「いま、どんなきもち?」
そう聞かれたら、どんな風に答えたらいいのかな。 けっこうむずかしいよね。 この絵本には、きもちを表す言葉がたくさん登場します。
わくわく、びくびく、もじもじ、しょんぼり。 むしゃくしゃ、やきもき、うっとり、どきん・・・・。
どんな時に、わくわくするのかな。 びくびくするって、どういうことかな。 怒っていることを伝えるには、どんな言葉があるのかな。
作者のミース・ファン・ハウトさんが描くのは、カラフルな色の文字とさかなたち。 生き生きと、踊る様な線で表現されたさかなたちの表情は本当に豊か。 一目みて、喜んでいたり、怒っていたり、すぐに伝わってきます。
子どもたちはこの絵本を読みながら、たくさんのきもちがあるってことを知るのでしょうか。 それとも、さかなたちの表情に共感しながら、自分のもやもやした感情を整理することができるのでしょうか。 大切なことは、自分の今の「きもち」を表現できるようになるってこと。 この絵本は、そんな子どもたちの成長の一段階をお手伝いしてくれることでしょう。
読み終わったら、親子でこの魅力的なさかなたちを描いてみてくださいね。 その時のきもちが絵と言葉で表現できたとしたら、それこそ「しあわせ」ですよね!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
いま、どんなきもち?
自分のきもちを言葉にするのって、けっこうむずかしい。 わくわく、もじもじ、むしゃくしゃ、どきん。 カラフルなおさかなたちが感情を言葉で表現するお手伝いをしてくれるよ。
子どもたちが、きもちを素直につたえるための“こころ絵本”第2弾!
すごい絵本です!!
描かれている魚たちの表情と、
絵に添えられている文字(気持ち)
が ぴったりと寄り添っています。
「わくわく」
「しょんぼり」
その気持ちが、見える!!
昔から、
嬉しい時、悲しい時、どんな時でも、
心の中に色が広がっているような気がしていたので
この絵本を読んで、
「まさに、こんな感じ!!」と、
答えを言い当てられたような気がしました。
小さな子は、もっともっと感受性が豊かなので
強い刺激を受けると思います。
また、黒い背景に、鮮やかな色合いで描かれたイラストは
それ自体がとても魅力的です。
力強くエネルギーに溢れていて、
見ているだけで元気が出てきます!
一枚一枚を額に入れて、家中に飾っておきたい!
発見や感動が、まるごと詰まっている絵本です。 (なーお00さん 30代・その他の方 )
|