「ゆるーーい」です。こんなにも「ゆるーい」絵本を出版してしまうなんて・・・ありがとうと言いたいくらい。 どんな感じかというと・・・。 とっても天気の良い日。広い広い海にうみにぷかぷか浮かんでいるのは「たこ」。 空も海も青くて水平線がわからなくなって全部一緒になってしまった様なむにゃむにゃ青い景色に「たこ」がぽつん。このページを思い出すだけで、頭のねじがゆるんでしまいふらっ、とします。 たこは「そらをとんでみたいなぁ。」と思います。 「もしもそらを飛べたらどうやってとぼう。」 そこからたこくんの奇想天外、ゆるーい想像の世界が始まっていきます。(えーそんな飛び方?) 飛び方が決まったら今度は色々な所へ出掛けていきます。(もちろん想像で。) そうやってふわふわーっとした時を過ごしていると突然、現実の大きな音が!大変、何かが起きる!・・・かな。 終わった後はたこも読んでる人もなぜかとってもほっこりした気分になってしまうのです。こんな風に何でもない日、何か起きそうで起きない一日を過ごす、というのが実は子供にとって最高な幸せな時間なのかもしれない、なんて思わせてくれました。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
とってもとっても天気のよい日です。 「海も空も青いなあ」とタコがいいました。 「どこまでが海で、どこまでが空か、わからなくなりそうだ」 海と空がまざってしまいそうです。 タコはぷかぷか浮かびながら考えました。 もし空を飛べたら、どうやって飛ぼう? 空を飛んでみたいタコの愉快な想像の数々と、 波間を漂うのんびりしたリズムが魅力の絵本です。 さあ、はたしてタコは空を飛べるのかな?
なんとも気持ちの良さそうな穏やかな海で、
ゆる〜いお顔のタコくんが、ゆる〜い想像の世界を楽しみます。
私の忙しさに張り詰めていた神経やガチガチ凝り凝りの肩を、
ゆる〜くほぐして緩めてもらったような気持ちになりました。
波に一緒に漂っているようで、癒されます〜。
我が家の上の娘、
「えいっ!えいっ!」とピョコピョコ跳んで、
「駄目だ〜・・・」と言っていることが多々あります。
どうしたの?と聞くと、「飛べない」と・・・(笑)
子どもって、飛びたいものなんでしょうね。
ジブリの映画は、主人公はどの映画でも毎度何かしら飛んでいますし。
そして、子どもは想像する生き物です。
想像と現実の境界線を生きている、とさえ感じる事があります。
うちの娘は、どんな飛び方を想像して騒いでいるのやら・・・^^ (ももうさ♪さん 20代・ママ 女の子2歳、女の子0歳)
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>>> ユウchan「ぷかぷか」
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