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ためしよみ

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと（小学館集英社プロダクション）

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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ためしよみ

はなしん

ママ・50代・東京都、女の子27歳　男の子25歳

自己紹介: 中三の長女が小学校入学した時から、学校での読み聞かせを始めました。
下の子も、中学生になり、少し絵本から遠ざかっていますが、時々話題の本を借りて読んだりしています。

読み聞かせがなくなり、淋しい限りですが、でも、ナビに残してある、今までの絵本の記録は、私にとって子育て中の宝物です。

他の誰かの絵本選びの参考にもしていただければ、とても嬉しいです。

好きなもの: 絵本・読書
映画鑑賞
子供の寝顔
甘いもの
絵本ナビ

はなしんさんの声

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兄弟が入院したら一大事。　

投稿日：2003/04/10

いもうとのにゅういん
	作: 筒井頼子絵: 林明子出版社: 福音館書店

あさえの妹が入院するという、衝撃的な事件から始まる。お母さんが妹について行ってしまい、とても寂しく、不安な時間を経験したお姉ちゃん。こんな時、いつも大事にしているお人形が、心の支えになってくれるのは、うちの子もおんなじです。その大事なお人形を病院にいる妹に、折り紙と、手紙も一緒に持って行って上げます。
子供ながら、他を思いやる優しい気持ちに、胸がきゅんときました。
いつも私に、手紙や、折り紙などをプレゼントしてくれる娘。
読んでいて、うちのおねえちゃんも、同じような立場になったら、いつもは喧嘩もするけど寂しくなって、いっぱいプレゼントを持って行きそうだと思いました。

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優しい育児書　

投稿日：2003/04/10

いいこってどんなこ？
	文: ジーン・モデシット絵: ロビン・スポワート訳: もきかずこ出版社: 冨山房

とかく日々の忙しさに流されて、親の指示どうりに行動すると、「いいこ」と言ってしまいそうな私には、「改めてそうだったよなー」と、自分を見つめなおすことができる本です。
なんといっても、最後のお母さんの言葉には、ぐっときました。
まさに、母親のための絵本といえるでしょう。
この本を読んで「いい子ってどんな子かわかった？」
と、娘に聞いたら小首を傾げてしまいました。
「今のまんまの、あなたがいい子なのよ」
と言うと、とってもうれしそうに、照れ笑いしていました。

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我が家でも、時々張り合います。　

投稿日：2003/04/05

どんなにきみがすきだかあててごらん
	作: サム・マクブラットニィ絵: アニタ・ジェラーム訳: 小川仁央出版社: 評論社

どちらが、相手のことをより愛しているか、張り合うお話し。
我が家でも、娘と時々やってます。いつも、手を広げたり、走ったりして、「これぐらい」を表現しあいます。やはり、どちらも譲りませんが、途中でばかばかしくなって、私がやめます。だって、私の方が、絶対勝つと思っているから・・・。
まるで我が家の風景を客観的に見ているみたいで、ちょっとくすぐったい気がしました。
絵も、とても優しいタッチで、このお話にぴったりでした。

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かわいらし絵本。　

投稿日：2003/04/05

はねはねはねちゃん
	作: 中川李枝子絵: 山脇百合子出版社: 福音館書店

とてもやさしく、ほのぼのとした絵が印象的。
動物と、女の子が一緒に体操をする単純なお話し。
とっても、かわいかったけれど、息子の反応は今一でした。

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絵本の隅々まで楽しめます。　

投稿日：2003/04/05

おじいさんならできる
	作・絵: フィービ・ギルマン訳: 芦田ルリ出版社: 福音館書店

この絵本は、本の隅々にまで物語が隠れているので、何度も見て楽しめます。
物語は、ヨゼフが赤ちゃんの時に、おじいちゃんがブランケットを縫ってくれて、それが成長とともに、小さくなり、ボロボロになる度に、おじいちゃんのところへ持ち込まれ、ジャケットになり、ベストになり、ネクタイになり、ハンカチになり、最後にはボタンになりますが、ボタンが取れた時に、とうとう落としてなくなってしまいます。
なくなったものは、さすがのおじいちゃんでもどうすることもできません。
すると今度は・・・、ヨゼフが、ぼくとおじいちゃんのこの物語を書くのです。これで、永遠に残るのですね。
お気に入りの布が、どんどん小さくなるので、最後は一体どうなるものかと心配になりましたが、とっても素敵な終わり方で気に入りました。
物語とは、別に、おじいさんの家の床下に住む、ねずみの物語、また、二階の住人の物語も絵から読み取ることができるという、心憎い作りになっています。
リズムのある文章といい、隅まで見逃せない温かみのある絵といい、すごく楽しめる絵本です。とっても得した気分になること間違いなしです。

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キッパーは、とてもかわいくて大好き　

投稿日：2003/04/05

キッパーのおたんじょうび
	作・絵: ミック・インクペン訳: 角野栄子出版社: 小学館

自分の誕生パーティに、お友達を招待したのに、いくら待っても誰も来てくれず、とうとうケーキも自分１人で食べてしまったキッパー。でも、次の日になって、友達がプレゼントを抱えてやってきます。どうしてでしょうか。
キッパーのミスで、行き違いがあったのですが、結果オーライで、まあ、いいか。
本当に誰も来てくれなかったら・・・とてもみじめ。でみ、キッパーは、そんなに落ち込むという風でもなく、あくまでもマイペースです。
とにかく、キッパーは、とてもかわいいです。ほのぼのとして子供も大好きです。

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楽しい遠足気分が味わえます。　

投稿日：2003/04/05

えんそくバス
	作: 中川ひろたか絵: 村上康成出版社: 童心社

なんともとぼけた園長さんです。寝坊しないように、子供達に言っておきながら、自分が大遅刻しちゃうんだから・・・。
本当にあったら、頭にきちゃうところなんだけど、この絵本の中では、誰一人非難することもなく、みんなでお弁当を分けてくれます。なんとも、ほのぼのとして、子供達の優しさが伝わってきます。だって、お母さんの作ったお弁当は、とても大切で、本当だったら誰にもあげたくないはずですよね。
絵がとても、楽しくって、こちらまで遠足気分になれました。明るくて、楽しくて、優しくて、大好きです。

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ルラルさんが、珍しく怒ったぞ。　

投稿日：2003/04/05

ルラルさんのえほん(3) ルラルさんのごちそう
	作: いとうひろし出版社: ポプラ社

ルラルさんシリーズは、家の子供達のお気に入り。
今回は、庭のみんなに、得意の料理をご馳走しようとするのですが・・・。珍しく、温和なルラルさんが、怒ってしまったので、ちょっとびっくりしました。
でも、私なら、料理しなくても、皆が喜んでくれるのならラッキーこの上ないけれど。
しっちゃかめっちゃかな楽しさで面白いです。
ルラルさんが、食べ忘れたデザートを寝る前に食べるのですが、そのシャーベットのてんこ盛りが、すっごく気になりました。
絶対お腹こわすって！

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彼は、天才だと思う　

投稿日：2003/04/05

ウエズレーの国
	作: ポール・フライシュマン絵: ケビン・ホークス訳: 千葉茂樹出版社: あすなろ書房

まわりからは、ちょと浮いているウエズレー。でも、彼は、臆することなく学校で勉強していた。夏休みの宿題が出され、彼は、今までの学校の勉強を役立てすごい自由研究を考えつく。
ケビン・ホークスの絵が、明るい色使いで素晴らしい。空の青さ、色とりどりの庭の緑や花、動物達。どれも魅力的に描かれている。
お話も奇想天外で、子供を夢中にさせた。
ウエズレーは、あきれるくらい何でもできるし、次から次に明暗が浮かぶ。彼は、天才だと思う。なんたって、自分の家の庭に国を作り、文明まで起こしてしまうのだから・・・。
珍しく、家の娘が、続けて「もう一度読んで」と、リクエストした。

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食べると色が変わるおばけ　

投稿日：2003/04/05

おばけパーティ
	作: ジャック・デュケノワ訳: 大澤晶出版社: ほるぷ出版

ユーモラスでとっても楽しいお化けのホームパーティ。
壁を突き抜けることができたり、食べたり、飲んだりすると、体の色が変わったりして、変身してしまうところがすごく面白い。
特別メニューを食べたら、みんな透明になってしまった。一体何を食べたのか、娘も私も知りたくってたまらない。
とにかく、ちっとも怖くない、楽しいおばけのお話だ。

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