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月人石−乾千恵の書の絵本

月人石−乾千恵の書の絵本

  • 絵本
書: 乾 千恵
文: 谷川 俊太郎
写真: 川島 敏生
出版社: 福音館書店

税込価格: ¥990

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2005年01月
ISBN: 9784834020281

出版社のおすすめ年齢:3歳〜

この作品が含まれるテーマ

【絵本ナビ×福音館】福音館の絵本とグッズ、そろってます

みどころ

 こんなの初めて!「書」の絵本。書道家の乾千恵の力強い文字が画面いっぱいに躍ります。そしてその文字に添えられる写真家川島敏夫の写真、詩人谷川俊太郎の言葉。かっこいい。
例えば、「扉」こころのとびら あけてごらん。「月」あこがれはそらのかなたへのたび。「風」かぜがきのうをきょうにつなぐ。
 画面に一つの文字。でも、眺めていても飽きないどころか、発見があり、動きを感じ、文字そのものに興味を持たされます。書というものが、こんなに自由で、迫力があるなんて。
そして、3人のコラボレーションはイメージをどんどん膨らませてくれます。子供が見たら、きっと自分で色々なものを発見するに違いないでしょう。理屈ではなく、例えば「月」という文字そのものから感じる事ができるのでしょう。
こんな絵本がもっともっと見てみたい。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

この絵本は字を覚える絵本ではなく、字を感じ楽しむ絵本です。筆で書かれた「書」のもつ生命力が写真と言葉とともに、生き生きと感じられます。初めて出会う「書の絵本」です。

ベストレビュー

三位一体!

 書、文、写真をそれぞれ別人が手掛けているにもかかわらず、この一体感に驚きました。書に躍動感があり、写真と文を見事に現した形となっています。文も読めば読むほど考えさせられる深いものが隠れていて、何度ページをめくったことか…。

 そしてこの絵本は世界各国どこの人が見ても理解でき、伝わりやすいものでありながらも「日常」や「生命」について考えさせられるような部分があり、とても魅力を感じました。

 高学年の読み聞かせで読みましたが、それよりも手に取って親子でじっくり見てほしい絵本です♪
(はなたま*さん 30代・ママ 女の子9歳、女の子7歳)

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