新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

TOP500

こりえ♪

ママ・50代・神奈川県、女の子18歳

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自己紹介
6歳のおてんばな娘と楽しい毎日を過ごしています。
自分が絵本好きな子供だったので、娘にもいろいろな絵本を読んであげたいと思っています。
大人になっても忘れない、大切な絵本とたくさんめぐり合ってくれることを願います。
ひとこと
最近は娘の読み聞かせ以外にも、自分のために絵本を読むことも多くなりました。
絵本を読んで感じるたくさんのことを、いつまでも大切に心に留めておきたいです。
こちらのレビューも大変参考になります。
同じ本を読んでも感想は様々。自分とは違った感想などは特に、新しい発見としてとても興味深く読ませてもらっています。

こりえ♪さんの声

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なかなかよいと思う 意外な結末  投稿日:2009/05/20
星新一ショートショートセレクション(11) ピーターパンの島
星新一ショートショートセレクション(11) ピーターパンの島 作: 星 新一
絵: 和田 誠

出版社: 理論社
星新一さんのショートショートが18作収録されています。
不思議なお話、奇妙なお話、皮肉めいたお話など様々。
意外な結末が、また次の話を楽しみにさせます。

表題作の「ピーターパンの島」。
何だか夢がありそうな雰囲気ですが、これが全く逆。
その結末の残酷さには衝撃を受けます。
でも、よく考えてみるとこのお話のように、みんなと違うことを言ったり、考えたりする人々を排除しようとする動きというのは、昔からどこかしらで行われてきたこと。
その理由はその時々で様々なものがありました。
本当に怖いのは、このお話を残酷だと思えない社会になること。
そんな気がしました。
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自信を持っておすすめしたい 仲間を思う気持ち  投稿日:2009/05/19
穴 作: ルイス・サッカー
訳: 幸田敦子

出版社: 講談社
ひいひいじいさんの代から不運に見舞われている少年スタンリー。
無実の罪で送られた矯正施設で、奇妙な作業をさせられます。
それは、毎日ただただ穴を掘るということ。
数奇な運命を受け入れるしかなかったスタンリーが、不思議な巡り会わせでその運命を変える大逆転劇。
クライマックスに向けた展開はハラハラドキドキさせられますが、最後の最後には言いようのない爽快感を味わうことができます。

長編ですが、その奇妙な世界にいつのまにか引き込まれ、文字の量も全く苦痛になりません。
様々な出来事がだんだんと繋がりあっていく過程は、たまらなく気持ちがいいです。

代々続いた不運をふっとばしたのは、スタンリーの行動だけではなかったような気がします。
仲間を思う気持ち。
仲間のために懸命に頑張ること。
これが運命を変えるきっかけとなった気がしてなりません。
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自信を持っておすすめしたい 意外な事実  投稿日:2009/05/19
アンパンマンたんじょう
アンパンマンたんじょう 原作: やなせ たかし
作画: トムス・エンタテインメント

出版社: フレーベル館
お馴染みのアンパンマンが映像化されてもう20年になります。
アンパンマンが生まれたときのお話を知っている人も、それほど多くないのではないでしょうか。

この絵本はアンパンマンの誕生だけでなく、ばいきんまんの誕生、チーズとの出会いなど、今となっては逆に新鮮さを感じるような内容となっています。
子供はもちろん、大人もその中に意外な事実を見つけることができるかもしれません。
私自身も読みながら、ビックリすることがいくつかありました。

娘はもちろんアンパンマン好きなので夢中でした。
洗われて小さくなってしまったばいきんまんに「かわいー!」とうれしそうな表情も。
うまれたばかりのアンパンマンにも「あかちゃんマンみたい」と興味津々で見ていました。
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なかなかよいと思う 愉快で楽しい公演  投稿日:2009/05/17
王さまどなた?
王さまどなた? 作: 穂高 順也
絵: 深見 春夫

出版社: 岩崎書店
「パンダのパンや」に続く、劇団どうぶつ座の第2回公演。
今回は、王さまを決めることになった森の動物たちのお話です。
穂高さんのユーモアたっぷりのお話と、深見さんの優しい動物たちの絵がピッタリ。
愉快で楽しい本になっています。

おかしな立て札が現れたのをきっかけに、森では王さまを決める戦いが繰り広げられます。
自分が王さまにふさわしいと思ったのは・・・やぎとひつじ。
う〜ん、これはなかなか勝負がつきそうにありませんよね。笑
実際どちらもダメだったのですが、ここでもう一人、自分が王さまだにふさわしいと思う動物が出てきます。
果たしてそれは誰でしょう?
子供と読みながら、本当に王さまにふさわしいのは誰か話し合ってみるのも楽しいかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 生きるということ  投稿日:2009/05/17
ナゲキバト
ナゲキバト 作: ラリー・バークダル
訳: 片岡 しのぶ

出版社: あすなろ書房
両親を事故で亡くしてしまい、祖父のもとで暮らしている少年ハニバル。
祖父との暮らしの中で大切なことを繰り返し学んでいきます。

このお祖父さんの偉大さには、幾度となく感心させられます。
言葉の一つ一つに重みがあり、生きていく上で大切なことをしっかり伝えていく姿。
それはただ単に年の功というだけではありませんでした。
最後の最後に明かされるお祖父さんの過去に、体が震えました。

生きていくうえで失敗や後悔は必ずついてくるもの。
この少年ハニバルも忘れられない過ちを犯し、後悔の気持ちでいっぱいになります。
大切なのはそれをどう受け止め、その後どう生きていくか。
生きるということの大変さ、素晴らしさを感じることのできる素敵な本です。
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自信を持っておすすめしたい 友だち  投稿日:2009/05/17
ドレミ わたしの バイオリン
ドレミ わたしの バイオリン 作: スージー・モーゲンスタン
絵: マリー・ドゥ・サール
訳: 高田万由子

出版社: 講談社
おばあちゃんに連れられて行ったコンサートで、バイオリンの音色に感動した少女。
その後バイオリンを買ってもらい、レッスンに励みます。
挫折を経験しながらも前向きに努力し、大きな喜びを得る姿に、励まされる人は少なくないでしょう。

バイオリンを手にしているときの少女の幸せそうな表情がとても印象的です。
毎日レッスンを共にし、辛いことも一緒に乗り切ってきたそのバイオリンは、もうただの楽器ではなくなっていたのですね。
優しくその友だちに話しかける少女に、ほんわかとした温かい気持ちに。

努力して得るものの大きさを改めて感じることができました。
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自信を持っておすすめしたい おへそって・・・  投稿日:2009/05/17
とくべえとおへそ
とくべえとおへそ 作: 桂 文我
絵: 田島 征彦

出版社: 童心社
釣ったおおうなぎに引っ張られ、着いた先は雲の上。
そこはカミナリ様の世界でした。
落語ならではのテンポのよさ、かけあいの面白さが楽しめる絵本です。

実際こんなところへ行ったらパニックになるところですが、すぐその世界に溶け込むとくべえ。
怖いもの相手の大仕事もなんなくやってのけてしまうその姿は、「じごくのそうべえ」とやはり通じるところがあります。

それにしてもおへそって、こんな扱いされていたのですね。笑
おへそ料理、美味しいのかなぁ・・・
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なかなかよいと思う どんでん返し  投稿日:2009/05/17
星新一YAセレクション(1) 死体ばんざい
星新一YAセレクション(1) 死体ばんざい 作: 星 新一
絵: 和田 誠

出版社: 理論社
星新一さんのショートショートが12作収録されています。
不思議なもの、奇妙なもの、皮肉めいたもの。
いつの間にかその世界に入り込んでしまいます。

表題作の「死体ばんざい」。
なんとも不気味で、敬遠してしまいがちなこのタイトル。
内容は、様々な人たちが死体を欲しがり、手に入れて「ばんざい」と喜ぶというもの。
子供にはちょっと・・・と思ってしまうかもしれません。

個人的には、その奇妙な展開が絶妙のタイミングで繰り返されることに興味津々で、夢中になって読んでしまいました。
最後のどんでん返しはさすが星新一さん、と唸ってしまいそうになります。
冒頭に紹介したようなジャンルが好きな方は是非。
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自信を持っておすすめしたい 知識のワクチン  投稿日:2009/05/16
病気の魔女と薬の魔女
病気の魔女と薬の魔女 作: 岡田 晴恵
出版社: Gakken
新型インフルエンザに立ち向かうかけだしの魔女のお話。
過去の疫病、インフルエンザ、ワクチンのことなどについての勉強もできます。
勉強というとちょっと難しいかな?と思いがちですが、これが全然。
お話を読んでいるうちに予備知識がしっかりと入っていくので、頭に入りやすいのです。

薬の魔女ローズは新型インフルエンザのワクチン作りの為、猛勉強します。
その懸命ぶりに感心させられ、また周りの大人の魔女たちのフォローにも勉強させられます。
ただ教え込むだけでなく、自分で学び、自分で考えることの大切さ。
危機が迫っている状況で、なかなかできることではありません。

魔女の世界もまたこのお話の魅力です。
スケールの大きいその世界には、どんどんひきこまれ、自分もその世界に入り込んでしまいます。

2009年春、今まさに新型インフルエンザが世界を騒がせています。
作者は第3のワクチンとして「知識のワクチン」を唱えています。
新型インフルエンザについての知識は、本物のワクチン同様に人の命を救うこともあるという言葉に、なるほどと感心させられました。
多くの人にこの本を読んでもらい、知識のワクチンを手に入れて欲しいです。
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自信を持っておすすめしたい 相手をおもう気持ち  投稿日:2009/05/16
いぬうえくんとくまざわくん(1) いぬうえくんがやってきた
いぬうえくんとくまざわくん(1) いぬうえくんがやってきた 作・絵: きたやま ようこ
出版社: あかね書房
いぬのいぬうえくんと、くまのくまざわくんは友達になり、一緒に暮らすことに。
それぞれ育ちが違う2人が様々な決まりごとを作り、新しい暮らしをしていこうとするのですが、果たしてうまくいくのでしょうか。

友達どうしのお話なのですが、何だか自分の結婚当初の状況と似ていて感情移入してしまいました。笑
育ってきた環境が違うと、やっぱり自分と違う相手の行動が気になるもの。
人間同士だってそういうことたくさんあるのだから、いぬとくまなら尚更ですよね。

そこで上手にやっていけるかどうかは、相手のことをどれだけ思っているかにかかっているのかもしれません。
お互いが相手を理解し、歩み寄り、ちゃんと話し合うことができる。
そういう関係になれば、ずっと仲良しでいられるのかな。

くまざわくんの最後のけなげさに、心がジーンと震える思いでした。
参考になりました。 2人

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