新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

  • 全ページ
  • ためしよみ

TOP500

こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

  • Line
自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

439件中 241 〜 250件目最初のページ 前の10件 23 24 25 26 27 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい ベスコフと背表紙  投稿日:2006/10/20
おひさまのたまご
おひさまのたまご 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: 石井 登志子

出版社: 徳間書店
松井るり子さんの著書『7歳までは夢の中』にこの絵本のことが紹介されていて、かねてからほしいと思っていました。

「もし いつか みなさんが オレンジを たべようとしたとき、 かすかすしたのに あたっても、がっかりしないでくださいね。 だって、 それは ようせいが ジュースをちょっと しっけいした、 というだけなんです。 ようせいが のんだ オレンジだなんて、 たのしいでしょう?」という文に出会った時はわくわくしてしまいました。そしてオレンジを知る前にそれを「おひさまのたまご」と名付けたダンスの好きな妖精が実在しているような気持ちになりました。おひさまのたまごの発端が最後に記されているのですが、ここにいるラッセと「ラッセのにわで」のラッセは同一人物なのでしょうか? 

北欧のファンタジーではありますが、多くの幼い子ども達にベスコフワールドを体験してほしいと思いました。

ベスコフの絵本は10冊になりましたが、装丁は福音館書店のように背表紙に色が(テープのように)ついていた方が、ベスコフらしさが増すように思うのですが…。 
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 大人が楽しむ絵本  投稿日:2006/10/20
ながいかみのラプンツェル
ながいかみのラプンツェル 絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
有名なグリム童話です。福音館書店から復刊されてどのくらいになるのでしょうか?

お話しは大好きなのですが、フェリクス・ホフマンの絵が子どもには少々グロテスクでは。表紙もグレコローマン、という雰囲気で積極的に子どもに読み聞かせたいとは思えないのです。ですからこれは大人が楽しむ絵本というカテゴリーに、私は整理しました。

「おおかみとしちひきのこやぎ」もそうですが、ホフマンの絵本の見開きはとっても素敵です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 日本語の楽しさ  投稿日:2006/10/20
あいうえおうた
あいうえおうた 作: 谷川 俊太郎
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
人に読んでいただいて好きになる絵本があります。読み方が上手だったといえます。これもそう。なんと摩訶不思議なことば、でも何となくリズミカル。舌を噛むこと間違いなしです。さすが谷川さんだと思いました。どのページにも3匹の猫がいろいろな表情で登場します。降矢ななさんの絵もすてきです。私は、はひふへほたるが葉っぱの上で酒盛り(?)をしているところが好きです。

学生にも紹介したいけどその前に何回も声に出して読まないと。面白さが半減していまいますものね。
日本語の面白さ、楽しさが伝わる絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい お誕生日おめでとう  投稿日:2006/10/15
おたんじょうびのひ
おたんじょうびのひ 作: 中川 ひろたか
絵: 長谷川 義史

出版社: 朔北社
9月末、勤務校にて学生達の主催による『中川ひろたかコンサート』がありました。とらや帽子店のコンサートや中川さんのソロコンサートに何回も行きましたが、お会いしたのは本当に久しぶりでした。いうまでもなくとってもとっても楽しい笑いっぱなし、ちょっぴり感激の2時間でした。

中川さんの絵本はそこに保育園の子どもたちがいます。6歳の誕生日ですから、これもそうです。しかも男の先生が担任の園のことを描いた絵本ってそんなにないのではないでしょうか。よしふみ君の出生にまつわるお話しですが、未熟児で生まれたよしふみ君を抱くお母さんがすてきに描かれています。また、なすせんせいのお母さんがなす先生を出産する時の絵がリアルでいいと思います。ゆうまくんの「あーんして、ぎんばある?」という台詞は実際に中川さんのお子さんが発した言葉なのだそうです。
巻末の「おたんじょうびのひ」の歌を学生と歌いたいと思います。

望まれて生まれてくることは当たり前なのに、最近はそうでない不幸なケースがあるようです。愛されていることを実感しないで大きくなる子どもが案外いるようです。『子どもの誕生は親の誕生』(倉橋惣三の言葉)…親になる予定の方はこの言葉をしっかり噛み締めてほしいと思いました。

お誕生日はケーキを食べてみんなからプレゼントをいただく日ではなく、まず生んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう、仲良くしてくれてありがとう、など感謝を表明する日でありたいと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 芋掘り…大切な経験です  投稿日:2006/10/11
ねずみのいもほり
ねずみのいもほり 作: 山下 明生
絵: いわむら かずお

出版社: ひさかたチャイルド
芋掘りの季節になりました。私が住んでいる所の幼稚園では川越辺りにさつまいも掘りにいきます。楽しい保育行事で子ども達も喜んで参加しお芋を掘っていました。
この絵本には家族で協力して大きなお芋を掘り、チャンピョンになった経緯が描かれています。ねずみ達の大きさとうさぎ、イノシシの大きさがリアルです。岩村先生の丁寧で綿密な絵は子ども達の目をしっかり捉えます。大人が気付かない発見を子どもはします。絵を読む楽しさも備えている絵本です。 
家族愛、団結力など14匹シリーズ同様にステキな絵本だと思いました。

勤務校の学生達も数年前まではねずみ達と同じような芋掘りをしていました。みんなで葉やつるを除き、お芋を掘って分け合う、といった実践です。終わった後につるで縄跳びをしたり、つるの山に飛び込んだりして遊んでいました。ほとんどの学生が帰った後に、掘り残しをさがしている学生達もいました。土に触れることは大切な経験です。絵本と同時にみんなにこの楽しさ、素晴らしさを味わってほしいと思います。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 素直に遊びを楽しみたいです  投稿日:2006/10/10
いいおかお
いいおかお 文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社
素直にあそびを楽しみたいと感じました。赤ちゃんに「いいおかおして」というと、ほとんどの子どもは精一杯顔をくしゃくしゃにして「いいおかお」をしてくれます。かわいいったらありませんね。この絵本の「いい おかお」はおすまししている顔のようですが、いいおかおには違いありません。赤ちゃんといいおかおやおすましをしていると、私が遊んでもらっているようにさえ感じます。だから必ずぎゅうっと抱きしめた後に、「遊んでくれてありがとう。また遊んでね。」といいます。言葉と表情の触れ合いは、スキンシップ同様に子どもだけでなく大人にも大切なものでは…、と思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい たくましい!  投稿日:2006/10/10
つきよのかいじゅう
つきよのかいじゅう 作・絵: 長 新太
出版社: 佼成出版社
長さんの作品でストーリーのある?絵本に久しぶりに出会った感じです。避けていたわけではありませんが、これはかなり前に出版されています。じっくり読んだのがつい最近なのです。
湖から出ている怪獣の足はおよそ私たちが馴染んでいるシンクロの足とは大違い。むしろ私は親しみを感じるたくましい足です。でもそれよりも「ネッシーみたいな かいじゅうをまっている…」男の方がたくましいのかも。すでに10年も待っていたのですから。
こういうアイディアというか発想は長さんならではですね。笑える自分が好きだなぁ、と身勝手なことを実感しました。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う あすは…!  投稿日:2006/10/09
あすはきっと
あすはきっと 作: ドリス・シュワーリン
絵: ガンダーシーマー

出版社: 童話館出版
センダックの「あなはほるもの おっこちるとこ」を思い出しました。あちらはモノクロですが、細かな子どもが登場して来てその表情も楽しくかわいいです。
英語の原題は『THETOMORROW BOOK』となっていますが、明日に期待を持ち希望をつなげる意味でこれは子どもだけでなく大人も励まされると思いました。新しい友達のページには残念ながら日本人の名前は見当たりません。そして一人一人の表情が似ていますが、それでもみんな笑顔です。生きることを肯定的に捉えてあるから、こちらの気持ちも前向きになります。つい最近入手しました。
定期試験の結果に落ち込んでいる学生のために読んでみようかしら。
見開きの太陽と月がすてきです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 楽しいスクラッチ  投稿日:2006/10/09
くれよんのくろくん
くれよんのくろくん 作・絵: なかや みわ
出版社: 童心社
なかみわさんの作品はどれも人気があるのですね。子どもの心をしっかりキャッチしておられるからだと思います。
ここに 描かれている技法はスクラッチといって大人も小さい頃にやったことがあるのではないでしょうか?色々な色で画面を塗りつぶした後に全面を黒で塗りつぶし割り箸ペンなどで画面を引っかいていく。私も楽しかったです。私はこのスクラッチをする授業で、導入として読み聞かせをしています。花火の絵が完成したところでは「おぉ〜っ!!」という低い歓声が聞かれます。黒と同時に白にも着目させて必ず白も使うように勧めます。削った時に白もしっかり自己主張しますから。

この絵本を読んだ後に親子でスクラッチを楽しんでもいいですね。
参考になりました。 1人

なかなかよいと思う ベビーシューズの冒険  投稿日:2006/10/09
くつくつあるけ
くつくつあるけ 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
一足のベビーシューズが主人公で、どのページにもこれだけが登場します。色々な表情があって、目鼻のついた擬人化された靴でないところがいいと思いました。なんとなく懐かしく素朴な靴。これをはいてよちよち歩く時期は案外短いものです。
いくつになったらこの絵本を理解出来るようになるのでしょうか。時期を逃すと子どもっぽい、と見向きもされなくなるかもしれません。

絵本には見えない赤ちゃんの表情を想像しながら読むのも楽しいのでは。最近は赤ちゃん絵本を見直ししています。子どもにこびない素直でかわいい絵本を整理しています。
参考になりました。 0人

439件中 241 〜 250件目最初のページ 前の10件 23 24 25 26 27 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット