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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳 男の子25歳

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自己紹介
中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

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絵本ナビ
 

はなしんさんの声

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なかなかよいと思う 妙な魚達  投稿日:2006/09/08
あたごの浦 讃岐のおはなし
あたごの浦 讃岐のおはなし 再話: 脇 和子
絵: 大道あや

出版社: 福音館書店
讃岐(香川)のあたごの浦の夜の砂浜を舞台に、海の生き物が演芸会をはじめるという、ちょっとかわったお話です。
お国言葉が、なんともいい味をかもし出していて、お話と相まって、ひょうきんな印象を受けます。
鯛や、ふぐ、たこが、順番にかくし芸を披露するのですが、私から見れば、ただ松の木に登って張り付いているだけなのです。けれども、それを見た他の魚達は、いずれの芸に対しても、
「妙、々、々、々、々、々」
と言ってはやしたてます。
なんとも妙なお話です。
イメージとしては、讃岐の地元のお年寄りに、味のある方言で、ゆったりと語ってもらいたくなる、そんなお話です。
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自信を持っておすすめしたい 古き良き時代の江戸人情がうれしい  投稿日:2006/09/03
落語絵本10 たがや
落語絵本10 たがや 作・絵: 川端 誠
出版社: クレヨンハウス
大好きな落語絵本の10冊目。
題名の「たがや」とは、何のことかと思ったら、桶や樽にはめてある、竹で編んだ輪のことだとか。このへんの事も、絵解きで詳しく解説してあるところが、馴染みの薄い現代人には親切な作りです。「たががゆるむ」「たががはずれる」は、ここからきた言葉だそうです。勉強になります。
さて、お話の内容は、江戸の隅田川の花火大会が舞台で、仲の良い長屋の仲間に誘われて、身重の奥さんと花火に行ったたが屋のしんさんと、おきよさんの思いがけない橋の上での出産のバタバタを描いております。
何しろぎゅうぎゅう詰めで、身動きも取れない所で、突然産気づいたものだから、さぁ大変。そこに運良く、産婆のおばあさんが登場するのですが、何しろ腕はあっても、肝心のお湯とたらいがありません。
そこで、人情溢れる江戸の下町っ子が、力を貸し合って最後の大きな打ち上げ花火と、同時に無事出産となるのですが、どうやって、お湯とたらいが集まったかは、見てのお楽しみです。
とにかく、人情を感じましたし、近所で花火に誘い合う、昔の長屋の仲の良さにも魅力を感じました。
江戸弁を駆使した落語絵本で、笑えるのですが、とってもドラマチックな出産劇に仕上がっておりますので、母の目線で見た時に、しみじみと感動してしまいました。
表紙の一番最後に、無事に産み落とされた、かわいい赤ちゃんが、たがの丸の中でスヤスヤと眠る姿が描かれていて、こちらまで幸せをもらった気分になりました。
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ふつうだと思う 本当かなー!?  投稿日:2006/09/01
タコのオクトくん
タコのオクトくん 作: 富安 陽子
絵: 高畠純

出版社: ポプラ社
タコのオクトくんが、両親が昔食べて忘れられないという、大好きなナスを取りに陸へ旅する冒険のお話。
このタコが実にかわいらしい姿なのです。
でも、タコは、海の生物なので、ナスを食べる機会は実際にはないと思うのですが、本当にタコはナスが好きなのでしょうか?
私は、ジョークだと思うのですが・・・。もし、違うのであったら、ちょっとどうなのかなと思います。子供は、本当だと思うでしょうし・・・。どちらにしても、後書きにでも真偽の程を一筆書いていただきたかったです。私は、読んだ後に、この謎が気になってしまって、なんだかひどくモヤモヤしてしまいました。
そんな訳で、とてもかわいくって楽しいお話なのですが、子供には読んでいません。ちょっと残念です。
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なかなかよいと思う オチも楽しいお化け絵本  投稿日:2006/09/01
とうふこぞう
とうふこぞう 作: せな けいこ
出版社: 童心社
おばけえほんのシリーズの一冊。
今回は、「とうふこぞう」だそうで、そんな名前聞いたこともないので、ちょっと興味津々で読みました。とうふこぞうの仲間のいろいろなお化けが登場します。
おまけに、てんじくからこぞうが来たと言うので、お化けみんなで見に行くと、小僧ではなく、小象だったというオチまであって、最後まで楽しい絵本です。
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なかなかよいと思う ちょっと変わった楽しい数え歌  投稿日:2006/09/01
おばけのこもりうた
おばけのこもりうた 作: せな けいこ
出版社: 童心社
お化け絵本シリーズの中でも、めずらしい今回は、数え歌の作りになっています。それも一から十まで全部おばけづくしの数え歌です。こんな楽しい数え歌、空で歌えたら、本当に子供は喜びますよね。十で、歌ってくれていたおばあちゃんが、とうとう寝てしまったところが、面白かったです。
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ふつうだと思う 道具のお化けに助けられ  投稿日:2006/09/01
どうぐのおばけ
どうぐのおばけ 作: せな けいこ
出版社: 童心社
なかなか物を捨てられないおばあさん。近所の人に捨てたほうがいいと言われても大事にしていました。ところが、ある晩道具達がゾロゾロと、外へ出て行って、それを追いかけたおかげで、命拾いすることになります。
どんなに古くなっても、道具にも命があり、大事にする価値があるということでしょうか。物があり余る現代では、物を大事にする心が失われつつあるように感じる事もありますが、小さい子供たちが、この絵本を見て、なんとなくでも身の回りの自分の道具を大切にする意識が芽生えたらいいですね。
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ふつうだと思う 怖いもの知らずだけど、かわいらしい。  投稿日:2006/08/31
復刻版 ちいさいモモちゃん1 おばけとモモちゃん
復刻版 ちいさいモモちゃん1 おばけとモモちゃん 作: 松谷 みよ子
絵: 中谷 千代子

出版社: 講談社
怖いもの知らずの小さな女の子ももちゃん。10円玉を持ってお化けを買いに行きます。この発想が子供らしくてかわいいですね。
この10円というところが、40年前に描かれた絵本の時代を感じさせます。今なら100円の感覚でしょうか。10円では、何も買えないということ、今は子供でもなんとなく知っていますよね。
モモちゃんのおしゃべりは、なんともかわいらしくて上品なので何を言われても憎めませんね。
夏は、お化けの季節。こんなかわいいお化けの絵本、小さなお子さんには、楽しくていいかもしれませんね。
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なかなかよいと思う パラソルが七変化  投稿日:2006/08/30
もぐらくんとパラソル
もぐらくんとパラソル 作: ハナ・ドスコチロヴァー
絵: ズデネック・ミレル
訳: 木村 有子

出版社: 偕成社
チェコで昔から愛されている、もぐらくん絵本シリーズの一冊です。
ある日もぐらくんが、壊れたパラソルを見つけました。もぐらくんは、これを使ってパラシュートのように空を飛んだり、船のように川に浮かんだり、木に引っ掛けてブランコのようにして遊んだり・・・。自由な発想で、一つのパラソルで楽しんでいる姿がとても微笑ましいです。
読んでいて、次は、パラソルが一体どうなるのか・・・とわくわくしました。
途中で、魚に飲みこまれそうになった時には、口に突っ込んで、ワンタッチでパラソルを開いて、魚の体が、パラソル型に変身してしまい、すごく笑えました。
すいか割りのシーンが出てくるので、季節的には夏の絵本です。
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なかなかよいと思う 会えなくても、変わらない友情  投稿日:2006/08/30
もぐらくんとゆきだるまくん
もぐらくんとゆきだるまくん 作: ハナ・ドスコチロヴァー
絵: ズデネック・ミレル
訳: 木村 有子

出版社: 偕成社
なんだかアニメのようなキャラクターだと思ったら、このもぐらくんは、50年以上も絵本やアニメで愛され続けている国民的キャラクターなのだそうです。私も、どこかで見たことがあるような、ちょっと懐かしい感じがするような、そんなかわいらしいもぐらくんです。
このかわいいもぐらくんが、冬に雪だるまくんと出会って、仲良くなりますが、やがて春が近づいて雪だるまくんが溶けはじめたので、もぐらくんが慌てて雪山へと連れて行ってあげます。着いた時には、わずかに頭だけしか残っていなかった雪だるまくんですが、体を作ってもらうと、元気いっぱいに戻ってしまうのが、なんとも羨ましいというか、面白いところです。
どんなに仲良しになっても、冬以外は一緒に遊べない二人。でも春、夏、秋と過ぎても、二人の友情は変わらず、ずーっとお互いのことを思っていたのです。なんだか、まるで遠距離恋愛でも見ているようでした。
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自信を持っておすすめしたい 弱者の味方、三輪一雄!?  投稿日:2006/08/30
イボイボガエル ヒキガエル
イボイボガエル ヒキガエル 作・絵: 三輪 一雄
出版社: 偕成社
「ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん!!」が大好きで、シリーズ化を熱望していたら、いつのまにか出ていたこの絵本を発見して、思わず興奮してしまいました。
今回も、作者の三輪一雄さんは、この世で疎まれ、嫌われている負け犬組みをおおいに応援し、勇気を与えてくれています。
かえるの中でも、私の子供の頃から愛すべき唯一のアマガエルちゃんと、声を聞くだけでも嫌で、ましてや姿なんか絶対に見たくもないイボイボの醜いヒキガエルが、対照的な存在として登場します。
前半は、単純に二者の比較。かなりアマガエルの長所をひきたてて描かれております。
しかし、半ばで、ヒキガエルが関西弁で反撃に出ます。アマガエルの短所や、ヒキガエルの歴史、毒、天敵について熱く語ります。
作者の三輪さんが、応援するのは、もちろん負け犬組みのヒキガエル。
読み終わって、心に残るのは、ヒキガエルの一番怖いもの。それは、人間社会の車なのです。
しかし、この本、かわいい絵で本当に良かったというのが、素直な私の感想です。もし、写真でも載せられたら、絶対に開く気がしないですよね。カエルの豆知識満載の絵本なので、そんなところもすごく面白し、おすすめですよ。
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