うだるような暑さの夏の大都会。普段であれば楽しいお散歩タイムですが、この暑さにホットドッグ似の犬もギブアップ、もうバテバテ。そこで飼い主の女性が取った行動は…。夏のけだるさや避暑地の爽快感を見事に描いた絵本。2023年コルデコット賞、エズラ・ジャック・キーツ賞の2冠受賞絵本!
夏の暑さの中を連れ歩かれるイヌは、相当イラついているでしょうね。
オマケにそのイヌがホットドッグ似のダックスフントとくれば、熱くなった暑いイヌに違いありません。
裏表紙に、「どのページをひらいても、おもしろいったらありゃしない」とありましたが、町中のシーンは、どこを見てもこのイヌのイライラ感がいっぱいです。
でも、海辺で潮風に吹かれてクールダウンできたのは良かったですね。
ワンちゃんの夢の世界には、清涼感がありました。
訳者が矢野顕子さんだということも、なんだか納得です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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