タイトルと表紙だけでは想像もつかない展開
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投稿日:2010/06/08 |
娘が自分で選んで図書館から借りてきました。
見開きたっぷりつかって、わかりやすい大胆な挿絵です。
それに、繰り返しで小気味よいテンポのお話です。
雨が降って出来た水たまりからは到底出てきそうもない生き物たちのオンパレードで、いちいちびっくりします(笑)。大げさに読んであげると娘も喜びました。
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楽しいナンセンス!
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投稿日:2010/06/07 |
シュールです。
ナンセンスです。
笑えます。
荒井良二さんの挿絵が最高です。
遠近感もへったくれもないです。
不思議な世界です。
繰り返される散歩中のできごと。最後は一体どうまとめるのだろう?と思ったら、そうきましたか!「ぼくたちもそのおとうさんがほしいな」で吹き出しました。
娘の感想は…「かいくんのお母さんはどこ?」
子供と大人では、きっと感じるところが違うと思いますが、親子での会話もはずむ楽しい絵本です♪
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「めっきらもっきらどおんどんって、なに?
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投稿日:2010/05/19 |
変わったタイトルだな、と思い手に取った一冊。
さっそく娘に読み聞かせようとタイトルを読み上げました。
そもそも、何なのかわからないので、どこにアクセントをつけるのか、どんな抑揚で読めばいいのかもわからない。
「ママ、めっきらもっきらどおんどんって、なに?」と娘。
「さあ、なんなんだろうねぇ?」と首をかしげながらページを開いていくと…なるほど!男の子が歌った、適当のめちゃくちゃの歌だったのですね!
そこから挿絵の色彩が一気にダークな感じになり、娘は私の袖をぎゅうっとつかんで少し怖がっている様子。だけど、登場するおばけたちの小さい子供のような無邪気さと遊び、リズミカルでへんてこな名前で、楽しい内容でした。海外生活の私たちには、物語の舞台が神社だったり、出てくるおばけも日本的な妖怪なのが良かったです。
最後には、多くの子供にとって一番ホッとする存在であろう「おかあさん」の言葉で現実の世界に戻ってこられるところがいいですね。起承転結がちゃんとあって、読後感の良い物語です。
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くるりくら、おもしろくもあり、マイナスで
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投稿日:2010/05/17 |
私も娘も「ぐりとぐら」シリーズがお気に入り。
この一冊も期待に胸を膨らませ読み始めたのですが…。
いいお天気だったので、たくさんの食材でサラダやサンドイッチを作って原っぱで食べることにしたぐりとぐら。ここまではとってもぐりぐららしくて良かったのです。
しかし、原っぱで出会った「くるりくら」は、手の異様に長いうさぎでした。いや、その奇妙さ、不気味さもおもしろくはあるんです。くるりくらと、ぐりぐらの3人は楽しくピクニックをし、踊ったり雲の上まで飛んで遊んでいるし。だけど、これを「ぐりとぐら」にからめる必要があるのか?というと、ちょっと違和感を感じずにはいられませんでした。娘の反応もイマイチ。特にオチもなく、なんとなくしっくりこず、個人的には苦手なお話でした…。
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「続・かおかおどんなかお」を作ってみよう
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投稿日:2010/05/11 |
娘が絵本に興味を持ち始めた0歳の頃から読んでいます。3歳の今でも時々読むほど長いことお気に入り。
内容は非常に単純明快、ページごとにさまざまな表情が出てきます。
「たのしいかお」「かなしいかお」から、「あまーいかお」「からいかお」なんていうのも!
挿絵も、切り絵にペン書きというシンプルなものなので、読み終わったあとに、絵本と同じように子供と一緒にオリジナルの表情を作る楽しみもありますよ!
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ロッタちゃんの魅力のとりこ♪
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投稿日:2010/05/10 |
かの有名な児童作家、アストリッド・リンドグレーン作品です。
映画で知った方も多いのではないでしょうか。
ちょっぴり生意気で、短気で、背伸びをしたがるロッタちゃんの5歳の誕生日のお話です。
色彩が鮮やかでかわいい挿絵、お話はかなり長いですが、3歳の娘は途中で飽きることなく、最後まで聞いていました。ちょうど、今興味のある「誕生日」や「自転車」などのキーワードがあったのがいいのかも。
1970年代に出版されているからか?和訳の問題なのか?
ちょっと言い回しや単語のところどころに古くささや違和感を感じなくもないですが、いろんなスタイルの日本語の文章に触れさせることも大切だと思うので、私は大丈夫だと思います。
それに、読み聞かせている大人も、十分に楽しめる内容なので、☆5つ!!
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サクサクッとテンポの良い展開
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投稿日:2010/05/10 |
絵本ナビで評判が良かったので気になって、すぐにネット書店で探したのですが、絶版のようで?中古で買い求めました。
ネコと一緒に住むおばあさんが、思いつくたびに、自宅の上にお店やホールを作っちゃうお話です。挿絵のタッチは、80年代のにおいがプンプンします(笑)決して子供にウケの良い絵ではないですが、とてもテンポがよく、楽しいお話です!
3歳の娘に、何度も読むようにせがまれています。
この絵本が絶版とはもったいない!!
こちらでのレビューが良いのもうなずける一冊です。
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コストパフォーマンスが非常にいいです!
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投稿日:2010/02/18 |
月刊絵本雑誌「おひさま」から選ばれた15話のお話がこの1冊で読めます!
シリーズものも含まれているようですが、普段「おひさま」を購読されていなくても全く問題ないです。
短いお話から長いお話、ちょっと変わった話から、最後のふたつは「ぶんぶくちゃがま」「3つのねがい」といった定番童話まで収録されています。
松谷みよ子さんや、やなせたかしさんなど、有名な作家さんの作品もあります。
しかも、全15話すべてが様々な声優さんたちによって朗読されたCD付きです。
もちろん自分で読み聞かせるのもいいのですが、このCDでまた新鮮で違った味わいでそれぞれのお話を楽しめるのもとてもいいです。
娘もとても楽しんでいます(話によって子供の興味や好みがわかるのもいいですよ)。
日本から海外に持って帰る絵本としても、1冊にこれだけ満載なのでかさばらず、お得感もあってコストパフォーマンスがとてもいいです!贈り物にもよろこばれるのではないでしょうか。
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シュールさの中にじんわりくるものが
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投稿日:2010/02/18 |
今、大人気キャラクターとして確立している、キラキラ派手な「アンパンマン」とはまるで違う世界です。海外在住なので、日本の子供たちほどアンパンマン文化に浸っていない娘に、原点から紹介しようと読んでみました。
なんだか背も高いし、地味なんだけど妙に大人っぽくて、決して美しくクールではないヒーロー「あんぱんまん」。
私はちょっぴり大人心がくすぐられてしまいました。
肝心の娘は「なんであたまがないの?」とキョトンとしていて、まだ内容はしっかり理解できていない様子。もうすこし成長したら、自身を犠牲にしても他人のためにがんばるあんぱんまんの姿に感動し、刺激されるような子でいてもらいたいと思います。
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不思議で素敵な世界
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投稿日:2010/02/18 |
初めてこの絵本を開いたときには、これで絵本として成立しているんだ!とちょっとした衝撃を受けました。何とも形容しがたい形と、擬音のみの超シンプルな絵本です。
でも、この変わったアプローチがとても気に入って娘に読み聞かせてみたら、これが大ウケ!赤ちゃんの頃から、3歳になった今でも時々読んでーとせがまれるほど、子供心に魅力的な本のようです。水や泡の音と決めつけてかかることなく、読むたびに抑揚や声色や声の強弱を変えて読むと毎回新鮮で飽きません。
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