遥か彼方よりやってきたのは、ムニャムニャゆきのバス。誰かがおりてくると、ブザーの音がなる。
「ベエー ベエー」
海のさかなに三角定規。今度はゴロゴロとトマトがおりてきた! 運転手もお客も見えないのに、いったいどうなっているのでしょう。
「ベエー ベエー」
忙しそうなズボンがおりてきたと思ったら、私たちのよく知っているあの人まで……!?
ページをめくるたびに起こる想像もつかない展開の連続に、どんどん夢中になっていってしまうこの絵本。変わらないのは、バスがムニャムニャゆきであるということと、「ベエー ベエー」というブザーの音がなり響くということ。ここは一体どこなのか、「ムニャムニャ」ってどこにあるのか。それはアナタ、そんなことをきいてはイケマセンよ。
頭をからっぽにして、長新太さんの世界にどっぶり浸かり、気持ち良さを体感してみてくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ムニャムニャゆきのバスがやってくる。ムニャムニャをめざして。なにかがおりるとブザーがなるよ。「ベエー ベエー」。長さんワールド全開!!
久しぶりに長さんの絵本読ませていただきました〜!いやぁすごかったです。はるか彼方からやって来た「ムニャムニャゆき」のバス。ブザーの音は「べエーべエー」。
そのバスから降りてくる客は不思議なものばかり!バスより大きい魚とか忙しいズボンとか。。「え!?」って感じです。ちなみにこのバスは足もあるらしいです。そして突然バスの前から見た図と後ろから見た図があったり。。正直わからないことばかりなんですが、こどもと一緒にとても楽しく読みました。息子も目が釘付け。そうそう、最初に長さんファンになったのはわたしじゃなく息子でした。子ども心をグッと掴む長さん、さすがです。 (こぐまむ。さん 30代・ママ 男の子2歳)
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