新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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さくらちゅうりっぷ

ママ・50代・埼玉県、女の子19歳 男の子16歳

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さくらちゅうりっぷさんの声

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自信を持っておすすめしたい いつまでも残るむなしさ  投稿日:2011/12/15
ビロードのうさぎ
ビロードのうさぎ 作: マージェリィ・W・ビアンコ
絵・訳: 酒井 駒子

出版社: ブロンズ新社
傑作だと思います!酒井駒子さんの絵とストーリーがとても合っています!

ただ、個人的には、ビロードのうさぎが本物のウサギとしての命を与えられても、救われないむなしさが残ります。

ぼうやにとって大切な存在になり、ぼうやが病気の間ずーっと励まし続けたうさぎは、ぼうやにとってさらに大切な存在になったはず。なのに、何も知らない大人は焼き捨てようとします。

そんなことには気づいていないぼうやと、自分の終わりを告げられて悲しみと恐ろしさに震えるうさぎ。あまりにも衝撃が大きすぎます。

燃やされずに命を与えられ、本物のウサギとして生きられるようになっても、坊やの愛に包まれた幸せな時は戻ってこないのです。

娘も私と同じ気持ちになったようで、一度読んだきりで、再び「読んで」と言うことはありません。でも、とても心に残る一冊にはなったようです。
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自信を持っておすすめしたい ジョージ大好き  投稿日:2011/12/15
おさるのジョージ とっきゅうにのる
おさるのジョージ とっきゅうにのる 原作: M.レイ H.A.レイ
訳: 渡辺 茂男

出版社: 岩波書店
好奇心旺盛で賢く、悪気はないけれどいつも何かをやらかしてしまう、そんなジョージを6歳の娘も3歳の息子も大好きです。

ジョージを知ったのは絵本からですが、今ではテレビのほうも欠かさず見ています。

この「とっきゅうにのる」のお話は、舞台が駅や列車ということで、息子の方が食いついてきました。

駅の時刻表に大変ないたずらをしてしまいますが、男の子が線路に落ちるのを防いだことでヒーローになり、最後は特等席で列車の旅を楽しみます。

いつも通りの展開ではありますが、そこがまた安心して読んであげられるところです。
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なかなかよいと思う 悲しいお話ですが・・  投稿日:2011/12/14
さだおばさん
さだおばさん 作・絵: 原田泰治
出版社: 講談社
小さな森林鉄道で毎日行商に来ていたさだおばさんは、村のみんなに信頼され、駅長として村に引っ越してきます。駅にはさだおばさんの夢だった店も併設され、駅長としての仕事にも励みます。

しかし、ある時、鉄道の点検中に雪崩にのまれて、さだおばさんは亡くなってしまいます。

このお話の結末はとても悲しいのですが、子供達は何度も読みたがりました。きっと、田舎の森林鉄道という未知の世界を背景に、村の人たちとさだおばさんの生活が温かく描かれているからでしょう。
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自信を持っておすすめしたい ありのままの子供の姿  投稿日:2011/12/14
つりばしわたれ
つりばしわたれ 作: 長崎 源之助
絵: 鈴木 義治

出版社: 岩崎書店
お友達になりたいのに、なかなか田舎の子供達と仲良くなれないトッコ。つい東京の自慢ばかりしてしまうのも、みんなの気を引きたい気持ちからなんですよね。子供って、そういう不器用なところがありますから。

でも、当然田舎の子供達はそういうトッコの態度が気に食わず、怖がって吊り橋を渡れないトッコに向かって、「悔しかったら吊り橋わたれ!」と対抗します。

子供にありがちな駆け引きですよね。

しかし、かすりの着物を着た不思議な男の子のおかげで、トッコは吊り橋を渡り、田舎の子供達とも楽しく遊べるようになります。

吊り橋を渡ってきたトッコを受け入れてくれた子供達、田舎の生活を楽しめるようになったトッコ、どちらも本当はとても良い子達なんです。
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自信を持っておすすめしたい ぐるんぱ、よかったね!  投稿日:2011/12/14
ぐるんぱのようちえん
ぐるんぱのようちえん 作: 西内 ミナミ
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
ぐるんぱは、働きに出た先々で、大きすぎる物を作る失敗を繰り返してしまいます。しかし、あるところで、子だくさんのお母さんに頼まれて子供の世話をしたことから、幼稚園を開くことになります。

今までの失敗でできた大きなビスケットやお皿なども役に立ち、本当に楽しそうな幼稚園ができました。

一人ぼっちや寂しい気持ちを経験しているぐるんぱは、きっと子供たちに優しく接することができることでしょう。

自分が生き生きできる道が見つかって、本当に良かったですね。
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なかなかよいと思う 罰が当たったネズミ  投稿日:2011/12/13
ネズミのしっぽ
ネズミのしっぽ 文・絵: あべ・ボストン
出版社: 福音館書店
ニューカレドニアのお話だそうですが、日本の昔話にもありそうな感じのお話です。

ずるくて誠意のないネズミが、最後にタコの怒りを買って、タコが投げた棒がおしりに刺さってそれが今のしっぽになったそうです。お話の初めの方でネズミの絵に違和感があったのは、しっぽがなかったからなのですね。

ずるく誠意のない者は、いつか罰が当たるのです。そんな教訓が、日本の昔話にも共通するものがあり、親しみを感じると思います。
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なかなかよいと思う 箱の魅力  投稿日:2011/12/13
ちいさいみどりのはこ
ちいさいみどりのはこ 作・絵: 岡井美穂
出版社: 福音館書店
小さい頃から鞄や箱が好きだった娘には、このみどりの箱はたまらなく魅力的な箱でした。

娘は、箱などの容器にいろいろ入れるのが好きで、時に、入りきらないほど大きな物を詰め込もうとして上手くいかずにかんしゃくを起こしたりしたものですが、この箱なら、何だって入れることができてしまいます。

箱をポンと叩けば、もっと大きな箱が出てきますし、大きな箱を中の荷物ごと小さな箱にしまったりもできるのですから。とにかく不思議な箱なのです。こんな箱があったら、ずーっと大事にするでしょう。
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ふつうだと思う 日常にある友達関係  投稿日:2011/12/07
カバなふたりはきょうもいっしょ
カバなふたりはきょうもいっしょ 作・絵: ジェイムズ・マーシャル
訳: 安藤 紀子

出版社: 偕成社
ジョージとマーサという仲良しのカバを主人公に、短い5つのお話からなっています。

友達を傷つけたくないばかりに、何かを言えずに我慢してしまう。
近くにいてほしい。
仲良しだって、秘密にしたいこと・見られたくないことはある。
友達の良いところを見て、上手に励ます。

など、日常生活の中でありそうな友達関係を描いています。

一つ一つのお話は、ストーリーとしてまとめるというより、言いたいことを簡潔に言っていく感じ。だから、中には短すぎるぐらい短いお話もあり、娘からも「えー、これで終わり!」というリアクションがありました。
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なかなかよいと思う 元気が一番  投稿日:2011/12/07
げんきなマドレーヌ
げんきなマドレーヌ 作・絵: ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
マドレーヌシリーズの存在は知っていましたが、初めて読みました。

パリの寄宿舎とか、家族でなく先生やお友達と暮らすとか、設定は馴染みのないもので、突っ込んで聞かれたらどうしようかと思いましたが、娘はそれよりもマドレーヌという女の子がどういう子なのかに興味を持ったようです。

とても元気なマドレーヌが、ある日盲腸になり、入院・手術をします。かわいそうなマドレーヌ!!と思いきや、お見舞いに行ってみると、たくさんの見舞い品に囲まれ、しかも手術跡を誇らしげに見せびらかしてなんだかかっこいい??

他の11人の女の子達がついついマドレーヌをうらやましく思い、真似してしまうのも分かります。でも、元気が一番ですよね。

かわいいお話です。
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自信を持っておすすめしたい 長く読み継がれている本  投稿日:2011/12/07
しょうぼうじどうしゃじぷた
しょうぼうじどうしゃじぷた 作: 渡辺 茂男
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
主人の実家にあった古い本をもらってきました。

働く車にはほとんど興味を示さないうちの息子も、この本は気に入ったようなので、働く車好きの男の子にはたまらない本なのではないでしょうか?

じぷたはジープを改造した小型消防車。それゆえに、他のはしご車や高圧ポンプ車と比べると見劣りしてしまい、大きな火事では出番もありません。

でも、ある山小屋の火事の時、じぷたは山道をのぼって見事に火事を消しました。他の大きな消防車達にはできないことをできたじぷた。みんなにも認めてもらえてよかったですね。
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