新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

みさき

みさき

  • 絵本
作: 内田 麟太郎
絵: 沢田 としき
出版社: 佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2009年07月
ISBN: 9784333023868

出版社のおすすめ年齢:5歳〜
23×25cm・32ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

少年は待っていた、夏の道で。来た、汽船だ。岬へと走り出す。激しい雨が降り出した。汽船が行ってしまう、早く!その時、少年の足元に…。光と草いきれと熱気が体を包みこむ、匂い立つような夏をダイナミックに描きます。

画家の沢田としきさんは、この絵本を描くために、各地に取材に行き、5年がかりで完成しました。
(佼成出版社HP「編集者から」より)

ベストレビュー

何のために走るのだろう

いろいろに読みとれる絵本だと思います。
海を航行する汽船を見たくて走る少年は、汽笛が聞こえたから走るのでしょうか。
誰かが去っていくから走るのでしょうか。
夏の空、突然の雨、おいしげる草の原、そして無人のバス停…。
象徴的なシーンの説明はなく、解釈は読者に委ねられます。
落ちていた怪獣のぬいぐるみも何かを意味しているようです。
少年は間に合わなかったけれど、余韻たっぷりで、心がざわざわしてきました。
(ヒラP21さん 60代・パパ )

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