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はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳 男の子25歳

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自己紹介
中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

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はなしんさんの声

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なかなかよいと思う 夢のある空飛ぶ風船ベッド  投稿日:2004/02/27
ビルのふうせんりょこう
ビルのふうせんりょこう 作・絵: ライナー・チムニク
訳: 尾崎賢治

出版社: アリス館
この絵本、まず、表紙の絵がなんとも魅力的で手に取りました。ベッドに風船がたくさんくくり付けられて、男の子を乗せたまま、ふわりふわりと青空を飛んでいるのです。なんてファンタステックなのでしょう。
ビルの興味は、どんなおもちゃよりも、空を飛ぶことでした。そこで、ある時一計を案じて、風船をたくさん集め、ベッドにくくり付け、その日は、寝ることにしたのですが・・・、なんと寝ている間に、家の屋根を突き破り、空に飛んでいってしまうというお話です。
とにかく絵が、きれいなのですが、特に、ビルが空を飛んでいる時の様々な景色が素晴らしいので、見ているだけで楽しめる絵本です。
誰でも、一度は、空を自由に飛んでみたいという夢をもつものだと思うのですが、そんな夢を絵本の中でビルがかなえてくれて、なんだ自分まで風船旅行をしたような気分を味わえます。
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なかなかよいと思う 金魚の大冒険。  投稿日:2004/02/25
かえってきためだきん
かえってきためだきん 作: もきかずこ
絵: 尾崎 真吾

出版社: フレーベル館
お祭りの夜店で、えりちゃんが金魚の「めだきん」を買いました。大切にしていたのですが、水を取り替える時に、うっかり流しに流してしまったから、さあ大変です。そんなめだきんの、大冒険のお話です。
下水から、川へ。そこで、おじさんに釣られ、金魚すくいの夜店にめだきんを出します。そして、再び、えりちゃんに発見され、ようやく家に戻るのです。
よかったー。めでたし、めでたしですよね。
しかし、ほっとしたのも束の間、えりちゃんが、水を替えようとしたら・・・!
最後の意表をついたどんでん返しが、笑えます。
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なかなかよいと思う 兄弟の思いやりの気持ち。  投稿日:2004/02/25
ぶたぶたこぶた
ぶたぶたこぶた 作: おのりえん
絵: 太田 大八

出版社: 福音館書店
6人兄弟の長男坊のお兄ちゃんは、とっても優しくって、兄弟の面倒見のよい、頼りがいがあります。だからついつい、他の5人の兄弟達は、お兄ちゃんの優しいさに甘えてしまいます。でも、いくら頼もしいお兄ちゃんだって、おんぶに抱っこでは、疲れ果ててつぶれてしまいます。お兄ちゃん、ちょっと頑張りすぎだよー、と見ていてハラハラしてしまいます。
泣き出したお兄ちゃんの姿を見て、今度は、下の兄弟達が、お兄ちゃんを励まします。手を引き、お尻を押して、力を合わせて頑張りました。
そんな、仲のよい兄弟をお母さんブタと、お父さんブタがニコニコしながら出迎えてくれます。最後は、みんなでケーキを食べながら、本当に幸せそうな家族の一コマです。
兄弟のお互いの、思いやりの気持ちに、ほのぼのします。
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自信を持っておすすめしたい 幅広い年齢層に、愛される絵本  投稿日:2004/02/25
いつでも会える
いつでも会える 作: 菊田 まりこ
出版社: Gakken
飼い主のミキちゃんは、少女のように見えるのですが、まさか犬のシロよりも、早く死んでしまうとは・・・思わず絶句してしまいました。私にも信じられないのだから、犬のシロには、もっと受け入れがたく、その死を信じることはできなかったのでしょう。
シロが、ミキちゃんを捜して、さまよい歩く姿には、胸が打たれます。
でも、瞼を閉じれば、いつでも会えるということに、気付いてくれて、本当によかった。救われた気がしました。
愛する人と、いつか必ず別れの時がくるのだけれど、そんな時、そっとこの絵本のことを思い出せたら、少しは救われるのではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 純真な子供の空想の世界に胸キュン!  投稿日:2004/02/25
ミトン
ミトン 作: ジャンナ・ジー・ヴィッテンゾン
絵: レオニード・シュワルツマン
訳: 服部 美鈴

出版社: 河出書房新社
アーニャは、淋しそうな女の子でした。そして犬が飼いたくてたまりませんでした。友達から、子犬を譲り受けたのですが、お母さんに大反対をうけ、泣く泣く返しに行くのです。それが、あまりにも悲しかったのでしょうか。自分の赤いミトンが、赤い子犬に見えてきてしまうのです。
ここからが、犬を飼いたい純真な少女の空想の世界です。赤い子犬が、あまりにも生き生きと描かれているので、読んでいる私達までも、本当にミトンが犬に変身してしまったのかと錯覚してしまいます。しかし、それはあくまでも、満たされない気持ちを想像力で埋めようとする、アーニャの空想の世界でした。
子犬だと思い込んでいるミトンに、ミルクをやっている姿には、本当に胸がキュンとしてしまって、思わず彼女を後ろから抱きしめてあげたくなりました。このいたいけな姿に、さすがにお母さんも、たまらなくなり、犬を飼ってもらえるようになるのです。
きっと、お母さんは、犬嫌いだったのでしょう。でも、実際飼ってみると、子犬ってたまらなくかわいいものだってわかるのです。だって、アーニャのお母さんだものね。
あまりに、愛らしく素敵なお話に、元となったロシアの映画が観たくて仕方がなくなりました。
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自信を持っておすすめしたい ハンカチの用意をお忘れなく  投稿日:2004/02/25
ぼくのおじいちゃん
作: ナイジェル・グレイ
出版社: (不明)
クマの男の子が、毎週金曜日に大好きなおじいちゃんの所へ遊びに行っていました。そこで、いろいろなことを教えてもらいました。おじいちゃんが、子供だった頃の話や、この世に生れてきたということは、素晴らしいことなのだということ。だから、今日も、明日も、宝物みたいに大切にしなければいけないのだということ・・・。すごく、素敵なことを言うおじいちゃんに、私まで、感動してしまいます。いいおじいちゃんです。
このお話で、何よりうらやましく思ったのが、二人がいつも木の上の家に登って過ごした穏やかな時間です。本当に絵を見ているだけ、二人が幸せだったことがよくわかります。
しかし、時がたち、元気だったおじいちゃんも、だんだん体の具合が悪くなって、とうとう話をしてあげることさえできなくなってしまいます。そこで、今度は、男の子が、今までおじいちゃんが自分にしてくれたように、語りかけるのです。
「おじいちゃん、面白かった?」
でも、答えは、ありませんでした。もう、涙ボロボロです。バックに調度、カノンを聴いていたので、なおさらでした・・・。でも、答えは、わかります。面白かったし、何よりもうれしかったし、最後の時に、最愛の孫に傍にいてもらえて最高に幸せだったことでしょう。
最後に、お母さんと男の子が、二人で思い出の木の上の家で会話するのですが、
「ぼく、としをとったら、ぼくのおじいちゃんみたいな おじいちゃんになるんだ。」
と言う言葉が、なおさら胸にぐっときてしまいました。
そして、本当にそうなるのです。
ハンカチと、それからティッシュを用意してから読むことをお奨めします。
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自信を持っておすすめしたい 忘れ去られる悲しさ  投稿日:2004/02/24
ぼくのなまえはイラナイヨ
ぼくのなまえはイラナイヨ 作・絵: ミック・インクペン
訳: 角野 栄子

出版社: 小学館
あまりにも長い間忘れ去られ、誰も自分の名前を呼んでくれなかったせいで、すっかり自分の名前を忘れてしまったぬいぐるみが、主人公のお話です。
今の時代、子供たちは、人形もいっぱいもらう機会が多いので、たくさんの人形の中で、ひょっとすると忘れ去られているぬいぐるみもあるのではないでしょうか。我が家は、あまりにぬいぐるみをいただくので、出し切れずに、大事にしまいこんでいるのがたくさんあります。もちろん、ボロボロのは、さすがにありませんが・・・。だから、こういうお話を読むと、ちょっぴり胸が痛むのですよね。
 僕の名前は「イラナイヨ」だなんて、なんて悲しいことを自分で言ってしまうのでしょうか。でも、最後に幸せになるストーリーで、ほっとしました。もう、二度と、自分の名前を忘れないでね。
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自信を持っておすすめしたい 以外にも素敵なおばあちゃん。  投稿日:2004/02/22
おばあちゃんすごい!
おばあちゃんすごい! 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
園長先生のおばあちゃんが、幼稚園へやって来て、園児の子供たちに、何でもできるすごいおばあちゃんだと尊敬の眼差しを集めます。確かに、昔の伝承遊びを目の前で繰り出されたら、子供にとっては、スーパーマンのように感じられるでしょう。とても、魅力的なおばあちゃんで、こんなおばあちゃんになりたいなーと、思ってしまいます。しかし、私は、不器用なので無理でしょう。
園長先生のエピソードも飛び出して、笑えます。
もしかしたら、このおばあちゃんなら、園長先生よりも、人気があっていい園長先生になれるかも・・・と、思ったのは、私だけでしょうか。園長先生の、あのおとばけぶりは、きっとお父さん譲りなのかなと、想像してしまいました。
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自信を持っておすすめしたい 面白く味のある昔話  投稿日:2004/02/22
ふるやのもり
ふるやのもり 再話: 瀬田 貞二
絵: 田島 征三

出版社: 福音館書店
方言っていいですよね。大好きです。
題名の「ふるやのもり」って、不思議な言葉です。私は、はじめ、ふるやという所にある森だと思いました。でも、この「ふるやのもり」をおじいさんとおばあさんは、何よりも怖がっているのです。その話を影で聞いていた泥棒と狼は、大変怖くなってしまい、一目散に逃げ出すというお話なのですが、実は、この「ふるやのもり」とは、古い家に住む老夫婦がもっとも恐れている雨漏りのことだったという笑い話です。方言て、とてもわかりずらい言葉もありますから、そんなところから生れたお話なのでしょうね。
すごく面白くて、子供たちも、「ふるやのもり」って何なんだろうと、夢中で話に引き込まれる感じでした。
このお話の魅力は、ストーリーとともに、おじいさんおばあさんが口にする方言にあると思います。だから私も一生懸命、それっぽく方言でお話を読んであげました。
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自信を持っておすすめしたい 「犬猿の仲」は、日本だけ?  投稿日:2004/02/22
おさるのジョージこいぬをかう
おさるのジョージこいぬをかう 原作: M.レイ H.A.レイ
訳: 福本 友美子

出版社: 岩波書店
ジョージが、動物センターの檻から、犬達を逃がしてしまって大慌てするお話。
ジョージは、どんな動物でも好きなようですが、犬も大好きなのですね。「犬猿の仲」というのは、日本だけの言葉なのでしょうか。
彼が、どれくらい犬が好きかということは、最後に愛しそうに子犬を抱き、幸せそうにしている表情を見れば、誰でもわかります。いつも落ち着きのない彼ですが、この時ばかりは、当分席を立ちそうもありません。
本当に素敵な光景です。
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