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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

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ルートビアさんの声

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なかなかよいと思う サンタこなかったね  投稿日:2006/11/15
チビねずくんのクリスマス
チビねずくんのクリスマス 作: ダイアナ・ヘンドリー
絵: ジェーン・チャップマン
訳: くぼしまりお

出版社: ポプラ社
「チビねずくんのながーいよる」を読んでからというもの、
息子はチビねずくんにたいそう惹かれているようです。
いきつけの本屋さんで平積みされているのを見ると、「チビねずくんだ!ねえ、おかあさん、チビねずくんだよー」と毎回同じことを繰り返します。
あの、今月、もうすでに、ン冊絵本を購入しているので、来月にしてほしいんですが…
しょうがないので、緊急措置として、図書館で借りてくることにしました。

クリスマスの用意をする、チビねずくんと、オオねずくん。
チビねずくんは、ひいらぎを探しに外へでます。
そこで、いくつもの驚くべきものに出会います。
ちぎれてくる空、水の中のへんてこな生き物、追いかけてくる透明怪獣、白い大きな白ねずみ怪獣。
あわてふためくチビねずくん、本当に可愛いです。
親視点から見ると、「空がちぎれてくるなんて、雪だるまを知らないなんて、ありえないだろ、そりゃ」なんですが、
子どもは、「ちがうんだよ、ねー」ととても得意そうです。
いつもながら、絵がとても可愛らしく、丁寧に描かれていて、
息子はこの世界にどっぷりと入り込んで、楽しんだようです。

ただ、最後に息子は「サンタこなかったねー」と残念そうに言いました。
「こ、これから来るんじゃない?」とあわててフォローしたのですが…。
どうやら、うちの子どもにとって、クリスマスにサンタはかかせないようです。
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自信を持っておすすめしたい 妖精さん  投稿日:2006/11/12
白鳥とくらした子
白鳥とくらした子 作・絵: シシリー・メアリー・バーカー
訳: 八木田 宜子

出版社: 徳間書店
シシリー・メアリー・バーカーの名を知らなくても、
この絵をご存知の方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
自作の詩に、絵を添えた「花の妖精」シリーズが有名ですが、
それよりも日本人に広く名を知らしめたのは、
某製菓メーカーのチョコレートのおまけとして入っていた、フラワーフェアリーカードです。
何を隠そう、その昔私も、このカード欲しさにチョコを食べまくり、
虫歯をたんとこさえました。

彼女の繊細で細密な少女や動物、花たちの絵は、読み手を物語に、ぐっと引き込む力があります。
この本は児童書なのですが、1938年に出版されており、読むと昔懐かしい香りがします。

善良な、正しい心を持つ可憐な少女は、
船のりの父と離れてくらすことになります。
けれど、少女の世話を頼まれた女性は、なんとも欲深な人間。
彼女に虐げられ、少女は着るものもままなりません。
けれど、その昔、少女の父が助けた白鳥が、彼女を救いにあらわれます。
…ね、なんだか懐かしい響きじゃありませんか?
いまどきの児童書には、あまりないテイストかもしれません。
でもついつい先を急ぐように読んでしまうのですよね。
ああ、善良な女の子がこんなひどい目にあうなんて、ぜったいイヤだわ、とつい、昔にもどって、あっという間に読んでしまいました。

バーカーの挿絵、本当にしみじみと魅せられてしまいます。
少女スーザンは、純粋無垢で、まるっきり妖精そのものです。

ああ、あのチョコのカード、どうしてとっておかなかったんだろう。
今頃私は後悔しているのでした…。
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自信を持っておすすめしたい よくぞこの絵本を世に出してくださいました  投稿日:2006/11/11
ルリユールおじさん
ルリユールおじさん 作: いせひでこ
出版社: 講談社
とても、とても好感が持てる絵本です。
私にとって本は、物心付いたときから、一番の玩具で、友達で、世界で、一緒に人生を歩いてくれた片割れですから。

壊れてしまった一冊の本。
本屋には、たくさんの本が並んでいるけれど、
この本をなおしたいの。
ソフィーは、ルリユールの店を覗きます。
店には、「ルリユールおじさん」がいました。

なんでもかんでも、捨ててしまう今の世の中。
けれど、どうしても捨てられない、思い入れのあるものたちもたくさんあります。

愛された本は、それでなくてはなりません。
決して、他の物では、かわりにはならないのです。
ソフィーの気持ち、よく分かります。
ですから、本の好きな方は、ソフィーになりかわり、
ルリユールおじさんの仕事を、魔法のように思うのではないでしょうか?
あの仕上がった本の、なんと見事な事…!

「ルリユール」職人としての、彼の誇りも垣間見えます。
地味すぎるほど地味な話ですが、本好きにはこたえられません。
いせひでこさん、よくぞこの絵本を世に出してくださいました!
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自信を持っておすすめしたい わんぱくだんの仲間  投稿日:2006/11/11
わんぱくだんのかくれんぼ
わんぱくだんのかくれんぼ 作: 上野 与志
絵: 末崎 茂樹

出版社: ひさかたチャイルド
ああいいな、私もこんな風に、幻の森で遊んでみたい!
そう思ってしまう絵本でした。

わんぱくだん、いつものように公園で遊んでいたのですが、
いつのまにか、そこは、森の中。
大きな木に頼まれて、かくれんぼをしていた動物たちを見つけることになりました。
さて、全員見つかるかな?

ここにも、ここにもいる!と息子は嬉しそうに指差しました。
本当に、子どもを夢中にさせてくれるシリーズですね。
きっと、息子も、わんぱくだんの仲間になったつもりなのでしょうね。
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なかなかよいと思う 動物いっぱい  投稿日:2006/11/10
かっぱくんのしりとりどうぶつずかん
かっぱくんのしりとりどうぶつずかん 作・絵: あきやま ただし
出版社: ポプラ社
なんじゃい、その動物は?!
と突っ込みいれたくなるような、レアな動物もとりまぜて、くりひろげられる、動物しりとりの絵本です。

しりとりだけかと思いきや、これはちょっとした図鑑でもあります。
(あきやまさんの味付けなので、ちょっとくせがあって楽しめます)
普段よくお目にかかる動物だけではないので、子どもも母も興味津々です。
また、簡単な音読の絵本としても、つかえますよ。
(親が読むとあっという間の絵本ですが、子どもに読んでもらうと、結構ゆっくり楽しめます)

そして、しりとり、図鑑だけでは終わらず、最後にお話がちゃんとあります。
このかっぱくん、とってもいい味だしていて、いいなあ。
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自信を持っておすすめしたい 愛情深い一冊  投稿日:2006/11/10
ブルッキーのひつじ
ブルッキーのひつじ 作・絵: M.B.ゴフスタイン
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ジー・シー・プレス
ゴフスタインが、ご主人に捧げた絵本、と以前から聞いていたので、
とても気になっていた絵本でした。

この絵本は、文章がまるで童謡のようで、とても優しい響きです。
小さなお子様に喜ばれそうですね。
仲のよい、羊と女の子の様子が描かれた絵本で、
他愛がないのかもしれませんが、心くすぐられる絵本です。

ご主人に捧げた、という絵本ですが、
女の子はゴフスタインご本人なのかな、とおもいきや、
羊の方がそうなのかな、という気もします。
もしかしたら、そんなことなど、作者ご本人は考えていないのかもしれません。
ただ、最後の一言。

ーそうして ぴったりよりそった

これがとても愛情深く感じられて、素敵な絵本だな、と思いました。
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自信を持っておすすめしたい 夢も現実も一緒に楽しもう!  投稿日:2006/11/10
おじいちゃんちで おとまり
おじいちゃんちで おとまり 作・絵: なかがわ ちひろ
出版社: ポプラ社
お父さんは明後日出張。
お母さんも明後日出張。
さて、僕はどうなるの?
そんなこんなでおじいちゃんの家へおとまりになった僕。
でも…ぼくはおじいちゃんのことを、あまりよく知らない。

現実と夢の境目があやふやで、そのどちらもいったりきたり出来る絵本です。
もちろん、夢と現実はまったくの別物ですから、
同居させようとすると、いろいろと無理が出るはずなのですが、
この絵本に限っては、このへんのさじ加減が実に絶妙。
ほれぼれしてしまうほどです。
息子が気に入ったのはもちろん、
母である私もいっぺんで大好きになりました。
魚屋で魚釣りとか、ワニにたべられそうになるおじいちゃんを僕が助けるシーン、
また僕がおさるになるシーンなどは、大人が思わず噴出してしまうのではないでしょうか?

こんなおじいちゃんの家は、僕だけではなく、母だって止まってみたいものです。
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なかなかよいと思う 今回は、園児がせんせい?  投稿日:2006/11/10
どらせんせい 『にげた さかなは おおきい』のまき
どらせんせい 『にげた さかなは おおきい』のまき 出版社: ひさかたチャイルド
のびのびえんには、かわったせんせいがいる。
だぶだぶののらねこ、その名も「どらせんせい」
今日は、海へ遠足。
もちろん、のらせんせいも…車にのって、付いてくる。
(自転車みたいに、足でこぐ、玩具の車だけど)

木の棒の、釣竿を手に、魚を取る気満々のどらせんせい。
けれど、なかなか魚は釣れない。
意地っ張りな、どらせんせいの様子が、なかなかかわいいです。
「せんせい」と名がついているけど、
この絵本では、まるで、園児の方がお世話役ですね。

獲物を逃した後、くやしがって、
「いやいや、あの手ごたえは大物だった!」という様子が実に面白いです。
特に、しかけにもなっている部分が笑えます。
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自信を持っておすすめしたい かわいいじゃなくて、食べちゃいたーい!  投稿日:2006/11/07
どらせんせい 『たべちゃいたーい』のまき
どらせんせい 『たべちゃいたーい』のまき 作: 山下 明生
絵: いもと ようこ

出版社: ひさかたチャイルド
だぶだぶのオーバーをきたような、ふとっちょねこ、どらせんせいと、のびのびえんの子どもたちとせんせいとの交流を描いたものです。
このシリーズを何作か読ませていただきましたが、本当に、細部にわたり、よく出来ているシリーズだと思います。
げらげらと笑わせたかと思うと、ハラハラさせてくれる。ほっとしてから、少ししんみりとさせて、そして最後にまた笑わせてくれる。
読み手としても、聞かせ場がたくさんあります。
また、このどらせんせいのキャラクター設定が、絶妙なのです。
主役…なわけではないと思うのですが、
この存在感の、まあ大きなことといったら、ありません。

呼ばれたら、返事は「ハイ」ではなく、「にゃおん」
ドレミファソラシドではなく、「どらねこそらきた」
おしっこはトイレでなくて、砂場だし、
お弁当は、お箸を使わず、口で食べる。
すべりだいは、上からではなく、下から。

子どもはこのへんでおおうけ。
にやにやしながら次の展開を待っています。
「いけない」とは分かっているけど、自分のかわりに、誰かがそれをおおっぴらにやってくれるのを見ているのは、結構楽しい…のかもしれません。

このお話の最大の面白さは、表題でもある「たべちゃいたーい」という言葉です。
ひよこを見て、「かわいい」という園児に、「かわいいではなく、食べちゃいたーい」というように!と指導?するどらせんせい。
さてさてこの言葉、お話の中で、どのように使われているか。
これが実に絶妙なのです!
ぜひたくさんの方に、お手にとって確かめていただきたいです。
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なかなかよいと思う 誕生  投稿日:2006/11/07
うまれるようまれるよ
うまれるようまれるよ 作: かさいまり
絵: うしろよしあき

出版社: アリス館
表紙に描かれた、たまごと、こっそり顔をのぞかせている恐竜。
それがとっても可愛くて、図書館で借りてきました。

恐竜が走っていきます。だだっく だだっく。
その様子を見て、森中の動物たちが、付いていきます。
「恐竜さんの、はじめての赤ちゃんが生まれるんだ」

正直なところ、ただ、それだけなんです。
付いてきた動物たちは、恐竜の赤ちゃんの誕生の場に居合わせる、という、それだけ。
けれど、このシンプルな形が、命の誕生、という、この絵本のテーマをくっきりと浮かび上がらせます。

どちらかというと、小さなお子さんむきですが、
森中の動物たちが付いてくるシーンが、幼稚園児の息子にも受けました。
弟か妹の生まれるご予定のお家で読んで差し上げて欲しい一冊だと思います。
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