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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 言葉遣いが品の良いお話に  投稿日:2009/09/27
ちょっとだけ
ちょっとだけ 作: 瀧村 有子
絵: 鈴木 永子

出版社: 福音館書店
 タイトルの“ちょっとだけ”が上手に使われていますね。
 
 私は、高齢出産で一人を育てるだけでアタフタしていました。
 二人三人とお子さんを連れて歩いている方を見かけると、『がんばってるな〜、休めているかな〜おかあさん。』と思わずよけいなお世話な視線を送ってしまいます。
 
 なっちゃんは、おかあさんの忙しさを幼いながらきちんと理解しているんですね。
 そして、我慢もおぼえてます。
 自分でやってみた後のちょっと満足げな笑顔が可愛いですね。
 ふみちゃんのママの言葉に、ちょっとだけうなずいたなっちゃんの気持ちに、わたしもちょっとだけグッっと来ました。

 お話も素敵ですが、絵がやさしくてあどけないなっちゃんが可愛らしく描かれていて、読み手のこころもやさしくしてくれます。

 なんといっても、最後のお母さんの言葉遣いが、とても美しくて限りなく優しい響きで、このお話を品の良いものにしていると思いました。
 きっと、なっちゃんもこのお母さんみたいな素敵な母親になるんでしょうね。

 お引っ越しする近所の姉妹に読んであげたいと思いました。
 息子は、最終ページの最終文が気に入ったらしいです。
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自信を持っておすすめしたい 指と鼻穴はジャストフィット  投稿日:2009/09/27
はなをほじほじいいきもち
はなをほじほじいいきもち 作・絵: ダニエラ・クロート-フリッシュ
訳: たかはし ようこ

出版社: 偕成社
 “タブーに逆らう楽しみを巧みに描く”とドイツの書評で賞賛された作品だそうです。
 ドイツの国民性でしょうか?相当衝撃的な作品だったんでしょうね(笑)。
 
 はなをほじったらどうなるか、それぞれのお母さんから聞いた恐ろしい話に、身をすくませる三人の登場人物が可愛らしいです。
 この年頃は、親の言う事が絶対だと思っていますものね。

 息子が乳児の頃、気づいたんです。
 赤ちゃんの鼻穴に、当然親の指は入りません。
 綿棒とオリーブオイルを用意して、お風呂上がりにこちょこちょしてました。
 ふと、息子の指を見たらそのサイズが、息子の鼻穴にジャストフィットなんですよ。
 もちろん乳児の鼻を乳児の指で、ほじほじなんてさせませんでしたけれど。
 『指と鼻穴は一緒に成長してるんだな〜』って、妙に感動してしまって。
 仕事から帰ってきた主人に話したら、「好きだよね〜そういう話。」と侮蔑的なほほえみを返されました。好きなんです。ハイ。

 3・4歳頃から楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい パパに会えた現実を確認するかのように  投稿日:2009/09/26
パパはジョニーっていうんだ
パパはジョニーっていうんだ 作: ボー・R・ホルムベルイ
絵: エヴァ・エリクソン
訳: ひしき あきらこ

出版社: BL出版
 冬曇りの空の下、午前10:29。
 駅のプラットホームに男の子が一人。
 秋の初めに別れたパパを乗せた電車の到着を待っている。
 
 久々にあえたパパとの時間が嬉しくて、本当にここにパパがいるんだ(現実)ということを確認するかのように、店の人、顔見知り、見知らぬ人にまで、「ぼくのパパだよ。ジョニーっていうんだ。」を繰り返すティム。
 パパはティムのこの言葉を何度も聞き、何を思ったんでしょう。
 本当に喜んでいる。
 父親への深い思慕。
 父親を失い、悲しみにうちひしがれる場面を、日々の生活の中でこの子はいくつも経験したんだろうな。
 こんなことをパパは、息子の成長の背景に感じたに違いありません。

 手をつなぐシーンが、いくつも出てきますが、子どもの手のひらは手をつなぐと、日々親の手のひらにおさまりきれなくなっていきます。
 ティムのパパも気づいたでしょうか。
 図書館のシーンが、印象的でした。
 図書館はいいなと思いました。静かにゆっくりと相手の息使いを感じ取れる距離でいられる。
 ショッピングセンターの喫茶店で、ショーケースの中のケーキを選ばせるため、テイムをしっかり抱きかかえ降ろさなかったパパ。
 その重さとぬくもりに、きっとたくさんのティムへの言葉にできない思いが去来したことでしょう。
 最後の電車の中のパパの言葉は、パパの気持ちをティムに一番良く伝えられる言葉だったのでしょう。
 大きなパパの手が、電車と共に小さくなっていくシーンは、切ない。
 午後8:00。
 また、一人プラットホームに残るティムの言葉。
 『これは夢じゃない、ぼく本当にパパに会ったんだ。』という、自分に言い聞かせるような、やはり確認のような、悲しい言葉に私には思えました。
 
 11歳の息子は、「『パパ』って言葉をずっと言ってなかったんだろうな。『ぼくにもパパがいる』って言えてうれしかっただろうね。」という感想。
 私は、鼻の頭を真っ赤にして、うなずき返事をしました。
 読み返して、落涙。
 皆さんのレビューを読んで、また落涙。
 表紙を見ても…、今はダメですね。

 たくさんの大人の方に、読んで頂きたいと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 品格のある雄々しい姿に成長  投稿日:2009/09/25
ウェン王子とトラ
ウェン王子とトラ 作・絵: チェン・ジャンホン
訳: 平岡 敦

出版社: 徳間書店
 パリのセルニュスキ美術館所蔵の青銅器(殷代)〈雌トラ〉という作品と中国の赤ちゃんの時トラに育てられた子文(ジウェン)という男の子の伝説を合わせた作者の創作です。
 
 こどもたちを人間の猟師に殺された母トラが、
 その憎しみから人間の村を襲い、
 その国の王は占い師の言うことに従い
 ウェン王子(4・5歳位?)をトラに差し出すことに…。

 占い師の言うことには、“トラは王子に何もしない”
 これを聞いて、王子は幼いながらも父の心配をよそに森の奥へ。

 トラと王子の出会いの場面は、ドキドキでした。
 トラの母性がよみがえり、王子にトラとして学ばなければならない事を教える生活。
 月日が流れ、王子はトラに一番近いたくましい少年に…。
 
 虎は、雌だけで子育てをし、生後2年で子は独立するそうです。
 「虎の子」と言うくらい、自分の子を非常に大事にするそうです。
 成長したウェン王子を見るにつけ、獣も人間もなく、品格のある雄々しい姿に成長していて感動しました。
 読者も母トラも救われるエンディングに、この絵本の完成度の高さを感じます。
 絵が、本物(中国画)に接した感動を与えてくれます。
 トラのかくれがのページは圧巻です。
 表紙絵は、この絵本の核となる最も素敵なシーンを使っていて、表紙を見ただけで、この感動がいつの時でも蘇ってくることでしょう。
 息子は、「かっこいい」を連呼していました。
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自信を持っておすすめしたい 赤ちゃんは学んでいる  投稿日:2009/09/25
世界のだっことおんぶの絵本
世界のだっことおんぶの絵本 作: エメリー・バーナード
絵: ドゥルガ・バーナード

出版社: メディカ出版
 世界中、どこでも、赤ちゃんはお母さんにしっかりとだっこされているのが大好きです。
 文化の異なる様々な地域の人々のだっこやおんぶをその生活と共に紹介しています。
 
 中央アメリカのマヤの人々・ インドネシアのバリの人々 ・
 中央アフリカの遊牧民ムブティ ・ 北アフリカの商人であり遊牧民のトゥアレグ・グリーンランドと北アラスカの先住民族のイヌイット・ 西アフリカノマンティング・ 東南アジアの山岳民族のモン族・ 南アメリカの熱帯雨林地方に住むヤノママ族・ヒマラヤ山脈に囲まれたネパール人・ オーストラリア北部のパプア人・ 南アメリカのインカ帝国の子孫のケチュア人・ おまけは、ネイティブアメリカン

 ほとんど初めて目にするものばかりでした。
 それぞれのだっこやおんぶは、大人たちの生活・地域の気候環境に応じて、独特のスタイルです。
 生活の糧を得るための、日々の様子がとても詳しく書いてあり楽しく読めました。

 赤ちゃんは、親や家族の生活を、乳児のころからつぶさに見つめられる距離で、おのずと自分たちの生活・文化を学んでいるというところを読んでなるほどと思いました。
 
 我が家は、寝かしつける時はだっこをしましたが、おんぶはあまりしませんでした。
 どうしても、夕食時にぐずったときに数度おんぶをしたら、「きゃっきゃっ」はしゃいで電子レンジにゴン!と頭をぶつけ、また「きゃっきゃっ」していた思い出があります。
 
 見返しに、世界地図もありますので、お子さんと色々な文化を覗いてみてください。
 息子は、パプア人とイヌイットが対照的で、とても印象に残ったようでした。
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自信を持っておすすめしたい えっ?何ためるの?????  投稿日:2009/09/24
もくもくやかん
もくもくやかん 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 講談社
 表紙ににやり。
 見返しに何?
 扉絵で、走ってる。
 “ちゃっぽんちゃっぽん”字が波打って、走ってる。
 もうここから、とりこです。
 読まずにはいられません。
 大地が干上がったある日、集まっています。
 やかんに、ポットにじょうろに、きゅうす。
 そして、体操?
 ん?何かのウオーミングアップ?
 かけ声可笑しく、一二…七・八・きゅうす!
 「大きく息を吸って〜」
 「止めて〜」
 「ためて〜」
 えっ?何ためるの?????
 「だして!」
 わかったわかった、納得納得。
 それにしてもすごい顔。
 真剣そのものなのに、笑ってごめんなさい。
 失礼しました、ヒーローさんたち。
 恵みを見上げる、みんなのうれしそうな顔。
 天上からのシーンが、「来た〜〜〜〜〜」って感じですね。
 最後のページが、またまた楽しい。
 本当に、一気に最後まで楽しませてもらえる“かがくいワールド”です。
 息子は、終始ニタニタ、ガハハハハでした。
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自信を持っておすすめしたい 独特の色使いから感じるおばけの世界の空気  投稿日:2009/09/24
めっきらもっきらどおんどん
めっきらもっきらどおんどん 作: 長谷川 摂子
絵: ふりや なな

出版社: 福音館書店
  驚かされてほっとして、驚かされてほっとして…。
 ストーリーの中で、この繰り返しが読者を惹き付けるんでしょうか。
 かんたの飛び込んでしまった世界が、『あればいいなあ。』って思わせる魅力的なキャラクターたち。ネーミングがまた楽しい。
 ルックスが不気味なのに泣き虫(泣き顔が笑えるくらいかわいい)。
 喧嘩っ早くて、意外に素直(じゃんけんの姿に『じゃんけんできるんだ〜。』)。
 遊び上手で、満足するまでいつまでもいつまでも。
せっかくの楽しい世界から、『あ〜〜〜〜〜。』
 でも、良かったかも。
 『かいじゅうたちのいるところ』と通ずる、母のもと(現実の世界)へ戻ってくるこのラスト。
 でもでも、もう一回行きたいでしょうね、かんたくん。
 帰ってこれたから、また行きたくなるんでしょうね。
 横に縦に、ページいっぱい迫力とスピード感のある絵。
 おばけの世界は、きっとこうなんだろうと思いこませられちゃう独特の色使いから感じる空気。
 4歳の時は、「ぼくは行かない。」と言っていた母べったり息子。
 6歳の時は、あの“ちんぷく まんぷく……”を変なメロディ♪をつけて歌っていました。
 「おっ、なつかし〜い。なんだっけ。あれあれあの縄跳びするおばけ。」とページをぺらぺら捲って、「やっぱ、おもしろー、もんもんびゃっこ。」と不気味な笑いを浮かべる“11歳にはには小僧”でした。  
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自信を持っておすすめしたい 虎の表情の変化が楽しい  投稿日:2009/09/24
とらとほしがき
とらとほしがき 作・絵: パクジェヒョン
訳: おおたけ きよみ

出版社: 光村教育図書
 図書館で、息子の干支は虎、来年は年男だな〜なんて思いながら手に取りました。
 韓国で語り継がれてきた昔話だそうです。
 この世の王と信じていた虎が、お腹を空かして里へおります。
 山のふもとの小さな家で、赤ん坊の泣き声が…。
 「虎が来るよ。」と言っても泣きやまぬ赤ん坊。
 干し柿を見て、ぴたっと泣きやむ影を見て、干し柿というものに恐れをなす虎は…。
 「画材や紙や描き方に工夫を凝らした」と、作者ご自身が語るよう、素敵な韓国の昔の世界をのぞけたような気がしました。
 なんといっても、主人公の虎の表情の変化が楽しい。
 終盤必死に走るシーンは、大笑いでした。
 「アイゴー」を息子も覚えましたよ。
 良い絵本に出会いました。
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自信を持っておすすめしたい 小さなこころがいじらしい  投稿日:2009/09/23
ぼくがおっぱいをきらいなわけ
ぼくがおっぱいをきらいなわけ 作・絵: 磯 みゆき
出版社: ポプラ社
 とにかくプリプリしています、主人公の男の子。
 おっぱいが、きらいなんだそうです。
 おっぱいのむのも、さわるのも、赤ちゃんのすることだそうです。
 牛のおっぱいは、おなかかむねかわからない。
 おとうさんのおっぱいは、毛が生えている(息子が大笑いでした)。
 ねこのミーコに飲み過ぎを注意するあたりから、あれれ〜?
 柔らかくて、温かくて、いいにおいだから、せっかく我慢していた○○○が出ちゃって、…。だから、おっぱいがきらいなんだそうです。

 弟ができて、おかあさんのおっぱいを占領されて、『もうお兄ちゃんなんだから』と自分に言い聞かせ、おっぱいをさけていた小さなこころがいじらしいです。
 絵もクレヨン画のようで、さらに文字もクレヨンで書かれているようです。主人公の男の子の、書いた絵本という感じが良いですね。
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自信を持っておすすめしたい なーるほど そういう こと ですか  投稿日:2009/09/23
でっこりぼっこり
でっこりぼっこり 作: 高畠 那生
出版社: 絵本館
 この地球に巨大人?
 その足跡?
 足跡なら、へこむでしょうと思ったら、なーるほどそういうことですか。
 足跡の使途は、多種多様で、「ウフッ」です。
 でも、巨大人が地球を半分回ってきて、…。
 へこんだところが、戻ったとたんのページで「ワハハハ」でした。

 大人のための絵本といえるかもしれません。
 絵もポップな感じで、味があります。
 11歳の息子には理解できる世界のようで、最後まで大笑いでした。
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