新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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もぞもぞ

ママ・40代・その他、女5歳 女3歳

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自己紹介
夫の仕事で上海に住んで5年目です。なかなか日本語の本が手に入らなくて悲しいです。
好きなもの
東南アジアのリゾート(特にバリ)、子ども服を見ること、日本のデパートと本屋さん。
ひとこと
2歳までは標準だった娘の日本語が、幼稚園に行き始めてから英語にとってかわり、今危機的状態を迎えています。そんななかでこのサイトを見つけました.良い絵本に出会って日本語をわすれないで、少しずつ上達してくれたら、と思います。どなたか海外在住、(しかもパパは日本人でない)子どもの日本語教育に関してよい知恵をお持ちの方は是非お知らせください!

もぞもぞさんの声

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自信を持っておすすめしたい ものの原点  投稿日:2006/03/02
たいせつなこと
たいせつなこと 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイズガード
訳: うちだ ややこ

出版社: フレーベル館
非常に期待して読んだのですが、1回目は結構なーんだ、という感じでした。でも最後の「あかちゃんだったあなたは…」のページではっとさせられました。子どもはそこに生きていてくれることがありがたいことではないかと。怒ってばかりの自分はそんな当たり前のことを忘れていらいらしていたのではないかとおもいました。

ものがものであるために、一番大切なこととは。
あとからじっくりじわじわ反芻する本です。人生の時々で振り返って読む本だと思います。哲学書みたいですね。

この本は読む人、その人の置かれた環境、読む年齢等々によって、いろいろな解釈ができる本だと思います。「あなたがあなたであること」とあって、疲れている人には「無理しないで、そのままでいいのよ」と伝わるかもしれません。「自分が自分であるための他の人と違うところを探してそこをのばそうではないか」という自分探しのメッセージに聞こえるかもしれません。など等。きっとどれも正解なのでしょう。

あとでいろいろと考えてしまいました。鞄にとって一番大切なことはものをいれるということ、クルマにとって一番大切なことは走ること。ブランド、かっこよさなど私たちは重視しがちです。それも大切かもしれないけど、原点も振り返ろうということも感じます。そしてさらに子どもにとって大切なことは愛情をもって守られて育てられること、親にとって大切なことは子どもを愛情をもって守ること。私はそう考えました。違うかな?
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自信を持っておすすめしたい あー面白い!  投稿日:2006/03/01
エルマーのぼうけん
エルマーのぼうけん 作: ルース・スタイルス・ガネット
絵: ルース・クリスマン・ガネット
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
3歳の娘には難しいだろうと思って、買ってはみたものの、手の届かないところにしまっておくこと数ヶ月。ふと目にとまって読み始めたら、うーん、なんて面白いんでしょう!傑作です。名作というのは時代を超えるんですね。

どんなにお母さんに叱られても、としとった猫を見放さない優しさ。
新しい冒険に怖じ気づかない強さ。
立ち向かう困難にも冷静に対処できる聡明さ。
我が子は2人とも女の子ですが、エルマーみたいな子どもに育ってくれたらいいな。

この本のような大傑作に出会って絵本から児童文学へ、空想の世界に浸れる楽しみを身につけてほしいと母は願っています。
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自信を持っておすすめしたい 子どもの世界  投稿日:2006/02/28
かさもっておむかえ
かさもっておむかえ 作: 征矢 清
絵: 長 新太

出版社: 福音館書店
おとうさんを迎えに傘を持って一人で駅へむかいます。まってもまっても来ないお父さん、だれかが膝をたたきます。猫です。一緒にお父さんを探しに電車に乗り込むのですが、乗り込んだのがなんと動物車両!
今の時代、子どもを一人でどこかに行かせるのが難しくなってきました。学校にすら、です。お父さんを迎えに一人で出かけるのが絵本だけのお話になってしまったのは悲しいですね。
それはさておき、動物車両も聞いただけで面白いですが、動物がお行儀よく前をむいて座っているのがこれまたおかしい。しかも終点で当たり前のように電車を下りる動物たち。きっと大人には見えないんでしょうね。
この女の子もわざと秘密にしているわけではないですがどうしてお父さんを見つけられたかは話しません、なんか子どもの世界ってうらやましいです。
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自信を持っておすすめしたい ファーストブックの決定版  投稿日:2006/02/27
じゃあじゃあびりびり
じゃあじゃあびりびり 作: まつい のりこ
出版社: 偕成社
子どもの成長の過程で外せない本があるとするならば、この本は間違いなくファーストブックの何冊かの中にはいることでしょう。ページは少なすぎもせず多すぎもせず、1歳児が覚えられるちょうどいいページ数です。でてくるものたちも1歳児になじみのものばかり、これに何を足すかといわれたら答えに困るし、なにか削れといわれても難しいほど完璧な品揃え。出てくるものの順番といい、擬態語の的確さといい、どこをとっても完璧な本です。
長女が1歳だったとき、何を読み聞かせたら良いか分からず、適当に赤ちゃん向けのものを読んであげていました。これでいいのか分からなかったとき、何かでこの本の推薦文を読んで早速購入、本の善し悪しだけでなく与え時って言うのもあるんだなと実感しました。あっという間に、1歳だった娘は擬態語を覚えて次のページのものまで推測できるようになりました。
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自信を持っておすすめしたい ガンピーさんは粋なひと  投稿日:2006/02/26
ガンピーさんのふなあそび<新版>
ガンピーさんのふなあそび<新版> 作: ジョン・バーニンガム
訳: みつよし なつや 光吉 夏弥

出版社: ほるぷ出版
ガンピーさんが川下りをしていると子どもたちやいろいろな動物が乗せてとやってきます。約束を守りさえすれば誰でも乗せてくれます。大人数で楽しく川下り、でもみんな約束をわすれてボートはひっくり返ります。
ここから先がこの絵本のすばらしいところ。
ほら言ったじゃないか、と怒らずにガンピーさんはみんなをお茶に誘います。そのお茶とお菓子のおいしそうなこと!
そして「またいつかのりにおいでよ」と言えるガンピーさんはなんとオトナで粋なおじさんです。
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自信を持っておすすめしたい 敬語を正しくつかうトラ  投稿日:2006/02/26
おちゃのじかんにきたとら
おちゃのじかんにきたとら 作・絵: ジュディス・カー
訳: 晴海 耕平

出版社: 童話館出版
なんとトラがおちゃをごちそうになりに家にくるのです。その言葉遣いの礼儀正しいこと!ところがやることはめちゃくちゃでそのギャップが何ともいえないおかしさです。
おかあさんもソフィーも暖かくトラを招き入れて、ケチケチしないでごちそうします。トラが何故かこの家をえらんだのか分かるようなおっとりさんです。ところがトラが全部食べたり飲んだりしてしまったので困ったことになってしまいました。
おとうさんの提案でみんなで楽しい外食!なのです。イギリスならではの外食メニューなんでしょうか。
幼稚園で読んでもらったようで、家でこの本の題名を英語で連呼していました。慌てて日本から取り寄せました。娘のお気に入りの本です。
またいつかトラが来てくれるといいのにね。
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自信を持っておすすめしたい 金より値打ちのあるもの  投稿日:2006/02/23
くんちゃんとにじ
くんちゃんとにじ 作・絵: ドロシー・マリノ
訳: 間崎 ルリ子

出版社: ペンギン社
子どもの頃、虹の端っこはどこだろう、とわたしも探しにいった覚えがあります。でも行けども行けども自分と虹の距離は縮まりません。
くんちゃんの虹も探している間に消えてしまいます。あのへんだったかな、と思ったところを探すと…。
おとうさんの、「くんちゃんは、きんよりずっと値打ちがあるものみつけたね」の一言にうるうるしてしまいました。そうです、こういう経験こそ人生を豊かにしてくれるのです、お金では買えません。宝物として記憶のなかに残ることでしょう。お金を持っている人は何でもできると錯覚してしまうこのごろ、お金のあるなしが幸せの量であるがごとく思ってしまう時代に、みんなに読んでほしいですね。
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自信を持っておすすめしたい 意地悪もなかよしのうち  投稿日:2006/02/22
復刻版 ちいさいモモちゃん2 ルウのおうち
復刻版 ちいさいモモちゃん2 ルウのおうち 作: 松谷 みよ子
絵: 中谷 千代子

出版社: 講談社
子どもは時々意味もなく他の子に意地悪したりします。娘はよく親友から悪い言葉をいわれたりするようですが、次の日になるとやっぱり一番の仲良しみたいです。
意地悪されたにもかかわらずももちゃんの椅子をちゃんと用意してあげる、ルウの子どもならではの無邪気さも嬉しいところです。(大人はこうはいきませんよね)それにわたしが好きなのは、「ももちゃんはルウにごめんなさいっていいました」といわないところです。
二人でおいしくパンを食べたらそれでもういいもんね。
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ふつうだと思う 挨拶は友達のはじまり  投稿日:2006/02/22
ハリネズミのくるりん
ハリネズミのくるりん 作・絵: とりごえ まり
出版社: 文溪堂
恥ずかしがりやであいさつができないのでお友達ができなかったくるりん。ママと特訓です。ママはお面をかぶって他の動物になったりします。絵がとっても可愛くて、子どもの読み聞かせよりもわたしが見て癒されています。
娘は「○●ちゃん(自分のなまえ)はちゃんとあいさつできるよ!」とおこっておりました。あいさつできないのを咎められたかと思ったらしいです。可愛いお話ですがひねりがないので星3つかな。
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自信を持っておすすめしたい みんないいひと  投稿日:2006/02/21
だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
だるまちゃんは普通の3〜5歳児くらいでしょうか。とにかく彼の周りにいる人達が素晴らしいです。友達のものを素直に「きみのものが一番いいね」といえるてんぐちゃん、子どもの要求を馬鹿にせず、煙たがらす、甘やかすことなくできるだけ聞いてあげようとするだるまどん、そして協力してくれる家族。だるまちゃんは幸せですね。
鼻と花、日本語ならではの勘違いの面白さ。
ひねりも効いていて素晴らしい絵本ですね。
毎月こんな名作が50年も生まれ続けているなんて、こどものとももすばらしい!
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