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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい 心から平和を願う  投稿日:2006/02/24
世界中のこどもたちが103
世界中のこどもたちが103 作: 平和を作ろう!絵本作家たちのアクション
出版社: 講談社
103人の絵本作家による平和メッセージが「世界中のこどもたちが」の歌にあわせて色とりどり、楽しさいっぱいの絵であふれています。絵を見ただけで作者がわかるかしら?と一つ一つ見ていきましたが、情けないかな、当たったのは13名でした。
この歌は11年くらい前から、授業の開始時に学生達とハーモニィーをつけて歌っています。手話サークルの学生は手を動かしながら歌います。学生達が現場に出てこども達と歌って今では日本中に広まったのではないかしら?とオーバーなことを思っています。とてもいい歌です。
平和を願うだけではなく、少しでもお役に立ちたいと、今年の1月、甲府で開催された『平和コンサート』に出演させていただきました。小さな力が集まって大きな力になることと思います。だからこういう絵本は図書館で借りるのではなく
購入してほしいと思いました。世界の平和のために…。
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自信を持っておすすめしたい 感動する「かがくのとも」  投稿日:2006/02/24
このよで いちばん はやいのは
このよで いちばん はやいのは 作: ロバート・フローマン
絵: あべ 弘士
訳: 天野祐吉

出版社: 福音館書店
あべ弘士さんの絵による「はやさ」を扱ったかがくのともの4月号です。
うさぎはかめよりもはやい。それよりもはやいのはカモシカ。そしてチーター。バショウカジキ、ハリオアマツバメ、しんかんせん、ジェット機…おと、…ひかり…。はやいものが次々と紹介されます。だからはやさ比べのかがくのとも、と思ってしまいますが、最後は…。この結末が素晴らしい。講演会であべさんご自身に読んでいただいたのですが、思わず涙があふれました。
平素大事にしなくてはと、わかっていたはずの「想像力」。
想像力が豊なものとなるには、幼い頃からの様々な経験が必要となります。大人が危険を取り除くのではなくて、子ども自身が察知して回避する力も想像力でしょう。こういうことを言われたり、やられたらいやだと考え、だから自分は嫌だったことを言ったりやったりしないと考えるのも想像力ではないでしょうか?

ドイツに行くには飛行機に乗って約8時間かかりますが、何回も行っていることで、一瞬にして私はドイツの友人の家に行けます。「にんげんはそうぞうりょくのつばさをつかえばいっしゅんのうちにいくことができる」のです。

子ども達の豊かな想像力のねっこを育てるためにも、いい絵本の読み聞かせをたくさんしてあげてほしいと思います。
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自信を持っておすすめしたい 忘れられないとっておきの1冊  投稿日:2006/02/23
ソメコとオニ
ソメコとオニ 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
「ベロ出しチョンマ」(評論社)という斉藤さんの童話集の中におさめられていた1編です。学生時代、幼稚園での実習で、私はこの「ソメコとオニ」を暗記して素話しとして5歳の子ども達の前で緊張しながら語りました。当日を迎えるまでの毎日、家に戻るとお風呂の中でもトイレの中でも「ソメコはい五つだ。ソメコはまいにちタイクツしていた…」とつぶやきながら一生懸命暗記したものです。それから何年かたって絵本として出版されました。私にとっては忘れられないとっておきの1冊です。滝平さんの切り絵も大好きで、このお二人による絵本を集めました。最後の授業で学生に読む『八郎』をはじめ『はなさき山』『もちもちの木』『半日村』などどれも大人になってから出会っているので怖い…という印象はありません。
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自信を持っておすすめしたい 65歳!  投稿日:2006/02/23
かもさんおとおり
かもさんおとおり 作・絵: ロバート・マックロスキー
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
十数年前、マラードさん一家が引っ越しをしたボストンの公園に行ったことがあります。白鳥のボートが浮かんでいて、絵本の通りでした。また、ドイツのいたときは、こういったかもさん親子の行列を何回も目にしました。まさに「かもさんおとおり」でした。でも新聞やニュースで取り上げられることはありません。つまり普通のことなのです。
マラードさん夫婦やこがも達1匹1匹の表情がそれぞれ自己主張していて微笑ましい限りです。アメリカで1941年に出版されていますから、65年間も読み継がれている絵本です。
ハラハラドキドキしたり、嬉しくなったり、ほっとしたりする楽しいお話し、そして絵。大事にしていきたいものです。
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自信を持っておすすめしたい 楽しいぞうの美術館  投稿日:2006/02/19
ババールの美術館
ババールの美術館 作・絵: ロラン・ド・ブリュノフ
訳: せな あいこ

出版社: 評論社
使われなくなった駅舎を美術館にしよう、というところからお話しが始まりますが、登場する絵はどれもが「超」がつくくらい有名な名画のババール(ぞう)バージョンです。
全部で35枚。「ミロのヴィーナス」も「モナリザ」も「天地創造」も「さけび」もすべてぞうになっています。ババールファミリィーの絵に対する感想も興味深いものです。絵画鑑賞が好きな方なら、思わず笑ってしまうのではないかな。風刺でもパロディでもありません。あくまでもババールのお話しの世界での絵なのです。父ジャン・ド・ブリュノフの後を継いだ息子さんならではの絵本だと思いました。
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自信を持っておすすめしたい 動くドールハウスを見ているよう…  投稿日:2006/02/19
おじいさんならできる
おじいさんならできる 作・絵: フィービ・ギルマン
訳: 芦田 ルリ

出版社: 福音館書店
舞台は東欧だそうです。決してお金持ちではない家の息子のヨゼフは素晴らしい家族に囲まれ愛されて成長していきます。大好きなおじいさんが作ってくれたブランケットを相当おおきくなるまで、形を変えて身につけていきます。その間にヨゼフはお兄ちゃんになっています。地下にネズミが住む二階建ての家は人々の行き来があって、動くドールハウスのようです。家の前の通りにも色々な職業の人が行き来しています。小さかったヨゼフの成長の物語、そしてこのお話しの誕生が描かれています。ボタンを諦められないヨゼフにお人形を差し出している妹が健気です。同時に床下のネズミの一家の物語もしあわせな場面でステキだと思います。じっくりと絵を読みたい絵本、の1冊ではないでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい 1970年 250円  投稿日:2006/02/18
やさしいライオン
やさしいライオン 作・絵: やなせ たかし
出版社: フレーベル館
私の持っている「やさしいライオン」は現在発売されているものと表紙が違います。ビニールのカバーがついています。カラースライドミュージカル「やさしいライオン」も上演されたチャリティショーで終了後に購入したものです。ブルブルとムクムクの暖かい関係に最後は涙でした。挿入歌「ブルブルの子守唄」を友達と歌ったことが思い出されます。
1970年10月24日、保育者を目指していたときのことです。
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自信を持っておすすめしたい 子どものお話し 再考  投稿日:2006/02/17
三びきのこぶた
三びきのこぶた 作: (イギリス昔話)
絵: 山田 三郎
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
ずう〜っと前、福音館書店主催(多分)の研修会で伺ったお話です。参加者は自分の持っている「さんびきのこぶた」の絵本を持参するよう指示がありました。この「さんびきのこぶた」が出版されるときだったのかもしれません。
裏表紙を見て下さい。大きな立派な絵のモデルは、おおかみを食べた三番目のこぶたの成長した姿でしょう。その下で可愛いこぶた達が楽しそうにしています。それぞれが手にしているのものはどれも外での遊びというかスポーツに使うものです。このこぶたたちはおじいさんのお陰で、今では安心して外で遊べることを伝えているのだとか。もし三番目の豚が口の周りを血だらけにして正面を向いてオオカミステーキを食べている絵だったら、それは間違いなく残酷です。そうでないこの描写が読み手に安心感を与えているのです……。
う〜む、なるほど。ハッピーエンドだけが子ども向きのお話しではないのだ、ということを確認しました。
「ごめんなさい。もうしません」とあやまって仲良くするだけが子ども向けのお話しではないのです。私たちはずいぶん長い間、だまされていたのかもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい ラララン ロロロン  投稿日:2006/02/17
わたしのワンピース
わたしのワンピース 絵・文: にしまき かやこ
出版社: こぐま社
保育者を目指していた学生時代にこの絵本に出会い、幼稚園では読み聞かせを繰り返しました。でも私の読みかたがヘタッピーだったのでしょう、反応は今ひとつ。それから20年くらい後に教え子が授業で読んでくれました。とても素敵な読み方でした。本人の話しによると、小さい頃お母さんが読んでくれた読み方だとか…。いお母さんに育てられてよかったわね、と話したことが思い出されます。『ラララン ロロロン ランロンロン』がなんともいいのです。今ではまねっこさせてもらっています。
そして何となく女の子向け、といった感はありますが、男性が読んでも中々いいものであることを付け加えます。合宿先での読み聞かせに子どもたちは真剣に見入っていました。
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自信を持っておすすめしたい 丁寧に読んで、じっくり見よう!  投稿日:2006/02/17
おおかみと七ひきのこやぎ
おおかみと七ひきのこやぎ 作: グリム童話
絵: フェリクス・ホフマン
訳: 瀬田 貞二

出版社: 福音館書店
研修会で伺ったお話です。
この有名なお話しはフェリックス・ホフマンによって素晴らしい命を吹き込まれている。見返しページの植物の絵からこの話しは始まっている。時計に隠れて助かった子やぎは最初のページからただ1匹母親を見上げて話しを聞いている。多分おおかみに食べられたのであろうおとうさんヤギが写真として登場している。最後の子やぎ達が寝ている部屋のまどの外の月は父親を象徴している。なぜならドイツ語で月はder Mond(男性名詞)なのである……。なるほど、と何回も頷きながら伺いました。
マンガチックな絵でなくリァリティを実感出来る絵だからこそ、この絵本をじっくりと見入ってお話しの世界に入ることができるのでしょう。したたかなおおかみ、慌てふためく子やぎ達、悲しみにくれる母親、どれにも感情移入ができます。

ところで、子どものときからの疑問があります。はくぼくを
食べたら本当に声がきれいになるのでしょうか?

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