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あったらいいのに。
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投稿日:2011/01/29 |
今年1年生になる弟は、「こんな小学校あったらいいのに・・・」と、そのへんてこぶりがうけたのか、とても気に入って読んでと持ってきてくれます。
1年生のハルオの通う小学校は、山の中の少人数の小学校です。1年生から6年生まで、全員が同じクラスで授業を受けています。いつも一緒に行くはずなのに、ハルオを残してケンタとリョウタの声が先のほうで聞こえています。1年生のハルオは一人で小学校に行ったことがありません。大急ぎで走って追いかけますが、おいつけません。すると、なんだかいつもと違う様子の小学校にたどり着きました。「コーンキーンコーン」とチャイムのなんだかへんですよ。
きつねの校長先生が書いた不思議な手紙を読むのが、毎回ぎこちないのですが、本と同じようにちょっとへんてこにこれからは肩ひじはらずに読んでみたいです。
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何かにひたむきになれるってステキ。
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投稿日:2011/01/29 |
ロシアの広大な雪野原と、真っ赤に染まる夕日の赤が、母なるロシアをよく表現していると思いました。
ネズミのトラブ一家は、酒屋に住むねずみです。酒屋では、毎夜楽士たちがお客のために楽器で演奏したり、踊ったりしています。トラブロフというネズミは、夜も寝ないで演奏に使われているバラライカの音に聞き惚れていました
。
バラライカにみせられたねずみが、自分の道を決めて家を出たり、病気になった母親が心配で戻ってきたりと、まるで子どもの独立するお話のようで、いつかはうちもこうなるんだろうな。自分の道を信じてひたむきに努力すれば、トラブロフのように成功すると、子どもたちに少しでも伝わればと思いながら、今日も読み聞かせをします。
私自身が、ジョン・バーニンガムさんが大好きで、この絵本もスキーを履いたねずみや、演奏するねずみなど、登場人物がイキイキしていて、これも大好きな絵本の仲間入りです。
この絵本は、すでに刊行されていたものを、翻訳を新たにして出版されたものです。瀬田貞二さんの訳本も手にとりたいです。
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おかあさんを探しに。
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投稿日:2011/01/29 |
マングースのマリールイズは、いたずらをしてお母さんにこっぴどく怒られました。怒られたことに腹を立てて、家出することに・・・。お母さんは、家出する子におなかがすくからと、サンドイッチを作ってあげたりと、心配してなんともやさしいお母さんです。
子どもって怒られると、お母さんは自分のことがきらいなんだと思うのですよね。分かる分かると、この絵本を読みながら自分の子どものように感じました。
うちの子も、本当に恥ずかしいのですが、「OOちゃんちの子だったらよかった」とか、言われたくないのに、言ってくるんですよ。その言葉に、母はどれだけ傷つくか・・・。親の心子知らずとは、よく言ったものですね。
もちろん、最後はハッピーエンドで、親子の絆が深まったんじゃないのかな。
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一度読めばとりこになります。
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投稿日:2011/01/29 |
ちょっと長い文章で、まだ字の読めなかった息子が、毎晩毎晩それはあきずに、読んでと持ってきた本です。何回読んでも、同じところで笑えるし、それを想像するだけで、えーありえないの長新太ワールドに親子でどっぷりはまりました。
なにげなく買った本に、これほど反応してくれるなんて。ナンセンスワールド大好きなお子様の、絵本から童話への橋渡しに是非どうぞ。
これには、姉妹本があるようなので、そちらも手にとってみます。
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おばあちゃんと孫との心温まるお話。
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投稿日:2011/01/29 |
東京から最近引っ越してきたサクタは、5歳だけどまだ幼稚園に行っていません。お兄ちゃんのケンタは4年生、小学校に行っているので、一人でいるときはつまらないなと思っているところに、お山のみゆきおばあちゃんから「サクラダ サクタ さま」ともみじの押し葉がついたお手紙が届きます。
おばあちゃんからのお手紙に書かれている、山のお家にサクタは興味津々。その日から、おばあちゃんから来るお手紙を心待ちにしているのです。
ビスケットのお礼に、サクタは絵を書いて送ろうと考えます。そして、出すのが遅くなったからと、この手紙を早く届けたいサクタは郵便さんの車に乗り込むのです。本局に行きたかったサクタでしたが、その車はドンドン違う所へと・・・。サクタはどうなっちゃうのかな。
おばあちゃんと孫との心温まるエピソードが綴られています。
山の中の動物たちと暮らすおばあちゃんと、いたずらっこのサクタとのかけがえのない日々。
字は多いですが、挿絵が描かれているし、3つに区切られているので、年中あるいは年長さんから楽しめる絵本だと思います。絵本から童話への橋渡しにどうでしょうか?是非とも手にとって読んでください。
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小象とのすばらしい毎日。
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投稿日:2011/01/29 |
両親を失い悲しんでいる小象が、とてもしわのあるおじさんの象に引き取られました。おじさんと小象で、今までしたこともないことをいろいろするのです。そして、これは両親をなくして悲しい小象を、温かく包み込むような毎日であり、おじさんにとっても楽しいステキな出来事でした。
電車にのり、歌を作って歌ったり、お話を考えたりと、小象へのおじさんの深い愛情が伝わってきます。大切に育てられるって、こういうことをいうのでしょうか。
永遠に続くと思った日々も、いつか終わりは来るものです。両親が見つかってハッピィエンドだけれど、ちょっと悲しい物語です。
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やっぱりおもしろい。
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投稿日:2011/01/16 |
大好きなかぶと三十郎の続編だと思い図書館で見つけてさっそく読み出した息子。二人でけんかしながら肩を寄せ合い、頭をくっつけてよんでいました。
偉大な父さん三十郎をもって、ぐれてしまった息子の四十郎。リーゼント風の髪型がいかにもツッパリ風で笑えますが、今度の相手は大型のヘラクレスオオカブトと、子どもの心をわしずかみです。西部劇風のガンマンも子どもに大うけで、ヘラクレスのセリフは長男も 外国人風に「コンニーチハ」みたいに読んでいるのが、はたからみている母は笑いをこらえるのが大変でした。
かぶとシリーズの次回作にまたまた期待しています。
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時代劇&昆虫の夢のコラボ
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投稿日:2011/01/16 |
時代劇大好きの我が家の子どもたちが、本当に読みつづけている絵本です。最初は幼稚園で出会って、今小学生ですが、図書館から借りてきたら必ず読んでいます。
子どもの好きなものが、たくさんつまっているのもいいし、読めば読むほど味が出てくるんだと思います。なにより仁義の世界というか、何がかっこいいのかってことを教えてくれます。字が読めなくても、ページをめくりながら一人でよく眺めていました。小さくても感じるものがあるんだなと、感心しました。
出てくる昆虫が、「時代劇風にしたらきっとこんな感じなんだろうな」と、くすっと笑えますよ。
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うどんを食べるためには。
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投稿日:2010/12/14 |
週に一度はうどんを食べている子どもたち。ざるに、かけに、ぶっかけに、かまあげ、かまたま、ひやしに、うちこみと、季節や行事、その日の気分でその食べ方もいろいろです。こんなに、身近な食材だけどお米と同じで、麦の粒から育てていくことを、この絵本が種まき、育て方、作り方など、時間の流れと一緒に丁寧に教えてくれます。
麦は、パンやお菓子、麺類やお茶やビールなど、いろんな物に姿を変えて、お米と同じくらい私たちの生活になくてはならないものであると、なかなか実体験できないので、おすすめの絵本です。
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深いなぁ〜。
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投稿日:2010/12/14 |
おじいさんは、おうさまの命を助けたご褒美に、金のかたまりをいただきました。このごほうびを持って家に帰る途中、いろんな人にどこからきたの?と聞かれて、金が馬に、馬が牛に・・・・。どんどん形を変えて、とうとう家についた時には最初に欲しがっていた、おばあさんの使う針になっていました。その針も、転んで家の前の草の中へ落としてしまいます。がっかりのおじいさん。けれど、おばあさんの深い愛情、おじいさんが無事に帰ってくれたことを、一番の喜びだと伝えるのです。
金のかたまりが、針になった時はさすがに子どもも驚いていました。「金のまま待ち返ればよかったのに」と、しかし、きっとおばあさんの本当に大切なことはたった一つなんだということは、少し伝わったような気がしました。
ブルガリアの昔話、奥がかなり深いです。大切なことは何かっていうのを、もう一度考え直す絵本ではないでしょうか。一度お子さんと一緒に、ご覧ください。
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