1800年代半ば、ブライディさんは納屋から一本のシャベルをとりだし、アメリカにわたる船に乗りこみました。アメリカについてからは、仕事を探すときも、あそびに行くときも、いつもシャベルがいっしょ。結婚し、あかちゃんがうまれるときや子育てにもシャベルが大活躍してくれます。たった一本のシャベルで人生を豊かに切りひらいていくブライディさんの姿を、コールデコット賞作家のメアリー・アゼアリアンが鮮やかに描きだしています。豊かな時代だからこそ読んで欲しい、新鮮な感動を覚える一冊です。
もしこの女性と同じ境遇になったとき、
私だったら何を持っていくかな?と
考えてしまいました。
シャベルって、こんなに役に立つんですね。
でも、こんなふうに
シャベルを使って、
自分の力で生きていくのは
たくましいですね。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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