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ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

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さふぁいあ。

ママ・50代・愛知県

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自己紹介
絵を描くことが好きな主婦です。
ひとこと
子供のために読み聞かせをしているというよりも、私自身が絵本が好きです。
自分好みの絵本を探すだけでなく、
子供の反応の良さそうな絵本を探すのにも絵本ナビは欠かせません。
私の出会った絵本の中でも、印象に残った本や子供の反応の良かった本の感想を書いています。感想には私(親)の意見だけではなく、できるだけ子供の反応を書くようにしたいと思っています。
私の感想も誰かの役に立っているかもしれないと思うとちょっと幸せな気分です。
色々な絵本に出会えるこのサイトが大好きです。

さふぁいあ。さんの声

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自信を持っておすすめしたい 表現するということ  投稿日:2011/07/28
絵くんとことばくん
絵くんとことばくん 作: 天野祐吉
絵: 大槻あかね

出版社: 福音館書店
おこづかいをアップしてもらうために
ポスターを作ってお母さんに訴える作戦を
4年生の主人公は思いつきました。

そこから”言葉”と”絵”の双方が
知恵を絞って目的を達成するためのポスター作り
が始まります。

楽しかったです。
私はすごく楽しめました。

視覚的に訴えたり、
ひねりのきいたキャッチコピーだったり
絵と言葉の両方が合わさると
伝えたいことを、より効果的に伝えられるということが
楽しく学べます。

3年生の息子は「よくわかんない」と言っていましたが…
おこづかいUPのポスター案が16枚も出てきます。
伝えたいことは1つなのにいろんな伝え方があることを
5年生の娘は感心してました。
夏休みのポスターを描く時の参考になりそうな絵本です。
・・・というか
『参考にして描いて欲しい』と期待してしまう絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 地獄が地獄でなくなった  投稿日:2011/07/15
じごくのラーメンや
じごくのラーメンや 作: 苅田 澄子
絵: 西村 繁男

出版社: 教育画劇
息子にすすめられて読みました。

「美味しいものが何にもない地獄なんか嫌いだ〜」と言う
地獄に落とされた人間たち。
えんま様は天国に負けてなるものかと特性激辛ラーメンを作ります。
しかも
”ぜんぶ食べたら天国へ行ける”ご褒美付き・・・

大人気のから〜いラーメンを食べきる者が現れて、
(口の周りは、かなりヒリヒリしていそうですが)
地獄の様子は変わり
「地獄大好き」に変わってしまうのが面白い。
天国の京なまりで話す仏様たちは、
地獄のすべての囚人を救ってしまったのですね〜

えんま様完敗
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 自分で感じる  投稿日:2011/07/14
いそっぷのおはなし
いそっぷのおはなし 絵: 降矢 なな
再話: 木坂 涼

出版社: グランまま社
9この短いお話が一冊になっています。

息子が知っているお話もありましたが
知らないお話もありました。

たとえば知らなかった『うしとかえる』。
かえるのあかあさんが”はれつ”でおしまい。
息子は「えっ」と言ってページが飛んでいないか確認していました。

絵にも引き込まれていました。
オオカミが見開きいっぱいに書かれた、文字の無いページでは
「えっ食べられたの!?」とページから目を離さずに
つぶやいていました。
一つのお話がとても短いですが
表情も豊かで楽しく、迫力もある絵からも
お話を膨らませているようでした。

教訓部分は直接書かれていませんが
知っているお話も多かったですし、なんとなく伝わります。
なんとなく伝わるのがちょうどイイ感じだと思いました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい そこまで増える!?  投稿日:2011/06/23
1つぶのおこめ
1つぶのおこめ 作・絵: デミ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
よくばりで偉ぶっている王様を、賢い村娘がギャフンと言わせるお話です。

最初は興味を示さなかった息子ですが
横で声を出して読んでいると、覗きこんできました。
そして気にいったようで、図書館で借りている間、
毎日のように読んで欲しいと言われました。

娘は王様から初日に1粒のお米をもらいます。
翌日には2粒、3日目には4粒と、前日の2倍ずつ30日間もらい続けるのですが、増え方がスゴイ!
お米を届けに来る動物たちも素敵です。
毎日違う動物が登場するので息子も喜んで見ていました。
金色が沢山使われたインド風の絵も魅力的です。

ただ、”ひもじい”の意味を息子が分からなかったようで、
3年生なので2倍になるところは十分理解して楽しめたのですが、
村の人がどう困っていたのかは理解できていなかったらしいです。
ひもじいって普段使わない言葉だなと気づかされました。
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なかなかよいと思う 人のいとなみ  投稿日:2011/06/23
あなたのいえわたしのいえ
あなたのいえわたしのいえ 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
表情のカワイイ分かりやすい絵です。
どうして家が必要なのかを伝えてくれます。

家がなくても困らない?
雨がふったら?、太陽に照りつけられたら?
そこで屋根が必要になります。

では、風がふいたら?


このようにして
最初は運動会のテントのようだったものが
犬小屋のようになり、
戸締りが付き、必要に応じたスペースが作られ、
人のいとなみに合わせて、便利になっていきます。

10歳の娘が妙に感心していました。
8歳の息子は快適な家と同時に家族が増えていくのを楽しそうに見ていました。

”家は暮らすのに便利な道具の集まり”
私もはっとさせられました。
日本ではだれでも家に住んでいて当たり前のように思ってしまうけれど、
震災のあった今だからこそ、ちょっと切なくなりました。
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なかなかよいと思う 韓国でも正義は勝つ  投稿日:2011/06/22
ヘチとかいぶつ
ヘチとかいぶつ 作: チョン・ハソプ
絵: ハン ビョンホ
訳: おおたけ きよみ

出版社: アートン
私が絵を気にいってこの絵本を読みました。

ヘチの説明がお話の後に書かれていました。
ヘチは韓国の想像上の動物で
正しいことと誤ったことを分けると言われているそうです。

ヘチが正義の角で、いたずら好きの怪物たちをこらしめるお話です。
怪物がしたいたずらは太陽を盗んで4つに分けて・・・

絵本の中のヘチは日本の神社で見かける狛犬のような姿です。
怪物の姿はどこか憎めない雰囲気があります。

息子は”正義は勝つ”というようなお話が安心できるのか?
自分がいたずら者の怪物に共感できるのか?
このお話を気にいっています。
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自信を持っておすすめしたい 心まであたたかくなります  投稿日:2011/05/30
おはなしのもうふ
おはなしのもうふ 作: フェリーダ・ウルフ ハリエット・メイ・サヴィッツ
絵: エレナ・オドリオゾーラ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
雪深い村の子どもたちは毛糸のもうふに座って
ザラおばあちゃんのお話を聞くのが大好き。
ザラおばあちゃんは1人の子どものくつの穴を見つけて
靴下を編んであげることを思いつきますが、
新しい毛糸を持っていませんでした。
「どんな場合でも、探せば 答えが見つかるものさ
 ちょこっと 考えてみようかね」・・・


こけしが並んでいるような表紙。
床の温かそうな美しいパッチワーク柄!!
表紙で選んだ絵本ですが、お話も温かく美しい!

ザラおばあちゃんはプレゼントを贈る相手の必要な物を
こっそり準備し、こっそり届ける。
みんな幸せになっていく。
編み物名人で、サンタさんのようなザラおばあちゃん。
村の人たちも優しい。
思いやりの気持ちがたっぷりつまったお話です。

途中、おはなしもうふが小さくなってしまい
子どもたちが窮屈そうにくっつき合っているページがあります。
最後、おはなしもうふが新しくなった時も
子どもたちはくっつき合っているように見えるので
娘は「もっと広がってもいいのにね〜」と言っていました。
でも、私はそのくっつき合っている様子が
とっても子どもらしいと感じました。
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自信を持っておすすめしたい 家出した犬  投稿日:2011/05/30
チャッピィの家
チャッピィの家 作: いまい あやの
出版社: BL出版
絵に惹かれて手にしました。

チャッピィは飼い主がかまってくれなくなり、
淋しくなって家出します。
でも森でも、街でも、贅沢させてくれるお屋敷でも
チャッピィは幸せにはなれません・・・

くりんとした目のチャッピィが自分の犬小屋をもって
後ろ足で立っている姿がかわいいです。
よく見るといつも小鳥がそばにいます。友達かな?
最後はチャッピィが一番いたい場所に落ち着きます。

我が家に犬はいませんが、『子どもにチャッピィのような
淋しい思いをさせないようにしなくっちゃ』と
思ってしましました。
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自信を持っておすすめしたい 満たされたおおかみ?  投稿日:2011/05/29
オオカミだって…!
オオカミだって…! 作: ベッキーブルーム
絵: パスカル・ビエ
訳: 中井 貴惠

出版社: あかね書房
はらぺこのオオカミが 襲いかかった動物は読書中。
邪険と思える反応のウシ・ブタ・アヒルの言う言葉に
素直に耳をかすオオカミ。

”字が読めない。 勉強しなくては…”

腹ペコなのに学校に通い
猛勉強してトップの成績を収め、
図書館の本をよみあさり、
自ら購入した本を熟読する!!
とっても素直で努力家なオオカミなんです。

オオカミの努力は報われます。
腹ペコなのはどうなったのかな〜?と
気になりましたが、
お話の最後には、充実した時をすごすオオカミが描かれています。
素直に人の言葉が聞ける人は変われるんですね〜。

ウシ・ブタ・アヒルは、最初は”字が読めるからって
お高くとまったイヤなヤツ”といった印象でしたが、
本当に”後半は、本に夢中になっている3匹なんだな〜”と
単純に思わせてくれました。
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自信を持っておすすめしたい 介護  投稿日:2011/05/27
とっときのとっかえっこ
とっときのとっかえっこ 作: サリー・ウィットマン
絵: カレン・ガンダーシーマー
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 童話館出版
何をとっかえっこするんだろう?
そう思いながら読み進めると、
だんだん内容が理解できてきて、
ちょっと重たいものを感じました。
”介護”です。

とっても大切なこと。

ネリーは自分が小さく手のかかるころ、愛情持って
お隣さんにしてもらったことを
今度は年を重ね、生活に手助けが必要になった時
お隣さんに同じように当たり前にしています。
とてもあたたかな関係です。
しかも楽しそう。

受けた分、与えられる人に育っているネリー。
理想的だなぁとしみじみしました。
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