村はずれにある、暗くてぶきみな森が、ぼくはいつもこわかった。ある日ぼくは決心した。森のほんとうの姿をたしかめよう! ぼくは、ひとりででかけた…。勇気をふりしぼって不安をのりこえ、未知の世界へふみこんだネズミくんが得たものは?
「森は本当に怖いところなのか」を知るために
森に行ったネズミの話です。
「行く」と決めて出発する前に
振り返って部屋を見回す場面は
安全なこの場所から 危険かもしれない森に行く
「覚悟」みたいなものを感じます
怖さを克服して 森にたどり着いたネズミは
森の本当の姿を知ります。
6年生に読む本を探していて出合いました。
慣れ親しんだ小学校を卒業する6年生に
餞として読んであげたいお話でした。
不安や恐怖に立ち向かい
自分の力で克服してこそ
自信や達成感も得ることができるし
みんなそうやって成長していくものだ
…そんなメッセージが聞こえてくるようでもありました。 (西の魔女さん 40代・ママ 女の子15歳、男の子11歳)
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