しゃもじのじいさんが旅に出た。捨てられた道具たちと出会い、一緒に使ってくれる場所を探すが……。 ものを大切にする心が養える絵本。
真っ黒な表紙に浮かぶしゃもじいさんの顔が、私の気持ちをくすぐりました。
でも、内容はユニーク本の部類というよりは、大真面目なストーリーです。
古くなったしゃもじいさんは、同じく古くなって使われなくなった道具たちと途方にくれます。
しかしお寺で治してもらうことになります。
私もそうですが、修理するよりも新しいのを買ったほうが安いという昨今、
なかなか物を大切に使う機会がなくなってるような気がします。
古くなったものでも大切に使うという気持ちが
この本で子供たちの中に少しでも残るといいなあーと思います。 (きゃべつさん 40代・ママ 男の子11歳、男の子8歳)
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