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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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えっこ

ママ・40代・東京都、男13歳 女10歳 女6歳

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えっこさんの声

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なかなかよいと思う くまといえば、3匹?  投稿日:2004/02/29
3びきのこぐま ひみつのかくしあじ
3びきのこぐま ひみつのかくしあじ 作: マックス・ボリガー
絵: ヴラスタ・バラーンコヴァー
訳: 佐々木 田鶴子

出版社: 講談社
小さい町の小さい家にすむ、音楽家のこぐま達のお話です。トランペット、バイオリン、たいこでだれだって踊りたくなりような演奏を聞かせてくれる3匹は町の人気者。町の誰もがしっているのでした。なかでもパン屋さんとは仲良しで、3匹だけの特製パンがあるのです。おいしさの秘密はさいごに入れる「とくせいはちみつ」。でも、これは3匹には内緒なんですって。

3匹は毎日その特製パンを食べて楽しい夢をみるんですって、そうすると、翌日元気になって楽しい音楽を奏でることができるのです。

ところがある日3匹はその特製パンを自分でつくろうとするのです。でも、秘密を知らないで作っても特製パンにはなりません。そして、翌日の3匹の演奏は・・・

みんなに愛されているかわいいこぐま達のお話です。だれだって、おいしい物は沢山食べたくなりますよね。でも、パンはパン屋さんに、音楽は音楽家にまかせたほうがよさそうです。

絵はちょっと色調が暗いのが気にかかります。楽しいお話なのに、なんとなくおどろおどろしい感じがするんですもの。でも、パン屋のお店やクマ達がパン作りをしている様子はこだわりが感じられて好きです。

3匹のこぐまが他にどんなことをやっているのか、楽しみなシリーズです。
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なかなかよいと思う 雪国の暮らしを疑似体験  投稿日:2004/02/29
お化けの冬ごもり
お化けの冬ごもり 作: 川端 誠
出版社: BL出版
三つ目の大入道に一つ目小僧、おなじみのお化け達の冬の暮らしを描いたお話です。

お化け達は綿入れ半纏を着て、足には藁靴。そりは木製。なつかしいかんじきもあります。スコップだけが金属製なのがひっかかりますが。家の中では火鉢でお餅。雪合戦にそり遊び、雪かきも楽しみのうち。かまくらを作って、小さい物にはろうそくを入れて雪灯篭。なんてステキな遊び方でしょう。

そして、雪入道がやって来て、あたり一面雪でうまってしまいます。というわけで、当分冬ごもりですって。
昔の雪国って、こんなだったのかしら。
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自信を持っておすすめしたい 川端節冴える  投稿日:2004/02/29
落語絵本8 いちがんこく
落語絵本8 いちがんこく 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
大好きな川端さんに落語シリーズ。それも、お化けの話とあってはさぞ面白いに違いないと張り切って読みました。

怖がりやの末娘も川端さんの絵は解るのか楽しく聞いていました。江戸時代にテレビがある!トレンディドラマだ!『風来坊』まで出てくる!と兄弟3人大喜びでした。(川端さんの絵本は11歳の息子も楽しみにしています。)

小学生二人は最後のどんでん返しを楽しんでいたようです。

でもね、世の中、何時の時代もどこへ行っても多数派が勝ち組であるということを言っているのでしょうか。後味が苦いお話でした。それまで多数派に属していて、自分は正しい(?)と思っていた人が、少数派の追いつめられる立場にたった時、どんなに心細いか。最後のページの主人公の表情が教えてくれます。子供達がこの悲哀に気がつくのはいつのことでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい ステキなステキな世界旅行  投稿日:2004/02/29
アップルパイをつくりましょ
アップルパイをつくりましょ 作・絵: マジョリー・プライスマン
訳: 角野 栄子

出版社: BL出版
アップルパイを作るために世界一周してしまうなんて、なんて楽しい人なんでしょう。イタリアの小麦にフランスの鶏、イギリスの雌牛。あらまあ、ヨーロッパでここまでそろってしまうのね。サトウキビはハワイかと思ったらジャマイカでした。

楽しみながらアップルパイの作り方がわかっておまけに地理の勉強もできてしまう。一石二鳥の本でした。

最後に、アップルパイにのせるバニラアイスクリームを買いにお店に行くのですが、お店がお休み。あらあら。今度はどこまで買い物にいくのでしょうか?それは読んでみてのお楽しみです。

それにしても、シナモンがクルンドという木の皮とはしりませんでした。大人も勉強になりました。
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自信を持っておすすめしたい 風来坊、がんばれ!!  投稿日:2004/02/29
さくらの里の風来坊
さくらの里の風来坊 作・絵: 川端 誠
出版社: BL出版
今回風来坊は木彫りを3体彫ります。1つは侍に殺された母親の魂を慰めるため、もう1つは妻を亡くした夫を慰めるため、そして自分勝手な都合で人を踏みにじっている権力に対する自分の怒りを昇華させるため。最後の木彫りが一番大きいのが、風来坊の怒りを表しているのでしょう。権力に対する怒りと、自分にはなにもできなかったという歯痒さ。

いつもの、風来坊の胸のすくような活躍を期待して手に取ったのですが、期待は見事に(?)裏切られ、しょっぱなから涙涙の一冊でした。場面展開も絵本にしては複雑だったので、3歳の娘にはちと難しすぎたようでした。でも、最近、身近な方が亡くなって人の死に敏感になっているので、最後まで一生懸命聞き、理解しようとしていました。
皆様でにご一読ください。3歳でも小学生でも大人でも、それぞれ考えさせられる1冊です。
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自信を持っておすすめしたい 気軽に落語に親しめます  投稿日:2004/02/27
落語絵本7 たのきゅう
落語絵本7 たのきゅう 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
落語シリーズ、風来坊シリーズと川端さんのとりこです。
めりはりのある絵とリズムのいい文章であきずに楽しむことができます。

「たのきゅう」はちょっとまぬけなムジナをたのきゅうさんがやっつける話です。怖い場面もあるのですが、ユーモラスな絵のために、恐がりやの娘でも大丈夫でした。裏表紙にちょっとしたお楽しみがあるのも毎回魅力です。
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なかなかよいと思う 現代版こやぎとかあさんやぎ  投稿日:2004/02/27
はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ
はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ 作・絵: トニー・ロス
訳: 金原 瑞人

出版社: 小峰書店
グリム童話を現代風に味付けした絵本です。

ウォークマンを聞いてスケボーに乗る兄さんやぎ、ハイチェアに座ってご飯をたべる末っ子やぎ、そんな7ひきをおいて母さんやぎはお買い物に出かけます。悪者おおかみは手を白くするために絵の先生の所に行き、しっぽはなんと歯医者さんに抜いてもらってしまうのです。気の毒な先生達。悪事に加担しているとも知らずに・・・
そして、かえって来たかあさんやぎは手に持ちきれないほどのお土産を買ってくるのです。

最後は無事子供達を助け出したかあさんやぎは、特大のキスとドアをあけた罰をこやぎ達に。

私たちも気をつけなくては。最近は物騒ですから。
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自信を持っておすすめしたい 裏表紙も見てね  投稿日:2004/02/24
風来坊危機一髪
風来坊危機一髪 作・絵: 川端 誠
出版社: BL出版
一読してファンになってしまった「風来坊」の続編です。
今度は、忍者に追われている美人のお姫様を助ける話。得意の木彫りぼ腕をいかし、なたを自在にあやつって大立ち回りを演じます。女性読者としては、美人だからって助けるなんてなによ、とも思いましたが、その後のかっこいい展開に釘づけです。
こんなにうまく行くはずないよな、と思いつつ、風来坊の人徳でしょう。手にあせ握っって応援し、勝利に拍手をおくってしまいました。ぜひぜひ、みなさまご一読ください。
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自信を持っておすすめしたい からっとしていて、読後がサワヤカ  投稿日:2004/02/24
風来坊
風来坊 作・絵: 川端誠
出版社: BL出版
落語シリーズでおなじみの川端さんの絵本と知って手に取りました。絵の豪快さ、文章のリズムがなんともさわやかな1冊です。話のテンポもよく、一気に読んで、フーーーッとため息をつく感じです。

強面の仁王様が出てくるし、かわいい場面がないので、3歳の娘には受けないかと思いましたが、終ったとたん、「も1回読んで!」のリクエスト。「風来坊危機一発」も一緒に繰り返し読まされました。

この、風来坊さん、1本芯が通っている所が小気味良いです。「おれも木彫りの風来坊。このめし、ただでくうわけにはいかぬわい」という侠気がかっこいい。最近こういう人、いませんからね。
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自信を持っておすすめしたい ピアノの鞄がほしいなあ!!  投稿日:2004/02/24
かばんうりのガラゴ
かばんうりのガラゴ 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
島田さんの細部までこだわった本作りにはいつも脱帽です。
特に、小さな生き物達が脇でかってに自分たちのドラマを演じているのがいいですね。メインのストーリよりもそっちを発見するのが楽しいです。1冊で2倍も3倍も楽しめるお得な本です。

この本ではそれに加えて、鞄の発想が楽しく、なるほどと感心してしまいます。ピアノの鞄がほしいです。

最後の方のガラゴのお休みシーンで、鞄も夜用くつ(くつした?)に履き替えているこだわりがなんともいえません。

それにしてもあのケロちゃん顔のカエルはケロちゃんなのでしょうか?息子はケロちゃんには子供はいないだろう。と言って譲りません。
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