『茗荷を食べ過ぎると物忘れをする』なんてことはないのですが、 これを本気にした宿屋の夫婦。茗荷料理をどっさりだして、客に忘れ物をさせて、 ねこばばしようと考えた。宿の名も『みょうが屋』と改めて、早速、最初のお客がやってきた。 ありとあらゆる茗荷の接待。さて、その果てにお客が忘れていったものは…
「みょうがを食べると物忘れをする」という言い伝えを悪用して、客の忘れ物を巻き上げようとした宿屋の夫婦。やってきた客は、みょうが尽くしの宿に驚きつつ、翌朝出発。忘れ物を期待した夫婦が発見したのは…。
あー、ちゃんと最後オチてる!
茗荷を食べると物忘れをする、
その言葉を鵜呑みにして
悪巧みを考えた宿屋の夫婦のお話です。
茗荷の料理をたっぷり作り
お風呂まで茗荷を入れて茗荷だらけにして
お客を迎えた夫婦は
客が忘れていったものを盗もうと考えていました。
あれこれ工夫してましたが、
本当にうまくいくのでしょうか.
作者のあとがきを読むと
最初は貧乏旅館にしようと思ったようですが、
こういう悪巧みは
お金持ちの方が考えつくかなと思い、
派手目の女将にしたそうです。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子13歳)
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