新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 実話に基づいた絵本  投稿日:2011/03/05
ブランコあそびにいくんだい!
ブランコあそびにいくんだい! 作: ケイト・クランチィ
絵: ジェマイマ・バード
訳: やなせなおき

出版社: 評論社
原題は、OUR CAT HENRY COMES TO THE SWINGS。
登場する猫のヘンリーの実話だそうです。
ヘンリーは、著者の家に住みついて、本当にブランコ遊びに出かけるそうで、登場する犬も実在するとのこと。

お話は、ぼくとママでブランコ遊びに行くところから始まります。
それを見ているヘンリー。
ぼくは三輪車をぐいぐい走らせているのですが、ヘンリーは、塀の上を走ったり、散歩中の犬達を追い抜いたりして、公園に一番乗りします。
この公園が、犬お断りというのが面白い。
猫なら良いってことって思ってしまいます。
そこで、ヘンリーもブランコ遊びをするのです。

こんな猫がいるなら、楽しいのは間違いありません。
主人公と言っても過言ではないヘンリーの、躍動感あふれる動きが読者の心を掴んで離さないでしょう。
人物像だけがやけにデフォルメされた絵も、なかなかストーリーには合っていると思います。
やなせ なおきさんの訳も、リズム感がとても良いので、読みやすい絵本としてオススメします。
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ふつうだと思う 絵が楽しい  投稿日:2011/03/05
しんとしずかな、ほん
しんとしずかな、ほん 作: デボラ・アンダーウッド
絵: レナータ・リウスカ
訳: 江國 香織

出版社: 光村教育図書
原題は、THE QUIET BOOKS。
とにかく、静かなシーンを集めたという体裁を取っています。
最初の方は、学校がテーマになっていて、動物達の静かなシーンに少し連続性があるのですが、それからは、あまり脈絡のない展開となっています。
一枚の絵を、それぞれの背景も考えながら楽しむという趣向なので、読み聞かせをする類の絵本というよりは、絵を見て楽しむというのが適切かも知れません。
特に気にいったのは、
「壁に落書きしたのが見つかって
理由を聞かれたりすると しーんとなる」
というページ。
トナカイの子供が、本当に打ちひしがれている姿が印象的です。

出来れば、大きなストーリーの枠組みがあって、そのストーリーに基づいた一枚が展開する流れだと、興味を持って貰えると思うのですが、一寸子供には向かない感があります。
対象年齢が難しい絵本だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 絵が可愛い  投稿日:2011/03/05
おでんのゆ
おでんのゆ 作・絵: 真珠 まりこ
出版社: ひさかたチャイルド
真珠まりこさんと言えば、「もったいないばあさん」シリーズが有名で、あまりのテイストの違いにビックリです。

物語は、おでん汁に、次から次へと食材が飛び込んでくるというもの。
最初は大根で、次はちくわなのですが、次に登場する食材が、ページの端に一寸顔を覗かせているというのが、ミソ。
おでんの食材の絵が、実に可愛いので、うけること間違いありません。
表情が分かり易いので、たまらないはずです。

文章はありますが、絵で分かるので2歳くらいから読み聞かせができる絵本です。
お風呂を嫌がる向きには、うってつけの絵本かも知れません。
姉妹作として「おべんとうばす」があり、こちらも読んでみたいと思います。
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なかなかよいと思う 対話しながら読み聞かせできる絵本  投稿日:2011/03/02
ぶんぶんむしとぞう
ぶんぶんむしとぞう 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: クレメント・ハード
訳: 中川 李枝子

出版社: 福音館書店
マーガレット・ワイズ・ブラウン/作、クレメント・ハード/絵による1938年初版の作品。
邦訳は2009年。
原題は、「Bumble bugs and elephants-a big and little book」
このコンビは、「おやすみなさい おつきさま」「ぼくのせかいをひとまわり」「ぼくにげちゃうよ」等で知られています。

物語は、
むかし むかし あるところに
おおきな おおきな 
ぶんぶんむしがいました。
ちいさな ちいさな
ぶんぶんむしもいました。

という書き出しで始まりす。
題からすると、大きな生物と小さな生物の比較なのかと思ったのですが、さにあらず。
どのページでも、同じ種の生物の大小の比較をしています。
小気味良いリズム感のある言葉が並ぶので、読み聞かせし易いと思います。
恐らく、韻を踏んだマーガレット・ワイズ・ブラウンらしい英文となっているのでしょう。
また、絵も色数は少ないですが、クレメント・ハードらしい綺麗な絵なので飽きずに集中できる絵本ではないでしょうか。

大きい、小さいという概念が理解でき始める頃に、対話しながら読み聞かせできる絵本としてオススメします。
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なかなかよいと思う 動物の表情が良い  投稿日:2011/03/02
ぷてらのタクシー
ぷてらのタクシー 作: 斉藤 洋
絵: 森田 みちよ

出版社: 講談社
我家で長い間一番人気だった「ぶたぬきくん」シリーズの斉藤 洋/作、森田 みちよ/絵のコンビによる作品。

ぷてらとは、プテラノドンのことで、子供に人気のある空を飛んだとされる恐竜です。
この設定で、成功は半分は約束されたも同然だと言えるでしょう。
そのぷてらが、何かしたくて、空のタクシーを始めることから物語は始まります。
タクシー乗り場からして、プテラノドンの姿形をしているのは、森田みちよさんならではのもの。
最初に乗るのは、飛べない鳥たち。
その理由が、気晴らしというのは、やはり斉藤さんのセンスでしょう。
ふるさとまで頼むよと言うぺんぎんとか、くたびれているつばめをのせたりとか、面白い展開です。
オチもなかなかのもの。

文字数も少ないし、絵もその表情だけで楽しめるので、3歳くらいからでも楽しめる作品です。
安心して読み聞かせできる作品としてオススメします。
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なかなかよいと思う シリーズ中の一番人気  投稿日:2011/02/27
Chocolat Book(5) ショコラちゃんのレストラン
Chocolat Book(5) ショコラちゃんのレストラン 文: 中川 ひろたか
絵: はた こうしろう

出版社: 講談社
「ショコラちゃんシリーズ」の一冊。
シリーズは全6作あり5作目にあたりますが、評価ランキングではシリーズ中一番高い作品になっています。

お話は、ショコラちゃんが料理をしていて、沢山作りすぎたので、レストランを開業するというもの。
何と言っても、はた こうしろうさんの絵が魅力的。
ショコラちゃんの動き、表情が良いです。
そして、その色鮮やかな小道具や食材達。
とても分かり易いので、年少になっていなくても理解できます。

この作品の評価が高いのは、やはり料理がテーマだからでしょう。
ママが作る料理に関心を持つ頃に、読み聞かせすると効果抜群だと思います。

日本生まれの絵本の枠を一寸はみ出したテイストが魅惑的な絵本として、オススメします。
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ふつうだと思う 子供の気持ちを考えさせられる絵本  投稿日:2011/02/27
36人のパパ
36人のパパ 作・絵: イアン・リュック・アングルベール
訳: ひろはたえりこ

出版社: 小峰書店
主人公のローラは、今日はパパとお留守番。
パパに遊ぼうって言っても、
「パパは疲れているんだよ。
 パパと遊ぶかわりに、
 本の部屋にいって、本でももってきたらどうだい?」
世のパパに聞かれるセリフがここでも登場します。
これって、やはり万国共通のセリフなのかも知れません。

ローラは、仕方ないので、本の部屋に行くのですが、そこで見つけたのは魔法の本、杖、帽子。
「わたし、おなかがぺこぺこよ!」
と言うと、おかしづくりのパパが登場します。
次から次へと、ローラが願いを唱えると、パパが登場するのですが、やはり、深層心理では、パパと遊びたいということなのでしょう。

36人のパパが登場し、混乱するのですが、どうもそれを仕切っているのが、本当のパパのようです。
パパばかりなので当たり前なのですが、この辺りは分かりやすく描いてくれないと、作者の意図が半端に終わってしまいます。
オチは分かるのですが、一寸分かりづらい点が、残念でした。

「パパは疲れているんだよ」というフレーズ。
子供との時間は限られていることを考えれば、禁句とすべき最たるものではないでしょうか?
それがわかった時には遅すぎる、そんな警鐘を考えさせられる絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 恐竜とパンツという絶妙な組合せ  投稿日:2011/02/27
きょうりゅうは パンツが だいすき
きょうりゅうは パンツが だいすき 作: クレア・フリードマン
絵: ベン・コート
訳: 中川 ひろたか

出版社: 講談社
2008年、イギリスで発売後、たちまち30万部超の大ヒット作品という帯にひかれて読んでみました。
恐竜とパンツという子供の大好きな組合せですから、ヒットしたのも頷けるのですが、この組合せは、万国共通なのかも知れません。

お話は、恐竜時代の人間が、パンツを発明したことから始まります。
それを見つけたティラノサウルスが、
「そのパンツ、おれさまに よこせ!」
と吼えまくるのです。
何故パンツ?人間の履くパンツが恐竜が履ける訳がないというような疑問はこの際なし。
それから、恐竜同士でパンツの争奪戦が開始されるのですが、その姿は愉快としか言いようがありません。
恐竜が絶滅したのは、パンツが原因だったという奇想天外なストーリーも、絵本ならではのもの。
子供達が大爆笑するのは、間違いありまえん。
ベン・コートが描く絵は、色鮮やかで、パンツにもピッタリだと思います。

楽しさ満載の一冊として、オススメします。
2011年2月23日には、「うちゅうじんはパンツがだいすき」も発売されていて、こちらも読んでみたくなりました。
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なかなかよいと思う 「スイスイ!フィジー!」の絵本  投稿日:2011/02/27
それゆけ!さかなくん!
それゆけ!さかなくん! 作・絵: ルーシー・カズンズ
訳: なぎ・ともこ

出版社: 偕成社
ルーシー・カズンズと言えば、「メイシーちゃん」シリーズでつとに知られています。
今回の作品は、NHK教育テレビで、「スイスイ!フィジー!」で放映されたフィジーが主人公なので、飛びつくお子さんも多いことと思います。

お話は、主人公のさかなくんが、海の中の友達を次々と紹介していくというもの。
最後は、やはり、
「でも、ぼくが いちばん だいすきで
 ほかの だれよりも すきなのは・・・・・」
というくだりがあって、誰もが納得のエンディングです。

カズンズのくっきりした線と鮮やかな色合いの絵は、小さくても分かり易いもの。
ONE、TWO、THREEのページなんて、その絵はなかなかのものだと思います。

それに何よりも良いのが、英語と日本語を併記していること。
簡単な英語なので、いろんな場面で英語の勉強にもなるし、なぎ・ともこさんの和訳が、素晴らしいというのが良く分かると思います。

大判の絵本というのも、この絵本には丁度良く、年少前位までがオススメです。
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なかなかよいと思う センス抜群の絵  投稿日:2011/02/27
ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?
ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの? 作・絵: カンタン・グレバン
訳: スギヤマ カナヨ

出版社: らんか社
カンタン・グレバンと言えば、「ウルフさんのやさい畑」「カプチーヌ」等でお気に入りの作家の1人です。

「ねぇ、パパ、どうして カバは でんしゃに のらないの?」
「それはね、みんなに じろじろ みられるのが いやだからさ」

という問いから物語は始まります。
カバが電車の席に座っていて、両側に座る人から迷惑がられている姿が印象的。
気のいいオバサンカバが、すまなそうな表情をしています。
空席があるのに何故?なんてことはこの際関係なし。
有り得ない絵なのですが、思わず笑ってしまいました。

こんなパパと女の子の質問が続くのですが、どれもこれも、ユーモアに満ちたものばかり。
一番気にいったのは、
「どうして オオカミは ヒツジと うまとび しないの?」
「それはね たべもので あそんじゃ いけないからさ」
一寸シュール過ぎる感もありますが、納得できる回答です。
 
全部が全部、腹を抱えて笑えるものという訳ではありませんが、水準は高いと思います。
子どもよりも、大人の方がこのセンスに惹かれる気がしますが、絵を見るだけでも、かなり楽しめます。
きっと、誰でも気にいる一枚の絵が、あるはずでしょう。
幅広い層に対応する絵本だと思います。
続編の「ねぇママ、どうしてきょうりゅうはがっこうへいかないの?」とあわせてオススメします。

題名の問いの回答は、裏表紙にあるので忘れずに。
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