大晦日の夜、やねうらから、ちゃっこいじいさまがおりてきた。じいさまはびんぼうがみで、ふくのかみにおいだされそうだという。
貧乏神と聞くと、家に災いをもたらす嫌な神様のイメージがありましたが、この本ではとても愛らしい貧乏神でした。
福の神を恐れてガタガタ震える所とか、同情してしまいます。
逆に、福の神は威張っているし、お父さんとお母さんが貧乏神に肩入れしてしまう気持ちもよくわかります。
最後は貧乏神が福の神になってずっとそこにいて幸せになるハッピーエンドでよかったです。
貧乏神も福の神ももともと同じ神様で、打ち出のこづちを持っていたら福の神になれるのかな?
だったら、こづちを落とした福の神は貧乏神になってしまったのかな…などと不思議に思いました。 (Sprashuterさん 40代・ママ 男の子9歳、男の子6歳)
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