新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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こりえ♪

ママ・50代・神奈川県、女の子18歳

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自己紹介
6歳のおてんばな娘と楽しい毎日を過ごしています。
自分が絵本好きな子供だったので、娘にもいろいろな絵本を読んであげたいと思っています。
大人になっても忘れない、大切な絵本とたくさんめぐり合ってくれることを願います。
ひとこと
最近は娘の読み聞かせ以外にも、自分のために絵本を読むことも多くなりました。
絵本を読んで感じるたくさんのことを、いつまでも大切に心に留めておきたいです。
こちらのレビューも大変参考になります。
同じ本を読んでも感想は様々。自分とは違った感想などは特に、新しい発見としてとても興味深く読ませてもらっています。

こりえ♪さんの声

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自信を持っておすすめしたい   投稿日:2009/05/03
講談社青い鳥文庫 おーいでてこーい ショートショート傑作選
講談社青い鳥文庫  おーいでてこーい ショートショート傑作選 作: 星 新一
絵: あきやま ただし

出版社: 講談社
ショートショートの神様、星新一さんの傑作が14作収録されています。
全体を通してどれも奇妙なお話なのですが、ラストはゾッとするような恐怖を感じるもの、ジーンと感動するものなど様々。
どれも短いお話なので読みやすいです。

本のタイトルにもなっている「おーいでてこーい」。
底なしの穴にあらゆるものを捨てる人間たち。
いらないもの、汚いものはすべて穴の中に投げ込み、都会がきれいになったと思ったら、思わぬどんでん返しが待っています。

この作品、1992年にテレビの「世にも奇妙な物語」に「穴」というタイトルでドラマ化されています。
この「世にも―」シリーズが好きで放送は必ずチェックしているちょっとしたマニアな私なのですが(笑)、この作品はかなり衝撃的で、ずっと覚えています。
テレビでは分かりやすくするためにいろいろ説明臭かったりするのですが、この原作はスッキリしている分、あとからジワジワと怖さがこみ上げてきます。

ゴミ問題を風刺しているように思えるのですが、星さんがこの作品を書かれた当時はまだそれほどゴミ処理問題が深刻ではなかったとのこと。
とすると、他の作品にあるような未来図ももしかしたら近い将来現実になるのかも・・・
そう思うと、それぞれの作品がちょっと怖さを増してきます。
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なかなかよいと思う いつしか愛着が  投稿日:2009/05/03
目をさませトラゴロウ
目をさませトラゴロウ 作: 小沢正
絵: 井上 洋介

出版社: 理論社
山の竹やぶに住むトラノ・トラゴロウのお話が全部で7つ。
どれもユーモアたっぷりで、大人でも楽しむことができます。

めんどくさがりで、食いしん坊なトラゴロウ。
動物や人間をあっという間にペロリとたいらげてしまう姿に、ちょっと引いてしまったのですが、読み進めていくうちに気持ちの変化が。
間違えてばくだんを抱えているダチョウを助けたり、自分によく似たトラを助けてあげたり、その懸命な姿にいつしか愛着がわいていきました。

本のタイトルにもなっている「目をさませトラゴロウ」は、本の3分の1ほどをしめるちょっと長めのお話です。
でも気付くと夢中になっていっき読みしてしまいました。
うさぎやトラゴロウと同じくすっかり騙されてしまっていた私。
最後の<まちがかわる日のうた>には、動物たちの本音がこめられているようで、シミジミとしてしまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 幸せになれる答え  投稿日:2009/05/02
いつまでも
いつまでも 作・絵: アンナ・ピンヤタロ
訳: たわらまち

出版社: 主婦の友社
「おかあさんは いつまで ぼくのことすき?」
母の愛情を確かめたいクマの子オリに、お母さんは「いつまでもよ」と答えます。
そして、その「いつまでも」がどんな感じなのか、様々な言葉で優しくオリに伝えるのです。

お母さんの「いつまでも」は、ロマンチックでとても温かいです。
読んでいると、これだけたくさん素敵な言葉を見つけるお母さんに感心してしまいます。
子供はお母さんにいろんなことを自分が満足するまで何度も聞くものです。
娘が何かを聞いてきたときに、こんなふうに幸せになれる答えを伝えられたらなと思いました。

親子の愛にあふれている絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 娘と同じ  投稿日:2009/05/02
ブルッキーのひつじ
ブルッキーのひつじ 作・絵: M.B.ゴフスタイン
訳: 谷川 俊太郎

出版社: ジー・シー・プレス
小さな絵本に大きな愛がつまっています。
女の子とひつじの心温まるお話ですが、お母さんは我が子とのことを重ねて感慨深くなるのではないでしょうか。
私もその一人でした。

子育てをしている中で、子供が自分の思い通りに行動しないと、ガッカリしたり怒ってしまったりすること、少しはあると思います。
そんなときに読んでもらいたい絵本です。
子供に何かを押し付けるよりも、子供のよさを見つけ伸ばしてあげることが大切だと思うようになるのではないでしょうか。

娘は一緒に遊んでいてとてもうれしい気分になると、「ママのこと好きー」と抱きついてくることがあります。
お話の中、ひつじがブルッキーに「めえめえめえ」といって寄り添う場面がありますが、何を言ったのかしっかりと伝わってきました。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う キラリとキララ  投稿日:2009/05/02
アンパンマンとふたごのほし
アンパンマンとふたごのほし 作・絵: やなせ たかし
出版社: フレーベル館
ふたごの女の子、キラリとキララのお話です。
いもうとキララを探していたキラリは、ギラリという黒い女の子と会いますが、それはばいきんまんに姿を変えられていたキララでした。

お話が次から次へと早く展開していくので、娘は多分内容が理解しきれなかったように思います。
それでもアンパンマンパワーなのでしょうか。
知っているキャラクターを見ているだけで楽しんでいるようでした。
毎回SLマンが登場すると「これのるー」とお話そっちのけになるのですが、キラリとキララが無事に空へ帰るときには、ちゃんと一緒に手をふっていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 思い出しながら  投稿日:2009/05/01
でんしゃはうたう
でんしゃはうたう 作: 三宮 麻由子
絵: みねお みつ

出版社: 福音館書店
電車が来るとき、乗っているとき、いろいろな音を出しますよね。
そんな音を「でんしゃのうた」のように楽しむことができる絵本です。

先日、このお話の男の子のように電車の一番前に乗って、運転席やいつまでも続く線路を眺めたりしました。
ちょうどその光景と同じ場面が何度も出たので、娘も思い出しながら楽しんでいたようでした。
この電車の音、ちゃーんと読もうとするとこれがなかなか難しい。
でもちょっとくらい間違ったって雰囲気の方が大事!
と、ところどころ適当になりながらも雰囲気を出しながら読んでみました。
何だか自分が電車になったみたいで、読んでいても楽しかったです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 昨日の敵は今日の友  投稿日:2009/05/01
ルドルフといくねこくるねこ
ルドルフといくねこくるねこ 作: 斉藤 洋
絵: 杉浦 範茂

出版社: 講談社
ルドルフとイッパイアッテナのお話第3弾です。
今回も仲間たちとの楽しいやりとりがてんこ盛り。
イッパイアッテナの登場が少し少なかったのが残念でしたが、それでもまた新しい仲間が増え、ねこの世界を充分楽しむことができました。

第1弾ではデビルとの戦い、第2弾では故郷への帰省が一番の見せ場でしたが、今回はまた新たなる敵との戦いが見ものです。
それはあのデビルとの戦いを思い出すような緊張感。
ハラハラドキドキしました。

3作通して見ると、いい意味で「昨日の敵は今日の友」になっています。
「人類みなきょうだい」ではないですけど、同じ動物同士分かり合えればみんな仲良くできるんだなと感心します。
人間も見習わなくちゃですね。

4作目は出ていないようですが、出るとすると今度はあの動物が味方になるのかな??
是非読んでみたいです。
ルドルフ、早く書いてくれないかな〜笑
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自信を持っておすすめしたい 懐かしい  投稿日:2009/04/30
さよなら さんかく
さよなら さんかく 作・絵: 安野 光雅
出版社: 講談社
さよならさんかく またきてしかく
懐かしいわらべうたに、子供の頃のことをいろいろ思い出しました。
この絵本、最後まで進んだら今度は逆さまにしてまた戻るのですね。
とてもユニークで面白いです。

読んでいて何だか昔歌っているものと違うような気がしました。
が、あとがきを見て納得!
地方ごとに様々なのですね。
いろいろな地方のものを読んでいくと・・・あった!
そうそう、最後は「ひかるはおやじの・・・・」でした。
それにしても面白いものがいっぱいありました。
大人になると外ではちょっと歌えないものが結構ありますね。笑
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい りんごの木と共に  投稿日:2009/04/29
りんごのおじさん
りんごのおじさん 作: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる

出版社: ハッピーオウル社
農薬を使わないおいしいりんごを作ることで評判のおじさん。
りんごの木と共に、何年にも続く苦労を乗り越えたおじさんの、実話をもとに描かれた絵本です。

絵本で読むとあっという間においしいりんごにたどり着きますが、実際りんごが実るまでには10年近くかかっています。
その10年、諦めることなく、試行錯誤を繰り返しながら努力し続けるおじさんの姿に心打たれます。
ここまで頑張ることができるのは、りんごを食べる人たち、そしてりんごの木そのものを愛してやまなかったからでしょう。

愛情がたっぷり注がれたりんご。
おじさんのあふれる笑顔を見ると、りんごのおいしさに少し触れたような気がしました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 大きな鉢  投稿日:2009/04/29
鉢かづき
鉢かづき 作: あまん きみこ
絵: 狩野 富貴子

出版社: ポプラ社
母が死ぬ前にかぶせてくれた大きな鉢。
この鉢と共に、姫は苦労を重ね、やがて幸せを掴むこととなります。
御伽草紙のお話で、シンデレラの日本版とも言われている作品です。

継母の意地悪、だまされる実父、女同士の争いなど、世界中の昔話によくある展開です。
けれどもこのお話の特徴といったら、なんと言ってもこの大きな鉢。
取ろうにも取れないこの大きな鉢が取れるタイミングの絶妙さ、そして取れたときの姫の美しさ。
気付くとその世界に引き込まれています。

気になっていた実父とも最後には分かり合うことができ、安らかな気持ちでお話を読み終えることができました。
参考になりました。 0人

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