新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

きょぶママ

ママ・30代・神奈川県、男9歳

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きょぶママさんの声

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ふつうだと思う 便利すぎて不自由?  投稿日:2007/05/01
アーミテージさんのすてきなじてんしゃ
アーミテージさんのすてきなじてんしゃ 作・絵: クエンティン・ブレイク
訳: ひがし はるみ

出版社: あかね書房
アーミテージさんは、ホーンが必要ねと3つのホーン、手を洗えるようにと水をはったバケツとタオル、修理道具、お弁当、・・・いろんなものを自転車にくっつけていきます。最後には帆を張り、碇まで。曲芸の自転車のようになってしまいました。

始め、アーミテージさんをてっきり男の方だと思っていました。「・・・やっぱり、しゅうりの道具もほしいわね!」で女性と気付きました(笑)。

便利過ぎるものは、反って不自由なものになるのかな?そう思わせる絵本でした。小さな自動車を購入した方がいろいろ積めて良いのではないかと思うほどでした。

この後は、ローラースケートで移動するようですが、どうやって道具をくっつけていくのかみてみたいところです。犬のブレイクスピアだけは忘れないようにして下さいね。
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なかなかよいと思う 一体どんな本なのかな?  投稿日:2007/04/30
ステラのえほんさがし
ステラのえほんさがし 作: リサ・キャンベル・エルンスト
絵: 藤原 宏之

出版社: 童心社
お風呂でも、ベッドでも、ハンモックでも本を読むほど読書好きのステラ。ある日、図書館から借りてきた本が、いくら探しても見つかりません。町中の人を巻き込んで、本の大捜索が開始されます。

探していくうちに、本が渡って行った人々が、みんなその本を読んでいて、更にみんな違う(自分の興味ありそうな)ところをお気に入りとして話してくれるところが面白かったです。どんな中身のほんなのだろう?とても気になります(残念ながら、内容は書いてはありませんでしたが)。

8才の息子は、後半に入ると「きっと、回って(巡り巡って)、図書館に返って来るんだよ〜」と言っていました。確かに(笑)。子どもながら、いろいろな予想をしているんですね。

私は、最後の見開きで、町中の人々が(犬や猫まで)それぞれ本を抱えて帰って行くところが好きです。近くの地区センターでは本の貸し出しに、今も表紙のような貸し出し票を使っています。本の返す日が分かりやすくていいですね。
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なかなかよいと思う 熊もすっぱいものが食べたいのかな?  投稿日:2007/04/29
つきよのばんのさよなら
つきよのばんのさよなら 作: 中川 正文
絵: 太田 大八

出版社: 福音館書店
囲炉裏がある。柱時計がある。電気はなさそうだ。太郎は本を読んでいるぞ。一体、いつ頃の話なのだろう。そう思いながら読み進めました。

8才の息子は、猟銃を持った大人たちが熊を追って、太郎の家にやってきた時「嘘をつかなきゃ(逃がさなきゃ)」と力が入っていました。無意味に、血を流す事も無いと感じたのでしょうか。

熊が子どもを連れて、頭を下げて去っていくところでは「あの時(逃がしてあげた時)のありがとうを言いに来たのかな」と思ったようです。

子どもなのに妙に冷静な太郎と人間的な熊の親子の淡々と進んでいく物語です。最後まで、熊とのことはとうちゃんにも内緒でした。

昨今、熊が人里に出没することが多く、こんな風に助けてあげられたらなぁ、餌が豊富にあるといいなぁと考えさせられる絵本でした。
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なかなかよいと思う 空を泳いでみたい!  投稿日:2007/04/29
ワニぼうのこいのぼり
ワニぼうのこいのぼり 作: 内田 麟太郎
絵: 高畠 純

出版社: 文溪堂
イギリスの紳士風(ステッキに山高帽?)なワニぼうのお父さんが、鯉のぼりを買ってきました。一匹では寂しいから、次の日にはもう2匹買ってきました。気持ちよさそうに泳ぐ鯉のぼりを眺めるお父さん。とうとう、自分も泳ぎ始めました(わにのぼり)。ワニぼうもお母さんも泳ぎ出すと・・・。

「鯉のぼり」ちょうどいい時期だな〜、内田鱗太郎さんだ〜、借りて行こう。そう思って借りて来ました。

あらあら、犬や猫まで泳ぎ始めちゃったと思っていたら、最後のページでは、いろいろなどうぶつ達が泳ぎ始めちゃった。象も競走馬も牛も(笑)。町内に住んでいるどうぶつ達が全部泳いでいる感じです。

何が泳いでいるかを見つけるのもとても楽しい絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい じぷたが笑ったよ  投稿日:2007/04/27
しょうぼうじどうしゃじぷた
しょうぼうじどうしゃじぷた 作: 渡辺 茂男
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
自分がとてもちっぽけに思える、そんなことは大人でもよくある。ましてや、小さな子どもなら、なおさらそう思うだろう。

のっぽくん、ぱんぷくん、いちもくさんの華々しい活躍をみながら、所長さんが出動命令を出してくれるのを待つじぷた。ぼくだって、火事を消火することできるのに・・・。

じぷたの目(ライト)を追いかけるだけで、気持ちが伝わってくるとおしえてくれたのは、8才の息子でした。「ママ、じぷたが最後に笑ったよ」、そう言われ、私は本を最初からめくりなおしました。
長く読みつがれる絵本ということに、納得します。息子には、「ママが生まれるよりも前にかかれた絵本だよ」そう伝えました。
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ふつうだと思う 本物のおへそが見たかったのかな?  投稿日:2007/04/26
ハルとカミナリ
ハルとカミナリ 作・絵: ちば みなこ
出版社: BL出版
「へそまつりなんだよ。いっしょにいこうよ!」カミナリに誘われたハルは、雲の上のカミナリの村に行くことに。へその実の畑やご馳走に驚きながらも楽しく過ごすハルでしたが、「ほんとのおへそはうまかったなあ」という年寄りのカミナリの言葉から不穏な空気が流れて・・・。

8才の息子は「だめだよ、連れて行かれちゃうよ!」。読んですぐのページ(4ページ目)でそういいました。カミナリから逃げるハルが、次の瞬間、自分のお部屋で気が付くところ(目覚める)が難しかったようです。
雲が車のようにハンドルがあったり、カミナリの村がモンゴルのゲル(パオ)みたいなお家だったり、畑は綿花畑のようだったり、大人の私は、絵を楽しめました。
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自信を持っておすすめしたい 誰かとつながっている喜び  投稿日:2007/04/16
ジオジオのかんむり
ジオジオのかんむり 作: 岸田 衿子
絵: 中谷 千代子

出版社: 福音館書店
年老いてきて、シマウマもきりんも追いかけるのも嫌になったジオジオは、誰かとゆっくり話をしてみたくなりました。
でも、動物たちは、ジオジオのかんむりがひかると誰もが隠れてしまい孤独をかんじています。
そんな時、灰色の小さな鳥が話しかけて来ました・・・。

なんだか人間の世界の話のような気がしました。一匹(一人)で年老いることの恐さ、寂しさを感じましたが、小鳥の雛たちの成長がジオジオの心を溶かしていくようでした。
息子(8才)は、「おや、しらががはえてきた。・・・」で「おじいさんだね」と気付きましたが、だんだん体力なども衰えていくことについては、まだまだ理解できていないようでした。
子どもにも良いですが大人にも是非読んでもらいたい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい ありのままでいいんですね  投稿日:2007/04/15
ダンデライオン
ダンデライオン 作・絵: ドン・フリーマン
訳: アーサー・ビナード

出版社: 福音館書店
ジェニファー・キリンからティーパーティーに招待されたダンデライオン。床屋で散髪のつもりが、なりゆきで伊達ライオンに(おめかしになってしまいました)。ジェニファーさんには気付いてもらえず、行ったりきたり。突然の雨で、もとの姿に戻ってしまい、やっとジェニファーさんの家へ入れてもらえました。

息子に「ダンデライオンって花の名前なんだけど、何の花だと思う?」という会話の後で偶然見つけた絵本で、借りて読むことになりました。ちょうど、今(4月半ばですが)タンポポがたくさん咲いています。息子はひまわりのことだと思っていましたが、読んでいくうちにタンポポのことなんだと分かったようです。カットが終わった後の、総立ちのヘアスタイルがいたく気にいったようで、すごく楽しかったようです。
飾らない自分(ありのまま)で受け入れてもらえる事を伝えたかったのですが、8才の息子はまだそこまでは分からなかったようなので、もう少し大きくなってからもう一度読んであげたいです。
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自信を持っておすすめしたい 私が作ってあげたいです  投稿日:2007/04/14
ちょろりんのすてきなセーター
ちょろりんのすてきなセーター 作・絵: 降矢 なな
出版社: 福音館書店
寒がりやのトカゲの子ちょろりんは、母さんに頼まれた手紙を出しに郵便局へ。途中にある洋品店で暖かそうな原っぱ色のセーターを見つけました。母さんに話してみるものの、相手にしてもらえず、自分の貯金箱を覗き込みます。赤く透き通ったガラスのお金があと二つ足りません。そこで、じいちゃんのお手伝いをすることに・・・。

読み進むうちに、何度も前のページに戻らされ、じいちゃんの家はどこだろう?ランプ屋から一度お家に帰ったのかな?遠回りだよね?など忙しい絵本でした。
欲しいものがあっても買ってもらえないとき、どうしたらいいか、1つの案を教えてくれました。いろいろな方法を考えられるようになると嬉しいなと思いましたが、我が息子は「ママは作ってくれるよね?」と(笑)。私は息子が大きくなって「イヤ!」と言われても作ろうかと今から画策しています。
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なかなかよいと思う どちらかというと大人向きの絵本です  投稿日:2007/04/03
ブライディさんのシャベル
ブライディさんのシャベル 作: レスリー・コナー
絵: メアリー・アゼアリアン
訳: 千葉 茂樹

出版社: BL出版
1800年代半ば、ブライディさんは、チャイムのなる時計でも、陶器の人形でもなく、一本のシャベルを持ってヨーロッパからアメリカへ渡りました。なぜ、シャベルなのだろう?なぜ、一人アメリカに旅立ったのだろう?そう思って読み進みました。
一人の女性の一生をシャベルという道具を介して物語が進んでいきます。途中から、イギリスの片田舎の美しいファーム(農場)を思い起こさせます。
まだ、近代化の進んでいない古きよき時代のお話です。

8才の息子は、はじめ絵が苦手だったようですが、徐々にそのようなことも忘れ、最後には「シャベルってこんなに使えるんだね、だから選んだんだね。」と言っていました。大きくなってから、もう一度読んであげたいです。
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