かみやにじ

出版社: 少年写真新聞社
 韓国・朝鮮の昔話です。

 絹をあきなう絹あきんどが、あきないの途中、石ぼとけのかたわらでひと休み。
 のつもりが、寝入ってしまい気がついたら、絹の荷がありません…。

 当時、人々の頼みの綱の頼りがいのある役人が、石ぼとけを裁くと言うから???でした。
 親子で顔を見合わせて、どうなるのだろうと読み進め、お話の展開に
「すご〜、演技?演技なの?すご〜」と息子。

 賢いお役人は、当時庶民の味方だったんですね。
 背景や、登場人物の服装を見て、韓国・朝鮮昔話にどっぷり浸かりました。
 小学生からが対象かと思います。
 お話し会で、一度使ってみたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 情景を想像しため息が  投稿日:2009/10/21
月がくれたきんか
月がくれたきんか 作: ルッサルト
絵: ヨゼフ・ウィルコン
訳: いずみ ちほこ

出版社: らんか社
 豊かなルドが、倹しく暮らし何年もかかって銀貨7枚を蓄えたミロに
浅ましくも、嫉妬し悪巧みを…。
 ひとのいいミロに息子は、「優しすぎる」といらだち気味。
 借金返済を求めるミロに、ルドは鏡を一枚渡し口から出任せのような話を…。
 
 表現の美しい文。
 詩を読んでいるようで、その情景を想像しため息が出てきます。
 絵が独特の色調で、お話が引き立ちます。

 正直で勤勉そして、心優しいミロを月はしっかり見ていたんですね。
 ラストのミロの“月のきんか”の使い方をみて、月の施しは間違っていなかったと思いました。
 おやすみ前に、良いお話だと思います。
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自信を持っておすすめしたい おそるべし、数のマジック!  投稿日:2009/10/21
1つぶのおこめ
1つぶのおこめ 作・絵: デミ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
 インドミニチュアール(細密画)の表紙絵に目がいきました。
 タイトルを見ると、“さんすうのむかしばなし”というサブタイトルに、インド数学、“ゼロの概念”応用成立の国と想起し、手に取りました。
 
 昔インドの地方(米作中心の地)の王様が、自らの治世に満足し独りよがりな政策をおこなっていました。
 お米を作った人々の口に、ほとんどお米が入らない圧政です。
 ある年に、深刻な飢饉が起こったのですが…。

 読んでいて、数のからくりは解っていたつもりですが、絵にすると一粒のお米からこんなにたくさんになるのかと圧巻です。
 両開きのパノラマノのページに息子は、「うわ〜〜〜〜〜。」でした。
 最終ページには、増えていったお米の数が表になっていて、あらためてその数の大きさに驚きです。
 『おそるべし、数のマジック!』という感想です。
 大人も楽しめますし、高学年までの読み聞に使えそうです。
 息子も、興味を示しましたので購入しました。
 スリランカの風土を感じながら読めました。
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自信を持っておすすめしたい 再会のありそうなエンディングの台詞がよい  投稿日:2009/10/21
きつねのホイティ
きつねのホイティ 作・絵: シビル・ウェッタシンハ
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
 スリランカの風土を感じながら読めました。
 おおらかなおかみさん連中。
 やっぱりここでも人を騙すのが好きなきつね。
 息子にうけたのは、きつねの変装。
 したりの顔のきつねのホイティ。うけます。
 三人のおかみさんたちの笑いをこらえている表情も楽しい。
 
 スリランカの花嫁衣装がとても綺麗でした。
 きつねのホイティが調子に乗っているのを、ぴしゃりとやり込めるおかみさんたちの肝の据わりっぷりと既知にスッキリ。

 おかみさんたちもホイティも、再会のありそうなエンデイングの台詞が、またあったかいですね。
 
 見返しのスリランカの女性の数々の仕事のカットに、「働き者だな〜」と一言息子。
 異国の文化を絵本をとおし学びました。
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