「もう大きいんだから…」と背伸びしたい気持ちと、「まだ小さいんだから…」と甘えたい気持ち。成長の過程で揺れ動く子どもの心を、やさしく包み込むように描いた絵本です。赤ちゃんのころの洋服を出してみたり、お母さんのお手伝いをしたりする女の子の、かわいらしい仕草が、色鉛筆の絵でふんわりと表現されています。「今のままのあなたでいいんだよ」という思いを、読み聞かせを通して伝えられる絵本です。
<ポイント> ・子どもの心が理解できます。 ・女の子のお母さんにおすすめです。 ・やさしい気持ちになれます。
<編集者から> 竹下文子さんと鈴木まもるさんは、作家さんと画家さんのご夫婦です。お二人は静岡県下田市で、水道も通っていない山の中を切り拓いて、ほとんど手作りで家を建てて暮らしています。そんなお二人の子育ての様子は、『父さんの子育て日記〜かおるちゃんがやってきた』(婦人之友社)などに詳しいですが、とにかく子どもに注ぐお二人の目線があたたかいのです。鈴木まもるさんは子育て中、かわいい盛りのお子さんの様子を膨大にスケッチしてきました。この絵本の主人公である女の子の仕草が、「そうそう、子どもってこんな感じ!」と思えるほどリアルでかわいらしいのは、そんな背景があるからなのです。ご夫婦コンビならではの息のぴったり合ったあたたかな世界を、ぜひ味わっていただきたいと思います。
「全ページ立ち読み」で読ませていただきました
わかります わかります
女の子のおませな気持ちなのかな?
都合のいいように感じがちですが
大人の方が自分達の都合のいいように
「まだ小さいんだから」
「もう大きくなったんだから」
その場その場で使っているような気がします
だから
女の子は大変賢く
生きる知恵を持っていますので(^^ゞ
考えるんですよね
思春期にもまた、同じようなことが
起こるような気がします
御夫婦の作品でしたか!?
で、最後に「ちょうどいいよ」って
結んでいるのが
なんとも、うまいなぁ〜
こどもの成長段階をうまく捉えていると思います
きっと、親子で共感出来ますよね
拍手です! (しいら☆さん 40代・ママ 男の子19歳)
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