12月も終わりに近づき、「もうすぐ来年がくるよ」とお母さんから教えてもらったくまのこ。「『来年』ってどんなものなのかな?」ととっても気になります。お父さんやお母さんは、「来年」のために、大掃除をしたり、お節料理を作ったり、お正月飾りをつけたり、大忙し。さあ、大晦日。「来年」はどんなふうに来るのでしょう?
■担当編集者からのメッセージ お正月を迎える準備は、わくわくドキドキするけれど、実際にお正月が来てみると、「し〜ん」として、なんだかちょっと拍子抜け。でもテレビの除夜の鐘をききながら、神妙な気持ちになってきて……。部長の(N)さんは、「『紅白歌合戦』のあのラストのにぎやかさから、一転して「ご〜ん」と始まるのがすごい印象的だよね〜。」と言っていました。皆さんは、年越しでどんなことを思い出されるでしょう? この絵本を、皆さんの年越しの思い出と重ね合わせながら読んでいただけたらいいなあと思います。そして、それをお子さんに伝えていただけたら……と思います。ちなみに、私はお正月が大好き。今まで一度も家以外の場所でお正月を迎えたことはありません。お正月の思い出は、すなわち家族団らんの思い出です。(K)
年末に息子と読みました.
新しい年を迎えることを楽しみに待っているくまのこのわくわく感が読んでてたっぷり伝わってきました.
お正月を迎える準備の様子が,くまのこを通して分かりやすくやさしく書いてあるので,息子にもよく理解できたようです.
そして今年,息子ははじめて寝ずに起きて新しい年を迎えました.あけましておめでとうを家族で言った後,すぐに眠そうに布団に入っていきました.でも翌朝起きてきたときは,年越しの瞬間を起きてたことがなんだかちょっと誇らしいようでした.
この本のおかげもあって,今までより年越しがより実感できたようです. (てつじんこさん 30代・ママ 男の子5歳、男の子2歳)
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