新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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TOP500

こりえ♪

ママ・50代・神奈川県、女の子18歳

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自己紹介
6歳のおてんばな娘と楽しい毎日を過ごしています。
自分が絵本好きな子供だったので、娘にもいろいろな絵本を読んであげたいと思っています。
大人になっても忘れない、大切な絵本とたくさんめぐり合ってくれることを願います。
ひとこと
最近は娘の読み聞かせ以外にも、自分のために絵本を読むことも多くなりました。
絵本を読んで感じるたくさんのことを、いつまでも大切に心に留めておきたいです。
こちらのレビューも大変参考になります。
同じ本を読んでも感想は様々。自分とは違った感想などは特に、新しい発見としてとても興味深く読ませてもらっています。

こりえ♪さんの声

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なかなかよいと思う どんでん返し  投稿日:2009/05/26
星新一YAセレクション(4) 夜の侵入者
星新一YAセレクション(4) 夜の侵入者 作: 星 新一
絵: 和田 誠

出版社: 理論社
星新一さんのショートショートが16作収録されています。
奇妙な世界、意外な結末。
今まで多くの作品を楽しんできましたが、毎回そのアイデアに驚かされます。

代表作の「夜の侵入者」。
脱走犯が訪れたのは、映画のメーキャップを仕事としている女性の家。
彼女の優れた才能を利用し、犯人は顔を変えようとするのです。
もちろんそんな作戦がうまくいって終わるわけありません。
どんでん返しがスカッと気持ちいい作品です。
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なかなかよいと思う くさをはむー!  投稿日:2009/05/26
くさをはむ
くさをはむ 作・絵: おくはら ゆめ
出版社: 講談社
しまうまの1日を描いた絵本です。
タイトルの通り、くさをはむ姿が多いのですが、中には砂浴びしたり、草を取り合ったり、何もしていなかったり。
のんびりとした光景に癒されます。

絵本の中のしまうまのお母さんのように、娘のほっぺを手でかるくはむようにすると、あら不思議。
しまうまの子と全く同じニッコリ笑顔を見せてくれました。
そして、くさの歌をオリジナルソングとして歌ったら、とっても楽しそうな表情を見せた娘。

見ているときはただじーっと眺めているだけだったのですが、そのあと意外なことが。
ほかにいくつか絵本を読み、食事の支度を始めていた私のところへ来た娘。
いきなり、

「くさをはむー!」

絵本読んでいるときには、一言もしゃべらなかったのに・・・

そのあともぬいぐるみや、うちの犬に向かって、まるで呪文をかけているかのように「くさをはむー!」を連呼していた娘でした。
どうやらちゃんとこの絵本が心に刻まれていたみたいです。
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なかなかよいと思う 自分を変える勇気  投稿日:2009/05/26
顔をなくした少年
顔をなくした少年 作・絵: ルイス・サッカー
出版社: 新風舎
いたずら好きの仲間についていって、おばあさんの杖を奪った少年デーヴィッド。
逃げる間際におばあさんから呪いの言葉をかけられますが、その後相次いで不思議なことが起こります。
少年の不安な気持ちを描いた作品ですが、そこには友情、勇気、思いやりなどの大切さもしっかりとつめこまれています。

誰しもツイテいないと思うことがしばしばあるかと思います。
そんな気持ちが呪いの言葉によってどんどん大きくなっていくデーヴィッド。
正直、呪いを言い訳になかなか行動しない様子にイライラしたりもしました。
でもクライマックスに向け、大切なことに気付き、勇気をふりしぼって自分を変えようとするデーヴィッドの姿に拍手をおくりたくなりました。

話の途中、何度か恐怖をあおるような節があらわれますが、最後の最後にそれが意外な形で現実となる結果に、驚きと感動を味わいました。
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自信を持っておすすめしたい 素敵な魔法  投稿日:2009/05/24
西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ 作: 梨木 香歩
出版社: 小学館
西の魔女。主人公まいのおばあちゃんのことです。
読後、自分も祖母と暮らしていた頃のことを懐かしく思い出しました。

学校に行くことができなくなった中学生の女の子まい。
まいは祖母の家でしばらく暮らすこととなります。
魔女の家系であるというおばあちゃんに、まいは魔女修行をしてもらいます。
それはまず、基礎トレーニングとして精神力を鍛えることから。
田舎での暮らしに心地よさや幸せを感じながらも、揺れ動きやすい感情を抑えきれないまいは、何だか自分を見ているようでした。

おばあちゃんが本当に魔女だったかどうか。
それは読み手の私たちがどう考えるかなのでしょう。
少なくともまいは素敵な魔法を目にしました。
そして私も。
ラストに深い感動を覚えたと共に、読み終えたあとのさわやかな気持ちがとても心地よかったです。
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自信を持っておすすめしたい 元気と勇気  投稿日:2009/05/23
魔女がいっぱい
魔女がいっぱい 作: ロアルド・ダール
絵: クェンティン・ブレイク
訳: 清水 達也 鶴見 敏

出版社: 評論社
魔女の集会を覗き見して、ネズミにされてしまった男の子。
国中の子供たちをネズミにしようとする魔女たちのたくらみに、この男の子はネズミの姿で阻止しようと頑張ります。
ハラハラドキドキの展開が続き、夢中になってしまいます。

魔女と言うと様々な本で様々なタイプがいますが、この本の魔女たちはハッキリ言って怖い。
特に、子供たちは目の敵にされているのでこわさも倍増するのではないでしょうか。
そんな恐ろしい相手に、果敢に立ち向かう男の子。
ネズミの姿のままでも、同じ子供たちを助けたいという気持ちには感心させられます。
また、寿命が短くなってもなお魔女撲滅に力を注ごうとする姿には元気と勇気をもらえます。
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自信を持っておすすめしたい よい魔女  投稿日:2009/05/22
小さい魔女
小さい魔女 作: オトフリート・プロイスラー
絵: ウィニー・ガイラ
訳: 大塚 勇三

出版社: Gakken
先日読んだ「病気の魔女と薬の魔女」という、魔女の世界を描いた作品をとても楽しく読みました。
その作者が魔女好きになったきっかけというのが、この「小さな魔女」。
興味が沸いてきたので手にしました。

若くて(といっても127歳)小さい魔女は、魔女のお祭りワルプルギスの夜に参加して大目玉をくらいます。
来年のワルプルギスの夜に参加するには、「よい魔女」になることが条件。
この小さい魔女は、「よい魔女」を目指して頑張ります。
果たして1年後、彼女はよい魔女になっていることができるのでしょうか。

最初は身勝手で小生意気な小さい魔女にいい印象はなかったのですが、次第にそんな気持ちにも変化が。
困っている人を助ける姿に、だんだん親しみと愛着がわいてきます。
読み手からすると彼女はだんだん「よい魔女」になっていくのです。
ところが最後にどんでん返しが・・・そしてそれを超えるクライマックスが待っています。

子供の頃、魔女に憧れて掃除用具のほうきにまたがり飛び跳ねていたのを思い出しました。笑
それぞれのエピソードは短めなので、子供に読み聞かせするにはもちろん、子供自身が少しずつ自分で読んでいくのにもいいのではないでしょうか。
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なかなかよいと思う かるたが面白い  投稿日:2009/05/22
やさい町どんどん
やさい町どんどん 作: 神沢 利子
絵: スズキ コージ

出版社: 福音館書店
やさいたちが集まったやさいの町。
そこではいつもちょっとしたハプニングやイベントで賑わいます。
皮がむけてつるつる顔の美人になったさといもさん、ぶつぶつにきびで悩むきゅうりの九ちゃん。
やさいそれぞれの特徴を生かした性格付けは絶妙。
あたたかみのあるこの町に、ほのぼのとした気持ちにさせられます。

後半、お正月のお話がありますが、そこの「かるた」が面白いです。
やさい新聞が募集した、やさい町のみんなの作品がかるたに。
それまで読んできたエピソードが面白く歌われたりしています。

のんびりまったりと、やさい町の1年を楽しんでみるのもなかなかよいものです。
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なかなかよいと思う 恐怖のかかし  投稿日:2009/05/21
かかし
かかし 作: ロバート・ウェストール
訳: 金原 瑞人

出版社: 徳間書店
かかしというと、田園などでのんびりたたずみ、ほのぼのとした雰囲気を放っているものというイメージがあります。
でもこのお話のかかしは違います。とっても怖いのです。

母親の再婚相手が気に入らない少年サイモンは、日ごと家族から孤立していきます。
そして増幅する憎しみの気持ち。
そんなサイモンの憎悪が、曰く付きの「かかし」を家に近づけるのでした。
どんどん近づいてくるかかし。
家にやってきたら一体何が・・・じわじわと攻めてくる恐怖を感じます。

新しい父親をなかなか受け入れることのできないサイモンの度重なる嫌がらせ。
その行動は目に余るほどですが、逆にそれがとても痛々しくも感じます。
自分の願いとは裏腹に、家族から敬遠されていく姿。
自業自得とは言い切れない、何ともいえない切なさがあります。

かかしを近づけてきたもの、それは誰もが抱く感情。
私たちにも、違った形でこんなことが起こるのかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 知恵で打ち勝つ痛快さ  投稿日:2009/05/20
おもちゃ屋のクィロー
おもちゃ屋のクィロー 著: ジェームズ・サーバー
絵: 飯野 和好
訳: 上條 由美子

出版社: 福音館書店
次々と町を襲う大食らいの大男ハンダー。
そんな大男におもちゃ屋の小さな男クィローは、ある作戦で追い出しにかかります。
誰にも敵わないと思われた大きな力を、小さなクィローの知恵でこらしめるお話は痛快。
元気と勇気がわいてきます。

町の議員たちの慌てように対し、マイペースなクィロー。
議員たちからは責められますが、誰よりも町のことを考えていたのは、このクィローなんですよね。
本当に町の議員であるべきは誰なのか、町のみんなも読んでいる私たちもちゃんと分かります。
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自信を持っておすすめしたい 成長していく姿  投稿日:2009/05/20
岩波少年文庫 マリアンヌの夢
岩波少年文庫 マリアンヌの夢 作: キャサリン・ストー
訳: 猪熊 葉子

出版社: 岩波書店
自分で描いたものが夢に現れたら、あなたは何を描こうとしますか?

このお話の少女マリアンヌは、病気で寝たきりになってから、ある鉛筆の不思議な力に気付きます。
そこに待っていたのは、決して楽しい夢の世界ではありませんでした。
恐怖と戦いながら成長していく子供の姿に、頑張る力をもらえます。

まだ10歳になったマリアンヌは、ごくごく普通の少女。
ちょっとしたことに喜び、ちょっとしたことに腹を立てます。
その感情がもたらした大きな恐怖。
その恐怖を克服しようと懸命になるうちに、揺れ動きやすい感情を抑えることもできるようになっていくのです。
夢の中の恐怖は現実の世界の病気ともリンクしています。
クライマックスに向けては手に汗にぎる展開となります。
子供たちがこのお話を読んで、何かを克服しようとする勇気を持ててくれたら素敵だと思います。
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