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お父さんがいいです
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投稿日:2006/10/08 |
久しぶりに声に出して学生達の前で読んでみました。絵本の良さは声に出して読んでこそわかるものではないか、と今更ながら実感しました。私が持っているものは学生時代に購入したものでビニールのカバーがついているものです。
子ども達の好きな動物がたくさん登場しますが、決して概念的な絵ではなく、丁寧に描かれています。モノクロだからこそ、1匹1匹が大切に扱われているような気がします。髪の毛をとかすライオンは「エルマーのぼうけん」に出てくるたてがみを三つ編みにしたライオンを思い起こさせてくれした。ぼくと動物達とのひとときの時間は、純粋な子どもの心にかけがいのないものとして入っていくのではないでしょうか?そしてお父さんの対応。これがこのお話しをより豊かにさせていると思いました。きっとこのお父さんも子どもの頃この森で動物達と遊んだのかもしれません。
マリー・ホール・エッツがこの絵本をアメリカで出版してから既に60年以上が経っていますが、これからもずう〜っと読み継がれていってほしい絵本です。
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やっぱりお父さんがいい!
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投稿日:2006/10/08 |
人間にだけできて、動物には出来ないことがあること、それは笑うこと、というのを教えてもらいました。前作「もりのなか」に引き続いてぼくと動物達のおはなしですが、得意なことのうでくらべ、という形でお話が展開していきます。
年をとった象はそのどれに対しても「よろしい、なかなかよろしい」といっています。否定したりマイナスの評価は下していません。こういうのって子どもは安心するのではないでしょうか。そして笑うことに「これがいい」と象はいいます。ぼくの笑っている顔のすてきなこと! 思わず読み手も笑顔になってしまいませんか。何かパワーをもらえるような感じがしました。
『もりのなか』でも思ったのですが、森の木々の幹に描かれているうろが人の耳のようにも見えて、なんだかぼくと動物達の話しをしっかり聞いていてくれているように感じました。そしてやっぱり迎えに来たお父さんがいい!です。
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縦に絵を楽しむ絵本
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投稿日:2006/10/08 |
先日、絵本サークルの学生達がこの絵本の絵を縦につなげて巻物状態にして読み聞かせをしてくれました。絵を巻き上げる者、お話しを読む者に分かれて丁寧に読みました。こんな経験ははじめてです。佐藤さとるさんの「おおきなきがほしい」も絵をつなげると大きな一本の木になりますが、ページをめくるたびに木の上へ上へと登っていきます。これに対して「つきのぼうや」は上から下に下がっていきます。決して早くなく、まるでパラシュートでふわぁりふわりと月の坊やが降りてくるのです。
大事な絵本をこのようにして読むのは邪道かも知れませんが、ページを横にめくるよりもはるかにお話しに合っていて、引き込まれてしまいました。
家庭では出来ない読み方だと思います。お話し会などで工夫されるといいのでは…と思いました。
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絵本を躾けに使わないで!その2
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投稿日:2006/10/07 |
寝かしつける時に読んであげる方が多いようです。「ねんね」の絵本ですものね。
40年近く前に初版された物ですが、全くといっていいほど
古さが感じられません。赤ちゃんの絵本ですから当たり前かもしれませんが、松谷さんのテキストと、瀬川さんの絵が見事にマッチしていて、子育ての教科書のような絵本です。昔触れ合っていた幼稚園の子ども達も、今触れ合っている学生もこのお二人の絵本で育った者が大勢いることでしょう。
私にはたまらない絵本です。
でも、お子さんが寝る前だけにこだわらないで、いつでも読んであげていいのではないでしょうか?子どもは必ず夜には眠るのですから、「ももちゃん、どんな夢をみているのかしら?」などとお話ししながら、経験を深めてもたのしいのではと思います。(出来るだけ絵本をしつけに使わないでほしいのです。)
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まず大人が読んであげたい
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投稿日:2006/10/07 |
ハリーと声楽家(?)のおばさんの根気比べが愉快に展開していくお話です。「どろんこハリー」「やうみべのハリー」「ハリーのセーター」などでお馴染みのハリーがあの手この手を使っておばさんの歌をやめさせようとしたり、変えさせようとしたり…。結局ハリーの行動はこのおばさんを国外追放(海外留学)してしまいました。
なんて楽しいお話なのでしょう!
あとがきに訳者である森先生の言葉が書かれていますが、『この作品は文字を覚え、ひとりで本を読み始めた子ども達のために創られたアメリカの“I Can Rad Book”シリーズの1冊』だそうですが、初めは読んであげたいと思います。
でも子どもの本にこのような心配りがあるアメリカは児童文学と児童図書の先進国だ、と改めて感心しました。
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長さんの絵がいいです
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投稿日:2006/10/06 |
だれからもかわいがられる子猫が、大きくなって奇想天外の旅に出かけ、旅先から手紙を送ります。およそ信じがたい所(太平洋とかアフリカとか月とか)から信じられないこと(たことあやとり、ねずみのほいくえんのせんせい、きしゅとか)をして…。長新太さんの絵が話しに味をつけてとっても面白い!と思いました。
小さな絵本ですが、表紙を見た時に「ころころにゃーん」の猫を思い出しました。手紙が何通も送られているから、中表紙がAIR MAILなのだとわかりました。
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ばばばあちゃんの妹?
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投稿日:2006/10/06 |
有名なばばばあちゃんとは少し違った画風のげんきばあちゃんが主人公です。こんなに元気でたくましいばあちゃんはまるでばばばあちゃんの妹みたいです。お話はトミー・ウンゲラーの「すてきな三にんぐみ」を彷彿とさせますが、機転のきいた,ばあちゃんのお茶目ぶりがかわいらしいと思いました。
げんきばあちゃんが得意げにケーキを掲げている表紙からは想像がつきませんでしたが、これはクリスマスシーズンの話し。そういえば表紙の上下にはツリーとかリースとかが小さく描かれていました。
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結婚のお祝いに添えては?
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投稿日:2006/10/06 |
スモールさん一家の1週間をわかりやすくシンプルに描いてあり、家庭でのお父さんの役割、お母さんの役割、子ども達の仕事などが嫌みなく描かれていますよね。私はこの絵本を結婚を控えた人たちに贈りたいと思いました。子どもの幸せはまず家庭から。理想かどうかは本人達に任せるとして、こんな家庭もいいのではない?と勧めたいなぁ。
ロイス・レンスキーがアメリカで初版を出したのは1951年で私よりほんの少し年上の絵本です。こういった息の長い絵本は読み聞かせをして読み続けてほしいと思います。
絵本はどんなに良いものでも売れなかったら絶版なのだようです。童話館出版さんは絶版になった絵本を再販して下さるありがたい出版社だと思います。
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すばらしい!ベスコフワールド
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投稿日:2006/09/30 |
最近になって、ベスコフにはまりだしました。現実と空想の世界を素直に行き来できるのが一連のベスコフの作品ではないでしょうか。小人なんかいるわけないでしょ!と言い切る方がいるかもしれませんが、こんな小人たちと仲良くなれたらいいな!と思いたいです。
大好きなお母さんの誕生日のプレゼントは、心を込めたかけがえのないものを贈りたいですね。プッテのように。ブルーベリーとこけももを探すのと同時に素晴らしい体験ができたプッテに子ども達は自分を重ねて楽しむと思います。
色々な絵本を見て来ましたが、お話しと絵が片側ページのみに描かれているものははじめてで、とっても新鮮です。
これからもベスコフの世界で不思議で楽しい体験をしたいです。
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歌いながら読む絵本
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投稿日:2006/09/02 |
アメリカのわらべうた、と副題がついていますが、歌に合わせながらページをめくる楽しさを初めて経験しました。図書館の「おはなし会」で絵本サークルの学生が読んだ(歌った?)のですが、子どもたちは身動き一つしないで聞き入っていました。私たちも思わず身体を動かしながら見ました。とってもすてき!でした。覚えやすい歌ですからぜひ歌いながら実践してほしいと思います。(「はらぺこあおむし」のCDの中に入っています。)
きんようびはチキン…きつねが鶏をくわえていて、残酷、と思ったのは私だけのようでした。エリッック・カール氏の絵はどれもが素晴らしいです。
ところで、すいようびはゾープ、「ゾープ」って一体なんなのでしょうか。ご存知の方教えて下さい。
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