新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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花明り

ママ・50代・福岡県、女の子19歳

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自己紹介
小学三年生の女の子の母親です。
絵本は昔から好きでしたが、知らないものがたくさんあります。
こどもが産まれてから、絵本の世界が広がりました。
こどものためと思いながら、自分が好きなものばかり買い与えてしまいます。
しばらく絵本を読んでいませんでしたが、また少しずつ読みたいと思っています。
好きなもの
植物。紅茶。お菓子。旅行。睡眠。
ひとこと
絵本ナビで、家にいながらいろんな絵本を知ことができて助かります。
いろんな見方があるんだなあと、皆さんの感想を読んでしみじみ思います。

花明りさんの声

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自信を持っておすすめしたい まっくろ  投稿日:2007/10/12
まっくろネリノ
まっくろネリノ 作: ヘルガ・ガルラー
訳: 矢川 澄子

出版社: 偕成社
ネリノは兄弟の中で一人だけ真っ黒。
だから、一人つまはじきされ、寂しく思っていますが、他の兄弟が美しさゆえに捕らえられた時には、黒さを活かし闇に乗じて助けに行きました。
意地悪されても、お兄さんたちを助けるネリノの優しさが、いじらしい。

仲良くなりたかったんだなあ。
わたしなら、助けてあげないかも。
こどもにはネリノみたいになって欲しいな。
読んでいて、いろいろ頭をよぎりました。
素朴でかわいらしい絵本でした。
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なかなかよいと思う ゴブリン  投稿日:2007/10/12
まどのそとの そのまたむこう
まどのそとの そのまたむこう 作・絵: モーリス・センダック
訳: わきあきこ

出版社: 福音館書店
タイトルから、野原へのちょっとした冒険かと思っていましたが、そんな優雅なお話ではありませんでした。
ゴブリンにさらわれた妹を、アイダが取り戻しに行くのです。
絵が緻密でどことなく色彩が暗いので、全体的に怖かったです。
子供時代の、恐怖や寂しさを思い出しました。
ハッピーエンドで終わったので、ほっとしました。
いい作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 空想遊び  投稿日:2007/10/12
マドレンカのいぬ
マドレンカのいぬ 作・絵: ピーター・シス
訳: 松田 素子

出版社: BL出版
モノトーンの街をマドレンカが犬と散歩します。
犬は見る人によって、違う犬に見えます。
途中で会った友達は馬を連れていました。

二人で遊び始めたとたん、風景に色がつくのが鮮やかです。
みんながそれぞれ心の中で思う犬は、チラッとめくると色つきで見えるので楽しい。

心の中は鮮やかなのだな。
夢見る楽しみを忘れてはいけないなと、思わせてくれる絵本でした。
空想遊びが好きで、しゃれた絵本が好きな人におすすめです。
勿論、こどもも、犬好きの方も楽しめます。
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自信を持っておすすめしたい 優しい関係  投稿日:2007/10/08
くまとクマ
くまとクマ 作・絵: 松成 真理子
出版社: 童心社
同じ名前の、犬とぬいぐるみのおはなしです。
雨の中、一人ぼっちのぬいぐるみが可哀相でつらかった。
でも、次のページでは犬と出会います。
そのときの絵が明るくてきれいで、読んでいてうれしくなりました。
色が見事にお話を表現しています。
二人の関係が素敵な本です。
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自信を持っておすすめしたい 自然の循環  投稿日:2007/10/08
くもさん なにを みた
くもさん なにを みた 作・絵: アンナ・ツスソウバ
訳: 高村喜美子

出版社: Gakken
小さいくもさんは、遠くの世界が気になって仕方がありません。でも、「まだはやい」と言われて、なかなか遠くていけません。
ある日、風にお願いして遠くの世界まで飛ばしてもらいました。
初めて見る世界はきれいで、くもさんもうれしくなりますが、遊びすぎた太陽のため、燃えている世界にたどり着きます。
くもさんは泣いて泣いて、その涙は雨になり、くもさんの体はどんどん小さくなってしまいました。
燃えた世界は助かり、元の緑に戻ります。
くもさんはこのまま小さくなっても、森の中に生きているのだと思います。
そうやって、循環していくのでしょう。

絵が幻想的で美しく、雪の結晶のようなデザインがたくさんちりばめられています。
雪の女王のレース編みの場面も、とてもきれいでした。
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自信を持っておすすめしたい ミヌー!!  投稿日:2007/10/05
こねこのミヌー
こねこのミヌー 作・絵: フランソワーズ
訳: きしだ えりこ

出版社: のら書店
おしゃれで、素朴で、ほんわかしたフランソワーズが大好きです。
女の子のこねこミヌーがいなくなり、一生懸命に探します。
いろんな職業の人、いろんなお店が出てくるので、次はなにかなとわくわくします。
こどもも大声で「ミヌー!!」と叫ぶので、もりあがりました。
首のリボンがなかったので、あれは別のネコで、ミヌーは本文の通りだと思っていたのですが、あとがきを読むと・・・。

本当は違うのかもしれないけど、想像がふくらむ、楽しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 戦争反対  投稿日:2007/10/03
おひさまとおつきさまのけんか
おひさまとおつきさまのけんか 作・絵: せな けいこ
出版社: ポプラ社
おひさまとお月様を例えに、ストレートに戦争反対を唱えている絵本です。
お月様と言えば、思い出すのはイスラムの三日月。
だとすると太陽は・・・。

おひさまもお月様も、それぞれの味方をした雲や星たちも、結局滅びてしまいます。

最後の問いかけには、「これは遠い宇宙のお話だよ。地球は戦争をやめたんだよ」と言えるようになりたいです。

子供に読んであげるのは怖いけれど、家に置いておきたいと思える絵本でした。
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なかなかよいと思う 「ど」のつくもの  投稿日:2007/10/03
どろどろ
どろどろ 作・絵: せな けいこ
出版社: ポプラ社
タイトルと表紙から、てっきりお化けの絵本と思ったのですが、一番上に「ど」がつく言葉遊びの本でした。

どのつく言葉が、いろいろと紹介されていき、最後にちゃんとおばけも出てきます。
『ねないこだれだ』が好きな娘は「おばけ。いっしょだー!」と大喜びでした。

リズミカルで、遊び心のある、楽しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 楽しい仕掛け絵本  投稿日:2007/09/29
不思議の国のアリス
不思議の国のアリス 作・絵: ロバート・サブダ
原作: ルイス・キャロル
訳: わく はじめ

出版社: 大日本絵画
有名なアリスの仕掛け絵本。
ずっと見た事がなかったのですが、先日やっと書店で見つけました。
数々の場面が飛び出す仕掛けになっていて、立体で雰囲気を楽しめます。
特にトランプが飛び掛ってくる場面は、圧巻でした。
こどもが破らないようになったら購入しようと決めました。
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なかなかよいと思う 泥棒だけど・・・  投稿日:2007/09/28
くまさぶろう
くまさぶろう 作: もり ひさし
絵: ユノ セイイチ

出版社: こぐま社
最初は、「泥棒のお話なんてとんでもない」と思っていました。
おもちゃや食べ物とはいえ、得意気に盗むなんて教育上よくない。盗まれた人はかわいそう。

でも、くまさぶろうが人の心を盗めるようになると、雰囲気が変わっていきます。
くまさぶろうは、人々の「いたい」「つらい」「かなしい」といったマイナスの気持ちを盗んでくれる、いい人になったのです。

くまさぶろうが自分の町に来ているかもしれない。
そう思わせてくれる終わり方も、夢があっていいですね。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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