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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 京野菜に京ことば  投稿日:2021/01/04
やさいのおにたいじ 御伽草子「酒呑童子」より
やさいのおにたいじ 御伽草子「酒呑童子」より 作・絵: つるた ようこ
出版社: 福音館書店
私の地元は、金太郎の伝説、大江山の鬼退治伝説があり
そのつながりで、この本を知りました。

鬼退治のお話が
疑似化された京野菜たちと、京ことばをまじえてつづられています。
祖母が京ことばだったので
話し言葉のところでは、なぜか
祖母の口ぶりが脳内再生され
とても懐かしい気持ちになりました。

オチのコンニャクイモの鬼がこんにゃくになってしまうところがツボでした。

伝統的なものを守っていきたいという気持ちが芽生えました。
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自信を持っておすすめしたい 人情あふれる  投稿日:2020/12/28
だんご屋政談
だんご屋政談 作: 春風亭 一之輔
絵: 石井 聖岳
編: ばば けんいち

出版社: あかね書房
古典落語『初天神』の改作にあたるこの作品。
親が子を見守る、大事さあたたかさが描かれた
人情味あふれる作品になっています。
大岡越前も登場し
いいスパイスになっています。

絵柄が
一旦描いた絵を切り取って重ねて、
立体に見せかけたように手法になっていて
ちょっとした人形劇を見ているようでした。

ほっこりしますよー(#^.^#)
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自信を持っておすすめしたい 覚悟を上回る、どっきり・・。  投稿日:2020/12/04
おいで…
おいで… 作: 有田 奈央
絵: 軽部武宏

出版社: 新日本出版社
ものすごい読後感というか
もう「びくっ」として、地肌がぞわわわーっと・・。

シリーズ名の「ぞっとする怪談えほん」に
心構えしてよみましたが
上回るどっきりです!!

最後のページは、いわずもがなですが
そこにたどり着くまでの、こまかな描写(書き込み)にも
煽られます。
とても計算されているんでしょうね・・。

期待以上、想像以上
とにかく怖いものが読みたいときは、究極の一冊になるでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 発電所が「ねむる」  投稿日:2020/12/01
発電所のねむるまち
発電所のねむるまち 作: マイケル・モーパーゴ
絵: ピーター・ベイリー
訳: 杉田 七重

出版社: あかね書房
タイトルの「発電所がねむる」って何だろうと思いながら読みました。

発電所は原子力発電所のこと
ねむるというのは、稼働を終えた原子力発電所が停止状態のたとえのようです。(あとがきには「廃炉作業中」とありました)

物語は架空のようですが、原子力発電所は実在するもので
そして今は、新原子炉による、再開発プランまであるようです・・。

何かの資料で、2000年初頭に廃炉作業に入った原子力発電所の
解体完了の目途が、2120年と記載されたものを見たことがあります。
福島原発にしても、その廃炉の道のりは、技術とともに未知数です。

本作の中での
「用済みになった、放射能に毒された建物は、コンクリートの墓で覆っておくしかない」という、言葉が
とても重く響きます。

原子力発電は、CO2を出さないなどといったある側面では魅力的な技術なのかもしれないが
廃炉のことを考えると
今の人間には、制御しきれない「過ぎた技術」なのかもしれないと思わされました。

失ったものは取り戻せないけれど
失ったものかに学ぶことはできる・・・

おだやかな自然の描写とともに
人々に何かを突き付けてくるような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい なんて表情豊かなの!!  投稿日:2020/11/25
せんをひく
せんをひく 言葉: 砂岸 あろ
線: 大倉 侍郎

出版社: 福音館書店
毛筆の線が上から下に描かれる様子に擬音が付いた本です。
娘が赤ちゃんの時
この手の擬音絵本がすごく好きで、よくよみました。
擬音好きな娘は高校生になりましたが
いまでも音には敏感です。

さて、久しぶりの擬音絵本。
音の楽しさばかりに耳を奪われていた親子ともどもの幼い日から
時を経て
じっくりと見てみると
なんと毛筆の表情豊かなこと!!
白と黒のコントラストも美しく
久しぶりに墨をすりたくなりました。

墨の香りがにおい立つような
奥深い一冊です。
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自信を持っておすすめしたい お母さんにそっくり  投稿日:2020/11/25
りすのあかちゃん
りすのあかちゃん 作: 高野けい子
絵: 花房 葉子

出版社: 福音館書店
りすに赤ちゃんが生まれました!
だれもまだその赤ちゃんリスに会っていません。
どんな赤ちゃんなんだろう・・。
ひとり、ふたりと森の動物たちが見に行き
語られる赤ちゃんの姿。
その断片的な情報がパズルのようになって
まるで推理もの・・。
その実態は!!!!
おかあさんそっくりの、かわいらしい赤ちゃんでした!!

読み聞かせすると、そのじらし具合に
否が応でも、もりあがります!!

輪郭線がはっきりした絵なので遠目もきき
なかなかお勧めです(#^.^#)
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自信を持っておすすめしたい 涙が出ました  投稿日:2020/11/23
新装 ぼくを探しに
新装 ぼくを探しに 作・絵: シェル・シルヴァスタイン
訳: 倉橋 由美子

出版社: 講談社
友人が「いい本だよ」と薦めてくれ、手に取りました。

ただサインペンで、下書きもなく書いたような線画が
なぜ、こんなにも胸に迫ってきたのか・・。

自分に欠けた何かを探す「ぼく」のお話。

抽象的なお話の深い部分を
その時々の自分の心が補いながら読むためか
読むときに心に引っかかっていることにより
気になるシーンが毎回変わります。

折に触れて読み返し、今の自分を見つめなおす
心のリトマス試験紙のような本です。
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自信を持っておすすめしたい 素敵なお話  投稿日:2020/11/23
はるとあき
はるとあき 作: 斉藤 倫 うきまる
絵: 吉田 尚令

出版社: 小学館
季節の巡りとともに交代で姿を現す
擬人化された四季(はる・なつ・あき・ふゆ)たちが繰り広げる
文通のお話。
「はる」は「ふゆ」に起こされて、「なつ」と交代するので
「あき」に会ったことはない・・という
おぉっと唸るような設定が素敵です。

「はる」と「あき」は会ったことはないけれど
お互いに興味があるようなのに
「なつ」と「ふゆ」は、その存在は知っていても「知りたい」とは思わないようで、
違いすぎると友達にはなろうとも思わないものなんでしょうか。

あたたかい書簡のやりとりは
過ごしやすい季節である「はる」「あき」そのものです。

四季のある日本に生まれてよかったと
再確認した一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 心温まるお話  投稿日:2020/11/11
時をつなぐおもちゃの犬
時をつなぐおもちゃの犬 作: マイケル・モーパーゴ
絵: マイケル・フォアマン
訳: 杉田 七重

出版社: あかね書房
犬が大好きです!!
前世で何かのかかわりがあったのじゃないかと思うくらい・・。
表紙の犬が気になり、手に取りました。

砂浜にいる犬の表紙絵から
おだやかな犬との日々みたいな話かと思ったら
戦争のお話でした。

リアルな犬とおもちゃの犬(同じ名前)そして
同じ名前のドイツ人の元捕虜・・。
過去と現在と、そしてその後・・。
とても壮大なお話の中に
同じ名前を持つ三者が交わります。

読後にもう一度表紙を見て
水平線に戦艦が描かれていたことに気が付きました。
あぁそういうことかと、すべてが結び付きました。

「戦火の馬」の同一作者のようで
こちらも、サッカーと戦争が副テーマとして流れています。

戦時下においても
国境を越えて心の交流があるという
暖かいお話です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい はじめての「こんにちは」  投稿日:2020/11/11
やまねこのこんにちは
やまねこのこんにちは 著: はせがわ さとみ
出版社: あかね書房
引っ越してきたやまねこが
森のご近所さんにとけこむためにあいさつに出かけて・・。

初対面。
少しでもよく思われたい。
そんな気持ちは誰にでもあります。
でもそれは、迎合することじゃない。
試行錯誤の中
結局、素の自分で勝負することに決めたやまねこは
良い決断をしたと思います。

無理をしたお付き合いって続かないもんねと
思わずにっこりしました(#^.^#)
参考になりました。 0人

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